西日本シティ銀行(谷川浩道頭取)は、地元を支える地域農業の担い手を金融面から支援することを目的に、えのきたけの生産・販売を行っている㈱加藤えのき(宮崎県宮崎市、加藤修一郎代表取締役)に対して、日本政策金融公庫農林水産事業と連携し協調融資を行った。
融資は、えのきたけ種菌液体培養施設の建設に充てられる。新規の培養施設建設・稼働により、従来のおが粉等を利用した培養から液体培養に変更することで、えのきたけの培養期間の短縮(従来22日→19日)が図られ、生産効率の改善と生産量増加が見込まれるという。
加藤えのきは、九州のえのきたけ生産シェア約2割を占めている。