日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

企業・商品ニュース

世界的パッケージコンで全農やまなしの配送用ケース等4点が受賞=レンゴー

 世界包装機構(WPO)主催の「ワールドスターコンテスト2021」で、レンゴー㈱関連の作品4点がワールドスター賞を受賞した。受賞したのは、「白鶴 浮世絵ラベルシリーズ」「圧力スチームクッキング調味料」「JA全農やまなし デジパケ直売所配送用ケース」、「スターバックスコーヒートラベラー」。  このうち、全農やまなしと共同開発した「デジパケ直売所配送用ケース」はプレプリント・デジタル印刷の高精細な再現性と可変印刷を活かしたパッケージ。直売所で購入した商品を県外へ配送する場合や贈答を目的とし、贈る人、受取る人の双方が楽しみを感じられるようなトリックアート風の3パターンのデザインからケースを選ぶこと...

新1WAYドライブスルー洗車機「TWINFECT RICIA(ツインフェクト リーシア)」を発売=ダイフクプラスモア

新1WAYドライブスルー洗車機を発売=ダイフクプラスモア

 ㈱ダイフクプラスモア(西村章彦代表取締役社長)は、2月15日より1WAYドライブスルー洗車機としては4年ぶりとなる新機種「TWINFECT RICIA(ツインフェクト リーシア)」を発売する。  同社では2001年よりTWINシリーズを発売し、モデルチェンジとともに洗車技術を進化させている。今回の新機種では、「性別・世代を問わず幅広いユーザーに気軽に安心して利用いただける洗車機」を目指し、女性社員の意見を開発段階から積極的に採用して商品化した。  昨年12月8日、ダイフク滋賀事業所で感染症対策に万全を期したうえで開催された新製品発表会では、開発段階から担当した女性社員の出村萌子氏、平良絵...

かどや製油とコラボした地味弁レシピを紹介=JA全農

 JA全農は、国産米の消費拡大の取り組みとして、〝地味だけどおいしい〟「地味弁」のアイデアを紹介する特設サイト「地味弁.com」で、ごま油メーカーの「かどや製油㈱」とタイアップしたレシピを公開している。  公開しているのは、料理家の小堀紀代美さんが考案した、ごま油ならではの独特の香りとコクで地味弁をさらに魅力的にするレシピ。身近な食材とごま油で〝味変〟する特別なのり弁や、ごま油で揚げ焼きすることで時短・簡単に作れる風味豊かな肉団子など、ごはんがすすむお弁当を紹介している。全農は、「地味弁」をテーマに、ごはんとともに手軽においしく楽しめるレシピを紹介し、米の消費拡大に取り組むとしている。「地味...

北海道「とかち財団」と連携協定を締結へ=AgVenture Lab

 一般社団法人AgVenture Lab(荻野浩輝代表理事理事長)と公益財団法人とかち財団(北海道帯広市、長澤秀行理事長)は、「食」と「農」と「地域」の発展のため、次世代に繋がるイノベーションの創出を目指すことを目的とした連携協定を今月12日に締結する。  十勝にイノベーションを起こし、新規事業の立ち上げや企業間のコラボレーションを行うとかち財団と、JAグループのオープンイノベーションラボとして「食」や「農」、「くらし」に関わる課題解決に取り組むスタートアップの支援を行うAgVenture Labが、双方の取り組みや目指す未来に賛同し、この度、連携協定をすることになったもの。双方の起業家の人...

JA三井リースが機構改組

 JA三井リース㈱は、以下の通り機構改組を行う。 《4月1日付》【機能部門】『総合企画本部』を新設。経営企画部及び総合企画部を、経営管理部(経営企画部を改称)、総合企画部、営業統括部(新設)、海外統括部(新設)に再編し、総合企画本部の傘下に置く。また、各部の傘下に以下の室を置く。①経営管理部…経営管理室、リスク統括室、広報IR室、②総合企画部…総合企画室(経営企画部企画室を統合)、デジタル推進室、③営業統括部…営業統括室、関係会社統括室、営業戦略室、④海外統括部…海外統括室(海外営業統括室を改称) 【営業部門】『ICT事業本部』のグローバルエレクトロニクス部を機械本部産業設備第二部に統合する...

