日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

野菜・園芸ニュース

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日本農民新聞 2024年10月5日号

〈本号の主な内容〉 ■このひと  続けられる野菜経営に向けて  れぎゅーむれぎゅーむ  (福島市 野菜農家)  今野拓也 氏 ■バイオスティミュラント(BS)の現状と展望を探る  ~国内の普及は、将来の市場性は~ ■全国野菜園芸技術研究会  第67回全国大会・福島大会  10月10・11日 飯坂温泉摺上亭大鳥(福島県)で開催 ■蔦谷栄一の異見私見「『令和の米騒動』と基本法論議」   このひと   続けられる野菜経営に向けて   れぎゅーむれぎゅーむ (福島市 野菜農家) 今野拓也 氏    収入、労働力、地域...

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施設園芸新技術セミナー・機器資材展in北海道のご案内 (2024年10月開催)

施設園芸新技術セミナー・機器資材展in北海道を、2024年10月30日~31日に札幌市の「かでる2・7ホール」(道民活動センター)で開催します。(主催・日本施設園芸協会)   2024年開催の日本施設園芸協会主催「施設園芸新技術セミナー・機器資材展in北海道」をご案内いたします。 10月30日~31日の2日間、札幌市の「かでる2・7ホール」を会場に、「施設園芸・植物工場における先進技術と北海道の地域農業を支える施設園芸」のテーマで開催します。 10月30日の第1部は「施設園芸新技術とスマート農業による生産性向上に向けて」について、5題の講演。 10月31日の第2部は「北海道の地域農業...

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<2024年>第45回 施設園芸総合セミナー・機器資材展 開催と出展のご案内

第45回 施設園芸総合セミナー・機器資材展を、2024年2月28日~29日に東京・江戸川区総合文化センターで開催します。(主催:日本施設園芸協会) 日本施設園芸協会主催の第45回施設園芸総合セミナー・機器資材展をご案内いたします。 2月28日~29日の2日間、東京・江戸川区総合文化センター(小ホール、展示室)を会場に、「生産効率化に向けた課題とスマートグリーンハウス展開に向けて」をテーマで開催します。 2月28日の第1部は「省力化・自動化・生産効率化に向けた施設園芸の課題と展望」について、4題の講演とパネルディスカッション。 2月29日の第2部は「スマートグリーンハウス普及に向けた現状...

施設園芸新技術セミナー・機器資材展 in 栃木 出展企業・団体 出展内容

㈱大仙 ◆出展内容=大仙ではSDGsへの対応やスマートグリーンハウスの展開に向けて、農家様向けの農業用ハウスから企業様向けの大規模施設まで、全国各地の豊富な実績をもとに、お客様のご要望に沿った最適なハウスや設備をご提案いたします。 ㈱クボタ ◆出展内容=クボタでは、お客様のご要望にあわせてハウス・栽培システム・環境制御装置などをご提案します。土壌水分や気象予報からAIでかん水管理を行うゼロアグリや、植物の葉のしおれ状態を把握して自動でかん水を管理するHamirusなど最新機器もご提案します。施設園芸に関するご相談はおまかせください。 フルタ電機㈱ ◆出展内容=フルタ電機は、喫緊の課題...

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施設園芸新技術セミナー・機器資材展in栃木 開催のご案内

施設園芸新技術セミナー・機器資材展in栃木を、2023年10月17日~18日に栃木県総合文化センター(宇都宮市)で開催します。   2023年開催の日本施設園芸協会主催「施設園芸新技術セミナー・機器資材展in栃木」をご案内いたします。 10月17日~18日の2日間、宇都宮市の栃木県総合文化センターを会場に、「施設園芸・植物工場における先進技術と関東(栃木県)の地域農業を支える施設園芸」のテーマで開催します。 10月17日の第1部は「施設園芸新技術とスマート化による生産性向上およびゼロエミッション化に向けて」について、6題の講演。 10月18日の第2部は「関東(栃木県)の地域農業を支え...

