〈本号の主な内容〉 ■JAグループ 平成31年度 畜産・酪農対策に関する政策提案 ■平成30年度 JA助けあい組織全国交流集会 JA健康寿命100歳サミット ■平成30年度 西日本地区 JA教育文化活動研究集会 家の光協会が大阪で開く ■蔦谷栄一の異見私見「解決は地域農家の話し合いにしかない」 ■JAバンク JA窓口担当者交流大会 2018年12月5日
施設園芸の高収益化と次世代に向けた戦略・新技術 ●会期 2019年2月14日(木)~15日(金) ●会場 タワーホール船堀 5階大ホール(東京都江戸川区船堀4-1-1) ●参加費 一般:6,000円 日本施設園芸協会会員及び農業生産者:3,000円 今回は、「施設園芸の高収益化と次世代に向けた戦略・新技術」をテーマに、2部構成で2日間にわたり開催します。また、企業製品プレゼンテーションや、施設園芸・植物工場関連の最新の機器資材を展示します。 是非ご参加いただき、施設園芸技術と経営の向上にお役立てください。 〈詳細はこちら〉 主催:一般社団法人 日本施設園芸協会 ... 2018年12月1日
以前、行きつけの居酒屋でベトナム人の若い女性が働いていた。名前はリンさん。「まだ勉強中」の日本語は少し怪しかったが、接客態度は明るく好感が持てた。「国に帰ったら日本語を生かせる仕事をしたい。日本にもまた来たい」と笑顔で話した。 1年ほどで姿を見なくなったが、コンビニなどでもグエンさん、ドンさんなど、ベトナム人らしい名札の従業員が増えた。逆に中国系らしい漢字の名前は少なくなった。世界第2位の経済大国は、もはや外国人を呼ぶ側になりつつある。 「労働者を呼んだつもりが、来たのは人間だった」。スイスの劇作家マックス・フリッシュがそう書いたのは50年以上前。スイスも小国ゆえの労働力不足に悩み、... 2018年11月25日
このひと 国内産米流通と米穀機構の役割 米穀安定供給確保支援機構 理事長 福田晋 氏 米穀の安定供給確保を支援するため、米穀販売業者やその団体、米穀の生産・出荷・加工等の事業者の組織する全国団体で構成する米穀安定供給確保支援機構(=米穀機構)の理事長に、6月、福田晋氏(九州大学教授、農学博士〔食料流通学〕)が就任した。福田新理事長に、国内産米の流通のこれからと米穀機構の役割を聞いた。 米の安定供給へ蓄積と知識活かし貢献を ■米穀機構の理事長就任にあたって。 私は、九州大学大学院で農業経済の中の食料流通学を専門としており、米の流通に関しては川上の産地から川下の消費までのマ... 2018年11月25日
このひと 地域農業活性化の最前線 わがJAのTACの活動 JA北びわこ 代表理事理事長 田中洋輝 氏 「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域農業の活性化」をめざした自己改革がJAグループあげて取り組まれているなか、地域農業の担い手に出向くJAの担当者「TAC」は、その最前線に立って地域の担い手とJAを繋ぐ活動を展開している。その活動の現状とこれからを滋賀県JA北びわこの田中洋輝代表理事理事長に聞いた。 農地集積で設備投資増え所得減 ■管内農業の現状と課題は? 管内の水田面積は約5400haで、水稲・... 2018年11月15日
TPP11は来年1月の発効見通しが示されるとともに、日米物品貿易協定(TAG)交渉も来年1月から開始される。TAGはFTAではない、いや、FTAを詭弁を弄してTAGでごまかしているにすぎない、との論議もある。要はアメリカがTPPを超える水準での貿易自由化を日本に強要しようとして圧力を強めていることに変わりはない。 こうした貿易自由化の進展、農産物貿易の拡大、すなわち低価格農産物の輸入増加を想定し、その対策として取り組まれてきたのが「農林水産業・地域の活力創造プラン」であると理解される。2016年11月に改訂された中身をあらためて確認しておけば、(1)国内外の需要を取り込むための輸出促進、... 2018年11月5日
〈本号の主な内容〉 ■体験型農園の普及・改善へ研修会 JA全中が開催 ■協同組合の役割発揮へ わがJAの自己改革実践(2) JAしまね 竹下正幸 代表理事組合長 JA中野市 江口栄光 代表理事組合長 JAいわて平泉 佐藤鉱一 代表理事組合長 JAあつぎ 大貫盛雄 代表理事組合長 JA鳥取中央 栗原隆政 代表理事組合長 ■JA全農におけるIT活用の現状と今後 JA全農 IT推進部 小畑俊哉 部長 ■JA共済におけるIT活用の現状と今後 JA共済連 IT企画部 村井雄一 部長 ■JAバンクにおけるIT活用の現状と今後 農林中央金庫 IT統... 2018年11月5日
