農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は4日、2021年3月期第1四半期(2020年6月末時点)の連結および単体の決算を発表した。 連結決算では、経常利益は前年同期比57・0%減の328億16百万円、純利益は同48・5%減の308億32百万円となった。経常収益は1650億円減の2897億円、経常費用は同1215億円減の2569億円となった。農林中金では、「外貨調達費用の減少等もあり、安定的な収益を確保した」と説明している。連結の総資産は前年度末比4兆2675億円増の109兆7495億円、純資産は同6048億円増の7兆8665億円となった。 また、単体決算では、経常利益は前年同期比47・... 2020年8月5日
農林中金が4日に公表した2020年6月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入により、5月末に比べ1兆4652億円(1・4%)増加した。前年同月比では1兆5191億円(1・4%)増加し、残高は106兆3732億円となった。 貸出金残高は、住宅資金実行等により5月末に比べ189億円(0・1%)増加、前年同月比では4624億円(2・2%)増加の21兆3474億円となった。 2020年8月5日
〔7月31日付〕▽監査役、曽根健次JA共済連常勤監事 〔7月30日付〕▽辞任(監査役)加賀尚彦 2020年8月3日
副議長・副委員長は鬼木(福岡)・石黒(愛知)の両氏 JAバンク代表者全国会議とJAバンク中央本部委員会は30日、JAバンク代表者全国会議議長(県域信用事業を代表する者の全国代表者)とJAバンク中央本部委員会委員長に大川良一氏(神奈川県信連経営管理委員会会長、写真)、副議長・副委員長に鬼木晴人(福岡県信連経営管理委員会会長)、石黒秀一(愛知県信連経営管理委員会会長)の両氏を新たに選任した。 2020年7月31日
農林中央金庫は東京都森林組合と連携して、都立日比谷公園に多摩産材(スギ材)を利用して製作した木製大型プランターカバー26基を寄贈した。プランターカバーは、今月16日から公園内のコンクリート製大型プランターに設置されている。 22日、同公園内の緑と水の市民カレッジで寄贈式が行われ、東京都東部公園緑地事務所の大道和彦所長、東京都森林組合の木村康雄代表理事組合長、農林中金関東業務部の竹渕晶代部長らが出席した。竹渕部長は「今回の寄贈をきっかけに、多くの方々に木の温もりや力強さを感じて頂くことで、国産材の利用や都内の林業振興の一助となれば幸い」、木村組合長は「(国内では昨今)木材利用促進の機運が高... 2020年7月30日
農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は28日、農林中金イノベーションファンド(*)を通じて、農業用トラクターのGPSガイダンス技術を持つ㈱農業情報設計社(北海道帯広市、濱田安之代表取締役社長)に出資したと発表した。 農業情報設計社は2014年4月設立。世界で80万件以上ダウンロードされているトラクター運転支援アプリ「AgriBus-NAVI」や、高精度の位置情報を取得するためのGPS/GNSSレシーバーである「AgriBus-GMiniR」、既存の農業機械に後付けで自動操舵を可能にする「AgriBus-AutoSteer」等を提供するAgritechスタートアップ企業。圃場において正確な... 2020年7月29日
植物性の残渣由来のプラ製品普及を通じた社会課題解決目指す 農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は22日、植物性の残渣由来のプラスチック原料の製造・販売に取り組むグレンカル・シナリー㈱(青森県弘前市、中石雅仁代表取締役社長、=シナリー社)に対して、「F&A(Food and Agri)成長産業化出資枠」(*)を通じた出資を行ったと発表した。 シナリー社は、独自の乾燥技術(レドックスマスター技術)を用い、青果加工等の過程で発生する植物性残渣から、バイオマスプラスチック原料を製造するスタートアップ企業。今回、農林中金、青森県農村工業農業協同組合連合会など6社が、乾燥機の現物出資を含... 2020年7月27日
