日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農林中金|JAバンク等

本荘由利森組と農林中金秋田支店が秋田県立図書館に木製テーブルを寄贈

 秋田・本荘由利森林組合(小松佳和組合長)と農林中央金庫秋田支店(木村直人支店長)は12日、秋田県立図書館(高橋貢館長)に対して、秋田杉を用いて製作した木製テーブル2台を寄贈した。  テーブルは秋田県立由利工業高等学校建築科の3年生4人が課題製作で作ったもので、秋田杉の美しい正目を生かしており、木の温もりが際立つ仕上がりとなっている。  秋田県立図書館で行われた寄贈式では、小松組合長、木村支店長が高橋館長に目録を贈呈した。小松組合長は「由利本荘市の木を使って大変よいものを作っていただき生徒の皆様には感謝している」、木村支店長は「森林・林業や国産材利用の大切さが多くの人々に伝わることを願う」...

岐阜県森連と農林中金が本巣市に樹名板を寄贈

 岐阜県森林組合連合会と農林中央金庫は15日、岐阜県本巣市に樹名板3基を寄贈した。樹名板は岐阜県産材を使用、市内図書館や小中学校等に設置される。  寄贈式では、岐阜県森林組合連合会の神原和義常務理事、農林中金名古屋支店の千代康治支店長が、本巣市の藤原勉市長に樹名板と目録を手渡した。千代支店長は「この樹名板を触れていただくことで、岐阜の木に親しんでいただくとともに、ぬくもりを感じていただきたい」と話した。  全国の森林組合連合会と農林中央金庫は、国産材利用拡大のため、木製品や木育活動を進めており、今年で6年目となる。

JA三井リースが「水素バリューチェーン推進協議会」に参画

 JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役 社長執行役員)は16日、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会(英語名:Japan Hydrogen Association、略称:JH2A)」に参画したと発表した。  JA三井リースは、企業活動を通じた社会・環境課題への対応として、日本水素ステーションネットワーク合同会社への資本参画や燃料電池自動車のリース等を通じ、水素社会の実現による脱炭素化の推進に取り組んでいる。  JH2Aへの参画について同社では「〝サプライチェーン全体を俯瞰し、業界横断的かつオープンな組織として、社会...

JAグループ国産農畜産物商談会の「会場開催」中止

 JA全農・JAバンクが主催する「第15回JAグループ国産農畜産物商談会」は、緊急事態宣言の延長を受け来場者・出展者の安全を第一に考慮した結果、3月10・11日に予定していた会場開催を中止する。  オンラインでの開催は、今月1日からスタートしており、予定通り3月31日まで開催される。出展者への商品の問合せや商談依頼など、オンライン上でいつでも参加可能。また、会場で案内を予定していた「特別セミナー」の視聴方法は、公式ホームページ(http://ja-shoudankai.jp/)に掲載される。

「みどりの食料システム戦略」策定にあたり農林中金幹部と意見交換=農水省

「みどりの食料システム戦略」策定にあたり農林中金幹部と意見交換=農水省

農水省は2月10日、第9回「『みどりの食料システム戦略策定に当たっての考え方』に係る関係者との意見交換会」をウェブ会議システム上で開催。農林中央金庫の奥和登代表理事理事長、大竹和彦代表理事専務コーポレート本部長、新分敬人代表理事専務グローバル・インベストメンツ本部長と意見交換を行った。農水省からは、葉梨康弘農林水産副大臣、熊野正士農林水産大臣政務官、枝元真徹農林水産事務次官、大澤誠農林水産審議官らが出席した。

世界協同組合モニター2020年版を発表=ICA等

 国際協同組合同盟(ICA)と欧州協同組合・社会的企業研究所(Euricse)はこのほど、「世界協同組合モニター(World Cooperative Monitor)2020年版」を発表した。  日本協同組合連携機構(JCA)によれば、世界の大規模な協同組合等の事業高等を集めた世界協同組合モニターの発行は2012年からスタートして9回目。世界の協同組合の事業高(保険の場合は掛金収入、金融の場合は経常収益)による総合ランキング、農業・食品加工、工業・公共サービス、卸売・小売、保険、金融、教育・医療・福祉、その他の7部門の部門ごとのランキングが示されている。  今回の世界協同組合モニターは、世...

JA三井リースと東芝ESSが台湾の太陽光発電ファンドに出資

将来的な再生可能エネルギーの大量導入に向けた事業に参画  JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役 社長執行役員)と東芝エネルギーシステムズ㈱(東芝ESS、畠澤守代表取締役社長)は、Photon Energy Power Corporation(PHOTON)グループの「Photon Taiwan Fund,L.P」に出資を行うことを決定した。9日発表した。JA三井リースと東芝ESSは、同社が進める台湾における太陽光発電事業への参画を通じ、現地の再生可能エネルギーの導入に貢献する方針。  台湾は、2025年までに太陽光発電の20GWの導入目標を掲げ、30年には27GWまで増える見通し。また現在...

