JAバンク(JA・信連・農林中金)は16日、一定期間利用のない貯金口座に対して未利用口座管理手数料を導入すると発表した。 長期間、利用の無い貯金口座の不正利用防止とサービス維持向上の観点から、未利用口座管理手数料(本手数料)を導入するもの。 今年10月1日以降にJA・信連に開設された普通貯金口座(総合口座を含む)・貯蓄貯金口座に適用する。9月30日以前にJA・信連に開設した口座は対象外。 概要 (1)対象口座は、2021年10月1日以降にJA・信連に開設された普通貯金口座(総合口座を含む)・貯蓄貯金口座(*)とする。ただし、以下の口座は対象外。 (対象外の口座) ・当該口座の... 2021年8月18日
JA全農(野口栄代表理事理事長)は17日、㈱安川電機(本社=福岡県北九州市、小笠原浩代表取締役社長)との業務提携契約にもとづき、ロボット技術の応用による農業分野の自動化への取組を加速することを確認したと発表した。 全農と安川電機は、全農のメインバンクである農林中央金庫と安川電機のメインバンクであるみずほ銀行の協力を得て、2018年から協業の検討を開始。同年12月には業務提携契約を締結し、①畜産、②農業生産、③流通販売の3分野において自動化技術の可能性を検討してきた。 現在、全農が持つ「ゆめファーム全農SAGA」(佐賀県)におけるきゅうりの葉かき作業の自動化などの実証を進めている。また... 2021年8月18日
農林中金は16日、8月11日からの大雨による災害により、災害救助法が適用された島根県、広島県、福岡県、佐賀県の7市4町の被災者に対して、状況に応じ金融上の措置を適切に講じることを明らかにした。 【金融上の措置】 ①預金証書、通帳を紛失した場合でも、本人と確認した上で支払につい て柔軟な対応を行う、 ②届出の印鑑のない場合には、拇印で応じる、 ③事情により定期預金等の期限前払戻しについても応じる、 ④今回の災害のため支払期日が経過した手形の取立について、事情によ り対応を検討する、 ⑤今回の災害のため支払いができない手形・小切手の不渡報告への掲載 及び取引停止処分、また、電子記録債... 2021年8月18日
農林中央金庫は10日、投資専門子会社の「農林中金キャピタル㈱」を設立した。プライベート・エクイティ分野における投資の拡充が目的で、今年10月1日の営業開始を予定している。代表取締役社長は和田透氏(元農林中金ニューヨーク支店長)。資本金は、1億円(農林中央金庫100%)。所在地は、東京・大手町のJAビル。 同社では、「食農関連(アグテック、フードテック)を含むテクノロジー系のベンチャー企業への投資(イノベーション投資)や成長・成熟企業への投資(バイアウト・グロース投資)により、様々なステージにある企業へのリスクマネーの提供や経営支援に取り組み、本邦企業、社会、経済の持続的発展に寄与していく... 2021年8月11日
JA全中と農林中央金庫は7月28日、オンラインで「JAスマホ教室」全国説明会を開催した。第29回JA全国大会組織協議案において、㈱NTTドコモとソフトバンク㈱の支援・協力を得て、JAグループとして組合員向け「JAスマホ教室」の全国普及に取り組むことを提起している。 説明会は、そのスタートに向け、JAおよび都道府県の中央会・信連、組合員組織・学習活動および信用事業の担当部署などの担当者を対象に行われたもの。JAを中心とした約250団体から1000人超が参加した。NTTドコモとソフトバンクの担当者から、各社がJAを対象に開催する教室の特徴やカリキュラム等について説明があった。 JA全中教... 2021年8月5日
農林中央金庫は7月30日、「サステナビリティ報告書2021」を発行した。同報告書が作成されるのは3回目。環境や社会課題、コロナ禍における働き方やライフスタイル、価値観の変容等、農林水産業を取り巻く環境が急速に変化する中で、昨年実施した役員のワークショップや職員間での議論等をふまえ、2050年までの気候変動対応に向けた農林中金のパーパスを設定。パーパスをふまえ、SDGsのターゲット(2030年)までに達成すべきゴール(=中長期目標)をバックキャスティングし、▼投融資先等のGHG排出量削減(2013年対比50%減)、▼農林水産業者所得の増加、の2つを新たに掲げた。報告書はこれまでPDFデータで公... 2021年8月5日
