JA全農ひろしまとJR西日本広島支社はこのほど、昨年の西日本集中豪雨による被害で運休していた芸備線の全線運転再開に合わせて、「鉄道」と「農業」をテーマにしたお仕事体験の旅を開催した(企画・実施は農協観光広島支店)。 広島駅から貸切車両に乗車して志和口駅を往復するツアーに親子27名が参加した。集合場所の広島駅では、子供たちが起床装置での目覚ましを体験、駅窓口での切符発券や駅構内の放送を行い、貸切車両内ではJR職員の制服を着て車内改札など車掌の仕事を体験した。農業体験は、JA広島市白木支店管内の園芸ハウスを訪問して、農家から鎌の使い方を教わりながら広島市特産野菜の小松菜を刈り取り。穫れたばか... 2019年12月4日
「今後の地域農業の活性化、避難者の帰村や雇用の創出に」と 農林中央金庫福島支店、日本政策金融公庫福島支店、ふくしま未来農協、飯舘村の4者はこのほど、山田豊・猛史(37歳、70歳)、天野浩樹氏(32歳)の飯舘村での肉用牛繁殖経営再開を連携して支援したと発表した。 農林中金、JA、日本公庫は、3氏の営農再開計画の策定や行政機関との調整等を事業構想段階からサポートすると同時に、飯舘村の復興に果たす役割を評価し、運転資金、設備資金として農業経営基盤強化資金(=スーパーL資金)、土地取得資金としてアグリマイティー資金の融資を実施。飯舘村は、福島再生加速化交付金による牛舎の貸与、営農計画の策定の支... 2019年12月4日
全国農業共済協会が12月3日、東京・メルパルクホールで「『安心の未来』拡充運動令和元年度全国NOSAI大会」を開催。農業保険制度の一層の推進を図るために行われたもので、全国からNOSAI関係者約800名が参加。収入保険について、全国10万経営体加入目標の早期達成、農業共済の加入率向上へ全力を尽くすことなど7項目の大会決議を採択した。 2019年12月4日
〈主な内容〉 ◎農業保険制度の一層の推進に向け全国NOSAI大会開催 収入保険10万経営体加入目標の早期達成など7項目の決議 ◎農中・日本公庫・JA・村の4者が「飯舘牛」の再開を支援 「今後の地域農業の活性化、避難者の帰村や雇用の創出に」と ◎台風15号・19号等の農林水産業被害は総額4242億円=2日現在 「来春の営農再開へ関係者と一緒に全力で取組む」と農相 ◎「日米貿易協定の承認案」を賛成多数で可決=参議院外交防衛委 ◎「第3回CSF経口ワクチン対策検討会」で指針改訂等議論=農水省 ◎全農ひろしまとJR西が運転再開の芸備線で農業と鉄道の仕事体験旅 ◎高... 2019年12月4日
▽札幌支店副支店長(甲府営業所長)中村剛崇▽甲府営業所長(仙台支店副支店長)佐藤健太郎 2019年12月3日
JA全中と北海道・鹿児島・沖縄の各道県農協中央会が2日、都内で「甘味資源作物対策JA主産道県代表者集会」を開催。令和2年産甘味資源作物対策の決定にあたり、TPP11協定の発効など国際交渉の進展、自然災害の多発等の多くの課題が顕在化している生産現場の実態を踏まえ、砂糖・でん粉の安定生産の後押しがはかれるような万全の対策の確立を求めた。3道県の生産者・JA関係者等約150名が参加した。 2019年12月3日
〈主な内容〉 ◎全中・北海道・鹿児島・沖縄が甘味資源作物対策で代表者集会 「生産者の不安払拭へ万全な甘味資源対策」を国会議員に要請 ◎令和元年度「地域特産物マイスター」10名を認定=特産農産物協会 ◎6次産業化事業体に出資同意決定=A-FIVE ◎ウッドデザイン賞の農水大臣賞に三菱地所・竹中工務店等技術の実証が受賞 ◎農中仙台支店等が宮城県産材利用拡大で「水車づくり体験会」開く ◎震災被災地域企業の課題解決へマッチング、42PJがスタート=復興庁 ◎国産加工業務用ブロッコリー使用のサラダ大手コンビニで販売=全農 ◎44経済同友会、41都道府県知事、48市町村長等... 2019年12月3日
