農薬工業会は19日に開いた総会で役員の選任を行い、新会長に本田卓副会長(日産化学㈱取締役専務執行役員)を選任した。小池好智会長は退任。新役員体制は以下の通り。 ▽会長=本田卓(新・日産化学㈱取締役専務執行役員) ▽副会長=的場稔(再・シンジェンタジャパン㈱代表取締役社長) 溝口正士(再・日本曹達㈱執行役員) 藤本博明(新・住友化学㈱執行役員) ▽専務理事=松浦克浩(新・農薬工業会) 2021年5月20日
野菜流通カット協議会(木村幸雄会長)はこのほど通常総会を開催し、令和2年度の事業・決算報告、3年度事業計画・予算を承認した。また任期満了に伴う役員改選を行い、木村会長と岡田貴浩副会長を再任。副会長に樽本純生氏(㈱清浄野菜普及研究所)、理事に錦山功氏(㈱ハローワーク)を新たに選任した。 3年度事業では、水田農業高収益作物導入推進事業における現地検討会等をはじめとした「研究・情報交換・交流事業」の開催を新型コロナウイルス感染症による状況等を鑑みて検討するほか、関係省庁・団体と連携した情報収集・提供を行う「調査事業」等を行う予定。 冒頭、木村会長は「当協議会の一つの柱としてスマート農業と向... 2021年5月20日
JA全農が5月14日、「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策セミナー」をWEB会議方式で開催。JAの営農指導担当者、関係メーカーなど約250名がオンライン会議で参加、スクミリンゴガイの特徴や効果的な防除対策について情報交換した。 セミナーで、農研機構企画戦略本部経営企画部兼植物防疫研究部門上席研究員の松倉啓一郎氏は、被害を引き起こすのは基本的に水田で越冬した幼貝であることなどスクミリンゴガイの生態を紹介した上で、▼厳冬期前に表層の土を細かく砕くイメージで耕うんすることで物理的に貝を破砕する、▼水路からの貝の侵入を防ぐため水口にネットを設置する、▼イネが若い間、貝を活動させないた... 2021年5月20日
〈主な内容〉 今日の人 農林中金常務執行役員(食農法人バンキング共同統括責任者)梅田泰弘さん ◎農水省が鳥インフルエンザ等の防疫対策本部開く 大規模農場の畜舎ごとに責任者配置など対策の方針決定 ◎「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策セミナー」を開催=全農 ◎衆院農水委で貯保法改正案を可決 ◎農水省がジーケイフーズの事業再編計画を認定 ◎農水省主要異動者の略歴 ◎JA三井リース等がベナン共和国に教育用ノートPC100台寄贈 ◎売り切れなかった野菜等をスムージー用等で販売するクラウドファンディング ◎日本生協連が「生協の2030環境・サステ... 2021年5月20日
千葉大学内に「ジェトロデスク」設置、スタートアップ支援 千葉大学(中山俊憲学長)とジェトロ(佐々木伸彦理事長)は17日、国際産学連携、大学発スタートアップ支援等を通じたイノベーションの共創と高度グローバル人材の育成・活用を柱にした「包括的連携推進協定」を締結した。 同協定は、千葉大とジェトロが学術、教育、文化、産業等の分野で相互に連携し、学術研究、人材教育、産学連携での国際的な展開を推進することで国内・地域の発展と人材の育成に寄与することをねらいとしたもの。千葉大のヘルスケア(医学部・薬学部・看護学部等)、アグリテック(園芸学部)等の強みと、ジェトロの国際ビジネスノウハウ・海外ネットワ... 2021年5月19日
農水省は「農業人材の確保に向けた検討会」を設置、21日に初会合を行う。持続的な農業を実現していくためには、意欲ある多様な若者を農業に呼び込み、新規就農者を増やし、定着させていくことが重要であるとして、従来の枠組にとらわれない新規就農施策を検討する。テレビ会議方式で有識者からのヒアリング及び意見交換を行う。 初会合では、㈱ビビッドガーデン・秋元里奈社長、㈱エムスクエア・ラボ・加藤百合子代表、㈱LifeLab・西田裕紀代表、㈱アグリメディア・諸藤貴志代表からのヒアリングを行う。 2021年5月19日
㈱サタケ(佐竹利子代表取締役、広島県東広島市)は、稼働効率と安全性がさらに向上した新型ロータリーシフターを、5月20日に発売する。 精米工場では精米後の精選工程において、白米に混じる糠玉や砕粒などを除去しており、おもにロータリーシフターが使用されている。 サタケによると新型機は、運転終了時に残粒が迅速に排出される構造となっており、ロット切り替え時間が約2分と従来機に比べ約7分の1に短縮、多品種少量生産における稼働効率を大幅に向上できるという。また、分解清掃にかかる時間は約30分と、従来機に比べ3分の1に短縮。砕粒選別部の各選別スクリーンには特殊磁性ステンレスを採用し、万が一破損した場... 2021年5月19日
