「肥料取締法の一部を改正する法律案」が27日開かれた参議院本会議で、全会一致をもって可決・成立した。 同法は、土づくりや資源循環に役立つ堆肥や産業副産物由来肥料を安心して活用できるよう、肥料の品質管理を進めるとともに、農業者のニーズに応じた柔軟な肥料生産等が進むよう、肥料の原料管理制度の導入、肥料の配合に関する規制の見直し、肥料の表示の基準の整備等の措置を講じようとするもの。 26日開かれた参議院農林水産委員会で、同法案に対して、7項目を盛り込んだ附帯決議を行い採択された。附帯決議の内容は以下の通り。 ①原料のリスト化に伴う公定規格の見直しにあたっては、土壌の改善、資源循環等のメ... 2019年11月28日
JA全中が25・26の両日、令和元年度JA助けあい組織全国交流集会・JA健康寿命100歳サミットを開催。助けあい活動をさらに活性化させ参加者に各地域で一層活躍してもらうため、全国のJA助けあい組織が相互研鑽し交流を深めた。JA助けあい組織の役員・会員や、JA・中央会担当者ら約80名が参加した。 2019年11月28日
〈主な内容〉 ◎自民農林関係合同がCSF対策等で団体ヒアリング 全国知事会は農場を守る対策強化など総合的対策の確立要望 ◎JA助けあい組織全国交流集会・健康寿命100歳サミット開催=全中 ◎自民林政対策委等で「森林組合の今後の経営基盤の強化」とりまとめ議論 ◎肥料取締法の一部を改正する法律案が可決・成立=参院本会議 ◎大臣賞4件等を表彰=中央畜産会「全国優良畜産経営管理技術発表会」 ◎農中名古屋支店が掛川市文化協会に静岡県産認証材の投句箱を寄贈 企業情報 丸紅/ヤンマー/三菱ガス化学 刊行物 1時間でよくわかる SDGsと協同組合、等 イベント 全国協同集会 ... 2019年11月28日
和藤良太郎(わとう・りょうたろう)氏 (元㈱全国養鶏センター代表取締役社長)。26日死去、77歳。通夜は28日19時、告別式は29日11時半から、三重県桑名市蓮花寺1598のエンディングホール愛灯館桑名で。喪主は妻・孝子(たかこ)さん。 2019年11月27日
JA神奈川中央会、県生協連、県漁連、県森連、日本協同組合連携機構(JCA)はじめ幅の広い協同組合らが実行委員会をつとめる催し「いま、『協同』が創る2019全国集会in kanagawa(=全国協同集会)」が29・30の両日、横浜市の神奈川県民ホールや神奈川大学横浜キャンパスを中心に行われる。同集会は、「協同」という仕組みが、社会に対してどのような働きかけができるのかを考え、意見交換する集会で今回で18回目。フォトジャーナリスト安田菜津紀氏による講演「いま、『共に生きる』を問う~ファインダー越しのいのち」のほか、▼協同組合と社会的連帯経済、▼障害のある人が主体者となり、ともにくらし、ともにはた... 2019年11月27日
農林中央金庫名古屋支店はこのほど、静岡県掛川市森林組合とともに、国産材利用拡大活動の一環で、掛川市文化協会に静岡県産の認証材(FSC)でできた投句箱(3基)を寄贈した。 掛川市文化協会は、掛川、大東、大須賀のそれぞれの支部で構成、各種文化団体や地域との親睦と、市内の芸術、文化の振興に寄与することを目的に活動している。投句箱(高さ約1・7m)は、俳句を紙に書いて入れる箱。屋外に置くこともできるポスト型のもので掛川市森組が制作した。歴史に名を残す市内3つの城郭にあわせ、掛川城、高天神城、横須賀城の近くに設置される。投句箱の正面中央には、鉛筆と紙を入れる引き出しがあり、市民や観光客は、自作の俳... 2019年11月27日
三菱ガス化学㈱(東京都千代田区)が同社事業所である「QOLイノベーションセンター白河」(福島県白河市)内に建設を進めていた、完全人工光型植物工場がこのほど竣工、22日に竣工式が行われた。 同植物工場は、1日2・6t以上、1株80gのリーフレタス換算で約3万2000株の葉菜類の生産能力。完全人工光型植物工場としては国内最大規模となる。また、工場設計の工夫や最新の技術ノウハウ等の導入により同時に多品種を栽培でき、一般消費者向け個包装商品から業務用商品まで、顧客ニーズに沿った計画的生産及び供給が可能となるという。 今後は、同社と㈱ファームシップ(東京都)が共同で設立したMGCファーミックス... 2019年11月27日
