日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農林中金|JAバンク等

JA貯金残高11月末は前年同月比0・9%増の104・9兆円

 農林中央金庫が25日に公表した11月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流出により、10月末に比べ240億円減少した。前年同月比では9845億円(0・9%)増加し、残高は104兆9045億円となった。  貸出金残高は、住宅資金実行等により10月末に比べ404億円(0・2%)増加、前年同月比では5253億円(2・6%)増加の21兆1117億円となった。

みらい基金助成対象事業オール真庭

「農林水産業みらいPJ」の19年度助成先が決定=みらい基金

過去最高の応募、8件に総額6億7780万円  一般社団法人農林水産業みらい基金(代表理事=大橋光夫昭和電工㈱名誉相談役)は11日、2019年度助成対象事業を発表した。 *みらい基金…農林中金が農林水産業や地域の活性化に貢献する取組みに費用を助成するために200億円を拠出して2014年設立。  同基金が展開する「農林水産業みらいプロジェクト」は、前例にとらわれず創意工夫にあふれ、直面する課題の克服にチャレンジしている地域の農林水産業者の取組みに対し、「あと一歩の後押し」を通じて、農林水産業と食と地域のくらしの発展に役立ててもらおうというもので今回で6回目。様々な農林水産業者の取組みの参考と...

人事 |クミアイ化学工業㈱=令和2年1月30日付

 ▽退任(代表取締役専務)柿並宏之▽取締役(JA全農耕種資材部長)冨田健司▽監査役〔社外〕(農林中金ファシリティーズ㈱代表取締役社長)種田宏平▽退任(監査役)泉澤和行

「産地直送あいのり便」を活用した食材を提供する多機能型市場が有楽町にオープン

 三菱地所㈱は、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場「有楽町『マイクロフード&アイディアマーケット』」を今月3日、JR有楽町駅前(東京都千代田区有楽町1―10―1 有楽町ビル1階)にオープンした。  〝まだ価値の定まりきらない(=microな)モノ・コト〟を対外的に披露し、実験的な取り組みを行う複合型店舗。有楽町エリア再構築に向けて始動したプロジェクトにおける活動の中心拠点として位置づけた。①ステージ機能、②飲食提供を通じた〝街の憩いの場〟としての機能、③物販・展示機能、の3つの機能を有している。  音響・映像設備を備えたステージゾーン(約180㎡)では企画イベント等を実施...

日本農業経営大学校が公開講座・活動発表会開く

日本農業経営大学校が公開講座・活動発表会開く

 一般社団法人アグリフューチャージャパン(AFJ)が運営する農業経営者教育専門機関「日本農業経営大学校」は5日、第6回活動発表会を都内で開き、学生の農業実習・企業実習報告、卒業生の営農状況について報告が行われた。農林中金が共催。  今回は発表会の前に、AFJ会員を対象とした「公開講座」として青山学院大学の陸上競技部長距離ブロック監督である原晋氏が人材育成について講演した〔写真〕。  AFJの鈴木豊代表理事理事長は冒頭、AFJ会員に感謝の言葉を述べるとともに、「この会は、日本農業経営大学校の在学生・卒業生の活動発表の場であると同時に、会員の皆さんとの交流を深める場である。学生の発表は、ま...

農林中金・一橋大学が市民公開シンポ

 農林中金と一橋大学は今月12日と19日、いずれも15時15分から一橋大学国立西キャンパス本館31 番教室で市民公開のミニ・シンポジウムを開く。農林中金が取り組む寄附講座の一つで、一橋大学での「自然資源経済論」プロジェクトを市民公開シンポジウムの形で行うもの。 【12日】テーマ「都市農業の現場から未来を語る」。登壇者は、中村克之(国分寺中村農園)・小野淳(㈱農天気、くにたち農園の会理事長)・菱沼勇介(㈱エマリコくにたち)・川名桂(ネイバーズファーム)の各氏。司会進行は森田慧氏(㈱ぽてともっと)。 【19日】テーマ「農山村の未来と地方自治」。白藤博行専修大学法学部教授が「『自治体戦略204...

JAエコ定期貯金の寄付金を福島県と福島大に贈呈=JAバンク福島

 JAバンク福島は4日、福島県と福島大学で、JAエコ定期貯金「福・スマイル」の寄付金贈呈式を開いた。  JAバンク福島が地域と共に歩み社会に貢献することを目的に実施しているもので、6月から8月に取り扱った同定期貯金の10月末残高の0・0025%にあたる11万8440円を県内5JAが拠出し、各団体に5万9220円ずつ寄付した(これまでの寄付総額は、県が1615万円、福島大学が1360万円)。  農林中央金庫福島支店の望月大輔支店長が各団体を訪問し寄付金目録を贈呈した。福島県では大山一浩生活環境部次長に贈呈。大山次長は、県と地球温暖化防止活動推進センターが連携して実施するエコチャレンジ事業に活...

