日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

企業・商品ニュース

六花酒造㈱『純米吟醸 じょっぱり AKINORI』

「奇跡のりんご」木村氏の米を使用した純米吟醸を発売=六花酒造

 六花酒造㈱(北村裕志社長、青森県弘前市)はこのほど、『純米吟醸 じょっぱり AKINORI』(500ml、写真)を数量限定で発売した。  「奇跡のりんご」の栽培に成功した木村秋則氏の無農薬・無施肥という自然栽培で育てた米の酒。青森県の米、酵母、種麹と水にこだわり、汲水歩合と低温での発酵管理に気遣いし、モロミの中でのアルコール調整により16度に抑えた。1本5000円(税別)、化粧箱入り。

クボタ・自動運転農機「アグリロボ田植機NW8SA」

業界初、自動運転農機「アグリロボ田植機NW8SA」を発売=クボタ

 ㈱クボタ(北尾裕一社長)は、これまでGPS搭載農機「ファームパイロット(Farm Pilot)」シリーズの製品ラインナップを拡充してきたが、業界初の自動運転農機「アグリロボ田植機NW8SA」〔写真〕を今年10月発売する。  アグリロボ田植機の登場により、すでに販売しているトラクタ・コンバインとともに、稲作の主要な農機3機種で自動運転が可能となる。同社では「自動運転農機による一貫作業体系の実現に向けて、今後もICTやロボット農機の開発を推進し、日本農業の課題解決に努めていく」とコメントしている。無人仕様625万円、有人仕様575万円(いずれも税抜)。  製品の主な特長は別枠の通り。 ...

中国・光明食品へ植物工場を納入=三菱ケミカル

 三菱ケミカル㈱(和賀昌之社長)は、光明食品集団上海五四有限公司(中国・上海市)との間で、中国初となるキュウリの栽培システムを含む、中国最大規模の人工光太陽光併用型野菜栽培システムの納入について合意したと発表した。今回納入されるシステムは、三菱ケミカル子会社の三菱ケミカルアグリドリーム㈱が開発した植物工場で、育苗までを人工光で行い、それ以降は太陽光を利用して生産を行う併用型で、通年での収穫が可能であること、節水型であること、肥料の適切な使用が可能となることなどが特長。同社の中国子会社が納入する。  近年、中国市場では、新鮮でおいしく、安心・安全な食材への関心が急速に高まりを見せており、また食...

雪印メグミルク㈱『乳酸菌ヘルベヨーグルト ドリンクタイプ』

「目や鼻の不快感を緩和する」機能性表示食品ヨーグルト発売、CM放映=雪印メグ

 雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は、機能性表示食品『乳酸菌ヘルベヨーグルト ドリンクタイプ』を今月21日に発売する。100g、希望小売価格120円(税別)。  同商品は、ヨーグルトで初めて「ハウスダストやダニによる目や鼻の不快感を緩和する」機能が確認された機能性表示食品。同社によれば、「乳酸菌ヘルベ」入りのドリンクヨーグルトを12週間摂取したところ、目や鼻の不快感が有意に改善したほか、くしゃみの回数も有意に減少することが確認されたという。商品の発売にあたり25日から全国でTV―CMを全国で放送する。今回も、『恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト』シリーズにも出演している...

スマートグラスを活用、農業分野での遠隔指導の実証実験を開始=NTTドコモ等

 高知県立農業担い手育成センターと㈱エレパ、㈱ソフテック、㈱NTTドコモ四国支社は、高知県IoT推進事業費補助金(Society5.0推進型)を活用し、担い手育成センターにおいて、スマートグラス(=さまざまなセンサーや通信機能を持ちメガネをかける要領で装着して使用するウェアラブルデバイス)を用いた農業分野における遠隔指導の実現に向けた実証実験を今月17日から開始する。スマートグラスを活用し、担い手育成センター研修生の視野を遠隔地にいる研修実証担当職員へ映像伝送することで、遠隔指導を仮想対面で行う。スマートグラスを使用する研修生は、職員が遠隔地から配信したマニュアルをスマートグラスの視野映像に重...

