日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

秋田中央森組、農林中金秋田支店がJR秋田駅に木製ベンチ3脚を寄贈

 秋田中央森林組合(鎌田悦朗組合長)、農林中央金庫秋田支店(木村直人支店長)は4日、JR東日本秋田駅(佐藤光駅長)に対し、秋田杉を用いて製作した木製ベンチ3脚を寄贈した  JR秋田駅で行われた寄贈式では、鎌田組合長、木村支店長から佐藤駅長に目録が贈呈された。鎌田組合長は「秋田杉を知っていただく機会をいただけてありがたく思う」、木村支店長は「県外から秋田に来られた方に秋田杉の魅力を知ってもらえることを願う」とそれぞれ話した。佐藤駅長は「駅構内の木質化に取り組む中で、秋田杉を使ったベンチの寄贈に大変感謝している」と感謝の言葉を述べた。  寄贈された木製ベンチは、長さ165cm、幅45cm、...

「ICT地域活性化大賞」受賞案件決まる、優秀賞で畜産関連2件=総務省

 総務省は6日、「ICT地域活性化大賞2020」受賞案件を発表した。ICT(情報通信技術)を活用して、地域が抱える様々な課題を解決し、地域の活性化を図るため、自律的な創意・工夫に基づき地方公共団体や地域団体、民間企業等がICTを利活用している事例を募集したもの。  〈大賞/総務大臣賞〉は、「消防団員が考案した消防団のためのICTソリューションアプリ」(実施主体=情報整備局、実施地域=福島県須賀川市、福島県古殿町)が受賞した。このほか、〈優秀賞〉のうち、畜産に関係する受賞が以下の2件あった。  ▼ドローンで牛追い〝スカイカウボーイ〟…実施主体は豊富町振興公社、豊富町大規模草地育成牧場、宗谷農...

アイキャッチ

日刊アグリ・リサーチ 2020年3月9日(月)

〈主な内容〉 ◎新型コロナによる農業関係への影響懸念=全中会見  「生産者への影響を最小限となるよう対応を」と中家会長 ◎JA営農指導実践全国大会を規模縮小し開催=全中  最優秀賞に山形市・鈴木さん、審査員特別賞に兵庫みらい・多鹿さん ◎農林中金が国産野菜にこだわったサラダボウル専門店に出資  農家所得の向上と国産野菜の消費促進への貢献めざす ◎帯広畜産、小樽商科、北見工業の3大学法人が経営統合で中間とりまとめ  「北海道国立大学機構」に、農・商・工連携の研究テーマも ◎「花いっぱいプロジェクト」を開始=農水省 ◎新型コロナウイルス対策で北海道に対策本部を設置=...

政府農林水産物輸出拡大閣僚会議で、輸出額目標25年に2兆円決定

 政府は6日、「農林水産物・食品の輸出拡大のための輸入国規制への対応等に関する関係閣僚会議」を開き、農林水産物・食品の輸出額を2025年に2兆円とする目標を決定した。30年に5兆円とする目標は維持した。また、20年から、農林水産物由来の新たな加工品および少額貨物を、新たに輸出額のカウントに追加する。  今後の取組としては、4月1日に「農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律」が施行されることに伴い、農水省内に農林水産物・食品輸出本部が設置されることから、①輸出先国との協議の加速化、②輸出向けの施設整備・認定の迅速化、③輸出証明書の申請・発行の一元化、等によって実行計画に基づく取り組みを加速...

2年度事業計画など5議案承認=JA全厚連臨時総会

2年度事業計画など5議案承認=JA全厚連臨時総会

 JA全厚連(雨宮勇経営管理委員会会長)は5日、東京・大手町のJAビルで臨時総会を開き、令和2年度事業計画など5議案が原案通り承認された。総会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、書面による議決権行使を会員に要請し、実出席者を最小限にとどめて開催された。  中村純誠代表理事理事長が議案を説明。2年度事業計画では、「健全経営支援」「制度対応支援」「制度改正要望」「厚生連職員の教育研修」を柱に事業を進めていく。特に元年12月の「JA厚生事業にかかる機能強化と組織のあり方にかかる厚生事業審議会答申」を踏まえ、新たに追加する収支改善にかかるスキームの運用開始、及びそれを実行するために必要な...

