〈主な内容〉 今日の人 JA共済連常務理事に就任した 岩下秀樹さん ◎台風19号の農林水産関係被害額は30都府県で250億円 農作物等6523ha、42億円、農業用施設108億円等 ◎JA三井リースとABCが直売所併設型料理教室の開設運営支援、掛川に1号店 地元農産物を生かした食の提案で地域のコミュニティー拠点化目指す ◎LPガス&ガソリン対応のハイブリッド式発電機シリーズ=全農 ◎「持続可能な生産消費形態のあり方検討会」発足=農水省 ◎23日にパリで「第5回日仏農政ワーキンググループ」開催へ ◎極早生で食味良好な白肉のモモ新品種「ひめまるこ」を育成... 2019年10月18日
JA全農はこのほど、発電機の開発・製造を行うSSJホールディングス㈱(群馬県吾妻郡嬬恋村、岩間斎代表取締役)と協力し、JAグループ向けに、非常用可搬型発電機「ELSONA」シリーズの取り扱いを開始した。 「ELSONA」シリーズは、燃料に利便性が高いLPガスを採用し、さらにガソリンも使用できるハイブリッド式非常用可搬型発電機。軽量で取り回しも楽な「S―3500」、単相100V、200Vを出力できる「S―5500」〔写真〕、単相100Vと三相200Vを出力でき農場や小規模工場などBCP対策にも活用できる「T―7500」の3タイプ。LPガスは長期保存しても劣化しにくいためメンテナンスが不... 2019年10月17日
JA全農は、ホクレンと連携し、全農が運営するみのりみのるブランドの飲食店11店舗において、10月24日~11月8日の間、北海道産の食材を使用した限定メニューを提供する。収穫シーズン真っ盛りのじゃがいも、かぼちゃ、ゆり根、枝豆などの野菜、北海道産豚肉を丁寧に仕込んだ生ハム、生産量日本一の北見地方の玉ねぎのコロッケ「たまコロ」など、北海道の旬の味覚を使った特別メニューになるという。今回の「北海道フェア」は、みのりみのるブランド店舗における初めての全国共通フェアになる。 ①みのりカフェ エスパル仙台店(宮城) ②グリルみのる エスパル仙台店(宮城) ③みのりカフェ 銀座三越店(東京) ④み... 2019年10月17日
農水省が16日、「GFP海外マーケットセミナー&ビジネスマッチングセッション」を開催。「農林水産物・食品輸出プロジェクト」(GFP)の取組の一環として開いたもので、企業や日本貿易振興機構による講演、ビジネスマッチングセッション等が行われた。 また、セミナーに併せて農水省正面玄関にGFPバージョンにラッピングした「草刈機MASAO」が展示された。 2019年10月17日
〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 農林水産審議官 大澤 誠氏 新たな国際環境を迎えた日本農業 融合化する国内問題と国際問題に対応 ◎農水省が「農林水産物・食品輸出プロジェクト」の一環でマーケットセミナー ◎生活クラブが米ブランド名を「共同開発米」にリニューアル ◎野生鳥獣による農作物被害は4%減の158億円=30年度 イベント 東京農大で農業農村の課題解決の担い手づくり等テーマにシンポ 企業情報 クミアイ化学/製粉大手4社 ホット・ポイント アグロフォレストリーの深化と活用を 2019年10月17日
日清製粉、日本製粉、昭和産業、日東富士製粉の大手製粉会社4社は、輸入小麦の政府売渡価格が10月1日より5銘柄平均で8・7%引き下げられたことを受け、業務用小麦粉の価格を改定することを特約店に通知したとそれぞれ発表した。いずれも来年1月10日出荷分より実施する。改定額には消費税は含まない。各社の改定額は以下の通り。 【日清製粉】【日東富士製粉】▽強力系小麦粉=25kg当り130円値下げ、▽中力系・薄力系小麦粉=同100円値下げ、▽国内産小麦100%小麦粉=同35円値下げ。【日本製粉】▽強力系小麦粉=25kg当り130円値下げ、▽中力系・薄力系小麦粉=同105円値下げ、▽国内産小麦100%小... 2019年10月16日
クミアイ化学工業㈱は16日、同社開発剤アクシーブ(一般名:ピロキサスルホン)を含有する畑作用除草剤が、9月26日付けでインドで農薬登録されたと発表した。 アクシーブは、ダイズ、コムギ、トウモロコシなどの作物に使用可能な畑作用除草剤として、既に世界14か国で登録を取得しており、インドの登録は15か国目。インドではコムギ栽培で問題となっているALS阻害やACCase阻害の既存除草剤抵抗性のイネ科雑草を主対象としており、それらに高い除草効果を示す同剤が抵抗性雑草防除に有効な除草剤として期待されている。 インドのコムギ栽培面積はおよそ3000万ha。同社では、このうち除草剤抵抗性雑草が問題と... 2019年10月16日
