日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

JA福島さくら管内被災地の営農再開へ農林中金が助成

 農林中央金庫福島支店(望月大輔支店長)は、JA福島さくら管内の被災地(避難指示解除区域)で営農再開をする生産者を対象に、水稲作付け再開にかかる資機材(種籾・苗)購入費への支援を行った。  26日贈呈式が開催され、135名分総額約12百万円がJA福島さくら(管野啓二組合長)へ助成された。農林中金の「営農再開支援」が活用されたもの。同JA管内には、原発事故により避難指示を受けた「ふたば地区」全域があり、風評問題による営農再開の意欲低下や住民帰還の遅れによる労働力不足が大きな課題となっている。  農林中金ではこれまで、新しい農業の拡大や重労働軽減のため、同JAが取得する「タマネギの集出荷用機械...

農林中金が子育てサポート企業として『プラチナくるみん認定』を取得

 農林中央金庫は26日、次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」として、厚生労働省から『プラチナくるみん認定』を取得したと発表した。  農林中金は、次代の社会を担う子供たちの健全な育成環境の整備を目的とした「次世代育成支援対策推進法」に基づき行動計画を策定・実行し、育児と仕事の両立支援に取り組んでいる。こうした取組みの成果が認められ、2011年6月以降、2回にわたり厚労省から「子育てサポート企業」として「くるみん認定」を取得。その後の育児と仕事の両立支援にかかる制度導入や利用状況等を踏まえ、さらに高い水準で取組みを行っている企業として、今年2月3日に新たに『プラチナくるみん認定...

人事|農林中金ファシリティーズ

 農林中金ファシリティーズ㈱(伊藤良弘代表取締役社長)は26日に開催した臨時株主総会・取締役会で4月1日付の役員人事を決定した。  取締役〔非常勤〕に北林太郎氏(農林中央金庫総務部長、4月1日付で常務執行役員就任)が就任する。津城陽一常務取締役、大山将登・八木正展両取締役は3月31日付で退任。  また、4月1日付で執行役員に入澤宣之氏(拠点統括部長)が就く。

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日刊アグリ・リサーチ 2021年3月29日(月)

〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 JA営農指導のこれから  JA全中常務理事 肱岡弘典氏 ◎「農業DX構想」をとりまとめ公表=農水省  「農業・食関連産業の現場」等3分野の取組課題 ◎JCAが「2018事業年度版 協同組合統計表」を発刊 ◎JA貯金残高2月末は前年同月比2・5%増の107.6兆円 ◎田畑売買価格が26年連続の下落=全国農業会議所調査  下落要因はともに「農地の買い手の減少」が最多 ◎JA福島さくら管内被災地の営農再開へ農林中金が助成 ◎農林中金が子育てサポート企業として『プラチナくるみん認定』を取得 ◎米消費拡大に向け「ご炊こうチャレンジ」プロジ...

会長に東山克之氏、社長に牛窪克彦氏=NZAM

農林中金とJA共済連がJAグループ資産運用ビジネスを強化 人材・ノウハウをNZAMに投入  農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)とJA共済連(柳井二三夫代表理事理事長)は25日、両社のグループ会社である農林中金全共連アセットマネジメント㈱(=NZAM)をより一層活用した資産運用ビジネス強化の取組みを進めていくことを決定したと発表した。  農林中金とJA共済連では、「グローバルな低金利環境が継続する等、運用環境が極めて厳しくなる中、お客さまのニーズは多様化・複雑化しており、特に足元では、長期的・安定的な運用利回りを求め、社債投資をはじめとするクレジット投資や、プライベートエクイティ・インフ...

農林中金が植物肉スタートアップのDAIZに出資

植物肉の普及を通じ国産大豆の生産・消費拡大へ  農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は25日、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するDAIZ㈱(熊本県熊本市、井出剛代表取締役社長)に対して、「F&A成長産業化出資枠」を通じた出資を行ったことを明らかにした。  近年、世界的な人口増加に伴うタンパク質危機や環境問題への対応、エシカル消費意識や健康意識の高まりを背景に、植物由来の食品は国内外で注目を集めている。DAIZ社は、従来の搾油後の大豆ではなく、大豆そのものを発芽させた原料を使用した独自の製造技術により、栄養価が高く食肉に近い旨味・食感・香りを再現した大豆由来の植物肉を開発...

