日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

企業・商品ニュース

井関農機子会社が合併、商号変更

 井関農機㈱は10月30日開いた取締役会で、同社連結子会社の㈱ヰセキ中国(広島県東広島市)と㈱ヰセキ四国(愛媛県伊予市)の合併と、来年1月1日「㈱ヰセキ中四国」に商号変更を行うことを決議した。  ヰセキ中四国(広島県東広島市)の資本金は90百万円。代表取締役社長は中谷淸氏。

ポリアミンを増やすヨーグルトを発売=協同乳業

 協同乳業㈱(後藤正純代表取締役社長)はこのほど、「LKM512ヨーグルト+」を発売した。  同商品は、〝生きて腸に届き、増えるビフィズス菌LKM512とアルギニンによって、おなかでポリアミン(*)をつくる〟ことが特徴。腸内細菌叢(=ヒトや動物の腸内で一定のバランスを保ちながら共存している多種多様な腸内細菌の集まり)は人それぞれ違うため、すべてのヒトがポリアミンを増やせないが、20年以上におよぶポリアミン研究を行ってきた協同乳業が、ほぼすべてのヒトの腸内でポリアミンを増やす技術開発に成功、特許を取得した(特許第5881801号)。脂肪ゼロ。100g、希望小売価格120円(税抜)。 *ポリア...

ネット通販でのカード不正情報をカード会社間で共同活用へ=三菱UFJニコス

 三菱UFJニコス㈱は、大日本印刷㈱が運営するネット通販でのクレジットカード不正使用を検知・判定する「リスクベース認証」において、不正に使われた機器情報を複数のクレジットカード会社間で共同活用できる仕組みの導入を決定、㈱ジェーシービー、㈱エポスカードと共同で今月7日から取扱を開始した。同社は大日本印刷と昨年7月から、ネット通販におけるID・パスワードによる本人認証サービスにリスクベース認証機能を導入、今年7・8月には同機能の一層の実効性向上を目的に、パソコンやスマートフォン等の不正に使用された機器情報を、同社とジェーシービー、エポスカードの3社間で共同活用する実証実験により効果を検証し、不正使...

コロンビアのPJに農業IoTソリューション「e-kakashi」を納入=ソフトバンク

 ソフトバンク㈱は、米州開発銀行グループの研究所であるIDB Labが支援する、コロンビア共和国におけるコメ栽培の生産性・持続可能性向上への取組み(=スマートライスファーミングプロジェクト)に、ソフトバンクの農業IoTソリューション「e-kakashi(イーカカシ)」を納入し、今年11月から稼働を開始する。28日に発表した。  コロンビアをはじめとするラテンアメリカ・カリブ海地域(LAC地域)の農業は膨大な水を消費するため環境負荷が高く、ICT(情報通信技術)などの新しい技術によって、資源を効果的に活用することで生産性と持続可能性を両立することが求められている。  同プロジェクトは、国際熱...

JA全農子会社の全国農協食品が「石川佳純(かすみん)牛丼」を発売

石川佳純選手監修の第2弾「石川佳純(かすみん)牛丼」を発売=全農食品

 JA全農子会社の全国農協食品㈱(百瀬祥一代表取締役)は、JA全農所属の卓球女子日本代表・石川佳純選手が監修した「石川佳純(かすみん)牛丼」〔写真〕を発売する。  「石川佳純(かすみん)牛丼」は、2018年に発売した「石川佳純(かすみん)カレー」に続き、〝ごはんが大好き〟という石川選手が「ご飯に合うこと」「子どもたちにも美味しく食べてもらえること」といった思いを込め監修した商品。具材の牛肉、玉ねぎは国産を使用、玉ねぎの甘さを引き出すため加熱時間や量にもこだわり、海外を転戦する石川選手の「食」へのこだわりがつまった商品。135g。11月下旬より全農が運営する通販サイト「JAタウン」の「健農...

