共栄火災海上保険㈱(助川龍二社長)は、毎年国際貢献活動の一環として西アフリカ・マリ共和国の難民支援を目的に「クリスマス・チャリティ」と称して同社の社員から物品を集め支援物資を贈っている。昨年も11月1日から12月13日にかけて実施した。今回で27回目。今回も同社のOB・OG約1000名が所属する共栄旧友会も活動に加わった。
昨年12月19日、集められた1万2596点(段ボール箱455箱分)の寄贈品を仕分ける作業を実施、大勢の社員らが輸送のための仕分け、梱包作業を行った。集まった物資は、衣料品1万641点、文房具・生活雑貨・おもちゃ・医薬品1955点。輸送費も社員が募金し80万3136円となった。従業員が何らかの寄付をする場合に企業側もこれに上乗せをして一定額を拠出する「マッチング・ギフト」の40万1568円、共栄旧友会からの募金34万6605円を加えて、募金総額は155万1309円となった。助川社長もこの仕分け作業に加わった。今回の結果を含めた過去27年間の累計は、物品総数が23万点を超え、輸送費募金も2160万円を超えた。
また、全農グループで、共栄火災の代理店でもある㈱全農ビジネスサポート(井上啓造社長)もこの活動に協力。同様にチャリティ活動を実施した結果、段ボール69箱分の物品と16万9955円の輸送費が集まった。
最終的な結果として、全農ビジネスサポート分をあわせて、段ボール524箱分の物品と、172万1264円の募金が、マリの難民キャンプに寄贈・寄付される。