人事|日本政策金融公庫(農林水産事業本部関連)=3月25日付

【本店】▽営業推進部長(東海北陸地区統轄)吉永俊雄▽出資・証券化支援室長(中小企業事業本部保険企画部副部長)佐藤耕一▽融資企画部長(千葉支店長兼農林水産事業統轄)齋藤佳子▽新業務企画室長(福島支店農林水産事業統轄)兼子秀顕▽リスク管理部長(財務部長)江口秀明 【地区】▽東海北陸地区統轄(コーポレート・ガバナンス統括室長)清原実▽近畿地区統轄(リスク管理部長)阿部司▽中国四国地区統轄(融資企画部長)大屋英樹▽九州地区統轄(中国四国地区統轄)佐古吉照  【支店長・事業統轄】▽青森支店農林水産事業統轄(農林水産事業本部審査部審査企画グループリーダー)高宮宣久▽秋田支店農林水産事業統轄(徳島支店中...

人事|㈱クボタ(農機関連)=4月1日付

〔カスタマーソリューション事業部〕▽農機海外サービス部長(農機サービス第一部長)飯野宏▽農機国内サービス部長(農機サービス第二部長)西出智史 〔農機国内営業本部〕▽農機国内サービス事業推進部長、末田英男▽農機国内サービス事業推進部(農機国内サービス事業推進部長)稲垣勇一

人事|系統債権管理回収機構㈱

〔4月1日付〕▽常務取締役(取締役)北澤圭一朗▽取締役、川田淳次(農林中央金庫JAバンク統括部長、4月1日付で常務執行役員就任) 〔3月31日付〕▽退任(常務取締役)永野仁男▽同(取締役)秋吉亮

人事|JA三井リース㈱=7月1日付

▽(審査室長)執行役員審査部長服部昭寛▽総合企画本部営業統括部営業統括室長(総合企画本部営業統括部関係会社統括室長)井川哲也▽審査部審査室長(総合企画本部営業統括部営業統括室長)筒井崇

岩手県森連と農中仙台支店が盛岡市材木町商店街振興組合にプランターカバー寄贈

 岩手県森林組合連合会と農林中央金庫仙台支店が実施する国産材利用拡大活動「いわての木、めぐみめぐるプロジェクト」の一環で25日、盛岡市材木町商店街振興組合に木製プランターカバーが贈られた。  同プロジェクトでは、SGEC森林認証(環境保全や森林の持続性等に配慮しながら適切に生産された木材であることを表示管理する、日本の森林を対象とした制度)を取得している㈲二和木材、㈲マルヒ製材が協力して、岩手県産スギの森林認証材を使用したプランターカバーキットを制作した。今年2月には、木工工作会を計4回開催、親子を中心とした盛岡市内の一般市民が参加して、森林・林業・木材等に関する授業や、プランターカバーキッ...

福岡県森連と農林中金福岡支店が県立図書館本館等に木製品を寄贈

 福岡県森林組合連合会と農林中央金庫福岡支店はこのほど、木の温もりや機能性といった木材の素晴らしさを広めるため、福岡県立図書館本館および子ども図書館に対して、京築ヒノキを中心(一部、京築スギ)に県産材を使った木製パーテーションや子ども椅子、パンフレットラックなど全10種計30個の木製品を寄贈した。  木製品は豊築森林組合が運営している林産物直売所〝京築ブランド館〟が製作した。

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農水省が農作業安全検討会を開き安全対策強化に向けて検討

 農水省が3月25日、「農作業安全検討会」を開催。農作業安全対策の強化に向けて検討を行った。農水省から、農業機械の安全設計、安全検査の概要、農作業事故が農業経営に及ぼす影響など、論点に関わる報告がなされた。

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日刊アグリ・リサーチ 2021年3月26日(金)

〈主な内容〉 ◎農中とJA共済連がJAグループ資産運用ビジネスを強化  人材・ノウハウを「NZAM」に投入、会長に東山氏、社長に牛窪氏 ◎農林中金が植物肉スタートアップのDAIZに出資  植物肉の普及を通じ国産大豆の生産・消費拡大へ ◎家の光協会が令和3年度事業計画等を決定=臨時総会 ◎岩手県森連と農中仙台支店が盛岡市材木町商店街振興組合にプランターカバー寄贈 ◎福岡県森連と農中福岡支店が県立図書館本館等に木製品を寄贈 ◎「東日本大震災復興応援」テーマにJA共済マルシェ=JA共済連 ◎農作業安全検討会を開き安全対策強化に向けて検討=農水省 人事 日本公庫(農林水...