雪印メグミルクが台風19号被災地支援等で中酪等に寄付

 雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は、令和元年台風第19号による被災者や被災地支援のために、同社グループ義援金として、日本赤十字社を通じて2000万円、被害を受けた酪農業への支援募金として(一社)中央酪農会議に1000万円を寄付することを決めた。

県産米の最高級品種「金色の風」の新CMを制作=岩手県

 岩手県は、県産米の最高級品種「金色の風(こんじきのかぜ)」の新米PRの一環として、純情産地いわて宣伝本部長を務める女優・のんさんが出演する新CMを制作した。Youtube「岩手県公式動画チャンネル」で来年3月31日まで公開している。  CMは、のんさん自ら、岩手の伝統的工芸品「南部鉄器」の釜で炊飯し、炊き上がりを心待ちにしながら、炊き立ての「金色の風」を味わう瞬間を収めた内容。 Youtube「岩手県公式動画チャンネル」 【15秒編】https://www.youtube.com/watch?v=_sJv6SnCGDo 【30秒編】https://www.youtube.com/wa...

北海道米「ゆめぴりか」新CMが放映中=ホクレン

北海道米「ゆめぴりか」新CMが放映中=ホクレン

 ホクレン農業協同組合連合会と北海道米販売拡大委員会は17日、北海道米の新米発表会を都内で開催した。  新CMは「ゆめぴりか帰る篇(15秒)」として北海道米の最上位ブランド米「ゆめぴりか」をPRするもの。新CMのイメージキャラクターには、7年連続でタレントのマツコ・デラックスさんを起用した。新CMは今月19日から全国で放映を開始している。  CMでは、2018年産は天候不良により認定マーク付きの「ゆめぴりか」の出荷量が大幅に減少し店頭では品薄の状態が続いたが、2019年産は出荷基準をクリアした「ゆめぴりか」を収穫でき、出荷量も例年並みに回復傾向にあることから、今年は、多くの人に味わって...

JA全農が「もっちり玄米パックご飯(黒米入り)」発売

JA全農がAmazon限定ブランドで「もっちり玄米パックご飯(黒米入り)」発売

 JA全農は今月23日から、Amazon限定ブランド580.com(ごはんどっとこむ)の新商品として、『もっちり玄米パックご飯(黒米入り)』〔写真〕をAmazon限定で発売した。  業務提携先である㈱結わえる(本社=東京都千代田区、荻野芳隆代表取締役)の圧力釜で炊き上げた玄米を食べきりサイズのパックご飯にした。商品開発には、全農グループMD部会を中心に、サンキュ!全農ブロガー(*)も参画、グループインタビューで交わされたリアルな意見を反映し、忙しい女性に向けて「私のための商品」というコンセプトで商品を設計した。  同商品は手軽に美味しく玄米を楽しめるように、圧力釜で炊き上げることでもちも...

JA全農はSSJホールディングス㈱と協力し非常用可搬型発電機「ELSONA」の取り扱いを開始

LPガス&ガソリン対応のハイブリッド式発電機シリーズ=全農

 JA全農はこのほど、発電機の開発・製造を行うSSJホールディングス㈱(群馬県吾妻郡嬬恋村、岩間斎代表取締役)と協力し、JAグループ向けに、非常用可搬型発電機「ELSONA」シリーズの取り扱いを開始した。  「ELSONA」シリーズは、燃料に利便性が高いLPガスを採用し、さらにガソリンも使用できるハイブリッド式非常用可搬型発電機。軽量で取り回しも楽な「S―3500」、単相100V、200Vを出力できる「S―5500」〔写真〕、単相100Vと三相200Vを出力でき農場や小規模工場などBCP対策にも活用できる「T―7500」の3タイプ。LPガスは長期保存しても劣化しにくいためメンテナンスが不...