JAバンク相談所が全県域移管後初の連絡会議、県域と情報共有

 一般社団法人JAバンク相談所(石川克則代表理事)はこのほど、東京・大手町のJAビルで「2019年度JAバンク相談所全国連絡会議」を開き、信連・農林中央金庫などJAバンク関係者50余名が参加した。  全国連絡会議は、今年9月末に全県域から運営移管完了後初開催。2019年度上期業務実績の報告や金融ADR制度(金融分野における裁判外紛争解決制度)、利用者からの苦情等対応にかかる留意事項の説明が行われた後、税理士法人アーク&パートナーズから「相続・高齢者にかかる金融取引の留意事項」をテーマに特別講演があった。出席者は情勢報告や講演を通じて課題や問題点などの情報を共有するとともに、活発な意見交換を行...

JAバンク福島ロールプレイング大会開く

 JAバンク福島は11月26日、福島市で第9回JAバンク福島ロールプレイング大会を開催した。大会は、各JAの予選会を勝ち抜いたMA(渉外担当者)・窓口担当者17名が各部門にエントリーし、顧客の年齢や家族構成などからライフイベントに合った金融商品・サービスを提案するという設定で行われた。  外部講師およびJAバンク福島運営協議会専門委員会の石幡委員長(JAふくしま未来)らが、身だしなみ・挨拶など基本応対や顧客のニーズにあった商品の提案が出来ているかなどをポイントに審査し、各部門上位3名を表彰した。受賞者は以下の各氏。  【MA部門】▼最優秀賞=JAふくしま未来・阿部圭佑▼優秀賞=JA福島さく...

農林中金・日本公庫・JA・村の4者が「飯舘牛」の再開を支援

「今後の地域農業の活性化、避難者の帰村や雇用の創出に」と  農林中央金庫福島支店、日本政策金融公庫福島支店、ふくしま未来農協、飯舘村の4者はこのほど、山田豊・猛史(37歳、70歳)、天野浩樹氏(32歳)の飯舘村での肉用牛繁殖経営再開を連携して支援したと発表した。  農林中金、JA、日本公庫は、3氏の営農再開計画の策定や行政機関との調整等を事業構想段階からサポートすると同時に、飯舘村の復興に果たす役割を評価し、運転資金、設備資金として農業経営基盤強化資金(=スーパーL資金)、土地取得資金としてアグリマイティー資金の融資を実施。飯舘村は、福島再生加速化交付金による牛舎の貸与、営農計画の策定の支...

人事 |農林中央金庫=1月1日付

 ▽札幌支店副支店長(甲府営業所長)中村剛崇▽甲府営業所長(仙台支店副支店長)佐藤健太郎

農林中金仙台支店等が宮城県産材利用拡大で「水車づくり体験会」開く

 農林中央金庫仙台支店は〝普段森林・林業に馴染みのない県民に、地域森林・林業への理解を深め、親しみを持ってもらおう〟と、栗駒高原森林組合、宮城県森林組合連合会と連携して地元産スギ間伐材を利用した「水車づくり体験会」を11月23日、栗原市で開いた。  当日は、県内在住の35名(小中学生11名、大人24名)が参加。参加者たちは、慣れない手つきで、のこぎりで角材を切断したり、角材にドリルで穴を開けたりした後、組立て作業を行い、直径4mの水車を3基製作した。そのうちの1基が田んぼの水路に設置され、実際に水車が回った時には、「お~っ」という歓声が上がっていた。このほか、地元食材をふんだんに使ったカレー...

第3回農業金融センター会議開く=JAバンク福島

 JAバンク福島はこのほど、福島市のJA福島ビルで、2019年度第3回農業金融センター会議を開いた。同会議は、JAの農業融資担当者および農林中央金庫福島支店が、農業金融にかかる現状分析・研究、課題の掘り起しを行い、農業者の金融ニーズ等に対してより一体的に当たっていくとともに県内統一の企画立案を実践していくことを目的に開催しているもの。  会議では、前回のテーマであった「農機販売店との連携強化」にかかる取組みの振り返りと、先般の台風被害に対する「災害資金対応」、農業者の農閑期にあわせた「クレジット借換推進」などをテーマにグループディスカッションを行った。  また、会議には福島県農業信用基金協...

農林中金秋田支店が県農業法人協会と第3回例会開く

 農林中央金庫秋田支店はこのほど、秋田県農業法人協会(法人協会)と共催で、令和元年度第3回例会を開催した。法人協会会員間の相互研鑽や情報交換を行うとともに、会員以外の農業経営者との交流を通じて組織活動の強化・活性化を図ることを目的としたもので、会員など約50名が参加した。農業経営者の育成を目的とする日本農業経営大学校の専任講師・小野史氏が講師を務め、「インタビューで知る食べ手のリアル~日本農業経営大学校ゼミ活動での実践から」と題して講演。自身の消費者インタビューでの事例を通じた、現代の多様な食卓と暮らしのあり方等について紹介した。「インタビューを行うことで、消費者との接点を作ることができ、そこ...