JA山口中央会・各連は役員の選任を行い、中央会代表理事会長に金子光夫氏(再・JA山口県)を選任した。金子氏は、信連・厚生連経営管理委員会会長にも新たに就いた。そのほかの役員は以下の通り。 【中央会】▽副会長=弘中義久(新・JA山口県)▽専務理事=大橋世紀(新・総務部長) 【信連】▽経営管理委員会副会長=藤井勝志(新・JA山口県)▽代表理事理事長=松本隆志(新・代表理事専務)▽代表理事専務=山縣正紀(新・常務理事)▽常務理事=後根伸一郎(新・JAバンク推進部長) 【厚生連】▽経営管理委員会副会長=花本敏夫(新・JA山口県)▽代表理事理事長=松尾裕治(新・常務理事)▽代表理事専務=大亀浩司... 2020年7月22日
JA香川中央会・各連は役員の選任を行い、中央会代表理事会長、信連・厚生連経営管理委員会会長、JA共済連県本部運営委員会会長に港義弘氏(新・JA香川県)を選任した。そのほかの役員は以下の通り。 【中央会】▽副会長理事=田中智(新・JA香川県)▽代表理事常務=岡田孝浩(新・参事) 【信連】▽経営管理委員会副会長=田中智(新)▽代表理事理事長=岡山勝(再)▽代表理事常務=森末敬三(再)、松本直樹(新・資金証券部長) 【厚生連】▽経営管理委員会副会長=田中智(新)▽代表理事理事長=藤本俊一郎(再)▽代表理事常務=山本昇(再)、井原文麿(新・管理部長) 【共済連県本部】▽運営委員会副会長=田中... 2020年7月22日
農林中央金庫は、農業法人向け投資育成ファンドを運営するアグリビジネス投資育成㈱(アグリ社)と連携し、㈱ONE DROP FARM(千葉県市原市、豊増洋右代表取締役)に対して、2019年度台風15号等を対象とした「復興ファンド」を通じた出資を行った(出資額10百万円)。 出資先のONE DROP FARMは、「養蜂で里山を再生する」というコンセプトのもと、農業生産の条件不利な中山間地域における循環型農業の実現を目指し、地域と連携しながら養蜂や有機野菜の生産・販売等を行っている。耕作放棄地や離農農地は有機野菜の生産圃場への転換を、生産条件がより厳しい山林等は、地域の協力を得ながら「蜜源」とし... 2020年7月20日
農林中央金庫は16日、令和2年7月豪雨災害で甚大な被害を受けている熊本県内の「JAやつしろ」「JAくま」「JAあしきた」の利用者を対象に、今年9月30日まで全国のJA店舗で貯金の緊急払い出し対応を行うと発表した。 通帳や届け印がない場合でも、取引JA以外の全国のJA店舗で、本人確認のうえ、10万円を上限として貯金払い出しに対応する。また、届け印、通帳、証書、キャッシュカード等を喪失した場合の届出も取引JA以外の全国のJA店舗で受け付ける。JAバンクのキャッシュカードを持つ利用者は、JAバンクのATMによる出金・入金、残高照会サービスをATMの利用時間中は無料で利用できる。 また、三菱... 2020年7月17日
JA広島中央会・各連は役員の選任を行い、中央会代表理事会長に忠末宜伸氏(再)、信連経営管理委員会会長に佐藤宏氏(新・JA福山市)、厚生連経営管理委員会会長に丹下和博氏(再)、JA全農県本部運営委員会会長に藤原信孝氏(新・JA庄原)、JA共済連県本部運営委員会会長に河野孝行氏(新・JA広島中央)を選任した。そのほかの役員は以下の通り。 【中央会】▽副会長=小田良則(再)▽専務理事=横山英治(新・常務理事)▽常務理事=久保井晃浩(新・JA総合戦略本部長) 【信連】▽経営管理委員会副会長=西原常雅(新・JA三原)▽代表理事理事長=船倉克治(新・常務理事)▽代表理事専務=長谷川公作(新・常務理事... 2020年7月13日
農林中央金庫は、今回の豪雨が農林水産業の生産基盤にもたらした甚大な被害に鑑み、既存の金融支援に加えて、「復興ファンド」で被災農業法人等の財務を出資面から支援する。 農林中金では「令和2年7月豪雨による災害により被害にあわれた皆さまに対しまして、心からお見舞い申しあげます」「今後も各種の支援メニューを通じて、農林水産業の安定した経営基盤の確立に向けた金融支援を行ってまいります」としている。 詳細は日刊アグリ・リサーチに掲載。 2020年7月13日
アグベンチャーラボとJA全青協が7月10日、連携協定を締結。 生産現場とスタートアップを結ぶエコシステムの一層の充実・強化に向け共に協力し、オープンイノベーションの進展と農業振興、地域の活性化に寄与することを目的としたもの。 同日、東京・大手町の同ラボで連携協定締結式が行われ、アグベンチャーラボの荻野浩輝代表理事理事長と全青協の田中圭介会長が出席した。 2020年7月13日