人事|クミアイ化学工業

 クミアイ化学工業㈱は6日の取締役会で、組織改編(経営戦略室の新設)と人事異動を決議した。  〔3月6日付〕▽経営戦略室長(研究開発本部研開企画部企画課長)山地充洋 〔4月1日付〕▽執行役員国内営業本部マーケティング部付(JA全農耕種総合対策部営農企画課長)新川一也

人事|JA全農=4月1日付

 ▽営業開発部青果営業課長(千葉県本部園芸部園芸販売課長)池田直人

農福連携推進へ農業者のためのガイド発行=農業労働力支援協議会

 JAグループ、全国農業会議所、日本農業法人協会で構成する農業労働力支援協議会はこのほど、農福連携推進のため、「農業者のための農福連携ガイド―農作業委託(請負)編」を発行した。  同ガイドは、農業者が障がい者福祉施設等と請負契約を締結し、障がい者による農作業を実施するための手続を解説したもの。農福連携については、近年盛んに取り進められており、様々なマニュアルが存在しているが、農福連携は農業者や福祉施設、障がい者をはじめ、多くの主体が関わっており、既出のマニュアルの多くがあらゆる主体の視点に立って書かれていることから、その内容は複雑なものとなっていた。同ガイドは、農福連携に取り組む「農業者」に...

農林中金が国産野菜にこだわったサラダボウル専門店に出資

農家所得の向上と国産野菜の消費促進への貢献めざす  農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は6日、国産野菜にこだわったサラダボウル専門店を運営する㈱WithGreen(東京都中央区、武文智洋代表取締役社長)に対して、「F&A(Food and Agri)成長産業化出資枠」(*)を通じた出資を行った、と発表した。  WithGreenは、国産野菜にこだわり、利用者が自由に野菜、肉、玄米等の様々なトッピングやドレッシングを選ぶことができるサラダボウル専門店で、2016年1月設立。  今回、農林中金を含む4者が、同社に対して、第三者割当増資で総額2億3000万円の出資を行った。同社は、今...

イグサ生産用「カセット式いぐさ移植機」を限定再生産=クボタ

 ㈱クボタはイグサの生産に使用する「カセット式いぐさ移植機」を限定再生産する。熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会、熊本県経済連の要望に応えたもの。  イグサ栽培は稲と同様に水田に苗を植える移植を行うが、「カセット式いぐさ移植機」は、カセットと呼ばれる金属製の箱に詰めた苗を水田に植え付ける乗用の機械。同社は1991年に生産を開始したものの、国産のイグサが住宅の洋風化や輸入畳との競合などにより生産量が減少、移植機の需要も大幅に減少したため98年に撤退。イグサの移植作業は冬場の重労働であり、作業の特殊性が高いことから専用の移植機は欠かせないが現在は入手困難な状況となっていた。  同社は「イグサ栽...

新規園芸殺菌剤「カーニバル水和剤」を発売=協友アグリ

 協友アグリ㈱は新規園芸殺菌剤「カーニバル水和剤」を10日から発売する。  「カーニバル水和剤」は昨年5月に新規登録を取得した殺菌剤で、べと病・疫病に優れた効果を有するジメトモルフと、幅広い病害に安定した予防効果を持つTPNを含有し、野菜類の重要病害である、べと病・疫病に加え、うどんこ病など様々な病害に効果を発揮する(作物と適用病害は別表)。JA全農を通じたJAのみで普及・販売が行われる。  同社では、今後、作物及び病害の登録内容を拡大していく予定。

抑制・促成栽培向き新品種トマト種子を6月発売=サカタのタネ

 ㈱サカタのタネは、トマト黄化葉巻病耐病性・良食味・収量性・作業性を兼ね備えた抑制・促成栽培向きの大玉トマト新品種「かれん」の種子を、生産者向けに6月上旬から発売する。  「かれん」は九州~関東までのトマト抑制・促成栽培産地で収量に深刻な被害をもたらす「トマト黄化葉巻病」への耐病性を持つ品種。食味にこだわって育成し、甘みと酸味のバランスがよく、収穫後半まで着果性に優れ、空洞果(果肉部にゼリー状物質が充満せず空洞が生じたもの)や乱形果の発生が少ないため、収量・秀品率が安定。また、節間が詰まる品種であり、樹の高さを調整する〝つるおろし作業〟等の誘引作業の頻度軽減や、低いハウスでも栽培しやすいメリ...

共栄火災海上保険が今年もバレンタイン・チャリティ募金実施

 共栄火災海上保険㈱(助川龍二社長)は、今年もバレンタインデーの時期に、「義理チョコ、あげたつもり・もらったつもり バレンタイン・チャリティ募金」を実施した。  職場で半ば儀礼的となった義理チョコの配布を「もっと有意義な目的に使えないか」と考えた女性社員の発案によって始まった自発的な募金活動。義理チョコやホワイトデー返しに必要な費用の一部を自粛して一口500円を募金しようというもの。発案した女性社員有志によって1993年に結成され、以来社員から社員へと引き継がれ、今年で28年目を迎える。  今年の募金活動は、昨年に引き続きNPO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」がマリ共和国の...