巻頭言 花き施設園芸に期待するもの 農研機構 野菜花き研究部門 花き研究監 市村一雄 ■特集■ 花き施設生産における新技術 ・わが国の花き生産における課題と方向性 農研機構 野菜花き研究部門 研究領域長 中山真義 ・バラ生産におけるCO2長期長時間施用の効果 愛知県農業総合試験場 園芸研究部 花き研究室 主任研究員 奥村義秀 ・これからの花き産業に必要なお花の取組み 花き産業総合認証と日持ち保証販売 MPSジャパン(株) 代表取締役 松島義幸 ・カーネーション生産における新たな取り組み 農事組合法人香花園 理事 真鍋佳亮 ・我が国の花き流通と品質に関する諸... 2018年10月29日
巻頭言 時代の変化を見通した施設園芸 農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究調整官 中野明正 ■特集■ 施設園芸のクラウドサービスとAI、IoT クラウド制御型養液土耕支援システム「ゼロアグリ」の開発 ㈱ルートレック・ネットワークス 技術統括責任者 喜多英司 モノ作り技術で農業を支える ―「何を」×「どう作り」×「どう売るか」の最適化― (一般財団法人 機械振興協会 技術研究所次長 兼企画管理室長 技術士(機械部門) 木村利明) kintoneを用いた生産管理、生産実績、生産予測管理の取り組み (森とまと農園 森雅也) (サイボウズ㈱ 農業担当 中村龍太) (㈱ダン... 2018年6月29日
巻頭言 コンサルティングと人材育成 (一社)日本施設園芸協会 会長 篠原温 ■特集■ 人材育成と農業コンサルティング デルフィージャパンでのコンサルティングと人材育成 (㈱Delphy Japan(デルフィージャパン)取締役 麻生英文) 施設園芸におけるコンサルティングと人材育成 (アグリコンサルティング(株)代表取締役社長 久枝和昇) 高知県の施設園芸における人材育成と支援活動 (高知県農業振興部 産地・流通支援課 専門技術員 新田益男) 新たな人材育成を目的とした「きゅうりタウン構想」実現に向けた取組み ~半世紀を超え培ってきた「栽培技術」と「地域力」で地方創生~ ... 2017年10月28日
巻頭言 これからの施設園芸技術に対する雑感 農研機構 農村工学研究部門 農地基盤工学研究領域 奥島里美 ■特集■ 新たな施設園芸資機材の潮流 温室内光環境制御のための赤外線カットフィルムと光選択性資材 (千葉大学大学院 園芸学研究科 環境調節工学研究室 石神靖弘) 紫外線除去フィルムを活用した高品質赤色リーフレタス生産の可能性 (農研機構 野菜花き研究部門 野菜生産システム研究領域 佐藤文生) 散乱光特化型および省エネ特化型の特長を持つ被覆資材 -「カゲナシ5」・「エアプラス」の紹介- (タキロンシーアイ(株)アグリ事業部 アグリ業務グループ長 高田英之) パイプハウス... 2017年7月27日
巻頭言 次世代施設園芸の振興施策について 農林水産省生産局園芸作物課花き産業・施設園芸振興室 綱澤幹夫 ■特集■ トマト栽培の新たな展開 いわき市のトマト栽培の動向~サンシャイントマト出荷協議会の活動~ (福島県いわき農林事務所農業振興普及部主査 石井睦美) 福井県若狭地域におけるミディトマトの周年栽培の取り組み (福井県嶺南振興局農業経営支援部主任 畑中康孝) JA全農における営農実証支援事業の展開 (JA全農生産資材部園芸資材課主管 吉田征司) 次世代施設園芸富山県拠点での高糖度トマトの周年栽培 (㈱富山環境整備アグリ事業部 高田雅史 ㈱富山環境整備アグリ事業部青... 2017年4月25日
巻頭言 葉菜類栽培の展開 千葉大学 大学院園芸学研究科 教授 丸尾達 ■特集■ 葉菜類栽培の新しい流れ MIRAI㈱の完全閉鎖型人工光植物工場でのレタス生産における作業性改善 (MIRAI㈱ 代表取締役社長 室田達男) 総合環境制御によるレタス類の生産性向上と横展開 (㈱プランツ、㈱ひむか野菜光房 嶋本久二) 人工光型植物工場でのレタス類の生産性向上 (㈱木田屋商店 植物工場greenLand 廣瀬翔太) パイプハウス大規模ベビーリーフ生産と自社研究所による技術支援 14回転高機能ハウス誕生等震災復興も着々 (㈱果実堂 代表取締役 井出剛) 農工連携に... 2017年1月25日
