日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

神明がモチ、モチスイーツ事業に参入

 ㈱神明は19日、モチ及びモチスイーツ事業に参入したことを明らかにした。  モチクリームジャパン㈱(兵庫・神戸市)が展開する事業の一部を譲り受け、神明が60%出資する子会社「モチクリームジャパン㈱」(承継会社)として設立。①冷凍・チルド菓子製造販売、②MOCHICREAMライセンス事業、③飲食店・専門店の経営、④冷凍菓子の輸出、に取り組む。

三井不動産と竹中工務店が国内最大・最高層の木造賃貸ビル計画検討に着手

 三井不動産㈱と㈱竹中工務店はこのほど、東京・日本橋に国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル計画検討に着手すると発表した。  現存する木造高層建築物として国内最大・最高層となる、地上17階建・高さ約70m・延床面積約2万6000㎡。構造材に使用する木材量は国内最大規模の1000立方m超となる見込み。三井不動産グループが北海道に保有する森林の木材を活用、主要な構造部材には竹中工務店が開発した耐火集成材の「燃エンウッド」を採用する計画。床・仕上げ等、各所にも木材を積極活用し、同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、建築時のCO2排出約20%削減効果を想定している。2023年着工・2025年...

日本農業経営大学校が気象災害と持続的農業テーマにイベント

 「持続可能な農業経営者」の育成を掲げる日本農業経営大学校(堀口健治校長、東京都港区)は29日、東京都千代田区の3×3Lab Futureで、大丸有×SDGsACT5の取組みにかかるイベントを開催する。気候変動をふまえた「持続可能な農業」について講演・ディスカッションを行う。新型コロナウイルス感染症対策を行ったうえで現地開催とともに、オンラインでのライブ配信も実施する。  越智正昭氏(気象ビジネス推進コンソーシアム人材育成WG副座長・㈱ハレックス元代表取締役社長)による基調講演、同校卒業生の山崎勇仁・小口晋介両氏からの今年7月に発生した豪雨災害の被災状況を中心とした報告、山内明子(コープデリ...

ノウフクマルシェ2020

 (一社)日本基金は11月6日(金曜日)、東京・世田谷区の二子玉川ライズ ガレリアで「ノウフクマルシェ2020」を開催する。農福連携に取り組んでいる地域の農産物及びノウフクJAS商品(ノウフク商品)の販売を通じ、全国の農福連携の取組や商品の素晴らしさを多くの人に知ってもらうとともに、農業で活躍する障がい者を応援することを目的としたもの。  ㈱ウィズファーム(長野)、㈱ひだまり(同)、さんさん山城(京都)、㈱アグリーンハート(青森)、(公社)ウォームサポートシオン(埼玉)、(一社)日本農福連携協会(東京)、(福)白鳩会(鹿児島)、(福)青葉仁会(奈良)、(福)ゆずりは会なのはな(群馬)、㈱モエ...

FAO等が「世界食料デー」にオンラインイベント

FAO等が「世界食料デー」にオンラインイベント

 FAO駐日連絡事務所が「世界食料デー」の10月16日、オンラインで「育て、養い、持続させる。共に。―未来をつくる私たちのアクション。」を開催。国際農業開発基金(IFAD)、国連世界食糧計画(WFP)日本事務所が共催、外務・農水両省が後援した。  日本担当FAO親善大使・国谷裕子氏をモデレーターに、農水省農林水産審議官・大澤誠氏、IFADグローバルエンゲージメント・パートナーシップ・資金調達部部長・ロン・ハートマン氏、WFP日本事務所代表・焼家直絵氏、日比氏をパネリストとしたパネルディスカッション等が行われた。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月22日(木)

〈主な内容〉 ◎ASEAN+3農林大臣会合開催、野上農相が出席  新型コロナ感染症拡大を踏まえた貢献策を説明 ◎FAO等が「世界食料デー」にオンラインイベント、農水省から大澤氏が参加 ◎地域課題解決目指し「ローカル5G」開発実証内容を決定=総務省 ◎家畜排せつ物法施行状況等調査結果まとむ=農水省 ◎全国知事会等が新時代に対応した地方創生の実現で「提言」 ◎北海道が市町村を支援する新たなSDGsのモデル事業を実施 ◎「三ヶ日みかん」GABAの機能性受理、W表記は生鮮食品初の事例 ◎神明がモチ、モチスイーツ事業に参入 ◎三井不動産と竹中工務店が国内最大・最高層の木造...