JForest全国森林組合連合会と農林中央金庫は、林業の成長産業化および持続可能な循環型の森林・林業経営を目的として、「低コスト再造林プロジェクト」を立ち上げた。 日本は、国土面積の約3分の2を森林が占め、総森林蓄積は52億に及んでいる。また、生物多様性の保全や二酸化炭素吸収による地球温暖化防止への貢献などの森林の有する多面的機能への注目も集まっている。日本の森林は戦後造林された人工林が中心で、その約半数が一般的な主伐期にあたる50年超を迎えつつあり、「伐って植える(再造林)こと」が必要な状況となっている。各地で主伐に取り組み始めているが、森林所有者の高齢化に加え、長く続く立木価格の低... 2020年7月10日
国産農畜産物の新たな物流・販売チャネル構築めざす JA全農と農林中金は8日、伊藤忠商事㈱との間で、伊藤忠がその子会社を通じて、㈱ファミリーマート(以下「ファミマ」)を対象とした株式公開買付けを含む非公開化取引(以下「本件取引」)を開始するにあたり、本件取引完了を条件に、全農及び農林中金がファミマに対して資本参加(全農・農林中金合計で4・9%。株式構成図は次頁)すること、全農・農林中金・伊藤忠及びファミマの間で業務提携を行うことについて、伊藤忠との間で基本契約書を締結した。 伊藤忠では、今回のファミマ完全子会社化は、同社グループの総合力を活用したファミマのさらなる事業基盤の強化や新しいビ... 2020年7月9日
JA三井リース㈱(古谷周三代表取締役 社長執行役員)は6日、スマホで予約・利用・決済ができるスマートコインロッカーの事業を展開するスタートアップ企業㈱SPACER(スペースアール・田中章仁代表取締役)に出資したと発表した。 SPACERが事業を展開するスマートコインロッカーは、「送る、受け取る、予約する」がコンセプトで、予約・キャッシュレス決済、鍵の受け渡しなど全てのサービスがスマホのアプリで完結することが特徴。同社は、従来型コインロッカーの荷物を一時預かるサービスを超えて、ロッカーの鍵の送信・開閉管理による受発注管理やコンプライアンス管理への活用のほか、物流業界の人手不足やラストワンマ... 2020年7月8日
農林中央金庫は6日、7月3日からの大雨による災害により、災害救助法が適用された熊本県および鹿児島県の11市7町5村の被災者に対して、状況に応じ金融上の措置を適切に講じることを明らかにした。 【金融上の措置】 ①預金証書、通帳を紛失した場合でも、本人と確認した上で支払につい て柔軟な対応を行う、 ②届出の印鑑のない場合には、拇印で応じる、 ③事情により定期預金等の期限前払戻しについても応じる、 ④今回の災害のため支払期日が経過した手形の取立について、事情によ り対応を検討する、 ⑤今回の災害のため支払いができない手形・小切手の不渡報告への掲載 及び取引停止処分、また、電子記録債権の... 2020年7月8日
JA静岡中央会・各連は役員の選任を行い、中央会代表理事会長、厚生連経営管理委員会会長、JA共済連県本部運営委員会会長に青山吉和氏(新・JA静岡市)、信連経営管理委員会会長に鈴木正三氏(新・JA伊豆の国)、経済連経営管理委員会会長に松永大吾氏(新・JA掛川市)を選任した。そのほかの役員は以下の通り。 【中央会】▽副会長=鈴木政成(新・JA遠州中央)▽専務=松本早巳(新・常務)▽常務=和田康(新・経営部長) 【信連】▽代表理事理事長=田代芳彦(新・常務理事)▽代表理事専務=伊藤佳徳(新・常務理事)▽常務理事=髙嶋康明(新・営業統括部長)、吉田正吾(新・JA企画推進部長)、榛葉智之(新・資金運... 2020年7月7日
JA愛知中央会・各連は役員の選任を行い、中央会代表理事会長、厚生連経営管理委員会会長、JA共済連県本部運営委員会会長に長谷川浩敏氏(新・JA尾張中央)、信連経営管理委員会会長に石黒秀一氏(新・JAあいち尾東)、経済連経営管理委員会会長に鈴木照彦氏(新・JA愛知みなみ)を選任した。そのほかの役員は以下の通り。 【中央会】▽副会長=齋藤種治(新・JA西三河)▽代表理事理事長=加藤勇二(新・専務理事)▽常務理事=廣田憲吾(新・参事役兼総務企画部長)▽常務理事=山崎勝美(新・担い手対策部長) 【信連】▽代表理事理事長=太田亮介(再)▽代表理事常務=磯村幹夫(再)▽常務理事=鈴木敬三(再)、野々山... 2020年7月7日