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第44回 施設園芸総合セミナー・機器資材展<2023年> 開催のご案内

第44回 施設園芸総合セミナー・機器資材展を、2023年2月9日~10日に東京・タワーホール船堀で開催します。 第44回施設園芸総合セミナー・機器資材展をご案内いたします。 2月9日~10日の2日間、東京・江戸川区のタワーホール船堀 大ホールを会場に、「SDGs対応の展望・課題とスマートグリーンハウス展開に向けて」をテーマで開催します。 2月9日の第1部は「SDGsに対応した施設園芸の課題と展望」について、5題の講演とパネルディスカッション。 2月10日の第2部は「スマートグリーンハウスの現状と課題」に沿って、3経営の事例報告と3題の講演、パネルディスカッションを行います。 <申...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月23日(火)

〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント 総合エネルギー事業  JA全農総合エネルギー部 土屋 敦部長 ◎全野研が3年ぶりの全国大会を東京農大で開く=18日  「ニューノーマル時代の持続可能な施設園芸」をテーマに ◎JA経営者の資質向上へ新任常勤理事研修会開く=全中 ◎JAバンク千葉が県教職員向け金融教育セミナーを開催 ◎エントランス 昆虫は意識を持って空中に飛翔する

第43回施設園芸総合セミナー・機器資材展は3月28日~4月18日にWEBオンデマンド配信(視聴)に変更します

第43回施設園芸総合セミナー・機器資材展をご案内いたします。 2月17日~18日に予定しておりました東京・江戸川区のタワーホール船堀 大ホールでの開催は、新型コロナの感染が全国に拡大しているため中止し、3月28日~4月18日の間、WEBオンデマンド配信に変更して行います。テーマ、講師・講演内容は変わりません。 全体テーマ<持続可能型施設園芸の発展に向けて> 第1部「施設園芸の新しい潮流」 第2部「SDGsに対応した持続可能型施設園芸の確立に向けて」 第3部 パネルディスカッション「持続可能型施設園芸と収益性向上の方向性」 第4部 最新機器資材の動画プレゼンテーション 実施企業と紹介...

10月5日にレタスの太陽光植物工場経営と新規参入現場の研修会=日施協

 日本施設園芸協会と愛媛大学植物工場研究センターは10月5日に、植物工場人材育成研修「太陽光植物工場におけるレタス生産~新規参入者の現場から」をオンラインで開催する。レタス栽培の植物工場経営に関する講義と生産現場を生中継する。講師は㈱プランツの嶋本久二氏。中継は福岡県久留米市の太陽光植物工場から、会社勤めののち新規参入した経営者に、コストを抑えた仕組みと実際に栽培を始めてからの話を聞く。農水省「令和3年度スマートグリーンハウス展開推進」の一環。  日時は10月5日(火)13:00~16:10(現地からzoom利用によるリアルタイム講義)、申込締切は9月28日(火)正午。費用は1,000円(事...

全農が安川電機との業務提携に基づく農業分野自動化の取組を加速

 JA全農(野口栄代表理事理事長)は17日、㈱安川電機(本社=福岡県北九州市、小笠原浩代表取締役社長)との業務提携契約にもとづき、ロボット技術の応用による農業分野の自動化への取組を加速することを確認したと発表した。  全農と安川電機は、全農のメインバンクである農林中央金庫と安川電機のメインバンクであるみずほ銀行の協力を得て、2018年から協業の検討を開始。同年12月には業務提携契約を締結し、①畜産、②農業生産、③流通販売の3分野において自動化技術の可能性を検討してきた。  現在、全農が持つ「ゆめファーム全農SAGA」(佐賀県)におけるきゅうりの葉かき作業の自動化などの実証を進めている。また...

