JAグループ高知と高知県で構成する高知県園芸品販売拡大協議会は、高知県の花名所である県立牧野植物園(高知市五台山/5月6日まで臨時休園中)で1000本の県産ユリと同植物園の花々を楽しむことができる映像を2日午前8時から公開する。 高知県はユリの生産量全国2位の産地だが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う各種イベントの中止により、県外花き市場を中心に、とりわけ贈答用の花である「ユリ」は苦境に立たされている。こうした状況の中で、インターネットを通じて、家にいながら楽しめるコンテンツを「#stay home」として発信、高知県産のユリの魅力を感じてもらい、家に花を飾ってもらう「#stay hom... 2020年5月1日
農水省は1日、同省講堂で「新型コロナウイルスに関する農林水産省対策本部」を開催した。 本部長である江藤農相は「4月30日、令和2年度の補正予算が成立した。農林水産関係予算ではalic事業も含め、5448億円が措置された。現場にしっかりその内容の周知をしてもらい生産基盤の維持・強化に資するように更なる努力をお願いしたい」と補正予算成立に触れながら、「一次産業、食品産業をしっかり守って、国民生活の基盤をしっかりと守っていけるように、さらに省一丸となって頑張っていこう」と訴えた。 また、翌日からの連休について、「職員におかれては、人の接触を8割減らしてもらい、新しく示された10のポイントを... 2020年5月1日
家の光協会は、新型コロナウイルスで休校・休園中の子ども向けに、雑誌『ちゃぐりん』2020年4月号の別冊付録をもとにした工作・手芸の動画を10本制作し、動画サイト・YouTubeで公開した。 新型ウイルスの感染が拡大する中、情報提供を通じた支援としてマスクの作り方動画を公開した(既報)が、今回は取り組みの第2弾として「ノート型のティッシュケース」や、「牛乳パックで作る飛び上がる元気なおばけ」などの作り方を解説。細かな作業は見やすいよう、画面上で大きく表示して解説している。 閲覧方法は、YouTubeの「家の光チャンネル」。また同協会ウェブサイト「家の光ネット」トップページの「トピックス... 2020年5月1日
農水省はこのほど、新潟県と京都府の野生イノシシにおけるCSF(豚熱)感染を発表した。ウイルスは遺伝子解析の結果両方とも国内で確認されているウイルスと同一のものだったとしている。 ▼新潟県のCSFの確認は、妙高市西野谷新田の水田で4月20日、上越市正善寺の山道で4月22日に、それぞれ発見された死亡イノシシ(ともに幼獣)について、遺伝子解析を実施した結果、陽性であることが確認されたもの。 ▼京都府のCSFの確認は、綴喜郡宇治田原町で4月21日に捕獲された野生イノシシ1頭について、遺伝子解析の結果、陽性であることが確認されたもの。 江藤農相は28日の定例会見で、「今回、新潟県、京都府で... 2020年5月1日
JA全農は、卓球日本代表選手を応援することで、抽選で牛肉2kgが当たる「全国 どど~ん!と『どんぶり』スポーツ応援キャンペーン」を8月31日まで実施している。 同キャンペーンは、現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で卓球ワールドツアーが開催されていない中、「ワールドツアーに参加する卓球日本代表選手を応援!!」と題し、選手にエールを送る企画。キャンペーンサイト上でデジタル絵馬に応援メッセージを入力し、Twitterに投稿。キャンペーン参加者には賞品として1頭分の国産牛肉(1頭あたりの主要な可食部位は200kg)を用意、抽選で100名に牛肉2kgが当たる。 全農は、「国産の牛肉は、新型... 2020年5月1日
食品流通の合理化に向け、パレット化等で手荷役軽減等 農水省は4月28日、「食品流通合理化検討会」の第1次中間取りまとめを公表した。 食品流通(花き流通も含む)は、トラックによる運送が97%を占める中で、近年、トラックドライバーの人材不足がより深刻化しており、また手荷役作業や小ロット多頻度での輸送が多い等の事情で、取扱いを敬遠される事例が出てきている。このような背景から農水省は国交・経産両省と協力し、地方自治体(県知事、市町村長)、発荷主・物流業・着荷主の団体等で構成する「食品流通合理化検討会」を昨年11月に設置、物流に係る諸課題の中でも特に喫緊の対応が求められる食品流通について、サプラ... 2020年5月1日