みのりみのるブランドの全国11飲食店舗で「北海道フェア」=全農

 JA全農は、ホクレンと連携し、全農が運営するみのりみのるブランドの飲食店11店舗において、10月24日~11月8日の間、北海道産の食材を使用した限定メニューを提供する。収穫シーズン真っ盛りのじゃがいも、かぼちゃ、ゆり根、枝豆などの野菜、北海道産豚肉を丁寧に仕込んだ生ハム、生産量日本一の北見地方の玉ねぎのコロッケ「たまコロ」など、北海道の旬の味覚を使った特別メニューになるという。今回の「北海道フェア」は、みのりみのるブランド店舗における初めての全国共通フェアになる。 ①みのりカフェ エスパル仙台店(宮城) ②グリルみのる エスパル仙台店(宮城) ③みのりカフェ 銀座三越店(東京) ④み...

製粉大手4社が業務用小麦粉価格を改定

 日清製粉、日本製粉、昭和産業、日東富士製粉の大手製粉会社4社は、輸入小麦の政府売渡価格が10月1日より5銘柄平均で8・7%引き下げられたことを受け、業務用小麦粉の価格を改定することを特約店に通知したとそれぞれ発表した。いずれも来年1月10日出荷分より実施する。改定額には消費税は含まない。各社の改定額は以下の通り。  【日清製粉】【日東富士製粉】▽強力系小麦粉=25kg当り130円値下げ、▽中力系・薄力系小麦粉=同100円値下げ、▽国内産小麦100%小麦粉=同35円値下げ。【日本製粉】▽強力系小麦粉=25kg当り130円値下げ、▽中力系・薄力系小麦粉=同105円値下げ、▽国内産小麦100%小...

クミアイ化学のアクシーブ剤がインドで農薬登録

 クミアイ化学工業㈱は16日、同社開発剤アクシーブ(一般名:ピロキサスルホン)を含有する畑作用除草剤が、9月26日付けでインドで農薬登録されたと発表した。  アクシーブは、ダイズ、コムギ、トウモロコシなどの作物に使用可能な畑作用除草剤として、既に世界14か国で登録を取得しており、インドの登録は15か国目。インドではコムギ栽培で問題となっているALS阻害やACCase阻害の既存除草剤抵抗性のイネ科雑草を主対象としており、それらに高い除草効果を示す同剤が抵抗性雑草防除に有効な除草剤として期待されている。  インドのコムギ栽培面積はおよそ3000万ha。同社では、このうち除草剤抵抗性雑草が問題と...

生活クラブが米ブランド名を「共同開発米」にリニューアル

 生協の生活クラブ事業連合は、同生協で扱う山形、栃木、長野、宮城の4産地の米ブランド名を「共同開発米」とし、リニューアルした〔図は新ロゴ〕。今月28日から供給を開始する。  新ブランド米は「山形県産庄内遊YOU米」(品種=ひとめぼれ/生産者=JA庄内みどり遊佐町共同開発米部会)、「長野県産上伊那アルプス米」(コシヒカリ/JA上伊那減農薬栽培米生産部会)、「栃木県産那須山麓米」(なすひかり/JAなすのどではら会)、「宮城県産みちのく加美米」(ささゆた香又はまなむすめ/JA加美よつば加美清流米クラブ)。  生活クラブでは提携生産者と消費者との話し合いにより、農薬や化学肥料を減らした米の開発や、...

イトーキの本社オフィスが米国・健康建築性能評価制度の「ゴールド」レベルを取得

 ㈱イトーキはこのほど、本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ トウキョウ ゾーク)」において、米国・健康建築性能評価制度「WELL Building Standard(WELL認証)」の「ゴールド」レベルを取得した。 WELL認証は、International WELL Building Instituteの7年間の研究開発に基づいて作られた、建物内で暮らし、働く人たちの健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システム。人にとって快適、安全、健康な建物を客観的に評価する基準として、環境工学の観点だけでなく、医学の見地から検証が加えられていることが特徴。  イト...