JA全中肱岡弘典常務理事

日本農民新聞 2021年3月25日号

アングル JA営農指導のこれから JA全中 常務理事 肱岡 弘典 氏 実需者ニーズに基づく営農指導の実践 新しい流れを協同組合らしく取り込んで 産地振興や技術普及など優れた営農指導業務を担当する職員を表彰し、JA営農指導員等のレベル向上やネットワーク構築を図ることを目的に全中が開催する「JA営農指導実践全国大会」は、令和2年度第5回目を迎え2月19日にオンラインで開催された。今大会を振り返ってもらいながらJA営農指導の今後のあり方を、全中常務理事の肱岡弘典氏に聞いた。 オンラインでより広がるネットワーク ■改めて大会開催の趣旨を  JA営農指導実践全国大会は、平成28年...

〈行友弥の食農再論〉ヒバリの歌

 「うらうらに照れる春日にひばり上がり 心悲しもひとりし思へば」  万葉集で大伴家持が歌ったヒバリは春を告げる鳥の代表格だが、大都市近郊では見なくなった。営巣に適した農地や草むらが減ったからだ。  昨秋、福島県飯舘村でトルコギキョウなどを生産する高橋日出夫さんに取材した時、その鳥の話が出た。「(原発事故の避難指示が解かれ)村に戻って一番うれしかったことは?」と聞いたら「ヒバリがいたこと」という答えが返ってきたのだ。  避難する前、高橋さんの畑には毎年ヒバリが巣を作った。高橋さんはそこだけ収穫を控え、ヒナたちが巣立つのを見守った。除染作業で重機が走り回ったので、もう来ないだろうと思ったが、...

社長に八木晋介氏=日産化学

 日産化学㈱は23日開いた取締役会で代表取締役の異動を決議した。4月1日付で代表取締役 取締役社長 COOに八木晋介氏(取締役 専務執行役員)が就任する。木下小次郎代表取締役 取締役社長は代表取締役 取締役会長 CEOに就く。 八木晋介(やぎ・しんすけ)氏=東北大工学部卒、1985年入社。執行役員袖ケ浦工場長、常務執行役員生産技術部長、専務執行役員生産技術部長、2020年6月取締役専務執行役員生産技術部長。1962年生れ。

食農教育教材本を県に贈呈=農林中金福島支店

 JAバンク福島は23日、小学生に食・環境と農業への理解を深めてもらおうと、食農教育の教材本約2万部と補助教材DVDを県教育委員会に贈った。  4月上旬から県内の小学校433校と特別支援学校等24校に配る。福島県JAバンク運営協議会専門委員会の石幡洋治委員長と農林中央金庫福島支店の望月大輔支店長が県庁を訪れ、石幡委員長が鈴木教育長に目録を手渡した。  贈呈式では、石幡委員長が「次世代を担う子供たちの学習に教材を役立てていただきたい」と要請。鈴木教育長は「使いやすい教材と聞いており、継続して提供していただきありがたい。福島県は農業県であり、子供たちに福島の農業を理解してもらうことが大切。総合...

愛知県森連と農林中金名古屋支店が日進市に木製品寄贈

 愛知県森林組合連合会と農林中央金庫名古屋支店は19日、愛知県日進市にCLTスツール&トーチを60個寄贈した。CLTスツール&トーチは、普段はスツール(腰掛け)として、有事の際は炊き出しや暖を取る燃料として活用できるもの。日進総合運動公園に設置される。  寄贈式では、愛知県森連の村松幹彦代表理事会長と農林中金名古屋支店の千代康治支店長が、愛知県日進市の近藤裕貴市長、久保田力教育委員会教育長に同商品と目録を手交した。  千代支店長は「現在、木材に触れる機会が減少している。本商品をご利用いただき、木のぬくもりを再確認いただくとともに、防災の啓発にもつなげていただきたい」と述べた。全国の森林組合...

「JAバンク千葉優遇プログラム」を開始=JAバンク千葉

 JAバンク千葉は、今年5月から、県内のJAバンク利用者を対象に、新たなサービス「JAバンク千葉優遇プログラム」を開始する。  同プログラムは、利用者の取引状況(給与・年金受取、公共料金支払、貯金・貸出の残高等)に応じて3段階のステージを設定し、各ステージ毎に「JAネットバンクでの振込手数料」「提携ATM(コンビニATM、ゆうちょ銀行)での入出金手数料」の優遇を行うもの。  また、提携ATMやインターネットバンクを活用することで、JA店舗に来店することなく入出金や振込を行うことができるため、利用者の利便性の向上に繋がることが期待される。  JAバンク千葉では、「利用者のみなさまの利便性向...

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