日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

東日本ブロック広域信漁連が合併契約書を締結

 青森、岩手、茨城、千葉、東京、新潟、富山、石川、福井、静岡、三重の11信漁連は10月30日、来年4月1日を設立年月日とした合併契約書を締結した。  来年4月に「東日本信用漁業協同組合連合会」(千葉県千葉市中央区)として発足する。なお、愛知県信漁連は2022年4月1日に合流する予定。  農林中央金庫では、今回の東日本ブロック広域信漁連の合併契約書締結について以下のようにコメントしている。  「JFマリンバンク(JF・信漁連・農林中金)は、JFグループの一員である漁業専門金融機関として、地域に密着した漁業金融機能を提供することを通じて、組合員・漁業者の漁業経営や生活を支える役割を担っており...

三井リースとスターフェスティバル社が冷凍冷蔵車リース事業の合弁会社設立

 JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役 社長執行役員)と、インターネットサービス事業を展開するスターフェスティバル㈱(岸田祐介代表取締役社長)はこのほど、冷凍冷蔵車リース事業を行う合弁会社「スタロジリース㈱」(東京都中央区、杉田剛代表取締役、資本金1000万円)を設立した。  JA三井リースとスターフェスティバルは、今年1月に資本業務提携を行い、JA三井リースグループが有するリース・ファイナンス分野に関するノウハウと、スターフェスティバルが有するフードデリバリーに関するノウハウを掛け合わせることで、多様な物流ニーズに合わせたソリューションを提供することを目指し、戦略的パートナーとして新事業を...

農林中金関東業務部が茨城県森連と共同で鹿島臨海鉄道にベンチを寄贈

 農林中央金庫は、茨城県森林組合連合会と共同で、鹿島臨海鉄道㈱に対し、茨城県産の高品質木材である「八溝材」を用いた木製品(ベンチ)を寄贈した。ベンチは、石井邦明デザインスタジオ一級建築士事務所がデザインし、茨城県立水戸専門技術専門学院の学生が製作。鹿島臨海鉄道大洗駅のリニューアルに合わせて同駅の待合室に設置される。  10月28日には、大洗駅リニューアル式典と合わせて木製品寄贈式が行われた。農林中金の宇都宮正一関東業務部長は「農林水産業の振興や社会貢献活動の一環としての取組みで、近隣にお住まいの皆さんや観光客の皆さんにご利用いただき、木のぬくもりを感じていただくことで、国産材利用拡大の一助に...

農紙芝居で木育=農林中金高松支店・徳島県森連

 農林中央金庫高松支店(奥田康一郎支店長)と徳島県森林組合連合会(杉本直樹代表理事会長)は、10月27日に徳島県板野郡のあいずみ保育園で木育紙芝居を実施した。  徳島県内保育園での木育紙芝居は前年度の「とくしま木づかいフェア」内で実施された木製品の抽選会で当選した施設を対象とした活動であり、今年度で6回目の開催となる。園児は着ぐるみによる人形劇を交えながら、災害を防止する森林機能や森林を適切に保全する林業の役割について学んだ。また、園児たちに木をより身近に感じてもらうべく、農林中金高松支店・徳島県森連から園に木製の箸置きやマグネットバーを寄贈した。贈呈式で徳島県森連の阿部克己代表理事専務は「...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年11月4日(水)

〈主な内容〉 ◎令和2年秋の叙勲  旭重に中野吉實氏、瑞中に伊藤健一・小西孝藏・中條康朗各氏ら  旭小に岡本健治・須藤正敏・長谷川幸男・萬代宣雄各氏ら ◎黄綬32名、藍綬8名=秋の農林水産関係褒章 ◎JA営農・経済フォーラムをWeb上で開催、6JAが事例報告=全中 ◎東日本ブロック広域信漁連が合併契約書を締結 ◎三井リースとスターフェスティバル社が冷凍冷蔵車リース事業の合弁会社設立 ◎農林中金関東業務部が茨城県森連と共同で鹿島臨海鉄道にベンチを寄贈 ◎農紙芝居で木育=農林中金高松支店・徳島県森連 ◎農産物検査規格・米穀の取引に関する検討会で関係者へのヒアリング終...

