日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

企業・商品ニュース

収量安定性を改善した加工用イチゴ新品種を育成=農研機構、アヲハタ

 農研機構とアヲハタ㈱(広島県竹原市)は、収量安定性を改善した加工用イチゴの新品種「夢つづき2号」を育成した。  夢つづき2号は、▼春季に安定して開花し、1株当たりの収量が「夢つづき」より多く、果実の重さは「夢つづき」と同等、▼果実が円すい形で硬く、収穫作業性も優れる、▼色が明るく加熱しても風味が残り、加工適性が高い、といった特徴を有する。  イチゴは生食に加え、ジャムをはじめ加工用途においても幅広く利用されている。加工用のイチゴは、露地栽培が主流なため収量が天候に左右されやすいことが課題とされる一方、国内のイチゴの品種育成は生食用が中心で、加工用の品種育成はあまり行われていなかった。そこ...

サイボクがJR川越駅にテイクアウト商品メインの店舗を出店

 ㈱埼玉種畜牧場(サイボク)は11月6日、惣菜やパンなどのテイクアウト商品をメインにした同社新業態の店舗をJR川越駅に初出店する。  店舗内に併設した厨房で、自社牧場産のブランド豚「ゴールデンポーク」を原料に使用した、骨付きベーコンやメンチカツなど食べ歩きに向いた商品を提供。ハムやソーセージなどの定番商品をはじめ、常時30種類が並ぶアイテムを詰め合わせ、オリジナルギフトとしても利用できるという。

エコプロアワードで農水大臣賞に日清食品HD、財務大臣賞に宮島酒店等

 優れた環境配慮が組み込まれた製品やサービス等を表彰する第3回エコプロアワード(サステナブル経営推進機構主催)の農林水産大臣賞に日清食品ホールディングス㈱の「『カップヌードル DO IT NOW!』プロジェクト」、財務大臣賞に合資会社宮島酒店の「地元産契約栽培米を用いた低精白の純米醸造酒」が選ばれた。今回、合計47件の応募案件があり、選考委員会と審査委員会における審査の結果、最も優れた5件として、農林水産大臣賞、財務大臣賞、経済産業大臣賞(日本リファイン㈱)、国土交通大臣賞(大東建託㈱)、環境大臣賞(㈱グレイス、(一社)サステイナビリティ人材開発機構)が選ばれた。 【エコプロアワード】旧「エ...

バイエル クロップサイエンスがボッシュのスマート農業サービス事業を買収

 バイエル クロップサイエンス㈱はこのほど、ボッシュ㈱のハウス栽培向け環境モニタリングとAIによる病害予測サービス「Plantect(プランテクト)」事業を取得すると発表した。2020年内に取得完了の見込み。  「Plantect」は、17年にボッシュが開始した日本発のサービス。温度・湿度、CO2、日射センサーで収集したデータをPC・タブレット・スマホ等で確認でき、オプションで計測データからトマト・きゅうり・いちごの病害発生を予測して感染リスク程度を通知する機能がある。これまでにセンサー等機器が累計6000台以上利用されている。  バイエル クロップサイエンスは「日本農業の現場で収量増、農...

ファミリーマート総会で株式併合等可決、11月上場廃止へ

 ㈱ファミリーマートは22日、臨時株主総会を開催し、株式併合及び定款の一部変更に係る議案について、原案通り承認可決された。  この結果、同社の普通株式は東京証券取引所の有価証券上場規程に定める上場廃止基準に該当することとなり、同社株式は同日から11月11日までの間、整理銘柄に指定された後、11月12日をもって上場廃止となる予定。 【関連記事】 JA全農と農林中金がファミマへの資本参加で伊藤忠と基本契約書を締結 ファミリーマートへのTOBが成立=伊藤忠

「ハワイアンズ」が北茨城市に1・8haのミニトマトハウス建設

 福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産㈱が昨年設立した農業部門の子会社「㈱北茨城ファーム」(鷺隆一社長)は、茨城県北茨城市に施設面積1・8ha規模のミニトマト栽培ハウスの建設を今月からはじめる。竣工・栽培開始予定は2021年。  建設するハウスは、フェンロ-(連棟)型で室内への光線透過率を上げるため被覆資材にはガラスを用いる。栽培区画が8ブロックあり合計栽培面積は1・7ha。糖度8度以上の高糖度ミニトマトを生産し、「ハワイアンズトマト」のブランドで、主に首都圏へ出荷する計画。本格稼働後4年で年間収量300tを目指す。  栽培では糖度アップと多収化を狙い...