「デオマジック畜産用」のWEBサイトオープン=凸版印刷

 凸版印刷㈱はこのほど、畜産・酪農関係者の臭気対策として広く活用されている「デオマジック畜産用」のWEBサイト(https://www.tpn-deomagic.com/)をオープンした。WEBサイトでは、使用事例や農家の声、コストシミュレーションなどを掲載している。  「デオマジック」は、総合素材メーカーのシキボウ㈱が開発した臭気対策用消臭剤。香水など何十種類もの香料の成分をブレンドして完成する芳香品の多くに、糞便臭のような一般的に不快と感じる臭いの成分が少量含まれていることに着目し、良い香りの香料からあらかじめ糞便臭成分を除いた香料を調合することで、糞便臭成分が加わったときにはさらに良い...

あきたこまち新TV―CM放映開始=JAグループ秋田・全農あきた

 JAグループ秋田・JA全農あきたは、女優の葵わかなさんを起用した秋田県産「あきこまち」35周年を記念した新CMの放映を開始した。  新CMのコンセプトは「ごはんホームパーティ」。参加者全員ごはんが大好きすぎて〝ホムパ〟に持ち寄った料理もすべて白いごはん、という「ごはん愛」に満ちた内容。  音楽は秋田県横手市出身のシンガーソングライター高橋優さんの「白米の味」を起用している。

〝置き野菜〟のKOMPEITOと吉野家がコラボ、オフィスに〝置き肉〟

 オフィス向け〝置き野菜〟サービス「オフィスで野菜」を展開する㈱KOMPEITO(東京都渋谷区、渡邉瞬代表取締役CEO)は、㈱吉野家(東京都中央区、河村泰貴代表取締役社長)と、今月1日からコラボコースを開始した。  「オフィスで野菜」は、オフィスに冷蔵(凍)庫を設置するだけで、〝健康と美味しさにこだわった食事〟を届ける取り組み。「やさい」と「ごはん」の2プランで展開しており、現在1300拠点以上で導入されているという。今回開始した「オフィスでごはん吉野家コース」は〝オフィスにいながら吉野家店舗の味をいつでも楽しめる〟内容。「牛丼」「豚丼」「月替わり商品×2種類」「白米」の5種類から選択できる...

果樹生産工程を樹木1本ごとに見える化するアプリの提供を開始=TrexEdge

 農業系のITサービスから販売支援まで手掛ける㈱TrexEdge(本社=東京都品川区、池田博樹代表取締役社長、以下トレックスエッジ)は、もりやま園㈱(本社=青森県弘前市、森山聡彦代表取締役)と共同開発した果樹の生産工程を樹木1本ごとに見える化して管理するアプリ「Agrion果樹」の提供を今月から本格的に開始する。  トレックスエッジは、露地栽培のデータを活用した生産管理と労務管理をサポートする「Agrion農業日誌」、伝票作成や注文・販売管理などの事務をサポートする「Agrion販売管理」等のAgrionシリーズを提供している。今回、本格リリースする「Agrion果樹」は、樹木1本ごとの剪定...

住友化学が豪州・ニューファーム社の南米子会社4社の買収に合意

 住友化学はこのほど、オーストラリアの大手農薬会社ニューファーム社との間で、同社グループが所有するブラジルの子会社1社、およびアルゼンチン、チリ、コロンビアの子会社3社の全株式を、それぞれ住友化学の子会社である住友化学ブラジル社と住友化学チリ社を通じて取得することで合意したと発表した。今年12月開催予定のニューファーム社株主総会での決議後、競争法当局による審査など所定の手続きを経て買収が完了する見込み。  住友化学の西本麗代表取締役副社長執行役員は、「ニューファーム社が南米において築き上げてきた強力な販売網を当社が獲得することは、両社の株主にとって有意義な取引となると確信している。戦略的パー...

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