フードロス削減へエキナカ店舗初の実証実験を開始=JR東日本スタートアップ等

 JR東日本スタートアップ㈱は、フードロス削減を目指し、㈱鉄道会館とフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営する㈱コークッキングと、タイアップした実証実験を開始する。  今月14日から東京駅改札内のエキナカ商業施設「グランスタ」などのエキナカ店舗の営業終了後に、まだ食べられる食品を駅で働く従業員(約8400人)に販売することで、フードロスを削減する新しい〝エキナカ食品エコシステム〟の構築を目指す。2月14日にかけて実施する。

西日本シティ銀行と日本公庫がえのきたけ生産・販売会社に協調融資

 西日本シティ銀行(谷川浩道頭取)は、地元を支える地域農業の担い手を金融面から支援することを目的に、えのきたけの生産・販売を行っている㈱加藤えのき(宮崎県宮崎市、加藤修一郎代表取締役)に対して、日本政策金融公庫農林水産事業と連携し協調融資を行った。  融資は、えのきたけ種菌液体培養施設の建設に充てられる。新規の培養施設建設・稼働により、従来のおが粉等を利用した培養から液体培養に変更することで、えのきたけの培養期間の短縮(従来22日→19日)が図られ、生産効率の改善と生産量増加が見込まれるという。  加藤えのきは、九州のえのきたけ生産シェア約2割を占めている。

農林中金とNZAMがESGテーマ型J―REIT運用商品を開発・投資

 農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は、グループ会社である農林中金全共連アセットマネジメント㈱(=NZAM、吉田一生代表取締役社長)とともに、国内初となる、銘柄選定プロセスにGRESB(*1)リアルエステイトを活用したJ―REIT(*2)に特化した運用商品を共同で開発、農林中金から100億円の投資を行った。8日発表した。   J―REIT市場と国内不動産市場の成長に伴い、近年、ESGに対する取組みの重要性が高まっている。こうしたことを背景に、農林中金とNZAMは、不動産投資における主要なESG指標であるGRESBを活用し、グローバル基準で高い評価を得たJ―REITを選別、独自の分析モデルも...

クミアイ化学工業㈱・新規水稲用一発処理除草剤ベッカクジャンボ

エフィーダ含有の新規水稲用除草剤4製品を販売=クミアイ化学

 クミアイ化学工業㈱(小池好智社長)は6日、「エフィーダ(一般名=フェンキノトリオン)」を含有した新規水稲用一発処理除草剤ベッカクジャンボ〔写真〕、プライオリティ1キロ粒剤、プライオリティ豆つぶ250、プライオリティジャンボの4製品の販売を開始した。特にベッカク剤は同社の水稲除草剤フェノキサスルホン及びピリミスルファンと混合した3成分剤で幅広い草種に対して、安定して優れた効果を示す。プライオリティ剤はトリアファモンと混合した2成分剤で特別栽培等での成分数低減に貢献できる。  エフィーダは同社とJA全農が共同して開発した新規除草剤。広葉雑草、カヤツリグサ科雑草や問題となっているスルホニルウ...

「ソフトバンク宮崎国富ソーラーパーク」が運転開始=JA三井リース、SBエナジー

 JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役社長執行役員)と、ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー㈱(三輪茂基代表取締役社長)は、宮崎県東諸県郡国富町で大規模太陽光(メガソーラー)発電所「ソフトバンク宮崎国富ソーラーパーク」の営業運転を、1月6日から開始した。  ソフトバンク宮崎国富ソーラーパークは、宮崎県東諸県郡国富町の約46万6000㎡(約46・6ha)の私有地に所在し、出力規模は約2万2400kW(約22・4MW)、年間予想発電量は一般家庭7410世帯分の年間電力消費量に相当する約2667万7000kWh/年の発電を行うメガソーラー発電所。JA三井リースとSBエナジ...

