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関東甲信越の「地酒」と「酒肴」の組合せを宅配販売=農協観光

2020年11月11日

 ㈱農協観光関東統括事業部は今月から、関東甲信越の1都9県の各地元で愛されている地酒と郷土の酒の肴をあわせて毎月自宅に送付する商品「今宵のお供に『ふるさとの酒』~郷土のつまみを添えて」の販売を開始した。

 販売方法は10都県を4つの期間に分けて、第1期は新潟県、第2期以降は3県分を1セットで販売し、来年2月以降、毎月1県ずつ月替わりで地酒(4合瓶2銘柄各1本)と酒の肴2品が自宅に届く。

 2月到着予定の第1期はお試し回として、新潟・魚沼市の玉川酒造(吟醸酒「十八代玉風味」・純米吟醸酒「イットキー」、酒造秘伝粕漬けきゅうり・同片うり)または、佐渡市の尾畑酒造(辛口純米「真野鶴」・純米鶴「真野鶴」、尾畑酒造自家製粕漬瓜・胡瓜、同生姜)から選択できる。価格は5000円(税込・送料別)。第2期は3月・栃木、4月・山梨、5月・埼玉の3県セット販売で価格は1万5000円(同)。第3期(群馬・千葉・東京)、第4期(茨城・長野・神奈川)の販売は開始は来年3月の予定。

 地酒は旅先で味わったり、お土産に買い求めることが多い商品だが、新型コロナウイルスの影響で旅行に出かけることが難しくなっていることから、消費が減少している日本酒の消費拡大と酒造好適米の需要増大に貢献しようと、自宅でも旅やお土産の気分を楽しめるものとして、現地の酒米生産者・酒蔵など酒造りに携わる関係者の協力を得て商品化した。第1~4期まで各期1000口の販売を計画し、酒米約8t分の消費貢献を目指す。問合せ・申込は、Nツアーコールセンター(電話0570―076―888、平日10~15時)。

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