日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

JA全農|経済連|関連団体

JA全農が中国四国ブロック労働力支援協議会を設立

地域農業発展と地方創生に県域を越えた連携協力  JA全農は4月27日、中国四国地域で県域を越えた農業労働力支援を進める「中国四国ブロック労働力支援協議会」を設立した。地域ブロックの協議会としては1月に設立した九州労働力支援ブロック協議会につづく2つ目。  協議会には、同地域の全農県本部・県農協、県中央会、農林中央金庫の岡山・高松支店、パートナー企業の間口ウエストロジ㈱が会員として参加し、役員は、会長がJA全農おかやま園芸部長の梶田謙二氏、副会長はJA全農ひろしま営農資材部長の原田耕司氏とJA高知県農業所得増大対策室長の山脇浩二氏。事務局長を全農中四国営農資材事業所長の秋森吉樹氏が務める。ま...

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全農が中国四国ブロック労働力支援協議会を設立

JA全農が4月27日、中国四国地域で県域を越えた農業労働力支援を進める「中国四国ブロック労働力支援協議会」を設立。地域ブロックの協議会としては1月に設立した九州労働力支援ブロック協議会につづく2つ目。協議会には、同地域の全農県本部・県農協、県中央会、農林中央金庫の岡山・高松支店、パートナー企業の間口ウエストロジ㈱が会員として参加し、オブザーバーにJA全中、県行政、日本農泊連合、ふるさと回帰支援センター等が参画する。

JA全農長野が原料供給のリンゴ加工品2商品が機能性表示食品で販売

 JA全農長野が原料を供給しているリンゴ加工品の2商品が、内臓脂肪を減らす効果があると報告されている成分「プロシアニジン」が含まれている機能性表示食品として販売開始された。  森食品工業㈱のリンゴ無調味乾燥品『毎日アップル(シナノゴールド)』は、原料の特徴を最大限に生かすと同時に、プロシアニジンの含有量を高めるため、無調味乾燥法とした。長野興産㈱のリンゴジュース『毎日アップル(ストレート)』は、加熱によりプロシアニジンが減少することから、加熱処理回数を抑えて製造した。  全農長野によれば、商品化にあたり農研機構食品研究部門が中心となって進めている研究プロジェクトに、全農長野の試験研究機関で...

乾椎茸第3回入札会開催、平均値は3821円の保合=JA全農

 JA全農は4月23日、第3回入札会(九州現地入札会)を開いた。入札本数は、熊本609本、大分226本など891(前回689)ケースで、平均値はキロ当たり3821円の強含み。最高値は、長崎県・JA対馬の「特中上厚」でキロ当たり5500円だった。  品柄・入札結果について全農では「出品物は縁が残った特厚系が多かったが、昨年の同入札会と比較すると、特厚系の比率は減り並品の比率が増加した。上厚や特上など、巻きがしっかりしたものや、ヒダ色が良いものは少なかった。スライスの出品も少なかった。新型コロナウイルスの影響で学校給食向けの納品が大幅に減少し、参加商社も少なかったため市況への影響が心配されたが、...

JA全農が国産の牛肉と牛乳を使った弁当レシピコンテストに協賛

 JA全農は、1日から開催されている小学生を対象にした「国産の牛肉と牛乳を使ったお弁当レシピコンテスト」(主催=CPM生活者マーケティング㈱)に協賛する。  新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が続き、自宅でごはんを作る機会が増えている一方、海外からの旅行者の激減や外出自粛による外食機会の減少等により、国産の牛肉の消費が低迷、また、学校の休校で給食がなくなったことで牛乳の消費も低迷している。同コンテストはこうした状況を踏まえ、牛肉と牛乳の消費の輪を広げて生産者を支援すること、小学生の料理体験を後押しすることを目的に実施する(応募締切は6月20日)。入賞者には和牛と牛乳・乳製品セットなどが...

