農林中央金庫那覇支店は20日、第43回全国育樹祭沖縄県実行委員会に協賛金1百万円を贈呈した。
全国育樹祭は、継続して森を育て、次の世代に引き継ぐことの大切さを伝えるため、毎年開催される国民的な緑の祭典で、今回沖縄県では初開催となる。今年度は「うけつごう 豊かな緑と みんなの笑顔」を大会テーマに、皇族殿下のご臨席の下、12月14日から2日間にわたってお手入れ行事や式典行事などが行われる。
農林中央金庫では、森林組合系統が取り組む社会貢献活動や、森林の多面的機能の発揮などについて、世間の人々に幅広く認知してもらえるよう、国産材利用拡大活動に精力的に取り組んでいる。これまでに同支店では、石垣空港や県内の幼稚園に対する、木製のベンチ・おもちゃの寄贈や、県内の小学校などでの木育講座を開催し、県産材の普及・利用振興や、未来を担う子供たちへの森林教育を行ってきている。今年度は、全国育樹祭の式典行事で、皇族殿下がご利用になられる御机の提供を予定している。
贈呈式には桑野直彦支店長が出席、「あって当たり前と思われる森林だが、その役割は非常に重要で、私たちの生活になくてはならない。全国育樹祭を通じて、多くの方々に森林の大切さを知ってほしい」と述べた。