農林中央金庫名古屋支店はこのほど、静岡県掛川市森林組合とともに、国産材利用拡大活動の一環で、掛川市文化協会に静岡県産の認証材(FSC)でできた投句箱(3基)を寄贈した。 掛川市文化協会は、掛川、大東、大須賀のそれぞれの支部で構成、各種文化団体や地域との親睦と、市内の芸術、文化の振興に寄与することを目的に活動している。投句箱(高さ約1・7m)は、俳句を紙に書いて入れる箱。屋外に置くこともできるポスト型のもので掛川市森組が制作した。歴史に名を残す市内3つの城郭にあわせ、掛川城、高天神城、横須賀城の近くに設置される。投句箱の正面中央には、鉛筆と紙を入れる引き出しがあり、市民や観光客は、自作の俳... 2019年11月27日
農林中央金庫福岡支店と福岡県森林組合連合会は、木の温もりや機能性といった木材の素晴らしさを広めるため、宇美町等に県産材を使った木製ベンチ(4脚)と枡(250個)を贈呈した。このほど宇美町立中央公民館で開催された「第32回巨木を語ろう全国フォーラム福岡・宇美大会」で贈呈式が行われた。 ベンチは、和歌山の㈲白樫木材が手掛けている「アドベンチー」を採用。フレームを購入し、座・背もたれ部分に研鑽材のスギ4寸角材(福岡県広域森林組合が製材)を使用した。今後、ベンチ4脚は、宇美町(2脚)、新宮町(1脚)、朝倉市(同)に設置される。枡は京築ヒノキを使用し、側面にはレーザーで文字入れされているもので、福... 2019年11月25日
農林中央金庫仙台支店はこのほど、岩手県森林組合連合会、浄安森林組合とともに、二戸市と「漆の林づくりパートナー協定」を締結した。同協定は、国産漆の主要産地である二戸市の「漆の林づくりサポート事業」に賛同した企業が締結する協定。3者は二戸市との協定締結企業として、漆産業の文化継承等のため、国産漆の資源確保をサポートする。 具体的には、農林中金仙台支店は二戸市および森林組合系統と連携し漆の植栽支援を、岩手県森連と浄安森組は、漆の植栽整備および適切な保全管理にかかる支援活動を行う。協定締結した森林は「Joboji Forest~後世へ繋ぐ漆の森」と命名し、3者で協力して整備を行う。 農林中金... 2019年11月25日
「下期も厳しい環境、財務運営は慎重を期す」と奥理事長 農林中央金庫は21日、2019年度半期決算を奥和登代表理事理事長と大竹和彦代表理事専務が記者会見して明らかにした。 2019年度半期決算〔連結〕は、経常利益は率で前年同期比26・6%減、金額では311億円減の860億円、純利益は20・6%減、176億円減の681億円の減益決算となった。 減益要因について奥理事長は「運用利ざや、投資スプレッドの縮小に尽きる。昨年度はアメリカの金利を含めて上昇してきた。従って調達コストが増加する一方で、運用については米国債の利回り低下に代表されるように運用利回りが下がってきている。自己資本比率は、足... 2019年11月22日
農林中央金庫那覇支店は20日、第43回全国育樹祭沖縄県実行委員会に協賛金1百万円を贈呈した。 全国育樹祭は、継続して森を育て、次の世代に引き継ぐことの大切さを伝えるため、毎年開催される国民的な緑の祭典で、今回沖縄県では初開催となる。今年度は「うけつごう 豊かな緑と みんなの笑顔」を大会テーマに、皇族殿下のご臨席の下、12月14日から2日間にわたってお手入れ行事や式典行事などが行われる。 農林中央金庫では、森林組合系統が取り組む社会貢献活動や、森林の多面的機能の発揮などについて、世間の人々に幅広く認知してもらえるよう、国産材利用拡大活動に精力的に取り組んでいる。これまでに同支店では、石... 2019年11月21日
農林中金が14・15の両日、千葉県内のホテルで「第6回JA窓口担当者交流大会」を開催。組合員・利用者・地域との接点であるJAの信用事業窓口担当者が相互啓発・情報交換を行い、窓口セールススキルの向上とモラルアップを図ることを目的にJA窓口担当者や信農連職員ら約180名が参加した。 2019年11月20日
