日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

日本農民新聞

農業経済・農政・農村・農協の新聞『日本農民新聞』

農業経済農政農村農協など、農業の専門紙である『日本農民新聞』は、食料・農業・農村に関わっての農政・農協の課題、農業経済、アグリビジネスの動向などのニュースの背景をじっくり知っていただくとともに、キーパーソンや出来事を簡潔でわかりやすく整理して情報提供することに力を注いでおります。

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日本農民新聞 2022年3月15日号

このひと   GAP普及の現状と今後   (一財)日本GAP協会 代表理事専務 荻野宏 氏    東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京オリ・パラ)の食材調達基準の要件を満たすことを示す認証として注目を集めたGAP(Good Agricultural Practices=農業生産工程管理)。そして東京オリ・パラ終了後も、輸出促進やSDGsへの貢献等で、GAPへの取組みの重要性が増してきている。GAPの現状と今後の方向について、日本GAP協会の荻野宏代表理事専務に聞いた。   国内で普及するASIAGAP/JGA...

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日本農民新聞 2022年3月5日号

アングル   獣害対策の基本 ~イノシシを中心に~   農研機構 畜産研究部門 動物行動管理グループ 竹内正彦 氏    農作物に対する鳥獣害は、懸命の対策にも関わらず高止まりが続いている。どのような対策が有効なのか、JA全農は昨年「鳥獣害対策セミナー」を開催した。農研機構の竹内正彦氏は、「イノシシを知って正しく怖がる」というタイトルで獣害対策の基本的考え方について講演した。   動物は慣れる 食と住は不可欠の視点で  イノシシの被害に困っている人は、とにかく捕ってもらうしかないと行政に抜本的な対策を望むとともに、手の施しよ...

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日本農民新聞 2022年2月25日号

第68回JA全国青年大会 記念座談会 持続可能な農業へ “気づき”“学び”“動く” 次世代農業の担い手のあり方と その支援に向けて 全国農協青年組織協議会 会長 柿嶌洋一 氏 JA全農 代表理事専務 桑田義文 氏 日本農業経営大学校 校長 堀口健治 氏    第68回JA全国青年大会が22日、東京・大手町のアグベンチャーラボから全国をWebで結んで開催された。JA全国青年組織協議会(JA全青協)の柿嶌洋一会長と、日本農業経営大学校の堀口健治校長、JA全農の桑田義文専務の3人にお集まりいただき座談会を開催、持続可能な農業へ、新たな技術や経営のあり方、JA青年部活...

日本農民新聞 2022年2月15日号

〈本号の主な内容〉 ■JA人づくりトップセミナー  JA全中が開催  第4次JA人づくりビジョン運動の実践に向けて ■令和3年度 JA教育文化活動研究集会  家の光協会が開催  JA教育文化活動ですすめる「人づくり」「つながりづくり」  ~組合員が主人公のJAをめざして~ ■野菜栽培における土壌伝染性病害の防除対策  農研機構 植物防疫研究部門 作物病害虫防除研究領域  農学博士 越智 直 氏

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日本農民新聞 2022年2月5日号

JAグループ国産農畜産物商談会 出展者インタビュー   わがJAの商品開発・農業生産振興の取組み   沖縄県 JAおきなわ 農業振興本部 特産加工部 考査役 上原正重 氏    JA全農とJAバンクは2月1日から3月31日まで第16回「JAグループ国産農畜産物商談会」をオンライン開催している。2007年開催の第1回「農畜産物展示商談会」から出展しているJAおきなわは今回、特産加工部が〝イチオシ〟のシークヮーサーで機能性表示食品をはじめ加工品各種をPRしている。上原正重考査役に商品開発、農業生産振興について聞く。   機能性で注...

日本農民新聞 2022年1月25日号

〈本号の主な内容〉 特集:第67回JA全国女性大会 ■10年後、20年後もさらに輝きを求めて  コロナ乗り越え次の活動ステージへ  JA全国女性組織協議会 会長 洞口ひろみ 氏 ■JA女性組織に期待する  全国農協青年組織協議会 会長 柿嶌洋一 氏 ■記念対談 JA女性組織の活動とJA全農くらし支援事業の連携  JA全国女性組織協議会 会長 洞口ひろみ 氏  JA全農 くらし支援事業部長 宗村達夫 氏 ■第67回JA全国女性大会 開く〈JA全国女性協〉 ■魅力あるJA全農くらし支援事業の提案  会員型宅配事業  ライフライン店舗支援策  農産物直売所支援策  ファ...

