〈主な内容〉 ◎令和2年秋の叙勲 旭重に中野吉實氏、瑞中に伊藤健一・小西孝藏・中條康朗各氏ら 旭小に岡本健治・須藤正敏・長谷川幸男・萬代宣雄各氏ら ◎黄綬32名、藍綬8名=秋の農林水産関係褒章 ◎JA営農・経済フォーラムをWeb上で開催、6JAが事例報告=全中 ◎東日本ブロック広域信漁連が合併契約書を締結 ◎三井リースとスターフェスティバル社が冷凍冷蔵車リース事業の合弁会社設立 ◎農林中金関東業務部が茨城県森連と共同で鹿島臨海鉄道にベンチを寄贈 ◎農紙芝居で木育=農林中金高松支店・徳島県森連 ◎農産物検査規格・米穀の取引に関する検討会で関係者へのヒアリング終... 2020年11月4日
政府は令和2年秋の褒章受章者802名(11月2日現在、団体含む、うち女性159名)を発表した。このうち農林水産省関係は40名で、黄綬32名、藍綬8名である。農水省所管分の受章者は次の通り。 【黄綬】▽赤松清助(兵庫・酪農業)▽天野映(大阪・農業)▽磯部富美子(京都・農業)▽上村誠(和歌山・茶業)▽遠田勝一(山形・㈲遠田林産会長)▽開沼雅義(同・元農事組合法人村木沢あじさい営農組合代表理事組合長)▽梶原美行(大分・㈲グリーンストック八幡代表取締役)▽清原米藏(大分・農林業)▽澤光三(滋賀・㈱澤農園取締役)▽田中正一(滋賀・畜産業)▽谷口一男(富山・畜産業)▽築野富美(和歌山・築野食品工業㈱... 2020年11月2日
〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 新たな「基本計画」下での農業委員会の役割 一般社団法人全国農業会議所会長 國井正幸氏 ◎高収益作物次期作支援交付金に追加措置=農水省 運用見直しで交付予定額が減額・ゼロの生産者を支援 ◎春肥価格は塩化加里7%減など加里質値下げ 窒素質も値下げ、りん酸質は据置き=全農 ◎10月15日現在の作況指数は全国ベースで「99」の「平年並み」 26府県で下方修正、北海道は「106」の良、大分は「77」の不良 ◎2年産水稲の予想収穫量(主食用)は722.9万tの見込み=農水省 ◎「地域共生社会と協同組合の可能性」テーマにフォーラム開催... 2020年11月2日
安全・高度な作物データ利活用の活性化した世界を目指す 日本電信電話㈱(澤田純社長、NTT)と農研機構(久間和生理事長)は、秘密計算技術(*)による作物ビッグデータ活用の共同研究を10月29日から開始することに合意した。 農業分野の研究開発においては、作物データを用いた解析が必要不可欠とされ、この作物データは各組織や企業が保有しているものの、技術ノウハウの流出やデータの知財化への悪影響等の懸念から、組織間での積極的な共有による利活用が進んでいない状況にある。 今回の共同研究は、複数の組織が保有する作物データに対する「秘密計算技術」を用いた解析により、農業研究開発の効率的実施に有益な情... 2020年10月30日
〈主な内容〉 今日の人 農水省官房総括審議官に就任した 青山豊久さん ◎家族経営協定の締結農家は1.1%増の5万8799戸=農水省 取り決め内容は「農業経営の方針決定」が94.1%で最多 ◎ドンキ運営のPPIHが生産者と農畜水産物輸出促進組織を発足 ◎自民農業政策検討委で農水省がナラシ対策試算提示 ◎NTTと農研機構が秘密計算技術による作物ビッグデータ活用の共同研究 安全・高度な作物データ利活用の活性化した世界を目指す ◎11月「和ごはん月間」に各種イベント実施へ=農水省 ◎全農が「お米・ごはん」テーマにした楽曲・ダンスを11月中旬からWebで公開 ◎大... 2020年10月30日
三菱ケミカル㈱のグループ会社である、三菱ケミカルアグリドリーム㈱(狩野光博社長)は、新型〝水光〟栽培システム「AN」(Agriculture Next)の販売を11月から開始する。 「AN」は、㈱クレオテクノロジー(埼玉県比企郡、三宅泰正社長)と共同研究を行い、千葉大学大学院・丸尾達教授監修のもと開発した、農業用ハウスを利用した完全人工光型植物工場。三菱ケミカルアグリドリームによれば、定植した苗が栽培室内を自動で循環しながら成長し、作業者が栽培室内に入らずに収穫まで行うことができるシステムとすることで、作業者の負担や異物の混入リスクを低減したことが特長。また、栽培室内の光や気流を制御する... 2020年10月29日
日本製粉㈱(前鶴俊哉社長)が建設を進めていた、福岡工場プレミックス工場(福岡県福岡市東区)がこのほど完工した。生産能力は9000t/年。同社のプレミックス事業は3工場体制となる。 2020年10月29日
無印良品を展開する㈱良品計画(松﨑曉社長)は、大豆を主原料とした「大豆ミート」シリーズ4種類(ハンバーグ/ミートボール/ひき肉タイプ/薄切りタイプ)を無印良品店舗と無印良品ネットストアで28日から発売を開始した。常温保存可能・水戻し不要。 2020年10月29日