農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は3日、2022年3月期第1四半期(2021年6月末時点)の連結および単体の決算を発表した。 連結決算では、経常利益は前年同期比281億円増益の610億円、純利益は同162億円増益の471億円となった。経常収益は530億円増の3428億円、経常費用は同248億円増の2818億円となった。農林中金では、「外貨調達費用の減少等もあり、安定的な収益を確保した」と説明している。連結の総資産は前年度末比6703億円増の108兆3181億円、純資産は同1440億円増の8兆996億円となった。 また、単体決算では、経常利益は前年同期比190億円増益の599億円、... 2021年8月4日
農林中央金庫が7月29日に公表した6月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入等により、5月末に比べ1兆4403億円(1・3%)増加した。前年同月比では2兆3689億円(2・2%)増加し、残高は108兆7425億円となった。 貸出金残高は、住宅資金実行等により5月末に比べ183億円(0・1%)増加、前年同月比では7233億円(3・4%)増加の21兆9737億円となった。 2021年8月2日
農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)と日本パレットレンタル㈱(JPR、加納尚美代表取締役社長)は7月30日、レンタルパレット業界において初となるグリーンローンによる金銭消費貸借契約(以下「本件ローン」)を締結したと発表した。融資期間は6年で、金額は4億円。 グリーンローンは、環境改善効果のある事業に必要な資金供給と、その事業の環境改善効果を評価することで、社会の持続可能性向上に向けた取組みを促進するもの。JPRは、本件ローンにより調達した資金をレンタルパレットの購入に充て、環境負荷軽減ニーズの高まりなどを背景としたレンタルパレット需要の拡大に対応する。 JPRは、レンタル方式によりパ... 2021年8月2日
農林中央金庫大阪支店と大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は18日、大阪市の天満橋駅、野田阪神駅、天下茶屋駅でカーネーションのドライフラワー計1300本を駅利用者らに無料で配布した。 同取組は、昨年から続く新型コロナ禍で結婚式や歓送迎会など花を贈る機会が減少する中、同支店職員の発案で「SMILE WITH FLOWERS(花で笑顔になろう)」として始めたもの。昨年7月から取組みを開始し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)や地元への貢献に取り組みたい企業が賛同し、同支店が企業にJAなどを紹介して花を買い上げてもらう仕組み。 今回は、大阪メトロが大切な方への「ありがとう」の気持ちを、お花と... 2021年7月30日
農林中央金庫香港駐在員事務所とJAたじま(兵庫)は13・14の両日、香港日本人学校(大埔校・香港校)の5年生に対し、JAたじま管内で生産している「コウノトリ育むお米」を題材に、日本人の主食である米を作るための工夫や苦労、日本から香港への米の輸出や香港での日本米の販売状況等について授業を行った。 授業は農林中金の職員が学校へ赴いたほか、JAたじまと学校をウェブ会議システムでつないで行われた。両校合わせて約100名の生徒が受講した。農林中金とJAたじまは、かつてシンガポール日本人学校で同JAの取り組みを題材に食農教育を実施していた経緯があり、今回のオンライン授業が実現したもの。 JAたじ... 2021年7月29日
JA全農と農林中金、JR東日本は22~25日、東京・JR新宿駅ミライナタワー改札外で「にっぽん応援マルシェ」を開催した。3者が共同で取り組む地域振興・産地支援の一環として行われたもの。同場所で毎月開催されている「ルミネアグリマルシェ」で、エコ物流で調達した桃や国産品が販売された。 応援マルシェでは山梨と新宿を結ぶ中央線特急列車「かいじ」等による貨客混載により、山梨県産の新鮮な桃や朝採れ野菜が輸送された。また、全農の〝ニッポンエール〟ブランドの日向夏ジュース(全農・伊藤園の共同開発)やドライフルーツ、かりんとう、などが販売された。 また、桃は㈱サトーの食べごろ予測サービス「coro-e... 2021年7月27日
農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は20日、農林中金イノベーションファンドを通じて、介護事業所向けにオンライン医療相談サービスを提供するドクターメイト㈱(青柳直樹代表取締役/医師、2017年設立)に出資したと発表した。 要介護者の増加により介護事業所数は年々増加する一方で介護従事者の不足は深刻化しており、地域の医療・介護を維持するうえで現場の業務効率化や人材定着のニーズが高まっている。なかでも、介護施設入居者の医療受診は介護事業者・医療機関・要介護者共に負担が大きく、医療介護の現場逼迫の一因となっている。 ドクターメイトは、こうした課題に対し、介護スタッフ向けにオンラインチャット医... 2021年7月21日
