(一社)家の光協会は4月1日付で機構改革を行う。「企画開発室」を「デジタル事業推進室」とし、引き続き常勤役員直轄部署として、新たなWebサイトの企画・運営や関連事業の研究・開発に取り組む。 家の光協会では今回の機構改革について、「令和3年度は、第28回JA全国大会決議である創造的自己改革の実践に向けた教育文化活動の支援に努めるとともに、『2019~2021年度事業3か年計画』の最終年次として、『食』と『農』に関する本会の出版事業、文化事業の実績を生かしたWeb事業へ本格参入し、将来的なデジタル分野での事業展開に向けた取組みを強化する」としている。同日付の人事異動は以下の通り。 〔総務本... 2021年4月1日
アグリビジネス投資育成㈱は4月1日付で、取締役代表執行役に松本恭幸氏(前農林中央金庫常務執行役員)、取締役に金丸哲也氏(前農林中央金庫代表理事専務)が就任する。3月31日付で森本健太郎取締役代表執行役は退任。 松本恭幸(まつもと・やすゆき)取締役代表執行役は、慶大経済卒、日本長期信用銀行入行、1999年農林中央金庫入庫。営業第一部副部長、開発投資部副部長、シンガポール支店長、営業第二部長、投融資企画部長、常務理事、常務執行役員グローバル・インベストメンツ本部副本部長、常務執行役員食農法人営業本部副本部長。1963年生れ、静岡県出身。 関連記事:農林中金が新たな執行役員体制を発表=4月1... 2021年4月1日
JAバンク・JFマリンバンク・農林中央金庫は3月31日、郵政民営化委員会から、金融庁長官及び総務大臣に対し㈱ゆうちょ銀行の新規業務等に関する意見が提出(3月23日)されたことを受け、以下の見解を発表した。 令和3年3月23日、郵政民営化委員会から、金融庁長官及び総務大臣に対して、株式会社ゆうちょ銀行の新規業務等に関する意見が提出されました。 私どもはこれまで、間接的な政府出資が残るゆうちょ銀行が新規業務に参入するに当たっては、前提として、まずは完全民営化への道筋が具体的に示され、その確実な実行が担保されることが最低限必要であると申しあげてきました。また、そのうえで、個別業務ごとの... 2021年4月1日
農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は3月31日、「投融資における環境・社会への配慮にかかる取組方針」を改定したと発表した。 農林中金は、農林水産業を基盤とする金融機関として、環境課題の中でも特に気候変動問題を最重要課題の一つと認識のうえ、2019年4月に石炭火力発電セクターにかかる投融資方針を制定、新規の石炭火力発電所への投融資は原則として行わないこととしている。また、環境・社会に重大な負の影響を与える可能性を踏まえ、20年4月にはパーム油セクターおよび森林セクターにかかる投融資方針を制定、投融資検討時に顧客の環境・社会課題への対応、配慮の状況を確認することとしている。 このたび、... 2021年4月1日
清水建設㈱、㈱みずほ銀行、農林中央金庫等は3月31日、シンジケーション方式のサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)について、極度額を200億円とするコミットメントラインを設定したと発表した。サステナビリティ・リンク・ローンを活用した資金調達は建設業界では初めて。 このコミットメントラインは、急な資金需要に備えて設定するもので、みずほ銀行がシンジケーションを組成。サステナビリティ・リンク・ローンは、金利条件等の貸付条件と借り手のCSR戦略に対するパフォーマンス評価が連動した、持続可能な経済活動および成長を推進するローン形態。 今回のパフォーマンス評価は、シミズグループの「中期経営計... 2021年4月1日