JA福島中央会の菅野孝志会長らが5月13日、農水省に米の需給対策や凍霜害対策など災害復旧支援策、JA自己改革への後押しなどの項目を盛り込んだ「福島県農業の再生」を要請。葉梨康弘副大臣が対応した。 福島県農業を取り巻く環境について、「加速する生産者の高齢化と後継者不足により、農業生産基盤は脆弱化していること、東日本大震災・原発事故からの復興は着実に前進しているものの、被災12市町村での営農再開率は依然3割程度にとどまっていること、同県農畜産物に対する風評も根強く、引き続き福島ブランドの回復に向けた対策の強化が必要となっている」と指摘。さらに、ここ数年は台風災害や農作物の病害のまん延... 2021年5月19日
〈主な内容〉 今日の人 農林中金常務執行役員(事務部門長)内海智江さん ◎オンライン面談システムを導入=JA共済連、農中 非対面で保障内容等の相談が可能に ◎「農業人材の確保に向けた検討会」を設置、初会合へ=農水省 ◎持続的な畜産物生産の在り方検討会が中間とりまとめ案議論=農水省 環境負荷軽減推進と家畜衛生・防疫の徹底、国産飼料の生産・利用等 ◎農水省家きん疾病小委等が今シーズンの鳥インフル踏まえ提言 飼養衛生管理基準と引き続きの野生動物対策の徹底等 ◎ジェトロと千葉大が包括的連携推進協定を締結=17日 大学内に「ジェトロデスク」設置... 2021年5月19日
JAは組合員と対話し方針等を策定、具体的に実行 農水省は、今後の農協改革の推進の方向性を規制改革推進会議農林水産WG(13日開催)に示した。各JAが継続して自己改革に取り組むために、組合員との対話を通じて自己改革実践のためのサイクルを構築、農水省がこのサイクルを前提として指導・監督等を行う内容。 今回、農水省が示した具体的な取組み内容は以下の通り。 1 農協において、組合員との対話を通じて自己改革を実践していくサイクルを構築する。 2 具体的には、 ①農協において、次の方針等を策定し、組合員との徹底的な対話を 行い、総会で決定する。 ア 自己改革を実践するための具体的な方針... 2021年5月18日
三菱マヒンドラ農機㈱(島根県松江市)の新CEO取締役社長に齋藤徹氏(元アウディジャパン販売㈱代表取締役社長)が今月10日付で就任した。田中章雄CEO取締役社長は退任。 齋藤社長は慶大経済卒。1982年日産自動車㈱入社。ロシア日産自動車社長、日産ヨーロッパ シニア・バイス・プレジデント、日産自動車㈱執行役員、㈱オーテックジャパン代表取締役兼最高執行責任者(COO)、アウディジャパン㈱代表取締役社長、アウディジャパン販売㈱代表取締役社長、などを歴任。 2021年5月18日
〈主な内容〉 今日の人 農林中金常務執行役員(人事・総務・企画担当)北林太郎さん ◎全国初、脱炭素貢献農産物の「認証制度」を制定=山梨県 「農産物のブランド化と農家の取組みを力強く後押し」 ◎ポストコロナの新しい農場教育の在り方テーマにシンポ=全国大学附属農場協議会 ◎農水省がJA自己改革実践のサイクル構築を提案 JAは組合員と対話し方針等を策定、具体的に実行 ◎日本公庫が移住者による酪農経営へのチャレンジを支援 人事 三菱マヒンドラ農機社長に齋藤氏 ホット・ポイント アジアで進む権限の集中化 2021年5月18日
農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)が運営する内部通報制度(コンプライアンス・ホットライン)が14日、消費者庁所管の「内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)」に登録された。 同認証は、消費者庁の「公益通報者保護法を踏まえた内部通報制度の整備・運用に関する民間事業者向けガイドライン」を、事業者が自組織の制度と照らし合わせ、同ガイドラインに適合している場合、消費者庁の指定登録機関である(公財)商事法務研究会による審査・確認を経て、登録される制度。 農林中金では、退職者を含む職員が利用できる「コンプライアンス・ホットライン」を内外に設置し、ポスターの掲示や連絡窓口を記載した携帯型カードを... 2021年5月17日