お米の魅力を伝える「ライスライダー」の特設ホームページを開設=JA全農

 JA全農は、国産米消費拡大の取組みの一環として、米に関する様々な情報を集めた「ライスライダー」の特設ホームページを1日から開設した。  全農では、 米の魅力を伝えるオリジナルキャラクター「ライスライダー」によるTwitterでの情報発信を実施しているが、全農の米消費拡大ポータルサイト「NO RICE NO LIFE PROJECT」内にライスライダーのTwitter投稿を集めた特設ホームページを開設。ライスライダーは、米の機能性に関する研究成果や、「お茶碗1杯の米粒の数は?」といった米に関する豆知識、季節ごとの農作業やおいしいごはんの炊き方等、米にまつわる様々な情報をTwitterでつぶや...

産地直送ショッピングモール「JAタウン」が生産者・消費者の支援サイト新設

 JA全農が運営する産地直送ショッピングモール「JAタウン」は、特設ウェブサイト「さんち直送おうちごはん 送料無料キャンペーン」を1日に開設した。  現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために多くのイベントが中止、飲食店が休業し、小中高校も休校となっていることに伴い、外食や学校給食向けに提供されるはずであった食材・花が行き場をなくす事態が起きている。今回のキャンペーンは、JAグループとして取り組むもので、対象となる国産の牛肉・果実・乳製品・花を、先着2万6000件の注文について送料無料で対応する。  新型コロナの影響を特に受けている国産の牛肉・果実・乳製品・花の生産者・産地支援として、...

卓球日本代表選手を応援、抽選で牛肉2kgが当たるキャンペーン=JA全農

 JA全農は、卓球日本代表選手を応援することで、抽選で牛肉2kgが当たる「全国 どど~ん!と『どんぶり』スポーツ応援キャンペーン」を8月31日まで実施している。  同キャンペーンは、現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で卓球ワールドツアーが開催されていない中、「ワールドツアーに参加する卓球日本代表選手を応援!!」と題し、選手にエールを送る企画。キャンペーンサイト上でデジタル絵馬に応援メッセージを入力し、Twitterに投稿。キャンペーン参加者には賞品として1頭分の国産牛肉(1頭あたりの主要な可食部位は200kg)を用意、抽選で100名に牛肉2kgが当たる。  全農は、「国産の牛肉は、新型...

営農管理システム「Z―GIS」を機能強化=JA全農

「天晴れ」と連携、作物診断結果を表示可能に  JA全農は、営農管理システム「Z―GIS」の機能強化として、国際航業㈱の人工衛星リモートセンシングによる作物診断サービス「天晴れ(あっぱれ)」との連携サービスを開始した。  「Z―GIS」はインターネット上の電子地図とマイクロソフトのエクセルのワークシートを結びつけた地理情報システム(GIS)。「天晴れ」は人工衛星で撮影した画像をもとに、水稲、小麦、大麦、大豆、牧草を対象に、葉色や水分含量、タンパク含量等の解析が可能で、JAにおける営農指導等に活用されている。  今回の両サービスの連携は、①センシング対象ほ場のデータを作成、②「天晴れ」の診断...

JAグループ・農業倉庫基金が「農業倉庫保管管理強化月間」を展開

JAグループ・農業倉庫基金が「農業倉庫保管管理強化月間」を展開

 JAグループと(公財)農業倉庫基金は、令和2年度の「農業倉庫保管管理強化月間」を今月15日から6月30日までの2か月半展開している。  具体的には、①保管管理体制の整備、②自主的衛生管理の実行(「5S:整理・整頓・清掃・清潔・習慣」と「保管管理日誌の記帳」など)〔重点取り組み項目〕、③保管米麦の品質保全とカビ防止・防虫・防鼠 〔重点取り組み項目〕、④保管米麦の水害事故の防止〔重点取り組み項目〕、⑤保管管理点検表による点検の実施ならびに自主保管マニュアルに基づく確認、⑥誤出庫・表示押印漏れ事故の防止および数量管理の徹底、⑦労働災害事故の防止、の実行を徹底する。 《農業倉庫保管管...

