雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は1月29日、大塚製薬㈱(井上眞代表取締役社長)と株式譲渡契約を締結、雪印ビーンスターク㈱(=BSS、内田彰彦代表取締役社長、資本金5億円、2002年設立)の株式の追加取得を行い完全子会社化することで合意した。株式譲渡実行日は今年4月1日を予定している。
BSSは主に乳幼児用の粉ミルクや育児用関連商品を製造・販売しており、当初より雪印メグミルクの連結子会社。今回の完全子会社化の目的について雪印メグミルクでは「現在、BSSが展開している事業のうち、育児品事業は国内においては市場縮小が予想されるものの、ニュートリション事業分野の基幹事業であり、今後の事業の成長・拡大に向け、完全子会社化することとした」「BSSの完全子会社化後も、大塚製薬からビーンスタークブランドの提供を受けるとともに、3社のノウハウや経営資源を相互に提供・活用することで、より一層お客様に安心してお使いいただける商品をお届けしていく」とコメントしている。