ヤンマー㈱のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム㈱(大阪市)は、稲作農業で発生するもみ殻を活用し、熱と電気を供給する資源循環型のもみ殻ガス化発電システムの実証を開始した。もみ殻に特化した小型ガス化発電システムは国内初。 稲作農業では、もみ摺り時に発生するもみ殻の処理方法としてかつて行われていた野焼きは禁止されており、国内で発生する年間約200万tのもみ殻は、たい肥などに一部利用されるものの、エネルギー源としては活用されていない。 ヤンマーエネルギーシステムでは、もみ殻を有効活用し燃料としてガス化、熱電併給も行うことができる小規模分散型のもみ殻ガス化発電システムを開発し、このほ... 2019年11月27日
丸紅㈱は25日、ブラジルで農業資材販売事業を展開するAdubos Real S.A.(=AR社)への出資を10月29日付で完了し、AR社を子会社化したと発表した。 AR社は1980年にミナスジェライス州で創業され、年商は約70億円。丸紅では「今回のAR社への出資を通じて、当社が世界各地で培った経験やノウハウをAR社と共有し、今後ミナスジェライス州での農業資材販売と農家が抱える高度な課題の解決策に応用することで、ブラジル農業の成長と発展に貢献していく」としている。 2019年11月27日
全国農業改良普及職員協議会、全国農業改良普及支援協会主催の「第7回農業普及活動高度化全国研究大会」が26日、東京・虎ノ門の日本消防会館で開幕。「普及が挑む!イノベーション、共に創ろう未来の農業」をスローガンに設定、都道府県の農業普及関係職員など約700人が参加した。 2019年11月27日
〈主な内容〉 今日の人 全農物流㈱代表取締役社長に就任した 寺田純一さん ◎企画部会で次期基本計画に向け施策を検討=農水省 「農地の見通しと確保」「農業構造の展望」等の方向性示す ◎CSF対策の一環で経口ワクチン空中散布の実証実験=農水省 ◎自民農林部会が新たな経済対策に関する重点事項を示す ◎自民「農民の健康を創る会」で全厚連が医師の偏在是正等を要請 ◎「普及が挑む!イノベーション」スローガンに農業普及活動高度化全国研究大会開幕 ◎日本生協連、JCA等が協同組合間協同で台風19号被災地を支援 ◎農林中金旧友会が講演会・秋季親睦会 ◎農業・... 2019年11月27日
東京・大手町JAビル内の農業・農村ギャラリー「ミノーレ」内の弁当コーナー「旬」は、12月2日から27日までの期間限定で昭和女子大の学生とJAのタイアップ弁当を販売する(土・日除く)。昭和女子大の「輝け☆健康『美』プロジェクト」で学生が考案した、JA全農かながわの大根を使った弁当。メニュー開発に携わった学生たちが自ら店頭に立って弁当を販売する。1日限定50食を700円(税込)で販売する。 【2~6日】大根と鶏肉のはちみつ醤 油炒め、逆ロールキャベツ 【9~13日】大根のプルコギ風炒め、 キャベツつくね 【16~20日】大根のはさみ焼き、豚バ ラとキャベツの中華炒め 【23~27日】揚... 2019年11月26日
自民党の「農民の健康を創る会」(宮腰光寛会長)の総会が21日、党本部で行われ、厚労・農水両省から令和2年度における政府予算概算要求の聴取とともに、JA全中・JA全厚連が「医師の偏在是正および医師の働き方改革」「医療機関における消費税負担の解消」「診療報酬の改定」の3項目に関する要請を行った。 このうち、医師の偏在是正については、▼①医師少数区域等での勤務経験を有する医師を管理者とする医療機関の対象範囲の拡大、②都道府県が策定した医師確保計画の国による進捗管理の徹底、③医師養成過程を通じた医師確保対策の充実、④地域の外来医療機能の偏在・不足等への対応等を着実に実行し、偏在が解消しない場合に... 2019年11月26日