革新的ロボット研究開発基盤構築事業開始へ、ヤンマーHDのテーマ採択=NEDO

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」を開始する。同事業では、ヤンマーホールディングス㈱の「果菜作物収穫システムの開発」が採択されている。  「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」は、多品種少量生産現場をはじめとするロボット導入があまり進んでいない領域にも対応可能な産業用ロボットの実現に向け、ロボティクスとは異なる分野も含めた幅広い大学研究者などとの連携を図り、産業用ロボットにおいて重要な要素技術の開発を行うもの。同事業には8社11大学などが参画し、企業のニーズに対し大学などが有するシーズを有効活用できるよう、将来の社会実装に向けた産学連携...

「栃木プレミアム」農産物生産者団体等認証制度を創設=栃木

 栃木県は、県産農産物のブランド価値向上のため、品種の持つおいしさや大きさなどの特長を最大限に引き出した商品を生産・販売できる団体等を認証し、その商品を「栃木プレミアム」として流通させる制度を創設した。  同制度の対象は、ナシの「にっこり」とイチゴの「スカイベリー」。県が品質基準〔別掲〕を設定、基準をクリアものを生産・販売できる団体等を(一社)とちぎ農産物マーケティング協会が認証する。今回、「JAうつのみや 梨専門部」「JAなす南 梨部会」が認証された。今後は、「スカイベリー」についても、生産者団体等の認証取得を促進する。 【主な品質基準】 ●にっこり…800g以上で傷みなどがなく、きれ...

「三ヶ日みかん」GABAの機能性受理、W表記は生鮮食品初の事例

 静岡・JAみっかびが提出していた温州ミカンの機能性成分、GABA(γ―アミノ酪酸)による血圧を下げる効果の機能性表示の届出が受理され、消費者庁のホームページで公開された。  JAみっかびによると、今回の届出により機能性成分「β―クリプトキサンチン」による骨の健康維持の機能表示と併せ、2機能を同時に表記できるようになり、2機能を表記できるよう制度が変更されてから、生鮮食品では初のW表記になるという。11月上旬の早生ミカンから出荷箱に表記して出荷される。  2017年から「三ヶ日みかん」に含有される成分について、静岡県のAOIプロジェクトが支援し慶應義塾大学が調査、GABAの成分量が高いこと...

神明がモチ、モチスイーツ事業に参入

 ㈱神明は19日、モチ及びモチスイーツ事業に参入したことを明らかにした。  モチクリームジャパン㈱(兵庫・神戸市)が展開する事業の一部を譲り受け、神明が60%出資する子会社「モチクリームジャパン㈱」(承継会社)として設立。①冷凍・チルド菓子製造販売、②MOCHICREAMライセンス事業、③飲食店・専門店の経営、④冷凍菓子の輸出、に取り組む。

三井不動産と竹中工務店が国内最大・最高層の木造賃貸ビル計画検討に着手

 三井不動産㈱と㈱竹中工務店はこのほど、東京・日本橋に国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル計画検討に着手すると発表した。  現存する木造高層建築物として国内最大・最高層となる、地上17階建・高さ約70m・延床面積約2万6000㎡。構造材に使用する木材量は国内最大規模の1000立方m超となる見込み。三井不動産グループが北海道に保有する森林の木材を活用、主要な構造部材には竹中工務店が開発した耐火集成材の「燃エンウッド」を採用する計画。床・仕上げ等、各所にも木材を積極活用し、同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、建築時のCO2排出約20%削減効果を想定している。2023年着工・2025年...

「ジャパンチーズアワード」グランプリにしあわせチーズ工房の『幸』

 NPO法人チーズプロフェッショナル協会は17日、国産ナチュラルチーズの最高峰を決めるコンテスト「ジャパンチーズアワード2020」を開いた。同表彰は、国産ナチュラルチーズの生産者を応援するとともに、生産者と消費者をつなぐプロジェクトとして2014年に開始、2年に一度開催しているもので今回で4回目。今年は全国78の工房から233種類のチーズが出品され、グランプリは「加熱圧搾/6か月以上部門」の北海道・しあわせチーズ工房の「幸」が受賞した。  また、「フレッシュ・リコッタ プレーン」「ソフト白カビ」「青カビ」などの各カテゴリーで高い評価を得たチーズから選出される部門賞を19工房、21点のチーズが...

サステナブルエッグ|JA全農たまご

JA全農たまごが持続可能性に配慮した「たまご」を発売

鶏卵で「特色JAS」認証国内第一号  JA全農たまご㈱(小島勝社長)は、鶏卵では国内第一号となる「特色JAS」の認証を取得した商品「サステナブルエッグ」〔写真〕を11月上旬から販売する。  「特色JAS」は、相当程度明確な特色のあるJAS規格を満たす製品などに付されるもの。日本産品・サービスのさらなる差別化・ブランド化に向け、消費者に高付加価値性やこだわり、優れた品質や技術などを分かりやすくアピールすることが期待されている。鶏卵における規格の要求事項として、「国産鶏種の利用」や「国産飼料米の利用(配合割合5%以上〔重量割合〕)」などの基準が設けられている。  今回、鶏卵では国内第一号の「...

