JAバンク福島は23日、小学生に食・環境と農業への理解を深めてもらおうと、食農教育の教材本約2万部と補助教材DVDを県教育委員会に贈った。
4月上旬から県内の小学校433校と特別支援学校等24校に配る。福島県JAバンク運営協議会専門委員会の石幡洋治委員長と農林中央金庫福島支店の望月大輔支店長が県庁を訪れ、石幡委員長が鈴木教育長に目録を手渡した。
贈呈式では、石幡委員長が「次世代を担う子供たちの学習に教材を役立てていただきたい」と要請。鈴木教育長は「使いやすい教材と聞いており、継続して提供していただきありがたい。福島県は農業県であり、子供たちに福島の農業を理解してもらうことが大切。総合的な学習などで活用していきたい」と述べた。JAバンクは2008年度から「JAバンク食農教育応援事業」を展開、この一環として「農業とわたしたちのくらし」を贈呈している。