「ジャパンチーズアワード」グランプリにしあわせチーズ工房の『幸』

 NPO法人チーズプロフェッショナル協会は17日、国産ナチュラルチーズの最高峰を決めるコンテスト「ジャパンチーズアワード2020」を開いた。同表彰は、国産ナチュラルチーズの生産者を応援するとともに、生産者と消費者をつなぐプロジェクトとして2014年に開始、2年に一度開催しているもので今回で4回目。今年は全国78の工房から233種類のチーズが出品され、グランプリは「加熱圧搾/6か月以上部門」の北海道・しあわせチーズ工房の「幸」が受賞した。  また、「フレッシュ・リコッタ プレーン」「ソフト白カビ」「青カビ」などの各カテゴリーで高い評価を得たチーズから選出される部門賞を19工房、21点のチーズが...

日本公庫がオンラインで国産農水産物の販路拡大をサポート

11月2日から「アグリフードEXPOオンライン 」を開設  日本政策金融公庫は11月2日から、展示商談サイト「アグリフードEXPOオンライン」を開設、国産農水産物のオンライン展示と商談成約に向けたコンシェルジュサービスを開始する。これに先立ち、10月16日から、公式ウェブサイトで出展の申込みを受け付けている。  「アグリフードEXPOオンライン」は、今年度の開催を中止することとした展示商談会「アグリフードEXPO」に代わり、魅力ある農水産物・加工品を全国各地で生産する人たちに販路の拡大や多様化の機会を提供する。アグリフードEXPOのオンライン開催は初めての取り組み。日本公庫では、公式ウェブ...

サステナブルエッグ|JA全農たまご

JA全農たまごが持続可能性に配慮した「たまご」を発売

鶏卵で「特色JAS」認証国内第一号  JA全農たまご㈱(小島勝社長)は、鶏卵では国内第一号となる「特色JAS」の認証を取得した商品「サステナブルエッグ」〔写真〕を11月上旬から販売する。  「特色JAS」は、相当程度明確な特色のあるJAS規格を満たす製品などに付されるもの。日本産品・サービスのさらなる差別化・ブランド化に向け、消費者に高付加価値性やこだわり、優れた品質や技術などを分かりやすくアピールすることが期待されている。鶏卵における規格の要求事項として、「国産鶏種の利用」や「国産飼料米の利用(配合割合5%以上〔重量割合〕)」などの基準が設けられている。  今回、鶏卵では国内第一号の「...

デュポン・プロダクション・アグリサイエンスが社名変更

 デュポン・プロダクション・アグリサイエンス株式会社(藤井茂樹社長)は、12月1日から社名をコルテバ・アグリサイエンス日本株式会社に変更する。

移転|JA全農営業開発部

 JA全農の営業開発部は、左記に事務所を移転し11月2日から業務を開始する。  〔住所〕 東京都千代田区大手町1―3―1 JAビル4階  〔電話〕 03―5577―7243(変更なし)

自民茶業振興議連が茶業生産維持で農水省に緊急要請

自民茶業振興議員連盟が茶業生産維持で農水省に緊急要請

 自民党の茶業振興議員連盟(森山裕会長)は20日、農水省に高収益作物次期作支援交付金の所要額確保を含む茶業生産の維持に向けた緊急要請を行った。  高収益作物次期作支援交付金は、新型コロナウイルスの影響を受けた農業者が営農を断念することなく次期作に前向きに取り組めるよう、創設当時は要件を簡素で弾力的にするなど、困っている農業者が申請しやすい仕組みとしていた。農水省によれば、その結果、「申請の中には要件には該当するものの必ずしも新型コロナウイルスの影響があったとは言えない申請も含まれており、このまま交付金を支払うことになると批判を受けかねない」として、今般、減収のあった品目を対象とし減収...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月21日(水)

〈主な内容〉 ◎自民茶業振興議連が茶業生産維持で農水省に緊急要請  高収益作物次期作支援交付金の運用変更で申し入れ ◎全農たまごが持続可能性に配慮した「たまご」を発売  鶏卵で「特色JAS」認証国内第一号 ◎令和2年度農業協同組合監査士資格試験に50名が合格 ◎日本公庫がオンラインで国産農水産物の販路拡大をサポート  11月2日から「アグリフードEXPOオンライン 」を開設 ◎総理大臣賞に山形・白鷹町まちづくり複合施設=木材利用優良施設表彰 ◎「ジャパンチーズアワード」グランプリにしあわせチーズ工房の『幸』 ◎旧JA土佐あき敗訴が確定、最高裁が上告不受理 ◎財...

JA共済連=健康を学べるオンラインゲームイベントを実施

 JA共済連は10月31日から11月30日までの期間、自宅にいながら楽しく健康について学ぶことができるオンライン謎解きゲームイベント「げんきなカラダプロジェクト オンライン健康謎解き『幻の協菜カレーでJA共済の里に元気を取り戻せ!!』」を開催する。Webサイト内(10月31日開設、https://nazoxnazo.com/game/ja-kyosai/)に用意された謎や暗号を解くことで物語が進行するオンライン謎解きゲームイベントで、健康をテーマとした知識が得られる仕組み。〝秋においしい野菜のキャラクターたちと謎解きを楽しむ〟という設定で、参加者はJA共済ホームページ内を周遊しながら、謎を解く...