農中総研フォーラム

 ㈱農林中金総合研究所は3月10日、〝東日本大震災から10年~持続可能な農業と地域の再生に向けて〟をテーマにした「農中総研フォーラム」をオンライン(Zoomウェビナー)で開催する。  2011年3月11日の東日本大震災発生から10年の節目に際し、農中総研がこれまで取り組んできた被災地の復興調査の蓄積を基に、斉藤由理子特別理事研究員(演題=震災復興における農業構造の変化とJAの役割)と行友弥特任研究員(福島県被災地の農業復興の現状と課題)による発表、コメンテーターからコメントの後、チャットによる質疑応答を行う。コメンテーターは、菅野孝志JA全中副会長(JA福島五連会長)、木村正祥河北新報論説委...

JAふくしま未来管内被災地の営農再開へ農林中金が助成

 農林中央金庫福島支店(望月大輔支店長)は、JAふくしま未来管内の被災地(避難指示解除区域)で営農再開をする被災生産者を対象に、水稲再開にかかる資機材購入費(除草剤または害虫防除剤)への支援を行った。  3日贈呈式が開催され、62名分総額約6百万円がJAふくしま未来(数又清市組合長)へ助成された。農林中金の「営農再開支援」が活用されたもの。  農林中金では、東日本大震災による津波被害および原発事故等の影響を強く受けた同JA管内の「そうま地区」を中心に、2014年から被災生産者が水稲再開のために購入した資機材に対して助成をしてきた。昨年は、台風被害への対応もあり当該支援が実施できなかったため...

熊本県下の2小学校で木育授業と木工教室を実施=農林中金・熊本森連

 農林中央金庫福岡支店はこのほど、熊本県森林組合連合会と共同で、熊本市立砂取小学校と熊本市立託麻北小学校で木工教室及び木育授業を行った。児童が身近な材料を使用して、木製品の製作を体験することで、木のぬくもりを感じながら木の役割や木の良さについて理解してもらおうと実施されたもの。また、両校には木製の椅子とテーブル1セットがそれぞれ寄贈された。  木育授業では、熊本大教育学部の田口浩継教授が、木の成長や年輪が出来る仕組みなど、木自体のことを中心に授業を実施した。  木工教室は、児童が持ち帰り、大切な思い出として、家庭で使用できるスライド式本棚、折りたたみ式椅子を制作した。  農林中金では「熊...

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日本農民新聞 2021年2月5日号

農林水産業みらい基金 対談 日本農業の新たな潮流 ~時代を拓く挑戦者たち~   農林水産業みらい基金 事業運営委員長 (日興リサーチセンター(株)理事長、元日本銀行副総裁) 山口廣秀 氏(写真左) 日本経済新聞 編集委員 吉田忠則 氏(写真右)    2014年3月、農林水産業と食と地域のくらしを支える全国各地の取組みの支援を目的に、農林中央金庫が200億円を拠出し「一般社団法人農林水産業みらい基金(以下「みらい基金」という)」が設立された。この間の取組みは、2017年6月に『農林水産業のみらいの宝石箱』として同基金から発刊され、昨年6月には第2弾で...

協同ライフケア花澤新社長の略歴

 JA三井リースグループの協同ライフケア㈱新社長に花澤雅彦氏(JA三井リース㈱コンプライアンス統括部長)が4月1日付で就任する。同社は、高齢者福祉事業を営むJAグループを中心に、福祉用具のレンタル卸業務や販売品の供給等を行っている。新社長の略歴は以下の通り。 ▽花澤雅彦(はなざわ・まさひこ)氏=1987年協同リース㈱入社。審査部副部長、同部第一チームマネージャー、JA三井リース㈱審査部審査第一室長、同部審査室長、関西・中四国営業本部副本部長、コンプライアンス統括部長。1963年生れ。

JA三井リースが機構改組

 JA三井リース㈱は、以下の通り機構改組を行う。 《4月1日付》【機能部門】『総合企画本部』を新設。経営企画部及び総合企画部を、経営管理部(経営企画部を改称)、総合企画部、営業統括部(新設)、海外統括部(新設)に再編し、総合企画本部の傘下に置く。また、各部の傘下に以下の室を置く。①経営管理部…経営管理室、リスク統括室、広報IR室、②総合企画部…総合企画室(経営企画部企画室を統合)、デジタル推進室、③営業統括部…営業統括室、関係会社統括室、営業戦略室、④海外統括部…海外統括室(海外営業統括室を改称) 【営業部門】『ICT事業本部』のグローバルエレクトロニクス部を機械本部産業設備第二部に統合する...