「ヤンマー学生懸賞論文・作文」大賞・金賞作品が決定

 ヤンマーホールディングス㈱のグループ会社であるヤンマーアグリ㈱(増田長盛社長)はこのほど、「第31回ヤンマー学生懸賞論文・作文」の受賞作品を決定した。  ヤンマーアグリは、次世代を担う若者たちに農業の未来について広く自由な観点で論じてもらうことを目的に、1990年から「学生懸賞論文・作文募集事業」を実施。今年度は、「〝農業〟を〝食農産業〟に発展させる」をテーマとした論文・作文の募集を行い、論文44編、作文406編が寄せられた。  審査の結果、優秀作品として論文13編(大賞、特別優秀賞、優秀賞)、作文13編(金賞、銀賞、銅賞)を決めた。 ※詳報は、日刊アグリ・リサーチに掲載いたしておりま...

JA三井リースが小型陽子線がん治療装置製造のスタートアップ企業に出資

 JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役 社長執行役員)は2日、「超小型陽子線がん治療装置」の開発・製造を行っているスタートアップ企業㈱ビードットメディカル(=BDM、古川卓司代表取締役、2017年創業、資本金7億1000万円〔資本準備金含む〕)に出資したと発表した。  がんの放射線治療の一つである陽子線治療は、体内深部にある腫瘍にピンポイントで照射できるため、現在の主流であるX線治療に比べて治療効果に優れ、有害事象も少なく、最先端のがん治療として注目されている一方、装置が巨大で高額なことが医療機関への導入の妨げになり、長年普及が進んでいないのが現状とされている。   BDMの装置は、特許取...

東京工場に太陽光発電システムを設置=協同乳業

 協同乳業㈱(後藤正純社長)はこのほど、東京工場の工場屋上に太陽光発電システムを設置した。  同社によれば、この発電システムは、JA三井リース㈱との取り組みにより、東京都の地産地消型再生可能エネルギー導入拡大事業補助事業を活用し、導入したもの。現在、東京工場および同敷地内にある研究所、商品開発部では、環境負荷軽減を目標としたISO14001(環境マネジメントシステム)への取り組みを通してエネルギーの軽減に努めており、このシステム導入により二酸化炭素排出量を年間200t削減することができる。東京工場の二酸化炭素合計排出量の3%に相当する量で、発電量、運用状況が工場ロビーの液晶モニターでリアルタ...

三菱ケミカルグループが植物工場関連事業を移管・集約

 三菱ケミカル㈱(和賀昌之社長)は2月1日、植物工場事業の強化を目的に、今年4月1日付で同社と子会社の三菱ケミカルアグリドリーム㈱(狩野光博社長)がそれぞれ持つ植物工場事業を、同じく同社子会社の三菱ケミカルアクア・ソリューションズ㈱(栁川秀人社長)に移管し、植物工場に関する事業を集約すると発表した。  三菱ケミカルと三菱ケミカルアグリドリームは、「苗テラス」「ナッパーランド」「AN(AGRICULTURE NEXT)」「Plant Plant」等の水耕栽培技術を用いた植物工場の設計、施工及び販売に関する事業を実施。三菱ケミカルアクア・ソリューションズは長年にわたり水処理ビジネスを手掛け、その...

クボタがイスラエルのアグリテック企業に出資

 ㈱クボタ(北尾裕一社長)は、ドローンによる果樹収穫サービスを手掛けるイスラエルのスタートアップ企業「Tevel Aerobotics Technologies」(2016年設立)に出資した。Tevel社は、有線ドローンを用いた果樹収穫ロボットを開発。ドローンは、収穫カゴやコントロール基盤を備えた地上ユニットに有線で接続、自動で熟した果実を見分けて収穫し、収穫カゴへと運び込む。地上からアーム等で収穫するロボットに比べ、ドローンによる収穫は高所や枝の裏など回り込んで収穫しなければならない場所へのアクセス性に優れており、取りこぼしなく効率的な収穫作業が可能という。