JA全農は、UHA味覚糖㈱とのコラボレーション第5弾として、宮崎県産日向夏を使用した「コロロ 日向夏」を、18日から全国のファミリーマート約1万6700店で先行発売する。 「コロロ 日向夏」は、宮崎県産「日向夏」の果汁を使用。日向夏は、宮崎県原産の柑橘で、同県が生産量日本一を誇る特産果樹。ふわふわした白皮(アルベド)と果肉を一緒に食べることができ、ビタミンやミネラルなどの栄養素に加え、食物繊維も摂ることができる人気の果物。コロロは水分を多く含んだグミをコラーゲンの膜で包んだグミで、ほんのりとした甘みと爽やかな酸味がある日向夏の独特の味わいが感じられるよう仕上げた。 全農は、「今後もU... 2021年5月17日
㈱みちのく銀行(藤澤貴之取締役頭取)と㈱青森銀行(成田晋取締役頭取)は14日、それぞれの取締役会で、来年4月の経営統合に向けて協議・検討を進めていくことで基本合意したと発表した。両行はともに青森県に本店を置く地方銀行。2024年に合併する方針。 2021年5月17日
▽大臣官房輸出促進審議官(内閣官房内閣審議官〔内閣官房副長官補付〕)大臣官房審議官兼食料産業局付杉中淳▽大臣官房参事官兼食料産業局付(経済産業省大臣官房付兼内閣官房内閣参事官〔内閣官房副長官補付〕〔内閣官房行政改革推進本部事務局参事官〕)安楽岡武▽大臣官房付(大臣官房参事官)農林水産技術会議事務局付増井国光▽経済産業省出向〔大臣官房付へ〕(大臣官房輸出促進審議官兼食料産業局付)池山成俊 2021年5月17日
〔6月23日付〕▽取締役常務執行役員(常務執行役員)稲葉聡▽常務執行役員(㈱科学飼料研究所代表取締役社長)石井智実▽退任(常務執行役員)大貝浩平 〔6月1日付〕▽人事部長(人事部担当部長)坂田浩一郎▽磯分内工場長(幌延工場長)木村修▽幌延工場長(阿見工場製造課長)小島信剛 〔6月25日付〕▽総務部長(広報IR部長)渡邉健太郎▽広報IR部長(広報IR部副部長兼お客様センター長)畑本二美 2021年5月17日
雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は13日、2021年3月期決算(連結)を発表した。連結売上高は6151億円(前期比100・3%)、連結営業利益は197億円(同109・9%)、連結経常利益は216億円(同110・1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は149億円(同122・6%)と増収増益となった。配当は当初予定通り前年同額の1株当たり40円とする。 西尾社長は、インターネット会議方式で行った記者発表会で新型コロナに関する国内経済への影響など同社グループをめぐる情勢と今後の事業方針等について以下のように述べた。 ●…わが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受... 2021年5月17日
〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 農林中央金庫 新たな執行体制~そのねらいと背景 農林中央金庫代表理事兼常務執行役員最高執行責任者 八木正展氏 ◎農林中金の内部通報制度が消費者庁指定機関で登録される ◎令和3年度の生乳出荷目標数量を設定=中酪 ◎農水省が農作業安全対策の強化に向けたとりまとめを公表 ◎全農とUHA味覚糖が宮崎県産日向夏使用のグミを共同開発 ◎みちのく銀行と青森銀行が2024年に合併 ◎自民農林等合同で改正公共建築物等木材利用促進法条文案を議論 人事 農水省/雪印メグミルク 募集 トラック運転者の労働改善に向けた意見交換会への参加荷主企業 企... 2021年5月17日
このひと 農林中央金庫 新たな執行体制~そのねらいと背景~ 農林中央金庫 代表理事兼常務執行役員最高執行責任者 八木 正展 氏 柔軟かつ迅速な業務遂行へ 事業環境の変化のスピードに対応 農林中央金庫は、この4月から機構を改正し新たな執行体制のもとでの事業展開を始めている。専務を置かず15人の常務のもと事業環境の大きな変化にスピード感をもった柔軟かつ迅速な業務遂行をめざす。新執行体制のねらいと背景を、新たに代表理事兼常務執行役員最高執行責任者に就任した八木正展氏に聞いた。 重構造をフラット化、機動的にサポートし合う ■機構改正の概要とねらい、新たな役員体制の考え方は? ... 2021年5月15日