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コープの主力飲料2商品を再生プラ100%ペットボトルに切り替え

2021年9月6日

 日本生協連は、コープの主力飲料である「CO・OP麦茶(国産六条大麦使用)600ml」と、「CO・OPラベルのない麦茶(国産六条大麦使用)600ml×24本」の容器を、再生プラスチックを100%使用したペットボトルに切り替え、今年10月から順次販売する。

 日本生協連はこれまで、コープ商品で使用するプラスチック包材について「リデュース(使用量削減)」「リユース(繰り返し使用)」「リサイクル(再資源化・再生)」「バイオマス(植物由来素材利用)」の4つの視点で環境対応の取組みを強化。今年5月には「コープ商品の2030年目標」を発表し、2030年までに容器包材のプラスチックを16年対比25%削減すること、再生・植物由来素材プラスチックの使用率を合計で50%以上とすることを掲げている。主力飲料の再生ペットボトルへの切り替えにより年間665t(「CO・OP麦茶(国産六条大麦使用)600ml」の2020年度供給数3244万8704本、ペットボトル1本あたり20・5gで計算)の石油由来プラスチックを削減することになる。

 「CO・OPラベルのない麦茶(国産六条大麦使用)600ml×24本」は、ボトルへの再生PET使用やボトル軽量化などのプラスチック削減の取組みにより、再生プラスチックを使用したペットボトル飲料で国内初となるエコマーク認定を取得している。

*エコマーク…公益財団法人日本環境協会が認定。さまざまな製品・サービスのうち、原材料調達から、生産、廃棄までのライフサイクル全体で、環境への負荷が小さく、環境保全に役立つと認められ、規定の基準を満たした商品に付与される〝環境ラベル〟。

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