巻頭言 野菜の生産性を考える (農研機構 フェロー、元野菜茶業研究所 野菜研究官 宍戸良洋) ■特集■ 施設ナスをめぐる最新栽培事情 高知県のナス促成栽培における新たな取り組み (高知県農業振興部 産地・流通支援課 専門技術員 新田益男) 単為結果性を特徴とするナス新品種‘あのみのり2号’ (農研機構 野菜花き研究部門野菜育種・ゲノム研究領域ナス科ユニット 齊藤猛雄) CO2施用による促成栽培ナスの増収技術 (福岡県農林業総合試験場 筑後分場野菜チーム 古賀武) 新しいナスの接ぎ木(高接ぎ木、多段接ぎ木)技術による土壌病害防除 (農研機構 中央農業研究センター 病害研究... 2016年10月25日
巻頭言 キュウリの生産と需要の展望 三菱樹脂アグリドリーム㈱技術顧問、元埼玉県園芸試験場 稲山光男 ■特集■ キュウリ栽培の新たな展開 キュウリ栽培における環境制御や仕立て法の考え方 (農研機構 野菜花き研究部門 施設生産ユニット長 東出忠桐) 群馬県のキュウリ栽培の現状と研究成果 (群馬県農業技術センター 園芸部野菜第三係 独立研究員 鵜生川雅己) キュウリ苗生産と流通、技術開発 (ベルグアース㈱ 取締役東日本事業部長 清水耕一) 「スプレーポニック」によるキュウリ周年栽培 (カネコ種苗㈱ 開発部研究・栽培指導担当 芹川誉) キュウリ育苗における環境制御と病虫害抑制... 2016年7月25日
巻頭言 食品の機能性向上と施設園芸への期待 国立研究開発法人 農研機構 理事(旧食品総合研究所 所長)大谷敏郎 ■特集■ 施設園芸と機能性成分・品質向上 食品の新たな機能性表示制度と青果物での取り組み (農研機構 食品研究部門 食品健康機能研究領域長 山本(前田)万里) 施設園芸・植物工場と野菜品質機能の向上技術 (農研機構 野菜花き部門 野菜生産システム研究領域 生産環境ユニット長 中野明正) 植物の体内時計と高品質栽培技術開発~ストレス応答のオミクス診断~ (大阪府立大学大学院 谷垣悠介・東孝信・福田弘和) 植物工場と機能性野菜生産の経営事例 (法政大学大学院 CS... 2016年4月25日
巻頭言 次世代施設園芸について思うこと 一般社団法人 日本施設園芸協会 会長 篠原温 ■特集■ データにもとづく生産管理の実際 キュウリの環境制御技術確立に向けた農家・関係機関一体となった取り組み (佐賀県農業技術防除センター 専門技術員 松尾定) 高知県における環境制御技術の開発と普及への取り組み (高知県農業振興部 産地・流通支援課 専門技術員 細川卓也) トマトロックウール栽培産地におけるデータにもとづく栽培指導 (栃木県JAはが野 営農部 宮地崇介) PDCAサイクルを活かしたトマト短期密植栽培での生産管理の実践 (㈱GRA/復興庁・農水省委託研究プ... 2016年1月25日
巻頭言 農業IT戦略の今後 東京農工大学大学院 農学研究院 教授 澁澤栄 ■特集■ 最近の環境制御技術と装置 CO2施用による光合成量の増加、収量の増加 ((国研)農研機構 野菜茶業研究所 上席研究員 岩崎泰永) UECS利用による環境制御の現状 (岡山大学 環境生命科学研究科 准教授 安場健一郎) 『PRIVA CONNEXT(プリバ コネクスト)』の紹介 (ネタフィムジャパン(株)技術部 大野正智) 『パッシブハウス型農業システム』における環境制御システムの紹介 (パナソニック㈱ エコソリューションズ社 事業開発センター 谷澤孝欣) 『Hoogendoorn... 2015年10月25日
巻頭言 ここまで来た種子繁殖型イチゴ (育種家、元千葉県育種研究所 所長 成川昇) ■特集■ パプリカ栽培の新たな展開 世界と日本のパプリカ=流通と生産状況= (㈲ベストクロップ 代表取締役 橋本文博) パプリカ日本一の産地を目指した宮城県の取組み (宮城県農産園芸環境課 千田洋・宮城県農業・園芸総合研究所 高橋正明) 三浦半島における無加温パイプハウスによるパプリカ栽培体系の確立 (神奈川県農業技術センター 三浦半島地区事務所研究課 高田敦之) 高度環境制御を導入した長野県での夏越しパプリカ栽培 (㈱信州サラダガーデン 代表取締役 小林豊) 太陽光型植物工場でのパプ... 2015年7月28日
巻頭言 ヒートポンプやLEDの利用等による施設園芸の省エネの推進 一般社団法人 農業電化協会 代表理事 田澤信二 ■特集■ ヒートポンプの普及と利用拡大 ヒートポンプ普及拡大と今後の課題 (東海大学工学部 教授 林真紀夫) 燃油価格高騰緊急対策、リース事業におけるヒートポンプの普及 (農林水産省生産局 農業環境対策課課長補佐(資源循環推進班) 中河原正英) 宮城県栗原市における地下水利用ヒートポンプの導入および温度均一化の取り組み (宮城県農業・園芸総合研究所 先進的園芸経営体支援チーム 相澤正樹 、宮城大学食産業学部 園芸システム学科 講師 伊吹竜太) 空気熱源式ヒー... 2015年4月25日