オフィシャルスポンサーとして「東都大学野球リーグ」に協賛=共栄火災

 共栄火災海上保険㈱(助川龍二社長)はこのほど、スポーツ・文化支援活動の一環として「東都大学野球リーグ」に協賛し、オフィシャルスポンサーとして応援すると発表した。東都大学野球リーグは、東京都を所在地とする21校の硬式野球部で構成(4部制)、約2000名の野球部員が所属する日本最大規模の大学野球リーグ。共栄火災では「熱戦の舞台を通じて球界のさらなる発展に貢献していくとともに、次世代を担う若者たちを積極的に支援していく」としている。

雪印ビーンスタークを完全子会社化=雪印メグミルク

 雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は1月29日、大塚製薬㈱(井上眞代表取締役社長)と株式譲渡契約を締結、雪印ビーンスターク㈱(=BSS、内田彰彦代表取締役社長、資本金5億円、2002年設立)の株式の追加取得を行い完全子会社化することで合意した。株式譲渡実行日は今年4月1日を予定している。  BSSは主に乳幼児用の粉ミルクや育児用関連商品を製造・販売しており、当初より雪印メグミルクの連結子会社。今回の完全子会社化の目的について雪印メグミルクでは「現在、BSSが展開している事業のうち、育児品事業は国内においては市場縮小が予想されるものの、ニュートリション事業分野の基幹事業であり、今後の...

米のように食べられる「ダイズライス」を開発=フジッコ

 フジッコ㈱(神戸市中央区、福井正一代表取締役社長)は、大豆を主原料にした米状の食品「ダイズライス」を開発、本格的な販売に先駆け1月26日から30日間クラウドファンディングを実施している。  「新大豆食品」をテーマにした開発プロジェクトから生まれた同商品が、食事の中心である「主食」に対し悩みを抱える人のニーズに応えることができているか、クラウドファンディングを通じて意見をもらうことが目的。支援者には返礼品としてダイズライスの試作品(冷凍食品)が送られる。また同商品を第1弾とした新ブランド「Beanus(ビーナス)」を立ち上げる。  「ダイズライス」は、歯ごたえのある食感が楽しめる、米のよう...

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FANアワードでJA十勝清水町の「とかリット(にんにく旨塩)」など「受賞」10産品等を表彰

 農水省が1月26日、地域の農林水産物や食文化の魅力を活かした産品を発掘するコンテスト「フード・アクション・ニッポン(FAN)アワード2020」の表彰式をオンラインで開催。12回目となる今年度は、「日本の魅力ある産品を、今だからこそ知ってほしい」をテーマに、全国から産品を募集(応募総数1019産品)し、既に選賞された入賞100産品の中から、今回、JA十勝清水町の「とかリット(にんにく旨塩)」など選りすぐりの10点を「受賞」産品として選定した。  これに加えREACH STOCKが選ぶ一次生産物3産品、〝FANバサダー芸人〟の小島よしおさん、クック井上。さんが選ぶ3産品、また、新た...

農業女子PJと㈱モンベルがパーカを共同開発、発売へ

 ㈱モンベルは、農水省が事務局を務める「農業女子プロジェクト」(*)と共同開発した2021年春夏の新商品「フィールドクール パーカ Women's」を発売する。  モンベル社は、農業女子プロジェクトに2013年第1期から参画しており、農業女子と企業個別プロジェクト「モンベル フィールドウエア開発プロジェクト」を実施。今回、第6・7期のプロジェクトとして、農業女子の意見を取り入れた製品開発を進めてきたもの。  今回開発した商品は、通気性とUVカット効果を両立した素材を使用し、暑い時期の農作業やガーデニングの日除けに適したパーカ。ややゆったりとしたシルエットで、しゃがんだ時に背中が出にくいロン...