共栄火災がアフリカのマリ共和国難民キャンプへ支援物資

 共栄火災海上保険㈱(助川龍二社長)は、毎年国際貢献活動の一環として西アフリカ・マリ共和国の難民支援を目的に「クリスマス・チャリティ」と称して同社の社員から物品を集め支援物資を贈っている。昨年も11月1日から12月13日にかけて実施した。今回で27回目。今回も同社のOB・OG約1000名が所属する共栄旧友会も活動に加わった。  昨年12月19日、集められた1万2596点(段ボール箱455箱分)の寄贈品を仕分ける作業を実施、大勢の社員らが輸送のための仕分け、梱包作業を行った。集まった物資は、衣料品1万641点、文房具・生活雑貨・おもちゃ・医薬品1955点。輸送費も社員が募金し80万3136円と...

ヤンマーが組織再編

 ヤンマーホールディングス㈱は今年4月1日付で同社100%子会社であるヤンマー㈱を会社分割し、組織再編を実施する。  ヤンマーは「ヤンマーパワーテクノロジー㈱」に社名変更し、引き続きエンジン事業を管轄、ヤンマーの部品サービス機能部門は「ヤンマーグローバルCS㈱」として、コーポレート機能部門は「ヤンマーグローバルエキスパート㈱」としてそれぞれ分社化し、新たな組織体制で運営する方針。

門型1・5Wayドライブスルー洗車機の新機種を発売=ダイフクプラスモア

門型1・5Wayドライブスルー洗車機の新機種を来2月発売=ダイフクプラスモア

 ㈱ダイフクプラスモア(西村章彦代表取締役社長)は来年2月、門型1・5Wayドライブスルー洗車機の新機種「ファブリカNEO」(=写真、スタンダードモデル、メーカー小売希望価格1030万円)、「アヴァンテNEO」(メーカー小売希望価格975万円)をそれぞれ販売する。同社としては約4年半ぶりの新モデルで従来モデルの様々な特徴はそのままに、静音スポンジブラシ、高密度ガラス系コーティング、洗車レコーダーを搭載するなど新たな機能を追加した。両機種合計で年間500台の販売を目指す(価格は税抜)。  新モデルは、鮮やかなブルーとグレーの2色をスパイラル状に配色した新スポンジブラシ「マシェルNEO」を採用、...

土谷製作所など5者が連携、5GとAI技術による個体管理システムの実証実験を開始

 ㈱土谷製作所、㈱構研エンジニアリング、国立大学法人帯広畜産大学、東京理科大学、㈱NTTドコモ北海道支社は、AI技術を用いた「乳用牛の個体管理システム」の開発をめざして、実証実験を開始した。実証実験は、帯広畜産大畜産フィールド科学センター内牛舎で2021年12月末日まで行われる予定。  具体的には、乳用牛撮影ボックスと牛舎カメラシステム〔土谷製作所〕で撮影した画像を、データサーバ〔構研エンジ〕に通信回線でアップロード〔ドコモ〕し、その画像データを乳用牛画像の解析処理技術〔東京理科大学工学部情報工学科谷口研究室〕で個体識別するとともに、牛舎内での行動を時系列にデータベースに蓄積。これを乳牛の健...

中国大手イーコマース内に日本全国の日本酒を販売する「京東日本酒館」を新設

 日本貿易振興機構(JETRO)は、中国大手イーコマース(EC)の京東(JD.com)と、京東からの出資を受ける唯一の日本法人である㈱フランクジャパンと連携し、JD.com内で全国の日本酒を販売する「京東日本酒館」を20日にオープンした。  同店はJETROの「JapanMall事業」の一環として、全国の日本酒の中国EC市場開拓を目的に開設したもの。JD.comが特定の国と品目を結び付けた販売プラットフォームを新設するのは初めて。JETROはフランクジャパンとともに「京東日本酒館」の全体プロデュースを行うほか、商品の発掘と販促プロモーションをサポートする。JD.comは販売プラットフォームの...