黄綬32名、藍綬8名=R2年秋の農林水産関係褒章

 政府は令和2年秋の褒章受章者802名(11月2日現在、団体含む、うち女性159名)を発表した。このうち農林水産省関係は40名で、黄綬32名、藍綬8名である。農水省所管分の受章者は次の通り。  【黄綬】▽赤松清助(兵庫・酪農業)▽天野映(大阪・農業)▽磯部富美子(京都・農業)▽上村誠(和歌山・茶業)▽遠田勝一(山形・㈲遠田林産会長)▽開沼雅義(同・元農事組合法人村木沢あじさい営農組合代表理事組合長)▽梶原美行(大分・㈲グリーンストック八幡代表取締役)▽清原米藏(大分・農林業)▽澤光三(滋賀・㈱澤農園取締役)▽田中正一(滋賀・畜産業)▽谷口一男(富山・畜産業)▽築野富美(和歌山・築野食品工業㈱...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年11月2日(月)

〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 新たな「基本計画」下での農業委員会の役割   一般社団法人全国農業会議所会長 國井正幸氏 ◎高収益作物次期作支援交付金に追加措置=農水省  運用見直しで交付予定額が減額・ゼロの生産者を支援 ◎春肥価格は塩化加里7%減など加里質値下げ  窒素質も値下げ、りん酸質は据置き=全農 ◎10月15日現在の作況指数は全国ベースで「99」の「平年並み」  26府県で下方修正、北海道は「106」の良、大分は「77」の不良 ◎2年産水稲の予想収穫量(主食用)は722.9万tの見込み=農水省 ◎「地域共生社会と協同組合の可能性」テーマにフォーラム開催...

NTTと農研機構が秘密計算技術による作物ビッグデータ活用の共同研究

安全・高度な作物データ利活用の活性化した世界を目指す  日本電信電話㈱(澤田純社長、NTT)と農研機構(久間和生理事長)は、秘密計算技術(*)による作物ビッグデータ活用の共同研究を10月29日から開始することに合意した。  農業分野の研究開発においては、作物データを用いた解析が必要不可欠とされ、この作物データは各組織や企業が保有しているものの、技術ノウハウの流出やデータの知財化への悪影響等の懸念から、組織間での積極的な共有による利活用が進んでいない状況にある。  今回の共同研究は、複数の組織が保有する作物データに対する「秘密計算技術」を用いた解析により、農業研究開発の効率的実施に有益な情...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月30日(金)

〈主な内容〉 今日の人  農水省官房総括審議官に就任した 青山豊久さん ◎家族経営協定の締結農家は1.1%増の5万8799戸=農水省  取り決め内容は「農業経営の方針決定」が94.1%で最多 ◎ドンキ運営のPPIHが生産者と農畜水産物輸出促進組織を発足 ◎自民農業政策検討委で農水省がナラシ対策試算提示 ◎NTTと農研機構が秘密計算技術による作物ビッグデータ活用の共同研究  安全・高度な作物データ利活用の活性化した世界を目指す ◎11月「和ごはん月間」に各種イベント実施へ=農水省 ◎全農が「お米・ごはん」テーマにした楽曲・ダンスを11月中旬からWebで公開 ◎大...

新型〝水光〟栽培システムの植物工場の販売を開始=三菱ケミカルアグリドリーム

 三菱ケミカル㈱のグループ会社である、三菱ケミカルアグリドリーム㈱(狩野光博社長)は、新型〝水光〟栽培システム「AN」(Agriculture Next)の販売を11月から開始する。  「AN」は、㈱クレオテクノロジー(埼玉県比企郡、三宅泰正社長)と共同研究を行い、千葉大学大学院・丸尾達教授監修のもと開発した、農業用ハウスを利用した完全人工光型植物工場。三菱ケミカルアグリドリームによれば、定植した苗が栽培室内を自動で循環しながら成長し、作業者が栽培室内に入らずに収穫まで行うことができるシステムとすることで、作業者の負担や異物の混入リスクを低減したことが特長。また、栽培室内の光や気流を制御する...

福岡工場プレミックス工場が完工=日本製粉

 日本製粉㈱(前鶴俊哉社長)が建設を進めていた、福岡工場プレミックス工場(福岡県福岡市東区)がこのほど完工した。生産能力は9000t/年。同社のプレミックス事業は3工場体制となる。

「大豆ミートシリーズ」を発売=良品計画

 無印良品を展開する㈱良品計画(松﨑曉社長)は、大豆を主原料とした「大豆ミート」シリーズ4種類(ハンバーグ/ミートボール/ひき肉タイプ/薄切りタイプ)を無印良品店舗と無印良品ネットストアで28日から発売を開始した。常温保存可能・水戻し不要。

きちりHDと植物肉製造のDAIZ社が資本業務提携を締結

 国内外で飲食事業等を展開する㈱きちりホールディングス(平川昌紀社長CEO兼COO)と、大豆由来の植物肉原料を開発・製造するDAIZ㈱(熊本県熊本市、井出剛社長)はこのほど、資本業務提携を締結した。  きちりが運営するハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」で「植物肉」を原材料としたメニュー提供を23日から開始。植物肉を使用した麻婆豆腐、ラザニアなどのメニューをフードデリバリーサービスと公式オンラインサイトで販売する。