江藤農相は4月28日の定例会見で、新型コロナウイルス感染症の影響による農業の人手不足に対するマッチングの取組について、農・水産業で2700名(4月22日現在)の不足があることを示し、「補正予算にも農業労働力確保緊急支援事業を組み込んでいるが、ケーススタディが難しく、どのような業種が可能かを現場に下ろさないと、現場は進まないだろうという問題はある」などと指摘、さらに法務省が技能実習生が他業種に移動することを認める方針をとったことを紹介し、「実際に長野、群馬、青森などでは、旅館業組合や地元の事業協同組合等、北海道、青森なども観光協会等が窓口になって、次第にマッチングが進んできている」と状況を説明... 2020年5月1日
医療機関の衛生資材不足受け、フェイスシールドも JA共済連は、地域医療を支える厚生連病院にマスク10万枚等を寄贈した。 新型コロナウイルスの感染拡大により医療機関における衛生資材不足が深刻化する現状を受けて行ったもの。JA全厚連を通じて、全国の厚生連病院に、JA共済連が災害時に備えて用意していたマスク10万枚とともに、フェイスシールド7800枚(5月18日にJA全厚連へ納品予定)が贈られた。 4月28日に東京・大手町のJAビルで贈呈式が行われ、JA共済連の柳井二三夫代表理事理事長からJA全厚連の中村純誠代表理事理事長にマスク等の目録と併せて、医療関係者への応援・感謝の言葉を綴ったJ... 2020年5月1日
JA共済連が、地域医療を支える厚生連病院にマスク10万枚等を寄贈。新型コロナウイルスの感染拡大により医療機関における衛生資材不足が深刻化する現状を受けて行ったもの。JA全厚連を通じて、全国の厚生連病院に、JA共済連が災害時に備えて用意していたマスク10万枚とともに、フェイスシールド(5月18日にJA全厚連へ納品予定)が贈られた。4月28日に東京・大手町のJAビルで贈呈式が行われ、JA共済連の柳井二三夫代表理事理事長からJA全厚連の中村純誠代表理事理事長にマスク等の目録と併せて、医療関係者への応援・感謝の言葉を綴ったJA共済連役職員の手書きのメッセージカードが贈られた。〔写真提供:JA... 2020年5月1日
〈主な内容〉 ◎JA共済連が厚生連病院にマスク10万枚を寄贈 医療機関の衛生資材不足受け、フェイスシールドも ◎農業の人手不足で「マッチングは進んでいる」と農相 ◎全農2年度事業計画~事業別実施具体策と行動計画8. 《事業運営・経営管理》経営資源の有効活用とグループ経営の強化 ◎農水省食品流通合理化検討会が中間とりまとめ 食品流通の合理化に向け、パレット化等で手荷役軽減等 ◎卓球日本代表選手を応援、抽選で牛肉2kgが当たるキャンペーン=全農 ◎新基本計画の施策「農業生産工程管理の推進」「良質・低廉な農業資材の供給」 ◎新潟・京都で野生イノシシのCSF感染を... 2020年5月1日
宝ホールディングス㈱は、事業会社の宝酒造㈱が発売する〝清酒松竹梅特定名称酒スリムパック〟シリーズに使用している『のみごろサイン』シールが、特許庁に商標登録出願をしていたところ、商標登録第6241211号として登録されたと発表した。 この登録商標は、日本初の温度変化により表示内容が変化する登録商標であり、示温インクを用いることで商品の温度により、表示される内容の一部が変化する商標。2015年から導入された、音商標、色彩のみからなる商標、動き商標などの新しいタイプの商標のひとつであるホログラム商標の一種で、酒類カテゴリーにおける初めてのホログラム商標登録になるという。 『のみごろサイン』... 2020年4月30日
井関農機㈱は農作業死亡事故に占める割合が高い乗用トラクタの転倒・転落事故を防止するため、6月から小型トラクタへの「片ブレーキ警告装置」装着キャンペーンを実施する。 トラクタの転倒・転落事故では、左右のブレーキペダルの連結忘れが事故原因のひとつになっている。「片ブレーキ警告装置」は、左右のブレーキペダルを連結しない状態でアクセルペダルを操作した場合に、ブザーの断続音で運転者に警告して転倒・転落事故のリスクを低減する。後付けができるタイプで、8月の発売を予定している。 キャンペーン価格は取付工賃込みで1万円(税別・引取の場合は別途費用)。申込み受付期間は今年6月~12月末。取付は2021... 2020年4月30日
農中信託銀行㈱は、左記に事務所を移転し、5月7日から業務を開始する。 住所 東京都千代田区神田錦町二丁目2―1 KANDA SQUARE 5階 電話 (代表)03―5281―1311 2020年4月30日
政府は令和2年春の褒章受章者を発表した。 このうち農林水産省関係は29名で、黄綬20名、藍綬9名である。農水省所管分の受章者は次の通り。 【黄綬】▽加藤周一(山形・林業)▽佐藤孫一(福島・林業)▽石川正美(栃木・酪農業)▽林新一(群馬・農業)▽梅本勇(滋賀・農業)▽小杉豊(同)▽前川美智子(同)▽田重剛(同)▽人見英作(京都・酪農業)▽山田敏之(京都・こと京都㈱社長)▽三浦博美(兵庫・農業)▽都築利夫(徳島・林業)▽池田進(長崎・農業)▽西村誠治(同)▽鹿島戰一(大分・農林業)▽清田種嗣(同・㈱ミートクレスト会長)ら20名 【藍綬】▽野口昌孝(神奈川・(一社)日本給食品連合会会長)... 2020年4月30日