明治大が産学官連携で「ナショジオオープンキャンパスオンライン校」開催

 明治大学は11月28日、産学官連携で「ナショジオオープンキャンパスオンライン校~明治大学編」を開催する。ウォルト・ディズニー・ジャパン運営のナショナルジオグラフィック(ナショジオ)、環境省、東京都、ジュピターテレコム、ジェイコム東京が協力する。  ナショジオが企画する企業や行政、大学と連携した環境保護を推進するSDGsプロジェクトの「ナショジオ オープンキャンパス」に明治大学が賛同するとともに、コロナ禍で不安を抱く高校生などに対し、ユニークな形式で同大の研究を体感してもらいたいとの考えから開催されるもの。ナビゲーターのココリコ田中直樹氏を中心に、温暖化や生物多様性、海洋プラスチック問題に関...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月20日(火)

〈主な内容〉 〈この人に聞く〉  農林中金ならではの「サステナブル経営」   農林中央金庫常務執行役員 八木正展氏 ◎農水省が食糧部会を1か月前倒し開催  3年産主食用米等の適正生産量を679万tに設定 ◎食品ロス削減の啓発に取り組む小売・外食事業者は15日現在で71件=農水省 ◎東日本大震災発災10年ポータルサイトを開設=復興庁 ◎全農が首都圏のライフ120店舗で「生産者応援フェア」 ◎健康を学べるオンラインゲームイベントを実施=JA共済連 ◎規制改革農林WGで当面の審議事項を了承、農協改革の着実な実施など 技術情報  農業用水の循環の可視化による渇水の予測手...

農林中金、日本公庫、北洋銀行が道内ワイン企業に協調出資・融資

醸造用ぶどう安定生産で、農業・食産業の持続的発展を支援  農林中央金庫、日本政策金融公庫、北洋銀行は16日、北海道小樽市で果樹(醸造用ぶどう)の生産・販売を行う「北海道ワイン後志ヴィンヤード㈱」(嶌村公宏代表取締役)に対し3行による協調出資・融資を行うことを明らかにした。  北海道ワイン後志ヴィンヤードは、後志管内で醸造用ぶどうを安定生産し、北海道ワイン㈱グループが新たなGI北海道ワインブランドを立ち上げるため今年4月に設立。初年度は仁木町の農地を取得し、2021年春に植栽、24年秋の収穫を目指す。22年度には、隣接する余市町で現在、醸造用ぶどうが生産されている土地を承継し、同年秋より収穫...

「温暖化による農作物への影響とその対策」テーマに講演会=日本BS協議会

 日本バイオスティミュラント協議会は11月に「温暖化による農作物への影響とその対策~バイオスティミュラントの可能性を考える」をテーマに講演会を開催する。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、インターネット上でのオンデマンド配信形式で行う。  ▼わが国の果樹生産で顕在化している温暖化の影響と対策(農研機構果樹茶業研究部門生産流通研究領域園地環境ユニット長・杉浦俊彦氏)、▼高温状況下におけるリンゴの着色不良について―バイオスティミュラント利用の糸口(東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科教授・小塩海平氏)、▼高温ストレスと光合成、気孔開孔のコントロール(神戸大学大学院農学研究...

中央酪農会議が酪農教育ファーム実践研究集会

中央酪農会議が酪農教育ファーム実践研究集会をオンライン開催

 中央酪農会議が10月11日、令和2年度酪農教育ファーム「実践研究集会」を初のオンライン会議形式で開催。  酪農教育ファーム活動は、『酪農を通して食やしごと、いのちの学びを支援する』ことを目的に酪農教育ファームファシリテーターが、牧場や学校等で、主に学校や教育現場等と連携して行う教育活動。今集会は、新型コロナ禍により、酪農業界や教育現場も含めた社会全体が大きな影響を受けていることを踏まえ、実践事例の発表や意見交換等を通じて、コロナ状況下においても酪農教育ファーム活動に存在する価値と役割を再確認するため開かれた。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年10月19日(月)

〈主な内容〉 ◎農水省が「みどりの食料システム戦略」策定へ  生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現 ◎農中、日本公庫、北洋銀行が道内ワイン企業に協調出資・融資  醸造用ぶどう安定生産で、農業・食産業の持続的発展を支援 ◎令和3年度農林水産予算概算要求重点事項の概要⑧  コロナ禍でも揺るがない生産基盤・セーフティネットの構築 ◎酪農教育ファーム実践研究集会をオンライン開催=中央酪農会議 ◎地域医療を守る病院協議会が厚労省に医療提供体制整備等を要請 ◎全14JAの若手農業者から広報大使を選ぶ〝総選挙〟=JA東京中央会 ◎荒廃農地28.4万ha、再生利用可能...

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