JA全国女性協がフレッシュミズ全国交流集会

JA全国女性協がオンラインで第24回フレッシュミズ全国交流集会

 JA全国女性組織協議会は10月27日、第24回JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会をオンライン上で開催。今回のテーマは「子どもたちに『食』と『農』の価値を伝えよう!~今、フレミズだからできること」。  JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会は、全国域で交流することで地域を越えた仲間づくりを進め、情報交換や相互交流を活性化し、将来の女性組織を担うフレッシュミズ(フレミズ)・リーダーを育成するとともに、JAグループについて学ぶことをねらいとしたもの。JA全中、JA全農、JA共済連、農林中央金庫、家の光協会、JA全厚連、㈱農協観光等が後援した。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月29日(木)

〈主な内容〉 JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会特集    ・「子どもたちに『食』と『農』の価値を伝えよう!」テーマに  オンラインで、交流会や事例報告、ビーズブレスレットづくり等 ・フレミズ活動“わたしの一歩”作文コンクール 最優秀賞  JAみなみ信州女性部高森支部フレッシュミズグループ「柿姫クラブ」 佐々木貴子 ◎4か国の輸出関係者にヒアリングを実施=農水省 ◎野外で日よけを使わずに正確な気温を測定できる温度計を開発=農研機構 企業情報  三菱ケミカルアグリドリーム/日本製粉/良品計画、等 ホット・ポイント  サバクトビバッタが猛威を振るっている

JR東日本グループ初の果物の観光農園が来3月開園

 JR東日本グループの仙台ターミナルビル㈱(宮城県仙台市、松﨑哲士郎代表取締役社長)は、2021年3月の「体験型観光農園」開業に向け準備を進めてきたが、11月から同施設の建設に着工する。また名称を「JRフルーツパーク仙台あらはま」に決定した。  JR東日本グループでは、地域活性化に向けた取組みの一環として農業事業にも取組んでおり、これまで㈱JRとまとランドいわきファーム(2014年設立、1・7ha)と㈱JR新潟ファーム(16年設立、9ha)、㈱JRアグリ仙台(17年設立、4・5ha)が農業生産を行っている。これらは地元の農業者との共同出資による農地所有適格法人で、今回は仙台ターミナルビルの社...

「横浜国際園芸博覧会」に向け農水・国交両省が検討会

 農水・国交両省は、2027年に神奈川県横浜市で開催が予定されている「国際園芸博覧会」の計画案に関する具体的な検討を始めるために「検討会」を設置、今月30日に第1回会合を開く。国際園芸博覧会は、国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造等を目的に開催される。

ファミマがクックパッドマートの生鮮宅配ボックスを東京・神奈川の70店舗に設置

 ㈱ファミリーマート(澤田貴司代表取締役社長)は、クックパッド㈱(岩田林平代表執行役)が展開する生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、東京都・神奈川県のファミリーマート合計70店に設置、29日からサービスの本格展開を開始する。ファミリーマートでは、精肉店や鮮魚店などの専門店や、各地の農家が育てた野菜などの生鮮食品を気軽に受け取ることができるよう、10月初旬から、東京都・神奈川県のファミリーマート店舗に「マートステーション」を先行導入。利用者に好評だったことから、サービスの本格展開を開始することにした。  クックパッドマートは、生産...

仙台にバイオマス発電所建設、住友林業等が出資

 住友林業㈱(光吉敏郎社長)は26日、㈱レノバ等と合同会社「杜の都バイオマスエナジー」(宮城県仙台市)に共同出資すると発表した。発電規模約75MWのバイオマス発電施設「杜の都バイオマス発電所」を建設し、一般家庭約17万7000世帯分の電力を供給する。  杜の都バイオマスエナジーは住友林業とレノバ、ユナイテッド計画による共同事業。2023年11月に運転開始予定で、資金はプロジェクトファイナンスで調達する。燃料は北米産を中心としたペレットとインドネシア産、マレーシア産のパームヤシ殻を年間約31万t使用する予定。 同事業は宮城県仙台市が募集していた「仙台市蒲生北部市有地利活用に係る事業者募集」で採...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月28日(水)

〈主な内容〉 今日の人  JA共済連代表理事専務に就任した 鹿嶋伸行さん ◎全青協が高収益作物次期作支援交付金見直しで農水省に要請  「元通りの運用」「必要な予算額の確保」訴える ◎持続可能なフードシステムの確保等盛り込んだ声明採択=APEC食料安保政策対話 ◎JR東日本グループ初の果物の観光農園が仙台に来3月開園 ◎国会提出法案の成立に向け「丁寧な説明を尽くす」と農相 ◎27年開催の「横浜国際園芸博覧会」に向け農水・国交両省が検討会 企業情報  ファミリーマート/住友林業等 ホット・ポイント  ビルド・バック・ベター

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