一般社団法人日本食農連携機構(増田陸奥夫理事長)は14日、東京・帝国ホテルで設立10周年記念祝賀会を開き、約170名が出席した。同機構は、農業界・経済界の連携を図ろうと2007年に立ち上げた「農業経営サポート研究会」を発展させ、活動を実践の場に移すため2009年9月に設立。今年3月末現在で生産・加工・流通・消費の各分野から176名が会員として参画している。 増田理事長は挨拶で「食と農のネットワークをつくり、我々がそのプラットフォームになるよう10年間続けてきた。この間、セミナー開催、農水省事業の事務局や各地区でのプロジェクト等の受託、地域再生の取り組み、農業参入のお手伝い等を行ってきてい... 2019年11月19日
全中、全農、農林中金の3連が県域JA、県域・全国連の役職員等を対象に「営農経済事業に関するJA実践支援の合同説明会」を開催。3連が連携を一層強化し、JAにおける事業モデルの展開に向けた取組みを後押ししていこうと、初の合同開催。全国から約260名が参加した。 2019年11月19日
農林中金バリューインベストメンツ㈱は下記に事務所を移転し、12月2日から営業を開始する。 住 所 東京都千代田区内幸町2―2―3 日比谷国際ビル14階 電 話 03―3580―2050(代表) FAX 03―3580―2051 2019年11月18日
アグリビジネス投資育成㈱(森本健太郎取締役代表執行役)は12月9日から左記に事務所を移転する。 住 所 東京都千代田区神田駿河台2―2 御茶ノ水杏雲ビル11階 電 話 03―5283―6688(代) 2019年11月15日
JAセレサ川崎(神奈川県川崎市、原修一代表理事組合長)と㈱ローソン銀行(山下雅史代表取締役社長)は、JAセレサ川崎が運営する大型農産物直売所「セレサモス麻生店」内に共同ATM1台を設置、今月7日からサービスを開始した。同農産物直売所内に設置されているJAバンクATMを置き換えて設置したもので、ローソン銀行がJAバンクのATMを代替設置するのは今回が初めて。今年5月、農林中央金庫とローソン銀行は、JAバンクへの共同ATMの設置について合意し、2019年度から、JAや信農連が希望するATMについて、ローソン銀行ATMへの代替設置を進めていくと発表している。 2019年11月14日
農林中央金庫那覇支店は7日、沖縄県立南風原高等支援学校に花の種子(1万80袋)、プランター(200個)、園芸用肥料(同)、園芸用培土(同)を贈呈した。 同支店では1993年から、社会貢献活動の一環として、沖縄県教育庁を通じて県内の特別支援学校に花の種子・プランター等を贈っている。 贈呈式には桑野直彦支店長が出席、「花や生き物を育てることで、いろいろな気づきがある。命を育む経験をしてほしい」と述べた。 2019年11月13日
雪印メグミルク㈱は8日、2020年3月期第2四半期決算〔連結〕を発表した。 売上高は3116億25百万円(前年同期比2・0%増)、営業利益は106億37百万円(同10・9%増)、経常利益は117億33百万円(同14・4%増)、四半期純利益は77億3百万円(同20・0%増)と増収増益となった。同社グループでは、環境変化への対応として、4月から市乳商品の価格改定を実施。また、機能性ヨーグルトなどの高付加価値商品およびチーズなどの主力商品の販売強化によるプロダクトミックスの改善、ニュートリション事業分野におけるマーケティング投資の継続による規模の拡大などに取り組んだ。海外部門では、オーストラリ... 2019年11月12日
日本農業法人協会が9・10の両日、東京・日比谷公園で「ファーマーズ&キッズフェスタ」を開催。全国のプロ農業者が集い、都会の子ども達に元気なニッポン農業を発信する、農業と食の体験型イベント。農林中金が特別協賛し、JA全中等が協賛、JA全農がメインスポンサーを務め、JA共済連等が特別協力した。 JAグループでは、JA全農が全農ブランド商品の販売や野菜の折り紙教室等を実施。JA共済連とJAバンクはJAグループブース等を巡るスタンプラリーを実施。JA共済連は疑似畑での野菜釣りゲームやノベルティ配布を行った。また、JAバンクは全国のJA直売所を訪問しているキャラバンカーを出展し、「トマトの... 2019年11月12日