JA全農令和2年度事業計画のめざすもの|JA全農代表理事専務野口栄氏

日本農民新聞 2020年4月25日・5月5日合併号

このひと JA全農令和2年度事業計画のめざすもの JA全農 代表理事専務 野口栄 氏  JA全農は3月24日、臨時総代会を開催し、令和2年度の事業計画を決定した。今次3か年計画の2年度目として自己改革の取組みを加速化するとともに、3か年計画で掲げた最重点施策の実現に取組むことを基本方針とした令和2年度事業のポイントを、全農・野口栄代表理事専務に聞いた。 生産現場の下支えを最重点に ■まず、感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響と対策から  政府から発出された緊急事態宣言は、対象地域が全国に拡大されました。こうした中、農業生産や市場流通、スーパーなどの農畜産物販売などで大きな...

JAグループ農機サービス士 1級9名、2級20名を認定=JA全農

 JA全農はこのほど、令和元年度のJAグループ農業機械検定「農機サービス1級・2級」を実施し、合格した29名(1級9名、2級20名)を「JAグループ農機サービス士」として認定した。  JAグループ農業機械検定は、経験年数に応じた農機担当者のスキルアップを目的に、実際の修理・整備に必要な知識・技能、メーカー固有の機構・新技術、納品・安全指導など業務に密着した内容を点検項目に取り入れ、実施しているもの。  令和元年度の検定には1級56名、2級97名が受検し、学科試験と実技試験の両方で合格基準に達した1級9名(合格率16%)、2級20名(合格率21%)をJAグループ農機サービス士として認定した。...

乾椎茸第2回入札会開催、平均値は3925円の強含み=全農

 JA全農は15日、第2回乾椎茸入札会(静岡県現地特別入札会)を開いた。入札本数は、689(前回370)ケースで、平均値はキロ当たり3925円の強含み。最高値は、静岡県・JA伊豆の国の「花どんこ」でキロ当たり1万1000円だった。  品柄・入札結果について全農では「新春子はバレ葉も含めヒダ色の良いものが多かった。品評会の上位品は引き合いが強く高値で落札された。前回入札会に比べ品質が大幅に上がったため、平均単価は上昇したが、新型コロナウイルスの影響でインバウンド、給食向けの需要が大きく減少しており、昨年と比較すると商社の買い気は弱かった。例年と比べ大葉の比率が多く、小葉が少なかったこともあり、...

全農グレインが米国内の穀物集荷施設を取得

サプライチェーン強化、配合飼料原料を安定供給  JA全農の子会社である全農グレイン㈱(本社=米国・ルイジアナ州コビントン市)は、バンゲ・リミテッド社(本社=米国・ニューヨーク州ホワイトプレインズ市)の子会社バンゲ・ノース・アメリカ社(本社=米国・ミズーリ州チェスターフィールド市)から米国の内陸穀物集荷施設を取得することで合意した。  全農によれば、全農グレインとバンゲ・リミテッド社は、バンゲ・ノース・アメリカ社が米国内で運営する35基の内陸穀物集荷施設を、米国の司法省反トラスト局等の政府機関の審査後に全農グレインが取得することで合意した。全農グレインは、取得する穀物集荷施設の運営を、全農グ...

JA全農とUHA味覚糖が「鶴姫レッド」を使ったグミを発売

 JA全農とUHA味覚糖㈱共同開発の「コロロ 鶴姫レッド」が、21日から全国のファミリーマートで先行発売される。  JA鶴岡オリジナルブランドの鶴姫レッドは、鮮やかなオレンジ色の赤肉系メロンで、しっかりした果肉とコクのある甘さが特長。全農とUHA味覚糖は、今年1月に共同開発の第一弾として「コロロ完熟かぼす」を発売しているが、今回、UHA味覚糖が鶴姫レッドの魅力に注目し、「コロロとコラボレーションすることで、鶴姫レッドのおいしさを最大限に伝える商品を開発した」と説明している。「コロロ」は水分を多く含んだグミをコラーゲンの膜で包んだ新感覚グミ。参考価格149円(税抜)。  全農は、「今後もUH...