ベルグアースが園芸資材会社を子会社とする経営統合で基本合意

 ベルグアース㈱(愛媛県宇和島市)は10日、伊予農産㈲(愛媛県松山市)と経営統合に向けた基本合意書を締結した。ベルグアースが伊予農産を完全子会社とする経営統合で、最終契約締結日は10月、経営統合の効力発生日は11月を予定する。  伊予農産は、愛媛県内のJAや種苗メーカー等を取引先に種子・苗・農園芸資材卸を営む企業。ベルグアースは設立時から同社と野菜苗や農業資材の取引を行っており、主要な取引先の一つだった。  ベルグアースは昨年12月に公表した中期経営目標において、①苗事業の更なる拡大及び強化、②事業の多角化・多品目化による事業領域の深化、③グローバル化による事業拡大、の3つの戦略を掲げてお...

農村振興プロセス事例概要(ほ場整備で省力化・アスパラガスで高収益化)

 農水省がを取りまとめ公表した「農村振興プロセス事例集」は、土地改良事業の実施に際し、地域自らが考える手掛かりを提供しようとするもの。掲載される47事例から、野菜に関する取組み事項の一つを紹介する。 ほ場整備で省力化 アスパラガスで高収益化  福島県平田村。  中山間農地で持続可能な農業を行うため、全員参加型の集落営農組織を設立。  ほ場整備を通じた農地集積や集落営農により効率化・省力化を図り、労働力を高収益性作物の生産販売に転換。  飼料米の導入や経理の一元管理を行い、組織の経営体制を強化。 〔取組前〕経営体数:37戸・経営体、担い手農家:0戸、担い手への集積率:0%、標準区画:5...

クボタ、inaho、オプティム等6社がハウス栽培のスマート化実証実験を開始

 ㈱クボタ、inaho㈱、㈱オプティム、㈱ルートレック・ネットワークス、㈱レグミン、㈱関東甲信クボタの6社は、ハウス栽培のスマート化に向けた実証実験を開始した。  参画企業各社が保有するロボットやAI等を活用した自動化ソリューションを持ち寄ることで、潅水、施肥、防除(病害虫の予防・駆除)、収穫といった各栽培工程で収集するデータを相互利活用できる実証環境を構築し、新たなソリューションの開発を目指す。この取り組みを通じて参画企業各社は、軽労化と栽培の最適化が可能な次世代のハウス栽培モデルを確立し、他の作物へ展開していくことで、ハウス栽培のスマート化を実現する。  施設園芸は、温度や二酸化炭素濃...

経営者予備軍に向けた「スマートグリーンハウスアワード」開設=日施協

 日本施設園芸協会は、10年後の施設園芸を担う経営者や、経営者予備軍に向けた賞「スマートグリーンハウスAWARD2022」を開設、12月31日までエントリーを募集している。  応募内容は、経営概要、各種データ(環境、生育、収量、作業等)の活用状況、現在の経営の課題と解決策、10年後の施設園芸環境と目指す経営のイメージで、スマートグリーンハウス検討専門委員会による審査を経て、大賞・副賞を決定する。賞品賞金はなく、受賞者インタビュー等を日本施設園芸協会のWebサイト等で公開する。来年2月22日にオンライン開催される「スマートグリーンハウス・シンポジウム」で発表される予定。応募フォームは(http...

日施協の施設園芸・植物工場展GPECin愛知が開幕

施設園芸・植物工場展GPECin愛知開く=日施協

 日本施設園芸協会(鈴木秀典会長)が主催する施設園芸・植物工場展GPECin愛知が14日、愛知県国際展示場で開幕した。130社・団体が出展する。16日まで。6回目の開催で、昨年の実施予定が新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期になり3年ぶりの開催となった。  今回は「未来につなげるNIPPON農業」のテーマで、スマート化の開発・普及がすすむ作物生産を最適化する環境制御技術や養液栽培システム、実用化に向けて研究がすすむ栽培管理作業、収穫作業のロボット技術など最新技術と機器資材を展示する。  開会式で鈴木会長は「GPEC初の愛知県開催で、地元を中心に初出展の企業も多く、新しい交流が生...