JA全中と共同通信社は17日、東京農大世田谷キャンパンス100周年記念講堂でシンポジウム「持続可能な食と地域を考える~SDGsと食料安全保障の視点から」を開催する。「持続可能な食と地域づくり」に向けた議論・取り組みを進めることが、日本の食料安全保障や国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)にも資すること、今年度が次期食料・農業・農村基本計画策定の節目でもあり、これら関係者による議論の内容が国の新たな計画等に生かされることも期待されることから開催する。全国町村会、東京農大、日本生協連、日本経団連が協力する。 シンポジウムでは、共同通信社取締役の石井勇人氏の進行のもと、JA全中会長の中家徹... 2019年12月2日
JA全中は5日、東京・大手町JAビル内の農業・農村ギャラリー「ミノーレ」で、JAまるしぇ「JA安房〝復興支援〟ミニ販売会」(11時~13時半)を開く。 9月に千葉県房総半島に上陸した台風15号、10月の19号による暴風や豪雨の影響により被害を受けた、千葉県の館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町が管内のJA安房の農産物を、生産者も店頭に立ち販売する。落果は免れたものの、キズがついてしまった「みかん」や「レモン」「ゆず」などが出品される。農協観光が協力。 2019年12月2日
JA全農が生産振興を進めてきた加工業務用途に適した大型ブロッコリーを使用したサラダが大手コンビニチェーンのセブンイレブンで11月から発売された。 JA全農では、コンビニの惣菜やサンドイッチに使われるブロッコリーは輸入の比率が高いことから、国産品に置き換えることを目的に検討。2018年には、種苗メーカー各社の協力を得て、秋冬作の大型花蕾のブロッコリーの試験栽培を行った。全農によれば、通常スーパーで売られるブロッコリーが直径11~12cm、重量250~300gに対し、直径16~18cm、重量500~700gと大型で、単位面積当たりの収穫量が多い。試験栽培の結果、歩留まりもよく、食味も輸入... 2019年12月2日
農林中央金庫仙台支店は〝普段森林・林業に馴染みのない県民に、地域森林・林業への理解を深め、親しみを持ってもらおう〟と、栗駒高原森林組合、宮城県森林組合連合会と連携して地元産スギ間伐材を利用した「水車づくり体験会」を11月23日、栗原市で開いた。 当日は、県内在住の35名(小中学生11名、大人24名)が参加。参加者たちは、慣れない手つきで、のこぎりで角材を切断したり、角材にドリルで穴を開けたりした後、組立て作業を行い、直径4mの水車を3基製作した。そのうちの1基が田んぼの水路に設置され、実際に水車が回った時には、「お~っ」という歓声が上がっていた。このほか、地元食材をふんだんに使ったカレー... 2019年12月2日
農水省が11月28日、防衛省の協力を得てCSF対策にかかる経口ワクチンの空中散布の実証実験を、群馬県畜産試験場吾妻肉牛繁殖センターで実施。ヘリコプターの高度や速度等の違いによる、経口ワクチンの散布状況の変化等を確認し、効果的な経口ワクチンの散布方法を実証するもの。 2019年12月2日
〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 JA全中専務理事 比嘉政浩氏 JAの経営基盤強化へ~課題と取組み方向 ◎自民党農林部会等が家伝法改正に関するとりまとめ 国の関与の強化、都道府県・家畜所有者の責任を明記 ◎「農産物検査規格検討会」の第2回会合を開催=農水省 ◎災害対応の情報を共有、協同組合フォーラムが初会合 ◎農水省が経口ワクチン空中散布の実証実験を実施、CSF対策で ◎報道・メディア向けにGAP認証制度勉強会&試食会=GAP総研 ◎台風15・19号に関する収入保険料支払期限を3か月延長=NOSAI ◎第3回農業金融センター会議開く=JAバンク福島 2019年12月2日
JAバンク福島はこのほど、福島市のJA福島ビルで、2019年度第3回農業金融センター会議を開いた。同会議は、JAの農業融資担当者および農林中央金庫福島支店が、農業金融にかかる現状分析・研究、課題の掘り起しを行い、農業者の金融ニーズ等に対してより一体的に当たっていくとともに県内統一の企画立案を実践していくことを目的に開催しているもの。 会議では、前回のテーマであった「農機販売店との連携強化」にかかる取組みの振り返りと、先般の台風被害に対する「災害資金対応」、農業者の農閑期にあわせた「クレジット借換推進」などをテーマにグループディスカッションを行った。 また、会議には福島県農業信用基金協... 2019年11月29日