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日本農民新聞 2022年1月15日号

このひと   待ったなしの地球温暖化抑制へ ~4パーミル・イニシアチブの取組~   山梨県 農政部長 坂内 啓二 氏    地球温暖化は世界に深刻な影響をもたらし、その抑制へ向けた取組は待ったなしの課題となっている。その一環として「4パーミル・イニシアチブ」による二酸化炭素低減の取組が日本でも開始されている。この運動が地球温暖化抑制へどのように貢献するのか。先進的に取り組む山梨県でこの運動を中心となって推進する坂内啓二農政部長に聞いた。   気候変動対策の一環として 自分達にできることから ■この運動を提唱・実践した経緯から...

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日本農民新聞 2022年1月5日号

2022 持続可能な食料・農業に向けて JA全農が取組む 農業労働力支援事業     〈本号の主な内容〉 ■年頭所感     金子原二郎 農相 ■JAグループトップ 新春の決意  JA全中      中家徹 会長  JA全農      菅野幸雄 会長  JA共済連     青江伯夫 会長  農林中央金庫   奥和登 理事長  JA全厚連     山野徹 会長  家の光協会    栗原隆政 会長  ㈱農協観光  全国農協観光協会 櫻井宏 会長  文化連      八木岡努 会長 ■新春に想う「持続可能な社会へ 食と農から資本主義...

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日本農民新聞 2021年12月25日号

このひと 第5回 全農学生酪農の夢コンクール 受賞者が夢を実現!! 岡山県 倉敷チーズ工房ハルパル 三宅 春香 さん  2012年に開かれた「第5回全農学生『酪農の夢』コンクール」で「高校の部・最優秀賞」を受賞した岡山県の三宅春香さんが今年、実家の三宅牧場に「倉敷チーズ工房ハルパル」を開業し、応募作品に書いた「自分で搾った乳でチーズを作る」という夢を実現し、11月には全農の「みのるダイニングさんすて岡山店」でコラボフェアを開いた。10年間かけて夢をかなえたチーズ工房と家族3人で経営する牧場について聞いた。     ■チーズ工房開業の夢をかなえた感想は?...

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日本農民新聞 2021年12月15日号

JAトップインタビュー わが地域を見つめて   正・准組合員一体で地域に生きるJA   神奈川県 JAはだの 代表理事組合長 宮永均 氏      持続可能な農業・地域共生の未来づくりに向けて、全国のJAトップにその思いと取組みを聞くシリーズ。2回目は、早くから准組合員との対話、職員教育に力をいれ、都市近郊にありながら協同組合らしい事業運営をすすめているJAはだの・宮永均組合長が語る。   昭和33年、秦野市の農家に生まれ、高校を卒業し秦野市農協に入組。働く傍ら早稲田大学で環境学を学ぶ。38歳の若さで人事課長。支...

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日本農民新聞 2021年12月5日号

〈本号の主な内容〉 ■JAグループ 令和4年度 畜産・酪農対策に関する政策提案  新型コロナの影響が拡大・長期化するなか柔軟・万全な資金対策を ■第15回 森林組合トップセミナー・森林再生基金事業発表会  全森連・農林中金が開催  農中森力基金助成先の9組合・連合会が事業成果を報告 ■TACパワーアップ大会2021 全農が開催  地域農業の担い手を日々訪問するTACの優秀な活動を表彰 ■かお JA共済連 常務理事の 代田正治 さん ■かお JA共済連 常勤監事の 佐藤佳二 さん ■蔦谷栄一の異見私見「日本の米が"危ない"!」

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日本農民新聞 2021年11月25日号

JAトップインタビュー わが地域を見つめて   都市農業とJAの役割   東京都 JA東京スマイル 代表理事組合長 眞利子 伊知郎 氏     宅地化から保全すべき農地へ 組合員の総合コンサルを目指して    第29回JA全国大会で決議された「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」に向けて、全国のJAトップは地域の現状をどのように受け止めどのような具体策を展開しようとしているのか。自らの来し方から地域への思いを込めて語ってもらうシリーズ。第1回は、都市農業に果たすJAの役割に対する思いをJA東京スマイルの眞利子伊知郎組...

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日本農民新聞 2021年11月17日号

このひと   TACの活動で地域に貢献   福岡県 JA筑前あさくら 代表理事組合長 深町琴一 氏    地域農業の担い手に出向くJA担当者「TAC」の活動は、全国のJAで定着している。農業者の所得向上と地域農業の活性化がより一層求められるなか、TACの活動も一段の質的向上が求められている。地域農業の変化を踏まえ、様々な新しい活動に挑戦するJA筑前あさくらのTACの活動の現状と課題を、深町琴一組合長に聞いた。 全部署と密に連携 地域に腰を据え農業維持に注力 ■管内農業の概況は?  当JAは筑後川の中流域に位置し、肥沃な土壌を有するこ...