農水省は3月29日、農林水産大臣を本部長とする「みどりの食料システム戦略本部」の第2回会合を開催し、「みどりの食料システム戦略中間取りまとめ」を決定した。同本部は、日本の食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現させるため、新たに同戦略を策定・推進するため設置。同戦略の策定に当たり、これまで生産者、関係団体、事業者等の幅広い関係者と20回にわたり、意見交換を行ってきた。 冒頭、野上農相はこれまでの経緯を振り返りながら、「近年の食料、農林水産業を取り巻く状況は生産者の減少や高齢化、地球温暖化や大規模災害の激甚化、新型コロナウイルスへの対応などの課題が顕在化し... 2021年4月1日
〈主な内容〉 JA営農指導実践全国大会 全中がオンライン開催 3. 鳥取県・JA鳥取中央 琴浦営農センター果実園芸課 後藤慎司氏 ◎米政策等を議題に自民農業基本政策検討委員会 JAグループがさらなる深掘り対策など課題説明 ◎清水建設、みずほ銀行、農林中金が建設業界初、SLLで資金調達 ◎みどりの食料システム戦略本部で中間とりまとめを決定=農水省 ◎農林中金が「投融資における環境・社会への配慮にかかる取組方針」を改定 ◎JAバンク・農中等がゆうちょ銀行の新規業務等への郵政民営化委の意見に見解 人事 農水省/家の光協会/アグリビジネス投資育成代表執行役に松本氏... 2021年4月1日
農水省はスマート農業実証プロジェクトの実証成果として、5つの営農類型について中間報告を公表した。同プロジェクトは、ロボット、AI、IoTなど先端技術を生産現場に導入・実証し、経営効果を明らかにすることで、スマート農業の社会実装を加速化することを目的とした事業。令和元年度から2年度までの間に、全国148地区で展開されている(実証期間は2年間)。今回公表されたのは、令和元年度実施地区(69地区)のうち、畑作(小麦、大麦)、露地野菜(キャベツ、ほうれんそう、さといも、すいか)、施設園芸(ピーマン)、果樹(温州みかん)、地域作物(茶)の5つの営農類型についての1年間の実証成果(水田作は2年10月に中... 2021年3月31日
JA全農の完全子会社の東北協同乳業㈱と福島県酪農協の完全子会社である酪王乳業㈱は、令和3年10月1日に新設合併を行い、「酪王協同乳業㈱」を設立することについて基本合意した。 両社は、東日本大震災以降、風評被害で売上高が大きく減少するなどの影響を受けたが、福島をはじめ東北の酪農家・消費者のために、安全・安心な牛乳・乳製品の製造・販売を継続するとともに、酪王ブランドや11/19-B1乳酸菌ヨーグルトなどの新商品開発を行い、販売を拡大してきた。これまでも両社は、業務提携契約を締結し、生産の受委託を相互に行うなど事業面で連携関係にあったが、少子高齢化等により中長期的に市場規模の縮小が想定される事... 2021年3月31日
〔4月1日付〕▽代表取締役専務(専務取締役)加藤太彦▽専務取締役(常務取締役)小籏直人▽取締役、内海智江農林中央金庫常務執行役員▽同、井野真吾農林中央金庫IT統括部長 〔3月31日付〕▽退任(代表取締役専務)大根田健博▽同(取締役)喜田昌和農林中央金庫常務執行役員▽同(取締役)半場雄二農林中央金庫IT統括部主任考査役 2021年3月31日
農林漁業団体職員共済組合(農林年金)は4月1日付で組織機構を変更し、特例一時金給付の進捗や今後の重点業務等を踏まえ、組織をスリム化し事務の効率化を図る。 旧企画部、財務部を「総務部」に、事務システム部、相談センターを「業務部(旧年金業務部)」にそれぞれ統合し、「監理部(旧監理班)」と合わせ3部体制に再編する。 また、同日付で以下の人事異動を行う。 ▽(事務システム部長)総務部長福田一夫▽業務部長(財務部長)芳賀聡▽業務部担当部長(年金業務部管理徴収課長)平田久美子▽監理部長(監理班審査役)照沼敬介 2021年3月31日
一般社団法人AgVenture Labが3月26日、農業・地域社会が抱える様々な課題解決を目指す「指名型JAアクセラレータープログラム Plant & Grow」に参加した2社の成果発表会(デモデイ)を開催。テラスマイル㈱、㈱kikitoriの2社は約4か月の同プログラムの中で、JAグループのリソースの活用や農林中金イノベーションファンドからの金融支援等で事業の取組を加速してきた。 また、JAアクセラレーター第2期採択企業の㈱Agrihub、テラスマイル、kikitoriと全農経営企画部JA支援課・丸野英喜課長による「農業者・JA双方の目線から見たDXの未来」をテーマとし... 2021年3月31日
