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JAXAベンチャーと神明など3社が「宇宙ビッグデータ米」の栽培に着手

2021年4月9日

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)認定の宇宙ベンチャーである㈱天地人(東京都港区)は、米卸の㈱神明(東京都中央区)とスマート水田サービス「paditch(パディッチ)」を提供する農業ITベンチャーの㈱笑農和(富山県滑川市)と協業し、「宇宙ビッグデータ米」の栽培に着手すると発表した。

 「宇宙ビッグデータ米」は、気候変動に対応したブランド米をつくることが目的。地球観測衛星のデータを活用した天地人の土地評価エンジン「天地人コンパス」を活用、収穫量が増える圃場等の見つけた圃場に「パディッチ」などICTテクノロジーを活用する方式と、従来通りの方式で栽培を行い、食味や収量などの比較を行う予定。近年の地球温暖化により多発する高温障害への栽培方法の有効性を実証する。今年5月に田植えを行い、9月に収穫、年内に神明の直営店「米処 穂」で販売する予定。

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