㈱ローソンは、日本各地で生産されている希少な〝ブランド米〟を単一で使用したおにぎりを、「日本おこめぐり」として2か月ごとに順次、全国のローソン店舗(ローソンストア100を除く)で発売する。
発売するおにぎりは、米の特長を直接味わうことができる「塩にぎり」と、米の特長に合わせた食材を使用する「具入りおにぎり」の2種類。第1弾商品として、今月5日から、北海道産のブランド米「ふっくりんこ」を使用した『ふっくりんこ 塩にぎり』と『ふっくりんこ 焼鮭ほぐし大葉味噌(北海道産秋鮭使用)』の2品〔写真〕を発売している。
現在、日本には都道府県ごとにその土地や気候に合わせて開発された300を超える食用のブランド米があるが、生産量が少なく家庭内消費が中心のため、全国的な知名度はあまり高くない。ローソンでは「全国のローソンでおにぎりに使用することで、そのおいしさをより多くのお客様に味わってほしい」とコメントしている。
使用するブランド米は、北海道産「ふっくりんこ」、北海道産「ゆめぴりか」、山形県産「雪若丸」、富山県産「富富富(ふふふ)」、石川県産「ひゃくまん穀」、福井県産「いちほまれ」の6銘柄。今月から2023年5月にかけ、2か月ごとにおにぎりとして販売する。
また、9月の第2弾となる山形県産「雪若丸」を使用したおにぎりの発売時からは、一部エリアで各ブランド米のパックご飯の販売を同時に行い、ブランド米の認知度と消費の拡大を目指すとしている。