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イチゴのうどん粉病発生を抑制「UV―B電球形蛍光灯」を発売=PLDV

2021年7月14日

 パナソニックライティングデバイス㈱は、紫外線(UV―B)を照射することでイチゴのうどん粉病の発生を抑制する「UV―B電球形蛍光灯(反射傘セット)」を今年10月1日、農業設備販売業者などを通じて販売する。

 同社は、イチゴに適度な紫外線を照射することで免疫機能を活性化させ、うどん粉病の発生を抑制するUV―B電球形蛍光灯を2014年から展開。新製品の「UV―B電球形蛍光灯(反射傘セット)」は、器具に取り付けられた新開発の反射傘によって、効率的に紫外線を下方向に照射することで、従来品と比較して消費電力を約20%低減した。また、通常UV―B電球形蛍光灯は、温度が低い環境でUV強度(=紫外線のエネルギー量)が低下するが、今回の新製品ではランプの設計を最適化することで、従来品と比較して低温下でのUV強度の低下を抑制、ビニールハウスの室温が低下しやすい夜間でも効率的に紫外線を照射できることが特長。オープン価格。

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