東京農大総合研究所研究会の農業協同組合研究部会、GIS研究部会は11月8日、東京農大世田谷キャンパスで「農政・スマート農業の動向をふまえた農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開」をテーマにシンポジウムを開催する。対象はJA等の役職員・組合員、教職員、企業・行政関係等。 「農政の動向をふまえた農業・農村の課題解決の先導的担い手づくりと農協の戦略的ガバナンス・事業経営の新展開」(白石正彦東京農大名誉教授・農業協同組合研究部会長)、「農業・農村の課題解決の先導的担い手グループづくりと農協のスマート農業を活用した営農経済改革」(鈴木充夫同大客員教授・G... 2019年10月16日
生協の生活クラブ事業連合は、同生協で扱う山形、栃木、長野、宮城の4産地の米ブランド名を「共同開発米」とし、リニューアルした〔図は新ロゴ〕。今月28日から供給を開始する。 新ブランド米は「山形県産庄内遊YOU米」(品種=ひとめぼれ/生産者=JA庄内みどり遊佐町共同開発米部会)、「長野県産上伊那アルプス米」(コシヒカリ/JA上伊那減農薬栽培米生産部会)、「栃木県産那須山麓米」(なすひかり/JAなすのどではら会)、「宮城県産みちのく加美米」(ささゆた香又はまなむすめ/JA加美よつば加美清流米クラブ)。 生活クラブでは提携生産者と消費者との話し合いにより、農薬や化学肥料を減らした米の開発や、... 2019年10月16日
今回の台風19号では、千曲川、阿武隈川などの大河川をはじめ各地の多く河川で氾濫、決壊、或はダムの緊急放流などの事態が発生し、大きな被害が発生した。広い範囲での短時間の降雨量のもの凄さに驚く。一か月前の台風15号で千葉県を中心に主に強烈な風による甚大かつ復旧の捗らない被害を身近に体感した関東地方では、人々の心配が募り、19号の来襲予報に対応して、大きなペットボトル入りの水や、電池、ランタン、養生テープなどといった防災対応グッズがスーパー等の棚から消える、いわば台風特需のような購買行動が見られた。それだけでなく、この地に独特な事態を目の当たりにした。 台風19号が12日の夜半に通り過ぎた利根... 2019年10月16日
関東5県の28市町が参加する「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」の原口和久代表理事(埼玉県鴻巣市長)らが7日、農水省に「関東地域エコロジカル・ネットワーク形成によるコウノトリ・トキの舞う魅力的な地域づくり事業」の推進に関し、環境保全型農業の普及・拡大への補助等を要請。藤木眞也農林水産大臣政務官が対応した。 2019年10月16日
〈主な内容〉 今日の人 JA共済連代表理事専務に就任した 石戸谷浩徳さん ◎台風19号農林関係被害は13県で農地58か所・農業用施設109か所=14日13時現在 果実の枝折れ・落果・傷果、水稲・大豆の冠水・表土流出など ◎JA共済連が「台風19号にかかる災害対策本部」を設置 ◎全農が台風15号・19号による風水害対策本部を設置 ◎農林中金が台風19号にかかる「災害対策本部」を設置 ◎台風19号に伴う被災者へ金融上の措置=農林中金 ◎8月13日から9月24日までの暴風雨及び豪雨災害を激甚災害に指定=政府 ◎豚コレラ等防疫指針官報で公表、「ワクチン接種に向け着実... 2019年10月16日
JA全中、NHK等で構成する「ふるさとの食 にっぽんの食」全国実行委員会が10月7日、東京・内幸町のイイノホールで食料フォーラム2019「国連家族農業の10年に考える~持続可能な社会を目指して」を開催。持続可能な社会を目指す開発目標(SDGs)の実施主体の1つとしての家族農業の可能性を話し合った。 2019年10月15日
〈主な内容〉 ◎豚コレラ等防疫指針改定で都道府県から意見照会=農水省 ワクチン接種推奨地域について広域的な設定求める意見等 ◎自民農林合同に豚コレラ防疫指針改定案報告、「早ければ月末にも接種」と農水省 ◎豚コレラ46例目の疑似患畜を埼玉県で確認=農水省 ◎大賞に信州いいやま観光局、「食かけるプライズ」表彰事例を決定=農水省 ◎担当者が先進事例学ぶファーマーズ・マーケット運営改善セミナー開く ◎「家族農業の10年を考える」をテーマに全中、NHK等がフォーラム開催 企業情報 凸版印刷/イトーキ イベント 世界食料デーイベント、等 2019年10月15日
