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ファミマ等で電子タグ活用し食品ロス削減の実証実験=経産省

2020年11月12日

 コンビニエンススストア店舗で、弁当・おにぎりなど消費期限の短い商品について、電子タグ活用した食品ロス削減の実証実験が行われている。経済産業省委託事業(IoT技術を活用したコンビニエンスストアにおける食品ロス削減事業、委託事業者=伊藤忠商事㈱)。

 弁当・おにぎり等の入荷検品時に電子タグを貼り付け、電子タグを読み込むことができる陳列棚を活用し、商品の在庫情報や販売期限・消費期限をリアルタイムで自動的に管理。販売期限・消費期限が迫っている商品に関しては、スマホアプリを活用したポイント付与や直接値引きによる販売を行うとともに、店頭の商品棚に設置したタブレット端末も活用し、ポイント付与等を行っていることを消費者にも分かりやすく告知する。これらの実験の結果について、廃棄率の低下や省力化等に関する効果を検証する。実験はファミリーマート(実験期間11月2~30日)とポプラ(12月7~28日)の各2店舗(計4店舗)で実施される。

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