日本大学は二五日、農業や食、地域、JAに関する大学生の研究発表大会「アグリカルチャーコンペティション」(略称=アグコン)を東京・日本大学商学部で開催した。二〇一七年から開始され、二回目となる今大会には九大学から二七チーム、約一三〇名の学生が参加した。JA全中が後援、JA東京中央とJA東京あおばが協力した。大会では各チームが農業やJAについて調査・研究を行った成果などをプレゼンし、全中広報部の福園昭宏部長、JA支援部の元広雅樹次長、全青協の水野喜徳会長、農中総研の小針美和主任研究員らが、先行研究・調査・独創性・プレゼンテーション・質疑応答の観点から審査した。 最優秀賞を受賞したのは、日大商... 2018年11月29日
このひと 地域農業活性化の最前線 わがJAのTACの活動 JA北びわこ 代表理事理事長 田中洋輝 氏 「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域農業の活性化」をめざした自己改革がJAグループあげて取り組まれているなか、地域農業の担い手に出向くJAの担当者「TAC」は、その最前線に立って地域の担い手とJAを繋ぐ活動を展開している。その活動の現状とこれからを滋賀県JA北びわこの田中洋輝代表理事理事長に聞いた。 農地集積で設備投資増え所得減 ■管内農業の現状と課題は? 管内の水田面積は約5400haで、水稲・... 2018年11月15日
JAグループは九月三〇日、このほど制定された一〇月二日=「直売所(ファーマーズマーケット)の日」を記念したPRイベントを都内で開催した。 記念日登録証授与式には、JAグループからJA全中の須藤正敏副会長、JA全農の山﨑周二代表理事専務、JA共済連の村山美彦代表理事専務、農林中金の後藤彰三代表理事専務が参加。日本記念日協会の加瀬清志代表理事から須藤副会長に登録証が手渡された。 須藤副会長は「JAグループは直売所を全国に約二〇〇〇店舗展開している。この度、生産者と消費者の距離を縮め、地産地消を活性化させる直売所が、全国でより一層盛り上がってほしいという願いを込めて... 2018年10月2日
自民党農民の健康を創る会(宮腰光寛会長)は二五日、総会を開き、厚労・農水両省から平成三〇年度の関係政府予算案の聴取を行った。 また、昨年一一月のJA全中・全厚連による「医師の偏在の解消」など四項目の団体要請に対する対応状況の報告が行われた。厚労省は地域医療確保対策の推進や僻地・離島における臨床研修の充実を図る予算案を計上していることを示すとともに地域間の医師偏在の解消等に関連する、「医療法及び医師法の一部を改正する法律案」の国会提出に向けて調整を進めていることなどを報告した。 農水省は関係予算案として「農山漁村振興交付金」(概算決定額一〇〇億七〇百万円)の枠で「農福連携対策」「農山漁... 2018年1月26日