日本農業の振興と農業経営の安定、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

JAアクセラレータープログラム第2期の8企業を決定

2020年6月4日

 JAグループのイノベーションラボ「AgVenture Lab」(荻野浩輝代表理事理事長)はこのほど、新しいアイディアやテクノロジーで農業・食料・地域のくらしの課題を解決する革新的な商品・サービスを募り、JAグループが事業支援する「JAアクセラレータープログラム第2期」のビジネスプランコンテストを開き、同プロクラムに参加する優秀賞の8社を決定した。

 選ばれた各社の提案要旨は次の通り。▼㈱CuboRex=ねこ車(一輪車)を1時間で電動化するKIT「E―cat」により傾斜地等の運搬作業を効率化する、▼myProduct㈱=豊かな自然や農業、ユニークなものづくりなど地域の手仕事に特化した産業観光プラットフォーム「CRAFTRIP」を構築し、地元に常駐するスタッフが地域コミュニティを構築して奥深い体験プランを造成する、▼㈱トルビズオン=休耕地上空を活用したドローン空路網の構築で遊休資産の上空を資産化やAコープ・JASSで新しいビジネスの構築、▼㈱グリーンエース=圃場や食品企業で廃棄される野菜を活用し、色や香り、栄養成分を保持したまま乾燥せずに粉末化する技術で、生産された価値を余さずに消費者に届け、廃棄をなくし収益機会にする、▼㈱シェアグリ=特定技能人材を同じ作目の複数産地が農繁期の数か月単位でシェアすることで、プロ人材を必要な時に必要なだけ毎年確保でき、安定生産を助け人件費を削減し、外国人人材が高水準な賃金を通年得られる状態を作る、▼テラスマイル㈱=様々なメーカーのシステム・機器と連携でき、スマート農業の導入効果を評価・分析・見える化する農業情報基盤「RightARM」を使い、「スマート農業実装パッケージ」の作成・普及とJA営農指導員向けの活用講座で人材育成、▼㈱Agrihub=開発した個人農家が使えるアプリ「Agrihub」についてJA組合員と農業企業ネットワークを活かし農業基幹システムとして早期に確立し、ビッグデータを構築、栽培支援AIを日本中に普及する、▼AGRIST㈱=野菜収穫の人手不足解消にハウス全体の収穫と病気の早期測定が可能なロボットを開発、ピーマン農家で実証実験を開始、農家に150万円でレンタルしロボット収穫売上の10%を手数料とするビジネスモデルで農家の収益最大化と規模拡大を可能にする。

 今回のコンテストには応募161件の中から書類審査・面談選考で選ばれた14社が進出した。優秀賞の8社には、今後約5か月のプログラム期間中にJAグループから助言や経営資源活用等の支援が行われる。優秀賞に選ばれなかった6社は、アイデアや技術の独創性・革新性を審査員が高く評価したイノベーティブ賞として、プログラムと別に協業や支援を検討する。

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