第1回つしま林業の日&ながさき木育プログラム開く=農中・対馬森組・長崎県森連

 農林中央金庫福岡支店、対馬森林組合、長崎県森林組合連合会の3団体は2月23日、長崎県対馬市の厳原体育館で「第1回つしま林業の日&ながさき木育プログラム」を連携して開催した。  この催しは、対馬の森林・木について学ぶ「木育授業」や対馬産の間伐材での打楽器カホン(*)製作を通じて、木の良さや森林の大切さを学んでもらうプログラム。SDGs(持続可能な開発目標)と森林資源の利活用には深い関係があることを、多くの人に楽しみながら知ってもらおうと企画されたもの。高性能林業機械「ハーベスタ」の展示や木工品の展示・即売も行われた。  農林中金によれば、今回、主催団体と対馬市、対馬木材業組合等で数回にわた...

農水省が令和元年度鳥獣対策優良活動表彰式

農水省が令和元年度鳥獣対策優良活動表彰式

 農水省は20日、同省で令和元年度鳥獣対策優良活動表彰式を開き、農林水産大臣賞の南会津町中荒井集落(福島/被害防止部門)と小諸市(長野/捕獲鳥獣利活用部門)のほか、農村振興局長賞の4団体・2個人を表彰した。 大臣賞に南会津町中荒井集落、小諸市=鳥獣対策優良活動表彰  伊東良孝副大臣は「野生鳥獣による農作物の被害は6年連続で減少しているが、依然、農作物の被害は農家の経営意欲を失わせるきっかけになり、被害金額以上に農村に深刻な影響を与えている。我が国の農山漁村を美しく活力あるものとして次代に継承していくためには、各地域の実情に応じて知恵や工夫を凝らした被害対策に取組み、鳥獣被害に負...

アイキャッチ

日刊アグリ・リサーチ 2020年3月6日(金)

〈主な内容〉 ◎2年度事業計画など5議案承認=JA全厚連臨時総会  「厚生連経営改善への支援をより実効性あるものに」と雨宮会長 ◎JAバンク優績JA表彰・功労者表彰  42JAが「優績JA」、76名が「功労者」受賞 ◎6年連続全て不検出=日本生協連「放射性物質摂取量調査」 ◎第1回つしま林業の日&ながさき木育プログラム開く=農中・対馬森組・長崎県森連 ◎2年度給付還元利率は前年度を維持、中期経営3か年計画を決定=全国共済会 ◎森林組合の経営基盤の強化へ森林組合法改正法案=農水省 企業情報  共栄火災/サカタのタネ 製品紹介  新規園芸殺菌剤「カーニバル水...

JA三井リースが冷凍冷蔵倉庫の展開で東急不動産等と業務提携

 JA三井リース㈱(古谷周三社長)は2月28日、東急不動産㈱(大隈郁仁社長)、㈱ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリング(井藤勉社長)と冷凍冷蔵倉庫の展開に関する業務提携契約を締結したと発表した。  「食」の流通に必要不可欠なインフラである冷凍冷蔵倉庫は、生活スタイルの多様化による冷凍食品の需要増、フロンガス規制、老朽化等により新築・建て替え需要が拡大していることから、業務提携契約を行ったもの。今回の業務提携により、JA三井リースは、冷凍冷蔵設備等のリース事業、東急不動産は冷凍冷蔵倉庫施設の開発等、ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングは冷凍冷蔵設備の企画設計・竣工後の設備運用支援等、を行...

アイキャッチ

野菜流通カット協が園芸作物生産転換促進事業の成果発表会

野菜流通カット協議会が2月28日、東京・江戸川区のタワーホール船堀で、平成31年度園芸作物生産転換促進事業の成果発表会を開催。加工業務用野菜の先進的な取組を、生産技術で4題、出荷技術で3題報告し、パネルディスカッションを行った。野菜産地・生産者・流通関係者・実需者など140名が参加した。

アイキャッチ

日刊アグリ・リサーチ 2020年3月5日(木)

〈主な内容〉 ◎タブレット型端末「ラブレッツ」に画像認識システム  契約時の事務負荷軽減、転記誤り防止に=JA共済 ◎野菜流通カット協が園芸作物生産転換促進事業の成果発表会開く ◎復興庁10年延長等、「復興庁設置法等の一部を改正する法律案」を閣議決定 ◎農業法人協会が設立20周年記念出版物発刊、農学系教育機関に贈呈 ◎食品関連事業者から発生する未利用食品の情報をフードバンクに提供=農水省 ◎農相が衆院農林水産委員会で所信表明=4日  「生産基盤強化と成長産業化の改革を一体的に」 企業情報  JA三井リース

全農麦類農産部椎茸事業所が事務機能を移転

 JA全農麦類農産部椎茸事業所(埼玉県久喜市)は4月1日から事務機能を東京・大手町のJAビルに移転する。現在の現場倉庫は全農椎茸事業所入札場として残すため、出品先、取引先の住所に変更はない。  【部署名称】全農麦類農産部総合課椎茸事業所(℡03―6271―8187、FAX03―5218―2522)

  1. 1
  2. ...
  3. 165
  4. 166
  5. 167
  6. ...
  7. 220
keyboard_arrow_left トップへ戻る