なかじま園、ひだまり農産、じゅらす農房等6部門で12経営体 農水省と全国担い手育成総合支援協議会はこのほど、令和元年度全国優良経営体表彰の各賞受賞者を発表した。意欲と能力のある農業者の一層の経営発展を図るため、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化に優れた功績を挙げた農業者を表彰するもの。「経営改善」「生産技術革新」「6次産業化」「販売革新」「働き方改革」「担い手づくり」の6部門の農林水産大臣賞12点を含む、経営局長賞等計50事例を決定した。 農林水産大臣賞は、【経営改善部門】で、静岡県静岡市の㈲なかじま園(中嶌正子代表取締役/施設いちご0・9ha、施設メロン0・2ha)、新潟県村上市... 2019年11月29日
全国農業会議所が11月28日、都内で全国農業委員会会長代表者集会を開催。食料安全保障の確立と食料自給率・力の向上、農業委員会組織の体制強化等6項目を盛り込んだ「新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定等に向けた要請決議」、「『地域の農地を活かし、担い手を応援する全国運動』のさらなる推進」などの申し合わせを決議した。 2019年11月29日
〈主な内容〉 ◎自民農林関係が植物新品種の海外流出防止等対応策とりまとめ 「海外持ち出し等を国内で差止可能」へ種苗法改正など ◎全国農業会議所が「全国農業委員会会長代表者集会」開催 次期「食料・農業・農村基本計画」策定等に向けた要請を決議 ◎西日本地区のJA教育文化活動研究集会開催=家の光協会等 ◎JA中野市「きのこ」まつりで俳優杉浦太陽さんも販売 ◎JCA・共済総研・農中総研の若手研究員が交流・研鑽図る研修会を開く ◎大臣賞に北海道釧路農業改良普及CT=農業普及活動高度化全国研究大会 ◎農水省畜産部会で「新たな家畜改良増殖目標」検討状況示さる ◎JA貯金残... 2019年11月29日
農林中央金庫秋田支店はこのほど、秋田県農業法人協会(法人協会)と共催で、令和元年度第3回例会を開催した。法人協会会員間の相互研鑽や情報交換を行うとともに、会員以外の農業経営者との交流を通じて組織活動の強化・活性化を図ることを目的としたもので、会員など約50名が参加した。農業経営者の育成を目的とする日本農業経営大学校の専任講師・小野史氏が講師を務め、「インタビューで知る食べ手のリアル~日本農業経営大学校ゼミ活動での実践から」と題して講演。自身の消費者インタビューでの事例を通じた、現代の多様な食卓と暮らしのあり方等について紹介した。「インタビューを行うことで、消費者との接点を作ることができ、そこ... 2019年11月28日
農林中央金庫が27日に公表した10月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入により、9月末に比べ5419億円(0・5%)増加した。前年同月比では9564億円(0・9%)増加し、残高は104兆9285億円となった。 貸出金残高は、住宅資金実行により9月末に比べ256億円(0・1%)増加、前年同月比では5049億円(2・5%)増加の21兆713億円となった。 2019年11月28日
日本協同組合連携機構(JCA)・JA共済総合研究所・農林中金総合研究所の若手研究員(30代前半~40代)が、横連携と学習・交流を通じたネットワークづくりを目的に「若手研究員交流研修会」を27日、東京・飯田橋レインボービルで開いた。 同研修会は昨年度から開催されており今回で2回目。今年度は一人ひとりの研究テーマを深く掘り下げて共有するために、統一テーマを「『地域づくりと持続性』にどう向き合うか」に設定。各機関の若手代表者が報告・座長、ベテラン研究員がコメンテーターを務める報告3題と、質疑応答、各報告をふまえ「地域づくりと持続性」のポイントは何かを話し合うグループワークに取り組み、理解を深め... 2019年11月28日