デュポン・プロダクション・アグリサイエンスが社名変更

 デュポン・プロダクション・アグリサイエンス株式会社(藤井茂樹社長)は、12月1日から社名をコルテバ・アグリサイエンス日本株式会社に変更する。

移転|JA全農営業開発部

 JA全農の営業開発部は、左記に事務所を移転し11月2日から業務を開始する。  〔住所〕 東京都千代田区大手町1―3―1 JAビル4階  〔電話〕 03―5577―7243(変更なし)

肉用牛繁殖農家を対象に分娩アラートのサービス提供を開始=デザミス等

 デザミス㈱(清家浩二代表取締役兼CEO)と、NTTテクノクロス㈱(串間和彦代表取締役社長)は、乳用牛および肉用繁殖牛の分娩兆候を検知するアルゴリズムを共同開発した。両社はデザミスが提供している牛の行動モニタリングシステム「U-motion」のオプションとして、14日から肉用牛繁殖農家を対象に分娩アラートのサービス提供を開始した。  同サービスは、分娩検知専用のセンサタグを牛の尻尾に装着、センサで取得した加速度と気圧のデータから自動で分娩兆候を検知するアルゴリズム(特許出願中)を新たに開発し、国内で初めて尻尾の動きで分娩を検知するシステム。アルゴリズムが分娩兆候を検知すると、牛番号・牛舎番号...

土壌燻蒸剤「テロン」「旭D―D」を来1月から販売=日本化薬

 日本化薬㈱(涌元厚宏代表取締役社長)は14日、土壌燻蒸剤の「テロン」と「旭D―D」について、テレオス・アグ・ソリューションズ㈱と共同販売することに合意したと発表した。販売開始は来年の1月1日を予定している。  「テロン」と「旭D―D」は共に、有効成分の1,3―ジクロロプロペンが土壌処理でガス化、拡散・浸透し、ネコブ、ネグサレ、シストセンチュウに効果を発揮する。コガネムシ類幼虫や、馬鈴薯のそうか病や青枯病にも適用がある。  日本化薬では従来から、クロルピクリンを有効成分として土壌病害に効果を示す「ドジョウピクリン」「クロールピクリン」、クロルピクリンと1,3―ジクロロプロペンの混合剤「ダブ...

三重県に「きのこセンター」を建設=ホクト

 ホクト㈱(水野雅義代表取締役社長)は14日、カットブナシメジ及びマイタケの増産を図るため、三重県多気郡多気町に新たにきのこセンターを建設すると発表した。敷地面積は3万3063㎡で、鉄骨造2階建2棟。設備投資額は100億円。2021年1月の着工を予定する。生産能力はブナシメジ、マイタケともに年間約3000t。

りんごエタノールを配合した「ウエットティッシュ」を発売

 独自の発酵・蒸留技術で提携農家が作ったオーガニック米を活用したオーガニックエタノールと発酵粕を製造する㈱ファーメンステーション(酒井里奈社長)は14日、シードルの醸造副産物であるりんごの搾り残さから高濃度アルコール「りんごエタノール」を高効率に精製することに成功したと発表した。  JR東日本スタートアップ㈱、アサヒグループホールディングス㈱の独立研究子会社であるアサヒクオリティーアンドイノベーションズ㈱との協業。アサヒグループとJR東日本グループが、りんごの酒「シードル」の醸造工程から発生する副産物の搾り残さをファーメンステーションに提供し、同社がそれを原料として発酵・蒸留し「りんごエタノ...

柑橘栽培「通信型マルドリシステム」が特許取得=山口県

 山口県が、柑橘栽培の管理労力軽減を目的に県内企業と共同して開発を進めてきた「通信型マルドリシステム」がこのほど特許を取得した。  マルドリシステムは、農研機構が開発した「周年マルチ点滴かん水同時施肥法」で、マルチシートの下に点滴(ドリップ)チューブを設置する栽培方法。それぞれの名称の一部を取り、「マルドリ」と呼ばれる。潅水時に液肥を混入して施用することで、施肥や潅水を省力的にコントロールすることにより、高品質な果実生産が可能となる。  今回開発した「通信型マルドリシステム」は、従来のマルドリシステムにIoT技術を活用することで、園地のモニタリングやスマートフォン等での遠隔操作機能を実用化...

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