JA貯金残高10月末は前年同月比0・9%増の104・9兆円

 農林中央金庫が27日に公表した10月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入により、9月末に比べ5419億円(0・5%)増加した。前年同月比では9564億円(0・9%)増加し、残高は104兆9285億円となった。  貸出金残高は、住宅資金実行により9月末に比べ256億円(0・1%)増加、前年同月比では5049億円(2・5%)増加の21兆713億円となった。

JCA・共済総研・農中総研の若手研究員が交流・研鑽図る研修会を開く

 日本協同組合連携機構(JCA)・JA共済総合研究所・農林中金総合研究所の若手研究員(30代前半~40代)が、横連携と学習・交流を通じたネットワークづくりを目的に「若手研究員交流研修会」を27日、東京・飯田橋レインボービルで開いた。  同研修会は昨年度から開催されており今回で2回目。今年度は一人ひとりの研究テーマを深く掘り下げて共有するために、統一テーマを「『地域づくりと持続性』にどう向き合うか」に設定。各機関の若手代表者が報告・座長、ベテラン研究員がコメンテーターを務める報告3題と、質疑応答、各報告をふまえ「地域づくりと持続性」のポイントは何かを話し合うグループワークに取り組み、理解を深め...

農林中金名古屋支店が掛川市文化協会に静岡県産認証材の投句箱を寄贈

 農林中央金庫名古屋支店はこのほど、静岡県掛川市森林組合とともに、国産材利用拡大活動の一環で、掛川市文化協会に静岡県産の認証材(FSC)でできた投句箱(3基)を寄贈した。  掛川市文化協会は、掛川、大東、大須賀のそれぞれの支部で構成、各種文化団体や地域との親睦と、市内の芸術、文化の振興に寄与することを目的に活動している。投句箱(高さ約1・7m)は、俳句を紙に書いて入れる箱。屋外に置くこともできるポスト型のもので掛川市森組が制作した。歴史に名を残す市内3つの城郭にあわせ、掛川城、高天神城、横須賀城の近くに設置される。投句箱の正面中央には、鉛筆と紙を入れる引き出しがあり、市民や観光客は、自作の俳...

農林中金福岡支店と福岡県森連が県産材を利用した木製品を贈呈

 農林中央金庫福岡支店と福岡県森林組合連合会は、木の温もりや機能性といった木材の素晴らしさを広めるため、宇美町等に県産材を使った木製ベンチ(4脚)と枡(250個)を贈呈した。このほど宇美町立中央公民館で開催された「第32回巨木を語ろう全国フォーラム福岡・宇美大会」で贈呈式が行われた。  ベンチは、和歌山の㈲白樫木材が手掛けている「アドベンチー」を採用。フレームを購入し、座・背もたれ部分に研鑽材のスギ4寸角材(福岡県広域森林組合が製材)を使用した。今後、ベンチ4脚は、宇美町(2脚)、新宮町(1脚)、朝倉市(同)に設置される。枡は京築ヒノキを使用し、側面にはレーザーで文字入れされているもので、福...

農林中金仙台支店が岩手県森連等と二戸市との「漆の林づくりパートナー協定」締結

 農林中央金庫仙台支店はこのほど、岩手県森林組合連合会、浄安森林組合とともに、二戸市と「漆の林づくりパートナー協定」を締結した。同協定は、国産漆の主要産地である二戸市の「漆の林づくりサポート事業」に賛同した企業が締結する協定。3者は二戸市との協定締結企業として、漆産業の文化継承等のため、国産漆の資源確保をサポートする。  具体的には、農林中金仙台支店は二戸市および森林組合系統と連携し漆の植栽支援を、岩手県森連と浄安森組は、漆の植栽整備および適切な保全管理にかかる支援活動を行う。協定締結した森林は「Joboji Forest~後世へ繋ぐ漆の森」と命名し、3者で協力して整備を行う。  農林中金...

経常利益860億円、純利益681億円=農林中金半期決算

「下期も厳しい環境、財務運営は慎重を期す」と奥理事長  農林中央金庫は21日、2019年度半期決算を奥和登代表理事理事長と大竹和彦代表理事専務が記者会見して明らかにした。  2019年度半期決算〔連結〕は、経常利益は率で前年同期比26・6%減、金額では311億円減の860億円、純利益は20・6%減、176億円減の681億円の減益決算となった。  減益要因について奥理事長は「運用利ざや、投資スプレッドの縮小に尽きる。昨年度はアメリカの金利を含めて上昇してきた。従って調達コストが増加する一方で、運用については米国債の利回り低下に代表されるように運用利回りが下がってきている。自己資本比率は、足...

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