10月16日の「世界食料デー」に、国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連世界食糧計画(WFP)の国連三機関と農水省は、飢餓のない世界に向けてどのように行動できるかを考える世界食料デーイベントを東京・渋谷の国連大学で開催する。 第1部のシンポジウムでは、日本担当FAO親善大使の国谷裕子氏の講演をはじめ、FAO駐日連絡事務所、IFAD、WFP日本事務所が、世界の食料と栄養の現状や飢餓をなくすための具体的な活動について報告。第2部のレセプションでは、日本担当FAO親善大使の中村勝宏氏が食料ロスを減らしつつ、食材をおいしく食べるメニューを紹介する。入場無料。事前申し込みが... 2019年10月11日
「土壌医」資格登録者の資質向上等の活動を展開する、土壌医の会全国協議会(事務局=日本土壌協会)は11月7日、東京・千代田区立日比谷図書文化館(日比谷コンベンションホール)で「第3回全国交流大会」を開く。優良土づくり推進活動の表彰および表彰者による活動成果発表、産業技術総合研究所生物資源情報基盤研究部グループ主任研究員の菅野学氏による講演「植物共生研究の現状と展望:微生物の生活様式の理解と活用」、部会(研鑽部会/調査研究部会/土づくり普及部会)活動報告等のほか交流大会終了後、情報交流会(参加費3300円)が行われる。問合せは日本土壌協会(℡03―3292―7281)へ。 なお、土壌医資格登... 2019年10月11日
全森連は10・11月に、東京・大阪の2会場で林業就業相談会「令和元年度森林(もり)の仕事ガイダンス」を開催する。新たな林業の担い手の確保・育成を目的に、森林・林業に関心を持つ人を対象に実施する説明・相談会。会場には、参加都道府県の林業労働力確保支援センターが相談ブースを設け、各地の林業に関する情報、林業作業の内容や就業までの流れについての説明、参加者からの相談に応じる。また、今回は新たに少人数制による「ミニトークショー」を行う。 東京会場は10月26日、千代田区丸の内の東京国際フォーラムで開催、計42都道府県が出展する。 大阪会場は11月16日、大阪市の大阪マーチャンダイズ・マート(... 2019年10月11日
㈱イトーキはこのほど、本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ トウキョウ ゾーク)」において、米国・健康建築性能評価制度「WELL Building Standard(WELL認証)」の「ゴールド」レベルを取得した。 WELL認証は、International WELL Building Instituteの7年間の研究開発に基づいて作られた、建物内で暮らし、働く人たちの健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システム。人にとって快適、安全、健康な建物を客観的に評価する基準として、環境工学の観点だけでなく、医学の見地から検証が加えられていることが特徴。 イト... 2019年10月11日
凸版印刷㈱はこのほど、畜産・酪農関係者の臭気対策として広く活用されている「デオマジック畜産用」のWEBサイト(https://www.tpn-deomagic.com/)をオープンした。WEBサイトでは、使用事例や農家の声、コストシミュレーションなどを掲載している。 「デオマジック」は、総合素材メーカーのシキボウ㈱が開発した臭気対策用消臭剤。香水など何十種類もの香料の成分をブレンドして完成する芳香品の多くに、糞便臭のような一般的に不快と感じる臭いの成分が少量含まれていることに着目し、良い香りの香料からあらかじめ糞便臭成分を除いた香料を調合することで、糞便臭成分が加わったときにはさらに良い... 2019年10月11日
「若年・中年層を中心に〝食べること〟への関心が低下」「20代の約3人に1人が朝食を食べない」――日本政策金融公庫農林水産事業が実施した「令和元年7月消費者動向調査」により示された。全国の20歳代~70歳代の男女2000人(男女各1000人)を対象に、食べることへの関心度や食生活の実態についてインターネットで調査したもの。以下は調査結果の概要。 ○…食事への関心度調査では、全体の約8割が食べることに関心があることが明らかになった。平成28年の前回調査との比較では、60代を除く全ての年代で関心が低下。 ○…1日の食事回数は、「朝昼晩3回」が約7割。20代の3割以上は朝食を食べておらず、そ... 2019年10月11日