県オリジナル水稲品種の名称を「福乃香」に決定=福島

 福島県は、今年5月に県の奨励品種に採用した酒造好適米「福島酒50号」の品種名称を『福乃香』と決定、23日発表した。県内外から応募があった1243点の候補の中から選んだ。内堀雅雄知事は「福島オリジナルの香り高いお酒となるお米の特性を表し、お酒を召し上がる方、お酒やお米をつくる全ての方々に〝福〟が訪れるようにとの思いが込められた名称を選定した」と述べた。

水稲用新規殺虫剤「リディア箱粒剤」

水稲用新規殺虫剤「リディア箱粒剤」を来1月発売=Meiji Seikaファルマ

 Meiji Seikaファルマ㈱(小林大吉郎代表取締役社長、以下Meiji)は、2020年1月6日より今年6月に農薬登録を取得した新規水稲用育苗箱専用殺虫剤「リディア箱粒剤」を発売する。  「リディア箱粒剤」はMeijiが開発した新規殺虫成分「フルピリミン」を有効成分とする殺虫剤。フルピリミンは、新規の作用性を有しており、水稲初期害虫、ウンカ類、チョウ目害虫に高い殺虫効果を発揮するだけでなく、既存の各種殺虫剤に感受性が低下した害虫にも効果を示す。一方、セイヨウミツバチ、マルハナバチなどのハチ類に対する影響が少なく、環境負担が小さいことも大きな特長。販売ルートについて商系はMeiji、系統向...

JAXAベンチャーと神明HDが業務提携契約を締結

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)認定の宇宙ベンチャーである㈱天地人(東京都港区、櫻庭康人代表取締役)と米卸大手の㈱神明ホールディングス(兵庫県神戸市、藤尾益雄代表取締役社長)は、宇宙技術を活用した農業の確立を目的に20日、業務提携契約を締結した。将来的なコメの生産増につながる農業施策として、宇宙の技術を活用した農業を確立するプロジェクトを立ち上げる。衛星データで収穫量が増える圃場やより美味しく育つ品種などを見つける、年々増加している耕作放棄地の有効活用、品種に応じて最適な気象条件の場所や自然災害が少ない場所を見つける、というプロジェクトを行う予定。  天地人は、内閣府主催の宇宙ビジネスアイ...

協同乳業「秩父 和メープルプリン」

「秩父 和メープルプリン」を発売=協同乳業

 協同乳業㈱(後藤正純代表取締役社長)は、産地と食材にこだわった「地域のこだわり素材プリンシリーズ」から、『秩父 和メープルプリン』〔写真〕を来年1月13日より期間限定発売する。  「秩父 和メープルプリン」は、埼玉県秩父の森で採取した樹液で作った希少なメープルシロップを使用。同社によれば、「ふわっと広がる優しい香りを楽しめるよう、ソースは使用せずなめらかな食感に仕上げた」ことが特長。秩父ではカエデを植林し、森林を再生しながら樹液を採取している。このプリンの売上の一部は秩父の森林保全に使用される。105g、希望小売価格133円〔税別〕。

作業スピード約3倍向上できる園芸用誘引結束機を発売=マックス

 マックス㈱は、園芸用誘引結束機『強保持力テープナー HT―S45E』を今月23日に発売する。  「テープナー」は、1969年に同社が世界で初めて製品化した、茎やつるを支柱や番線とともにテープを回して片手でホッチキス留めを行う機械。従来品は、トマトやキュウリの誘引作業、ブドウやキウイフルーツなどの新梢誘引では大幅な省力化を実現してきたが、梨などの結果母枝誘引には保持力が足りず、ユーザーから「枝が太く、反発が強い箇所にも使えるタイプがほしい」との要望が多く寄せられていた。  今回発売する『強保持力テープナー HT―S45E』は、新たに開発した専用テープと専用ステープルを採用することで、従来の...

  1. 1
  2. ...
  3. 32
  4. 33
  5. 34
  6. ...
  7. 39
keyboard_arrow_left トップへ戻る