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福井県下全一二JAが20年4月合併、県単一農協へ

2019年1月8日

「農業者の所得二割アップ」をスローガンに

 福井県JAグループはこのほど、第二五回JA福井県大会を開き、二〇二〇年四月に福井県下全一二JAを合併する県下一JA合併基本構想を提案、県下一JA合併に関する決議を採択した。

 今月から来月にかけて行われる組合員説明会、三月に各JA通常総(代)会を開いた後、六月に合併予備契約を締結、七月に合併総(代)会を行う運び。二〇二〇年四月に県下一JA「福井県農業協同組合(愛称=JA福井県)」として合併後、速やかに中央会、信連、経済連、厚生連の包括承継手続きに入るとしている。

 福井県JAグループでは、合併による効果について、①県域のスケールメリットの発揮(仕入機能の強化や物流の合理化による生産コストを低減し、広域で共同利用施設を有効活用することで生産者の負担を軽減。強い財務力を活かして様々な支援と健全経営を行う)、②県域の体制整備による専門性の発揮(専門的な職員の育成、優秀な人材を確保し、効率的な業務運営と効果的な人員の再配置)、③JA総合力の発揮(県域全体の経営資源を結集し、JAの総合力を活かした高機能で効果的に事業を展開して収益の確保を図る)と説明している。

 合併基本構想では、「農業者の所得二割アップ」を目指し「持続可能な農業環境の実現」をスローガンに掲げている。合併後は、本店を現在の福井県農業会館に設置する。合併に参加する一二JAは以下の通り。JA福井市、JA福井市南部、JA永平寺、JA花咲ふくい、JAはるえ、JAテラル越前、JAたんなん、JA越前丹生、JA越前たけふ、JA池田、JA敦賀美方、JA若狭。

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