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福井県内の10JAが合併、JA福井県が発足

2020年4月2日

 福井県内の10JAが合併し、4月1日、「福井県農業協同組合(愛称=JA福井県、田波俊明組合長)」が発足した。

 合併に参加したのは、JA福井市、JA福井市南部、JA永平寺、JA花咲ふくい、JAはるえ、JAテラル越前、JAたんなん、JA越前丹生、JA敦賀美方、JA若狭(JA越前たけふは合併に不参加)。存続JAはJA福井市。合併後、速やかに中央会、信連、経済連、厚生連の包括承継手続きに入るとしている。

 本店は福井市大手3丁目2―18に設置。現在の福井市、花咲ふくい、テラル越前、たんなん、越前丹生、敦賀美方、若狭の7JA本店を各地区基幹支店、53支店、4出張所の体制。基幹支店の役割は「組合員の生産から販売までの一貫した営農をサポートする要として、市町行政と連携するとともに、地域特性を活かして、魅力ある産地づくりをすすめる」「総合事業の多彩な組み合わせにより、組合員・利用者のくらしに寄り添うサービスを持続的に提供できるよう、支店などのバックアップを行う」と位置づけている。

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