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日本が「22年アルメーレ国際園芸博覧会」に公式参加

2021年4月12日

 オランダ王国から参加招請のあった「2022年アルメーレ国際園芸博覧会」に対し、日本が公式参加することについて、9日の閣議で了解された。

 農水省では、同博覧会への屋内出展を通じ、日本からの花きの輸出拡大やいけばな等の文化の海外展開を促進する方針。オランダにおける国際園芸博覧会は、1960年に始まり、72年以降は10年ごとに開催されている世界で最も歴史・伝統を有する国際園芸博覧会。

 同博覧会への参加意義について農水省は「日本の世界に誇り得る園芸や造園技術を紹介することは、これら分野の文化的及び産業的側面について国際的な理解を得る上で極めて有益である」「この機会を利用し、園芸先進国であるオランダをはじめとする世界の園芸産業の最新の動きや海外の消費者の嗜好を把握し、また日本からの情報発信を行うことは、花きの輸出拡大、造園緑化技術の海外展開等を図る上で極めて有益である」等と説明している。なお、同博覧会への参加に伴う諸準備を進めるため、関係省庁からなる準備会が設置され、農水・国交両省が幹事省となる。

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