ウッドソリューション・ネットワーク(WSN、事務局=農林中金)はこのほど、都内で通常総会を開催し、運営体制の見直しや役員の選任等を行った。WSNは、木材関連産業界と学界が協働し木材利用拡大を目的に2016年に創設された組織。今年9月で当初予定していた3年間の活動期間を経過し、新たな活動期間に向けたテーマと運営体制が検討されてきた。これまで事務局と一部の会員が企画・運営機能を担ってきたが、WSN会員全体が参画していくため、「会員企業による共創」を実現できる体制づくりとして、会員企業が企画段階から主体的に関与できる仕組みを導入した。 総会で決定したWSNの新たな運営体制は、①総会付議案件等の... 2019年11月8日
農中信託銀行(東山克之社長)は8日、2020年3月期中間期(2019年4~9月)の決算を発表した。 同社の中期経営計画(2019~2023年度)の初年度として、顧客ニーズに見合った各種商品の組成・提供、顧客ニーズに応えたソリューションの提供、金庫・JAグループ一体となった遺言信託から派生する総合ビジネスの展開、の3点を事業戦略に掲げ、付加価値・専門性の高い商品・サービスの提供を行った結果、損益の状況は、ファンドトラスト(ファントラ)、特定金銭信託(特金)・特定金外信託(特金外)、金銭債権信託等の残高伸長により、信託報酬が前年同期比48百万円増の2152百万円、役務取引等収益が同43百万円... 2019年11月8日
JA全中、農林中金は、三菱地所㈱、(一社)大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア)と共に、旅客用高速バスを利用した貨客混載の制度を活用し、東京・丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町地区)に特色ある農産物を配送、マルシェ等で販売するサービスを展開しているが、運営会社の㈱アップクオリティを加えた5者で「バスあいのり協議会」を設立し、全国各地でのさらなる事業展開を探っていくことになった。1日には第1回協議会準備会を東京・大手町で開催。全中の石堂真弘常務、農林中金の中島隆博常務執行役員、三菱地所の千葉太代表執行役執行役専務が交々挨拶、「『貨客混載』による新たなバリューチェーンの開拓」だと... 2019年11月6日
▽仙台支店長(JAバンク統括部副部長)徳永雄亮 2019年11月5日
「地域連携型農業」ビジネスに共同で着手 清水建設㈱(井上和幸代表取締役社長)と農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は、共同で、地域連携型農業の事業化推進及び事業を通じた地域貢献を目的に、高知県において農業関係者が抱える課題解決に向けたソリューションビジネスを展開する「シミズ・アグリプラス㈱」を今月7日に設立する。 同事業は、清水建設と農林中金、高知県の3者が、高知県の園芸農業の振興と雇用の拡大を目指して2017年7月に締結した連携協定に基づくもので、その第一弾となる。この協定は、産業界と農林水産業者の架け橋としての役割を担う農林中金が、生産者の所得向上を目指す取り組み推進の一環で、産地... 2019年11月5日
農林中央金庫仙台支店は10月26日、岩手県盛岡市外山森林公園で地域産材利用拡大に向けたイベント「お山食堂」を開いた。岩手県森林組合連合会、こども食堂の運営等を行う特定非営利活動法人インクルいわてとの共催。同催しは「こども食堂×林業体験」をテーマに3者が企画。こども食堂を通じた「こどもを孤立させない地域づくり」を目的としたコミュニティ提供に加え、林業紹介や木工クラフト、作業現場見学等により、岩手県の主要産業である林業への理解を深めることをねらいとしたもの。当日は2歳から12歳までの子ども15名と大人11名、ボランティアをつとめた岩手県内の大学生6名が参加した。 開会式では、農林中金仙台支店... 2019年11月4日