政府は令和2年春の勲章受章者を発表した。 農林水産省所管分では88名(旭日章60名、瑞宝章28名)で、元JA全中会長の萬歳章氏が旭日重光章、元近畿農政局長の伊藤元氏、元構造改善局計画部長の加藤孝氏、元関東農政局長の松本有幸氏、元農林水産技術会議事務局研究総務官の三野耕治氏、元中国四国農政局長の元杉昭男氏、元大臣官房技術総括審議官の吉田岳志氏らが瑞宝中綬章、元JA全厚連経営管理委員会会長の奥野岩雄氏らが旭日小綬章に輝いた。 農水省所管分の受章者は次の通り。 【旭重】▽萬歳章(元JA全中会長) 【瑞中】▽伊藤元(元近畿農政局長)▽加藤孝(元構造改善局計画部長)▽芝恒男(元(独)水産大... 2020年4月30日
政府は21日、規制改革推進会議農林水産ワーキング・グループ(オンライン会議形式〔非公開〕)を開催した。今回は、漁獲証明制度の創設、農産物検査、規制改革ホットラインの処理方針について有識者・事業者・農林水産省からヒアリングを行った。 内閣府によると、このうち農産物検査では、農業生産法人㈱ヤマザキライス、米穀事業全般を取扱う千田みずほ㈱から農産物検査に関する生産現場等からの意見書が提出されたほか、一般財団法人日本品質保証機構の天坊容子氏が「農産物検査規格の国際化の必要性についての提案」、正林国際特許商標事務所技術標準化事業部長の藤代尚武氏からの「農産物検査制度のJAS化の提案」が行われた。 ... 2020年4月30日
中央酪農会議はこのほど開いた理事会で、令和2年度生乳需給安定化対策を決めた。 基本的な考え方に《「3年間(H30~令和2年度)は、生乳の増産・維持」とする中期生乳需給安定化対策を継続し、生乳生産者の計画的な生乳生産・経営安定に資する》ことを据えた。 令和2年度の生乳出荷目標数量は、①新たな補給金制度に基づき、各指定団体が作成した年間販売計画を、当該指定団体の令和2年度生乳出荷目標数量とすることを基本(*年間販売計画に含まれない数量〔受託されている公共の数量等〕も含め生乳出荷目標数量とする)、②各指定団体の出荷目標数量を全国で積み上げた数量を、全国の令和2年度出荷目標数量とする(設定時... 2020年4月30日
農水省は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける農林漁業者・食品関連事業者への支援策を他省庁のものも含め取りまとめ、公表している。令和2年度補正予算案の閣議決定が行われたが、農林漁業者等に支援の内容がわかりやすいようとりまとめたもので、支援策を事業者毎に整理した他、「国産農林水産物の販売を促進したい」「需要減退の大きい畜産・酪農の事業を継続したい」など11項目に分けた形でも公表している。主な項目と内容は概要以下の通り。 「国産農林水産物の販売を促進したい」…インバウンド需要・外食需要の減少や輸出の停滞等により、在庫が増加して滞留する等の影響が生じている農林水産物等の販売や利用の促進への取組... 2020年4月30日
「天晴れ」と連携、作物診断結果を表示可能に JA全農は、営農管理システム「Z―GIS」の機能強化として、国際航業㈱の人工衛星リモートセンシングによる作物診断サービス「天晴れ(あっぱれ)」との連携サービスを開始した。 「Z―GIS」はインターネット上の電子地図とマイクロソフトのエクセルのワークシートを結びつけた地理情報システム(GIS)。「天晴れ」は人工衛星で撮影した画像をもとに、水稲、小麦、大麦、大豆、牧草を対象に、葉色や水分含量、タンパク含量等の解析が可能で、JAにおける営農指導等に活用されている。 今回の両サービスの連携は、①センシング対象ほ場のデータを作成、②「天晴れ」の診断... 2020年4月30日
オイシックス・ラ・大地㈱は、一般社団法人RCF、ココネット㈱(セイノーホールディングスグループ)と連携し、新型コロナウイルス感染症の予防や治療に対応している医療従事者に対し、食を通した栄養サポート、不安・緊張感の緩和を目的とする、食品の物資支援を行うプラットフォーム「WeSupport」を20日立ち上げた。 「WeSupport」は、食品の提供を希望する企業や団体と、支援を必要とする病院とのニーズのマッチングを行い、受け取り時に病院側の負担や迷惑にならず、必要なものを必要な場所に、安全に届ける仕組みを提供する。「この取組を通して医療従事者を支援することで、危機的状況にあるとされる医療体制... 2020年4月30日