中央畜産会が25日、令和元年度「全国優良畜産経営管理技術発表会」を開催。全国の畜産経営者の経営改善に資することを目的としたもので、最優秀賞(農林水産大臣賞等)には北海道・ヨシダファーム等4団体が選ばれた。 また、エコフィードの生産・利活用の普及に資するために「エコフィードを活用した畜産物生産の優良事例表彰式」も行い、特色ある畜産物を生産する先進的な事例等を表彰した。 2019年11月26日
〈主な内容〉 今日の人 JA全農常務理事に就任した 齊藤良樹さん ◎農業生産基盤強化プログラム案を自民農林部会に示す=農水省 輸出促進の司令塔組織立ち上げによる更なる輸出拡大等11項目 ◎バケツ稲づくり、7割のJAで「小学校や地域社会との深い繋がり」を実感 ◎全国の小麦の収穫量は前年産に比べ34%増加 ◎JA全農部長の略歴 ◎農林中央金庫部長級異動者の略歴(12月1日付) ◎農中福岡支店と福岡県森連が県産材を利用した木製品を贈呈 「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」へ わがJAの自己改革と今後 JAふくしま未来 行事日程 今週... 2019年11月26日
JA共済連常務理事をつとめた今村武憲氏が24日死去した。77歳。 通夜は26日18時、告別式は27日12時から、福岡県久留米市朝妻町7―16のJAくるめ葬祭センターやすらぎ朝妻会館で、妻・清子さんを喪主に執り行われる。 2019年11月25日
農林中央金庫福岡支店と福岡県森林組合連合会は、木の温もりや機能性といった木材の素晴らしさを広めるため、宇美町等に県産材を使った木製ベンチ(4脚)と枡(250個)を贈呈した。このほど宇美町立中央公民館で開催された「第32回巨木を語ろう全国フォーラム福岡・宇美大会」で贈呈式が行われた。 ベンチは、和歌山の㈲白樫木材が手掛けている「アドベンチー」を採用。フレームを購入し、座・背もたれ部分に研鑽材のスギ4寸角材(福岡県広域森林組合が製材)を使用した。今後、ベンチ4脚は、宇美町(2脚)、新宮町(1脚)、朝倉市(同)に設置される。枡は京築ヒノキを使用し、側面にはレーザーで文字入れされているもので、福... 2019年11月25日
全農物流(寺田純一社長)は、北海道苫小牧市に北海道産農畜産物の保管・物流拠点になる「苫小牧倉庫」をこのほど新設し、10月29日に竣工式を行った。全農物流として北海道内初の倉庫で、道産の米穀、大豆、てん菜糖などの保管倉庫になるほか、全農物流の内航船12隻と新規に導入したウイング式トレーラー4台により道内外輸送の拠点としてサービスを提供する。 苫小牧倉庫は、北海道と本州の物流の要衝である苫小牧港近くに立地する。敷地面積は1万3200㎡。倉庫施設は810㎡の低温倉庫2倉と同面積の常温倉庫2倉で構成する鉄骨平屋建。収容能力は約7000t。屋根が倉庫扉からせり出した全天候対応型で、内部は遠隔システ... 2019年11月25日
JA全厚連など6団体で構成する地域医療を守る病院協議会(押淵徹議長=全国国民健康保険診療施設協議会会長)は18日、政府に対し「医療法施行規則の一部を改正する省令(案)」に関する意見を提出した。 令和2年から農山村や過疎地域など医師の確保を特に図るべき区域(医師少数区域等)で勤務した医師を厚相が認定する制度が開始されることに伴い政府が、対象となる医師が行うべき経験の内容や、認定を受けた医師を管理者とする必要のある病院の範囲等について、パブリックコメントを募集していたもの。 同協議会は認定を受けた医師を管理者とする必要のある病院の範囲について「『地域医療支援病院のうち医師派遣・環境整備機... 2019年11月25日
JA全厚連はこのほど、「地域医療構想にかかる説明会」を行った。厚労省が2025年の地域医療構想に関係して今年9月下旬に、再編・統合など「具体的対応方針の再検証を要請する病院名」を公表。これに対し、多くの厚生連から不安の声などがあがっていることから開催したもの。全国から厚生連の役員等40名が参加した。 JA全厚連では、今回の厚労省の公表について、「単に一部のデータのみを基準とした再編・統合ありきの議論となってはならない」として、多くの厚生連は複数のグループ病院で組合員・地域住民に必要な保健・医療・高齢者福祉サービスを提供しており、急性期中心の病院と回復期や慢性期まで担う中小病院とが補い合っ... 2019年11月25日