捕虫シート「虫ペタッと大判粘着シート」

捕虫シート「虫ペタッと大判粘着シート」を発売=小泉製麻

 小泉製麻はこのほど、飛来害虫を色で引き寄せ、強力な粘着力で捕虫できる無臭の捕虫シート「虫ペタッと大判粘着シート」を発売した。屋内や農業用ハウス、畜舎などへの虫の侵入防止や水稲栽培に甚大な被害を与える「トビイロウンカ」など飛来害虫のモニタリングに役立つ。  虫ペタッと大判粘着シートは薬剤を使用せず、害虫が好む色(黄色・青色)で引き寄せる色誘引の手法で、飛来害虫をペタッとキャッチする。シートサイズが幅45㎝×長さ200㎝と今までになく大きいため、広範囲の害虫の侵入防止とモニタリングが出来る。シートには50㎝毎にハトメが付いているため、計測せずに用途に応じたサイズにカットし設置するだけ。  昨...

イチゴのうどん粉病発生を抑制「UV―B電球形蛍光灯」を発売=PLDV

 パナソニックライティングデバイス㈱は、紫外線(UV―B)を照射することでイチゴのうどん粉病の発生を抑制する「UV―B電球形蛍光灯(反射傘セット)」を今年10月1日、農業設備販売業者などを通じて販売する。  同社は、イチゴに適度な紫外線を照射することで免疫機能を活性化させ、うどん粉病の発生を抑制するUV―B電球形蛍光灯を2014年から展開。新製品の「UV―B電球形蛍光灯(反射傘セット)」は、器具に取り付けられた新開発の反射傘によって、効率的に紫外線を下方向に照射することで、従来品と比較して消費電力を約20%低減した。また、通常UV―B電球形蛍光灯は、温度が低い環境でUV強度(=紫外線のエネル...

オンラインシンポで、タバコカスミカメの導入事例等紹介へ=農研機構

 農研機構は8月19日、オンラインシンポジウム「新規登録された天敵タバコカスミカメの上手な使い方と導入事例」を開催する。  キュウリやトマトなど多くの施設野菜栽培における、コナジラミ類およびアザミウマ類などの害虫の天敵として利用が切望されていた「タバコカスミカメ」が今年5月に農薬登録、7月に販売が開始されたことから、その利用技術の生産現場への普及の加速を図るため開催するもの。  開発の経緯を、農研機構・安部順一朗(天敵タバコカスミカメの紹介とこれまでの技術開発)、㈱アグリ総研・小原慎司(新たな天敵製剤「バコトップ」)両氏が紹介、導入事例を静岡県農林技術研究所(トマト)、福岡県農林業総合試験...

食味や食感などトマトの美味しさを計測するセンサーを開発=農研機構

 農研機構は、人が食べて感じる「食味」や「食感」を、AI技術で光センサーに学習させることで、トマトの「おいしさ」を計測することに成功した。  多品種のトマトについて官能評価を実施し、評価値を目的変数、光センサーで計測したスペクトルを説明変数としてAIによる解析を実施したところ、食味・食感を無人で定量化できること、またAI解析から、トマトの「うま味」「ジューシー感」や食感についての実測値と推定値には良好な相関があることが明らかになった。このため、市販の可搬型光センサー(フルーツセレクター、㈱クボタ製)をベースにトマトの官能評価値を非破壊推定できる専用の装置を試作。食味・食感に加え、糖度やリコピ...

「農村振興プロセス事例集(第2弾)」を公表=農水省

 農水省は、農村の多様性を考慮した「農村振興プロセス事例集(第2弾)」を公表した。  同事例集は、新たな土地改良長期計画(令和3年3月閣議決定)を踏まえ、「多様な人が住み続けられる農村の振興」をテーマに、土地改良事業を契機として地域の主体的な取組を後押しする観点から取りまとめたもの。土地改良事業の実施を契機として特色ある発展を実現した先進的な事例を取り上げ、人の関わりや合意形成といった取組、活性化する農村協働力にも着目しつつ、どのような取組を行ってきたのかを経時的な一連のプロセスとして整理している。今後も、様々な視点から多様な取組を掘り起こし、事例を追加していく予定。  農水省では、「土地...

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