新規水稲用除草剤を相次いで発売=シンジェンタジャパン

 シンジェンタジャパン㈱(的場稔社長)は、新規水稲用除草剤を相次いで発売した。  〈エリジャンEW乳剤〉は、有効成分プレチラクロールを含有した水稲用除草剤。▼ノビエをはじめ一年生広葉雑草などに高い効果を示すプレチラクロールにより、一発剤や中期剤との組み合わせで最適な体系防除を実現、▼1Lで1ha分を処理できる省力製剤で、水口施用など多様な散布方法に対応し、大規模な水稲栽培の効率化に貢献する。ドローンやラジコンボートなどへの積載量が少なくて済み、バッテリー消耗も抑えることが可能、▼薬剤を注ぎやすいように中蓋のない広口ボトルを採用。拡散性に優れ、約20m先まで速くムラなく拡散していく、などの特長...

被災地域企業と支援提案企業等連携のマッチング事業で新商品発売

 復興庁は、被災地域の企業が抱える多様な経営課題の解決を図るため、支援提案企業が自らの経営資源(技術・情報・販路等)を幅広く提供しながら、被災地域企業と支援提案企業が対話を行い、新たな連携事業創出の一助とすることを目的とした「地域復興マッチング『結の場』」を実施している。  昨年度に開催した「結の場」(宮城県東部地方)に参加した㈱東松島長寿味噌(被災地域企業)、大日本印刷㈱(支援提案企業)と、その取引先の東海漬物㈱の3社が連携・開発した新しい漬物商品が今年3月に販売される。商品名「おうち旅 南蛮味噌漬」、80g、本体価格132円。復興庁によると、「結の場」を通じた新商品開発は、これまでも多く...

全農パールライスが精米時期等の表示を時期表示に変更

 全農パールライス㈱は2021年4月上旬精米分(調製分)から「精米時期」「調製時期」の表示を「年月旬(上旬/中旬/下旬)」の時期表示に変更する。  精米・玄米商品は、これまで「精米年月日」(玄米商品の場合は調製年月日)を表示することとされていたが、食品表示基準の一部改正(20年3月)により、「時期表示」が可能となった。この変更により、精米表示に幅を持たせることで、精米年月日が古いという理由だけで廃棄または販売対象外とされていた商品のロスの削減につながるという。また、精米工場での生産から納品までを今までより計画的かつ効率的に行うことで、深刻化する物流問題の解決とエネルギーの削減につながり、昨今...

大建工業の木質培地「グロウアース」

国産材を活用した木質培地「グロウアース」を販売=大建工業

 大手住宅用建材メーカーの大建工業㈱(億田正則社長、大阪市北区)は、国産のバージン木材(針葉樹材)を原料に、独自の加工技術を施した木質培地「グロウアース」を開発し、21日から本格的な販売を開始した。同社が農業・園芸資材分野に参入するのは今回が初めて。  「グロウアース」は、鳥取県日南町産の木材チップを粉砕処理し、これに特殊加工を施すことで、野菜や花きの栽培に適した性能を付与した木材由来の培地。粉砕度合いで水はけ・水もちをコントロールすることが可能で、親水性に優れ、培地全体に水を浸透させる効果を発揮することが特長。開発にあたっては、同社が2017年に発売した土壌改良材(防風林の客土形成、法面へ...

多収のウルチ性六条裸麦品種「ハルアカネ」を育成=農研機構

 農研機構は、多収のウルチ性六条裸麦品種「ハルアカネ」を育成した。「イチバンボシ」「トヨノカゼ」より約2割多収で、精麦白度が高く高品質であることから、収益性の向上が見込まれるという。  「ハルアカネ」は、▼出穂期は「イチバンボシ」と同程度で、成熟期は1日早い早生種、▼「イチバンボシ」より稈長はやや長く、穂数は同程度~やや少なく、穂長が1cm程度長く、耐倒伏性は「イチバンボシ」「トヨノカゼ」並~以上、▼育成地における平均収量(子実重)は「イチバンボシ」「トヨノカゼ」より約2割多収、▼オオムギ縞萎縮病に強く、穂発芽性は〝難〟だが、うどんこ病・赤かび病抵抗性は〝中〟と強くはないので、適期防除を行う...

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