〈主な内容〉 JA営農指導実践全国大会 全中がオンライン開催 2. 山形県・JA山形おきたま 営農経済部園芸販売課(直販担当)考査役 柴田啓人士氏 ◎全農臨時総代会で令和3年度事業計画を決定 3か年最終年度として最重点事業施策実践を加速化 ◎東北協同乳業と酪王乳業が新設合併へ基本合意 ◎AgVenture Labが指名型アクセラレータープログラムの成果発表会 人事 農中情報システム/農林漁業団体職員共済組合 ホット・ポイント 大作「江戸・東京坂道巡り」 2021年3月31日
▽農林水産政策研究所長事務代理(農林水産政策研究所次長兼農林水産政策研究所企画広報室長)吉田行郷▽退職(農林水産政策研究所長)神山修 2021年3月30日
▽退任(参事)引屋敷透 2021年3月30日
▽岩手県本部長〔参事〕(岩手県本部副本部長)髙橋司▽山形県本部長〔参事〕(山形県副本部長)佐々木英之▽兵庫県本部長〔参事〕(兵庫県副本部長)櫻井裕士▽長崎県本部長〔参事〕(長崎県副本部長)白石哲郎 2021年3月30日
㈱農林中金アカデミーは29日に開いた臨時株主総会・取締役会で役員の選任を行い、代表取締役社長に宮治仁志代表取締役副社長(現・農林中央金庫系統人材開発部長、4月1日付で農林中央金庫系統人材開発部長兼JAバンクリテール実践部部長〔系統広告担当〕)を選んだ。また、取締役〔非常勤〕に河本紳農林中央金庫常務執行役員を新たに選任した。4月1日付で就任する。 五十嵐信夫代表取締役社長、後藤彰三取締役は3月31日付で退任。 ▽宮治仁志(みやじ・ひとし)氏=早大法卒、1992年農林中央金庫入庫。JAバンク企画推進部副部長、山形支店長、系統人材開発部長、4月1日付で系統人材開発部長兼JAバンクリテール実践... 2021年3月30日
第9回ロボット大賞で農林水産大臣賞を受賞したinaho㈱(菱木豊代表取締役CEO)の表彰式が26日に農水省で行われた。葉梨康弘農林水産副大臣が表彰状の授与と副賞のトロフィーの贈呈を行った。 inahoの出品内容は、自動野菜収穫ロボットとRaaSモデルによる次世代農業パートナーシップ。農作業で一番時間が掛かっている収穫作業を人に代わってロボットが行うことで農業経営の継続・拡大に貢献し、農業現場への導入に際してはロボットを販売するのではなく、ロボットの収穫高の一定割合を利用料として支払うRaaS(Robot as a Service、ラース)の事業方式を採ることで利用しやすくした。同... 2021年3月30日
〈主な内容〉 JA営農指導実践全国大会 全中がオンライン開催 1. 審査委員長 丸山清明氏に聞く ◎新たな「土地改良長期計画」を閣議決定=政府 「生産基盤の強化による農業の成長産業化」等を政策課題に ◎ロボット大賞・農林水産大臣賞のinahoを葉梨農林副大臣が表彰 ◎農業支援サービス提供事業者向けに情報表示に関するガイドライン策定=農水省 ◎令和元年度着工の公共建築物木造率は0.7%上昇=林野庁 ◎交通安全啓発動画「JA共済の想い×風見しんご」を公開=JA共済 ◎農作業安全検討会で農業者の安全配慮の取組活性化等論点に=農水省 ◎中山間地域等の特性を... 2021年3月30日
農林中央金庫が26日に公表した2月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入等により、1月末に比べ3124億円(0・3%)増加した。前年同月比では2兆6754億円(2・5%)増加し、残高は107兆6187億円となった。 貸出金残高は、住宅資金実行等により1月末に比べ757億円(0・4%)増加、前年同月比では6411億円(3・1%)増加の21兆6353億円となった。 2021年3月29日