協同乳業㈱(後藤正純社長)はこのほど、東京工場の工場屋上に太陽光発電システムを設置した。
同社によれば、この発電システムは、JA三井リース㈱との取り組みにより、東京都の地産地消型再生可能エネルギー導入拡大事業補助事業を活用し、導入したもの。現在、東京工場および同敷地内にある研究所、商品開発部では、環境負荷軽減を目標としたISO14001(環境マネジメントシステム)への取り組みを通してエネルギーの軽減に努めており、このシステム導入により二酸化炭素排出量を年間200t削減することができる。東京工場の二酸化炭素合計排出量の3%に相当する量で、発電量、運用状況が工場ロビーの液晶モニターでリアルタイムに把握することが可能という。
協同乳業では「すでに新群馬工場、東海工場でも工場屋上への太陽光発電システムの導入、屋上緑地化を実施しており、今後も、太陽光発電システムをはじめとした自然再生エネルギーの活用、二酸化炭素排出量の削減と環境負荷の一層の軽減に努めていく」とコメントしている。