小学校と特別支援学校に食農教育補助教材を贈呈=全農あきた・JAバンクあきた

 JA全農あきたとJAバンクあきたは7日、秋田県内の小学校と特別支援学校に食農教育の補助教材を贈呈した。  JA全農あきたは、果物・畜産物などの県産農畜産物や農業と食に関する情報を紹介するクリアファイルと今年新たに作成した「下敷き」、JAバンクは、農産物の生産や流通の仕組み、産地の情報などを掲載する「農業とわたしたちのくらし」の冊子とDVDを贈った。ともに県内の小学校5年生と特別支援学校の児童・生徒向けに1万部、191校にDVDを1枚ずつ届ける。  下敷きは、米づくりの学習に役立ててもらえるよう「秋田のお米づくりカレンダー」と、「秋田県の農業」について興味をもってもらえるように、お米の生産...

EV事業でJAグループとトヨタ自動車が協働

JAの新たな事業モデルにつながる可能性を見込み  JA全中は9日、JAグループ全国4連(全中、JA全農、農林中金、JA共済連)が、トヨタ自動車が構想する電気自動車を核にした新たな事業に協働していく方針を明らかにした。  トヨタ自動車は、環境問題への対応を経営の最重要課題の一つと位置付け、2050年には、新車から排出される走行時のCO2排出量を、2010年比で90%削減する「新車CO2ゼロチャレンジ」を掲げている。その為には、ゼロエミッションヴィークル(以下、ZEV)の普及が必要であり、企画開発のためのトヨタZEVファクトリーを設立。同社では、より良い社会〝EVで目指すべき社会〟への貢献を視...

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全農契約栽培米多収コンテスト全農会長賞に岡山・米見

 JA全農が3月31日、「令和元年度JA全農契約栽培米多収コンテスト」で全農会長賞に岡山県・米見、全農理事長賞の最優秀賞に三重県・中井裕幸さん、同優秀賞に岡山県・ダイナミックが受賞と発表。同コンテストは、全農が多収となる栽培技術の向上と優良な栽培事例の水平展開を図るため、平成30年度から取り組んでいる。元年度は、10県・293名が対象となった。

JA全農とクミアイ化学工業が新規水稲殺菌剤有効成分含有の「ブーン剤」農薬登録を取得

 JA全農とクミアイ化学工業㈱(小池好智社長)は、両者が共同開発を進めてきた新規水稲用殺菌剤有効成分「ジクロベンチアゾクス」(ブランド名:ディザルタ)を有効成分とする水稲用殺菌剤4剤について、令和2年3月31日および4月8日に農薬登録を取得した。  登録を取得したのはディザルタを有効成分とする「ブーン箱粒剤」、ディザルタと既存成分との混合剤である「ブーンゼクテラ箱粒剤」、「ブーンパディート箱粒剤」、「ブーンレパード箱粒剤」。  ディザルタは、▼水稲の主要病害いもち病に高く安定した効果を有する、▼白葉枯病、穂枯れ(ごま葉枯病菌)、もみ枯細菌病などの幅広い病害にも効果を示す、▼水稲に対する安全...

人事|JA全農インターナショナル

 JA全農インターナショナル㈱(瀬戸二郎代表取締役社長)は3月25日に開いた臨時株主総会で、役員の選任を行い、常務取締役に川松義丈管理・事業開発部部長、森山篤志畜産部部長の両氏、監査役〔非常勤〕に重松広隆氏を新たに選任した。近藤徹也常務取締役、渡邊貴志監査役は退任。

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