人事|JA三井リース㈱

〔4月1日付〕▽総合企画本部長(総合企画部長)常務執行役員保﨑隆行▽同本部経営管理部長(経営企画部長)執行役員井野真吾▽審査室長(海外審査室長)執行役員審査部長服部昭寛▽総合企画本部海外統括部長(総合企画部副部長)執行役員越水昇一▽執行役員、工藤真樹▽同、流通産業本部長小川毅▽総合企画本部経営管理部副部長兼三井営業本部副本部長兼総合企画本部経営管理部経営管理室長(経営企画部副部長兼総合企画部副部長兼経営企画部経営管理室長)末柄琢也▽総合企画本部経営管理部副部長兼総合企画本部経営管理部広報IR室長(経営企画部副部長兼経営企画部広報IR室長)松村直人▽総合企画本部経営管理部リスク統括室長(経営企画...

人事|JA三井リース㈱ グループ会社

〔4月1日付〕▽JA三井リースアセット㈱代表取締役社長(専務執行役員リースアップ業務部長)五十嵐幸久▽JA三井リース建物㈱常務執行役員(JA三井リース㈱機械本部産業設備第一部長)平岡清員▽協同ライフケア㈱代表取締役社長(JA三井リース㈱コンプライアンス統括部長)花澤雅彦▽JA三井リース九州㈱常務執行役員(JA三井リース㈱流通産業本部副本部長兼同本部流通産業第一部長)渡邉宏▽近畿総合リース㈱取締役専務執行役員(執行役員)門間寿昌▽同社常務執行役員(JA三井リース㈱首都圏営業本部首都圏営業第二部長)前田吉博▽JA三井リースオート㈱総務企画部長兼同部総務チームマネージャー、宮岡靖明▽同社首都圏系統営...

経常利益1484億円、純利益1093億円=農林中金12月末

 農林中央金庫は2日、第3四半期(2020年12月末時点)決算を公表した。  連結決算(連結対象会社・法人は農中信託銀行、協同住宅ローンなど16社、持分法適用関連法人は7社)では、経常利益は1484億円と前年同期に比し30・3%345億円増、純利益は同31・4%261億円増の1093億円となった。経常収益は、前年同期比3415億円減の8771億円、経常費用は同3761億円減の7286億円であった。  また、単体決算では、経常利益は1494億円と前年同期比36・8%401億円増、純利益は同38・2%313億円増の1136億円となった。  総資産(連結)は、前年度末比で2兆2452億円増の1...

フードバンク事業者と連携、ひとり親世帯にお米寄付=農林中金

 三重県木曽岬町で米の生産・販売を行う㈲木曽岬農業センターはこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が困窮するひとり親家庭を支援しようと、社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会(名古屋市北区)に同町産コシヒカリ600キロを寄付した。  両者を仲介したのは、東海地域を中心にフードバンク活動等で生活困窮者らを支援する認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋と、その活動に賛同する農林中央金庫名古屋支店。同NPO法人と農林中金は2020年秋ごろからフードロス削減への貢献・企業CSR向上等を目的に意見交換を行っており、今回マッチング案件第1号として取引先である木曽岬農業センターに協力を依頼したとこ...

JA三井リースが小型陽子線がん治療装置製造のスタートアップ企業に出資

 JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役 社長執行役員)は2日、「超小型陽子線がん治療装置」の開発・製造を行っているスタートアップ企業㈱ビードットメディカル(=BDM、古川卓司代表取締役、2017年創業、資本金7億1000万円〔資本準備金含む〕)に出資したと発表した。  がんの放射線治療の一つである陽子線治療は、体内深部にある腫瘍にピンポイントで照射できるため、現在の主流であるX線治療に比べて治療効果に優れ、有害事象も少なく、最先端のがん治療として注目されている一方、装置が巨大で高額なことが医療機関への導入の妨げになり、長年普及が進んでいないのが現状とされている。   BDMの装置は、特許取...

JREが農林中金から借り入れたSLLをモデル事例に選定=環境省

 ジャパンリアルエステイト投資法人(=JRE、柳澤裕執行役員)が農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)から借り入れた「サステナビリティ・リンク・ローン」(*SLL)が、環境面においてモデル性を有し資金調達手法の先駆的事例を示すものとして、環境省から「令和2年度サステナビリティ・リンク・ローン等モデル創出事業に係るモデル事例等」として選定された。  環境省では、地球温暖化対策や自然資本の劣化の防止に資する企業等の事業活動への民間資金を導入するための有効なツールの一つである「サステナビリティ・リンク・ローン等」を国内で更に普及させることを目的に、2020年3月に「グリーンローン及びサステナビリティ...

JA貯金残高12月末は前年同月比2・1%増の107・7兆円

 農林中央金庫が1月28日に公表した2020年12月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入により、11月末に比べ8064億円(0・8%)増加した。前年同月比では2兆2639億円(2・1%)増加し、残高は107兆7732億円となった。  貸出金残高は、住宅資金実行等により11月末に比べ127億円(0・1%)増加、前年同月比では5743億円(2・7%)増加の21兆5365億円となった。

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