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オンラインで「JAスマホ教室」全国説明会開催=全中・農林中金

2021年8月5日

 JA全中と農林中央金庫は7月28日、オンラインで「JAスマホ教室」全国説明会を開催した。第29回JA全国大会組織協議案において、㈱NTTドコモとソフトバンク㈱の支援・協力を得て、JAグループとして組合員向け「JAスマホ教室」の全国普及に取り組むことを提起している。

 説明会は、そのスタートに向け、JAおよび都道府県の中央会・信連、組合員組織・学習活動および信用事業の担当部署などの担当者を対象に行われたもの。JAを中心とした約250団体から1000人超が参加した。NTTドコモとソフトバンクの担当者から、各社がJAを対象に開催する教室の特徴やカリキュラム等について説明があった。

 JA全中教育部の田村政司教育企画課長は開催趣旨を説明。「任意参加のセミナー・研修会で1000人を超える応募があったことは初めてだと記憶する。それだけこのスマホ教室に対する現場のニーズが強かったのだと改めて感じた」と述べるとともに、JAの職員が受講者をフォローすることの重要性を語り、「私たちの事業は、組合員がスマホを使えるようになることで、質的に大きく変化すると思っている。その最初のきっかけが、JAスマホ教室だ。全支店・全生産組織・全組合員組織で実施していただきたい」と訴えた。

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