JAバンク千葉は15日、千葉県農業会館で、県内JA信用担当役員および役職員向け特別講演会「組合員・利用者のくらしを豊かにする長期投資」を開催した。 講演では、農林中金バリューインベストメンツ㈱常務取締役兼投資最高責任者の奥野一成氏が登壇し、投資の本質や、自社の投資戦略に触れながら、組合員・利用者の資産形成に有効な手段となる長期投資の魅力について語った。また、系統金融機関の競争優位性についても触れ、組合員・利用者との距離が近いJAバンクは他金融機関と比べて圧倒的優位な存在であり、人生の相談相手としてベストパートナーになれると受講者にエールを送った。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講演... 2021年7月21日
北海道農業生産法人㈲ミナミアグリシステム(南和孝代表取締役)とカゴメ㈱(山口聡代表取締役社長)の合弁会社「そうべつアグリフーズ㈱」(南和孝代表取締役)が建設を進めてきた、生鮮たまねぎの貯蔵庫と選果場がこのほど完成した。 そうべつアグリフーズは、北海道産のたまねぎを全国に流通させることで北海道の農業振興に繋げたいミナミアグリシステムと、食を通じて社会課題の解決に取組むカゴメが、「互いの理念に共感」して2020年2月設立した合弁会社。 完成した貯蔵庫・選果場を最大限活用し、主にミナミアグリシステムや地元農家が栽培した北海道産のたまねぎを、9月から北海道内外の卸・仲卸や量販店にむけて販売を... 2021年7月15日
▽JAバンク統括部部長〔国際金融規制対応担当〕、総合企画部部長〔制度担当〕広岡隆明 2021年7月14日
農林中央金庫は東京都森林組合と連携して、東京・日野市の多摩動物公園に多摩産材(スギ)を利用した木製大型プランターカバー31基を寄贈した。プランターカバーは、同動物公園正門及び、園内ウォッチングセンター前付近のプランターに設置された。 1日、同動物公園内で寄贈式が行われ、東京都東部公園緑地事務所長・大道和彦氏、東京動物園協会多摩動物公園長・渡部浩文氏、東京都森林組合組合長・木村康雄氏、農林中金関東業務部副部長・福島克樹氏らが出席、福島氏から大道氏に目録が手渡された。 福島氏は「皆さんからご意見を賜りながらこのような活動を継続的に行っていくことが大事だ。農林中金としても、その都度創意工夫... 2021年7月12日
農林中央金庫千葉支店は2日、千葉県森林組合連合会等と連携し、国産材利用拡大活動の一環として流山市立おおぐろの森小学校の児童を対象に、木製品の寄贈や記念樹植樹、木育の授業を実施した。 同小学校は日本最大規模の木造校舎で、2021年4月に開校。国産材利用拡大を推進している農林中金は、千葉県産材を利用した木製の黒板消しクリーナー置台16基を寄贈し、校舎の建材にも使われている「マテバシイ」の植樹を行った。5、6年生を対象にした木育の授業では、千葉県森林組合が講師を務め、森林の持つ多面的機能等について講義。子どもたちは真剣なまなざしで授業を受けていた。 おおぐろの森小学校の遠藤由樹校長は、「本... 2021年7月7日
JAバンク(JA・信農連・農林中央金庫)は、7月1日からの大雨による災害により被害を受けた人に対する、融資等に関する相談を利用のJAバンク店舗で受付けている。利用のJAバンク店舗での対応が困難な場合には、「JAバンク災害等相談窓口」(https://www.nochubank.or.jp/consult/urgency/jabank.html)に掲載している連絡先窓口を利用してもらうよう呼びかけている。JFマリンバンク(JF・信漁連・農林中央金庫)でも融資等に関する相談を利用のJFマリンバンク店舗で受付けている。 2021年7月6日
JAバンク福島(県内5JA)の貯金残高が、6月末に2兆79億円となり、初めて月末ベースで2兆円の大台に到達した。農林中央金庫福島支店が7月1日発表した。 同支店では「これも、JAバンク福島における〝組合員・地域の利用者の皆さまへのニーズに即した提案等〟が支持され、農産物販売代金や年金・給与の受取口座にJAを選んでいただけた成果だと思っております」「今後とも組合員・利用者の皆さまの多様なニーズにしっかりと応えられるよう、最適な金融商品・サービスの提案に取り組み、より一層、地域の金融機関としての役割発揮に努めてまいります」とコメントしている。 2021年7月2日