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日本農民新聞 2021年11月5日号

〈本号の主な内容〉 ■第29回JA全国大会 開く  「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」をスローガンに ■第3回協同組合の地域共生フォーラム  ともに生きる地域づくりと協同組合の役割  ~くらしまるごとケアを求めて~ ■災害に強い施設園芸づくり  雪害防止の主な技術対策 ■シリーズ 進む特定生産緑地への移行(2)  組合員のために上手に制度活用を  JA世田谷目黒(東京) 相談役 床爪晋 氏 ■蔦谷栄一の異見私見「『環境調和型農業』で環境負荷軽減」

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日本農民新聞 2021年10月25日号

第29回 JA全国大会 記念号 記念座談会 女性・青年組織の活性化で 持続可能な農業・地域共生の未来づくりへ JA全中 代表理事会長 中家徹 氏 JA全国女性協 会長 洞口ひろみ 氏 JA全青協 会長 柿嶌洋一 氏  JAグループは10月29日開催する第29回JA全国大会で、今後3か年のJAグループの活動指針を決定する。今大会での決議案は、「持続可能な農業・地域共生の未来づくり~不断の自己改革によるさらなる進化~」をスローガンに、持続可能な農業、豊かで暮らしやすい地域共生社会の実現に向けて、協同組合としての役割発揮を10年後のめざす姿とし、次世代の組合員確保に重点的に取...

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日本農民新聞 2021年10月15日号

第29回 JA全国大会 記念号 〈前編〉   〈本号の主な内容〉 ■金子原二郎新農相が就任会見=5日 ■JAグループと連携した  再生可能エネルギーを活用した営農  現地にみるソーラーシェアリングの取組み ■中央会アンケート  農業・地域を10年後も元気に~不断の自己改革でさらなる進化を~  JA鹿児島県中央会 専務理事 西田和夫 氏  JA宮城中央会   常務理事 髙橋慎 氏  JA福岡中央会   専務理事 松下克弘 氏  JA宮崎中央会   専務理事 三田井研一 氏  JA北海道中央会  専務理事 柴田倫宏 氏  JA広島中央会   専務理...

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日本農民新聞 2021年10月5日号

〈本号の主な内容〉 ■「国際果実野菜年2021」でWebシンポジウム〈農水省〉 ■10年後 わがJAがめざす姿~不断の自己改革でさらなる進化を(2)  長野県 JA上伊那    代表理事組合長 御子柴茂樹 氏  山形県 JAさがえ西村山 代表理事組合長 安孫子常哉 氏  大阪府 JA大阪南    代表理事組合長 内本直哉 氏  北海道 JA道東あさひ  代表理事組合長 原井松純 氏  東京都 JA東京スマイル 代表理事組合長 眞利子伊知郎 氏  神奈川県 JAはだの   代表理事組合長 宮永均 氏  秋田県 JA秋田しんせい 代表理事組合長 小松忠彦 氏 ■かお 農林水産省...

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日本農民新聞 2021年9月25日

このひと   第70回 日本農村医学会学術総会にあたって   第70回 日本農村医学会学術総会 学会長 (JA神奈川県厚生連 代表理事理事長 相模原協同病院 名誉院長) 高野 靖悟 氏   農業者の健康は、食料の生産に不可欠 厚生連病院の使命考える機会に  日本農村医学会は10月6日~27日、「with/afterコロナ禍の厚生連病院の使命」をメインテーマに、第70回日本農村医学会学術総会をオンラインで開催する。今回の学術総会学会長を務める高野靖悟神奈川県厚生連代表理事理事長(相模原協同病院名誉院長)に、今学術総会の概要とともに日本の医療...

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日本農民新聞 2021年9月15日

このひと   4Hクラブの活動方向   全国農業青年クラブ連絡協議会(4Hクラブ) 会長 宮本 健一 氏   「未来志向」で今を生きる 身近からの活動を積み重ねて    全国農業青年クラブ連絡協議会(=全協、4Hクラブ)は、7月総会を開催し、新会長に宮本健一副会長(石川)を選任した。全国約1万人の若い農業者を中心に農業経営向上に向けて様々な活動を展開する同会のこれからを新会長に聞いた。   全国の目標となるような地域づくりから ■自身と4Hクラブの出会いから。  神戸で大学を卒業しホテルマンを3年間務めた。9年...

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日本農民新聞 2021年9月5日

このひと JA全農のこれから JA全農 代表理事理事長 野口栄 氏     新たな領域への踏み出しを 生産・農協・実需者の現場をつなぐ  JA全農は7月30日通常総代会を開催し、令和2年度事業報告・剰余金処分案を承認。総代会後の経営管理委員会で代表理事理事長に野口栄氏(代表理事専務)が就任した。野口新理事長に、これからの全農事業の展開方向を聞いた。   10年後、20年後も「なくてはならない全農」に ■就任の抱負から。  脱炭素や循環型社会、AIやDXの加速化など大きな環境変化のなかで、わが国の農業は生産、流通、消費それぞれの...

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