農水省は、農村の多様性を考慮した「農村振興プロセス事例集(第2弾)」を公表した。
同事例集は、新たな土地改良長期計画(令和3年3月閣議決定)を踏まえ、「多様な人が住み続けられる農村の振興」をテーマに、土地改良事業を契機として地域の主体的な取組を後押しする観点から取りまとめたもの。土地改良事業の実施を契機として特色ある発展を実現した先進的な事例を取り上げ、人の関わりや合意形成といった取組、活性化する農村協働力にも着目しつつ、どのような取組を行ってきたのかを経時的な一連のプロセスとして整理している。今後も、様々な視点から多様な取組を掘り起こし、事例を追加していく予定。
農水省では、「土地改良事業に関わる様々な関係者が、将来に向けて具体的なイメージを共有しながら取り組み、多様な農業・農村の潜在力を効果的に発揮させることができるよう、本事例集が地域の手掛かりとなることを期待している」としている。
今回の事例集はアドレス(https://www.maff.go.jp/j/nousin/sekkei/totikai/process.html)で公開されている。