国内外で飲食事業等を展開する㈱きちりホールディングス(平川昌紀社長CEO兼COO)と、大豆由来の植物肉原料を開発・製造するDAIZ㈱(熊本県熊本市、井出剛社長)はこのほど、資本業務提携を締結した。 きちりが運営するハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」で「植物肉」を原材料としたメニュー提供を23日から開始。植物肉を使用した麻婆豆腐、ラザニアなどのメニューをフードデリバリーサービスと公式オンラインサイトで販売する。 2020年10月29日
JA全国女性組織協議会は10月27日、第24回JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会をオンライン上で開催。今回のテーマは「子どもたちに『食』と『農』の価値を伝えよう!~今、フレミズだからできること」。 JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会は、全国域で交流することで地域を越えた仲間づくりを進め、情報交換や相互交流を活性化し、将来の女性組織を担うフレッシュミズ(フレミズ)・リーダーを育成するとともに、JAグループについて学ぶことをねらいとしたもの。JA全中、JA全農、JA共済連、農林中央金庫、家の光協会、JA全厚連、㈱農協観光等が後援した。 2020年10月29日
〈主な内容〉 JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会特集 ・「子どもたちに『食』と『農』の価値を伝えよう!」テーマに オンラインで、交流会や事例報告、ビーズブレスレットづくり等 ・フレミズ活動“わたしの一歩”作文コンクール 最優秀賞 JAみなみ信州女性部高森支部フレッシュミズグループ「柿姫クラブ」 佐々木貴子 ◎4か国の輸出関係者にヒアリングを実施=農水省 ◎野外で日よけを使わずに正確な気温を測定できる温度計を開発=農研機構 企業情報 三菱ケミカルアグリドリーム/日本製粉/良品計画、等 ホット・ポイント サバクトビバッタが猛威を振るっている 2020年10月29日
JR東日本グループの仙台ターミナルビル㈱(宮城県仙台市、松﨑哲士郎代表取締役社長)は、2021年3月の「体験型観光農園」開業に向け準備を進めてきたが、11月から同施設の建設に着工する。また名称を「JRフルーツパーク仙台あらはま」に決定した。 JR東日本グループでは、地域活性化に向けた取組みの一環として農業事業にも取組んでおり、これまで㈱JRとまとランドいわきファーム(2014年設立、1・7ha)と㈱JR新潟ファーム(16年設立、9ha)、㈱JRアグリ仙台(17年設立、4・5ha)が農業生産を行っている。これらは地元の農業者との共同出資による農地所有適格法人で、今回は仙台ターミナルビルの社... 2020年10月28日
農水・国交両省は、2027年に神奈川県横浜市で開催が予定されている「国際園芸博覧会」の計画案に関する具体的な検討を始めるために「検討会」を設置、今月30日に第1回会合を開く。国際園芸博覧会は、国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造等を目的に開催される。 2020年10月28日
㈱ファミリーマート(澤田貴司代表取締役社長)は、クックパッド㈱(岩田林平代表執行役)が展開する生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、東京都・神奈川県のファミリーマート合計70店に設置、29日からサービスの本格展開を開始する。ファミリーマートでは、精肉店や鮮魚店などの専門店や、各地の農家が育てた野菜などの生鮮食品を気軽に受け取ることができるよう、10月初旬から、東京都・神奈川県のファミリーマート店舗に「マートステーション」を先行導入。利用者に好評だったことから、サービスの本格展開を開始することにした。 クックパッドマートは、生産... 2020年10月28日
住友林業㈱(光吉敏郎社長)は26日、㈱レノバ等と合同会社「杜の都バイオマスエナジー」(宮城県仙台市)に共同出資すると発表した。発電規模約75MWのバイオマス発電施設「杜の都バイオマス発電所」を建設し、一般家庭約17万7000世帯分の電力を供給する。 杜の都バイオマスエナジーは住友林業とレノバ、ユナイテッド計画による共同事業。2023年11月に運転開始予定で、資金はプロジェクトファイナンスで調達する。燃料は北米産を中心としたペレットとインドネシア産、マレーシア産のパームヤシ殻を年間約31万t使用する予定。 同事業は宮城県仙台市が募集していた「仙台市蒲生北部市有地利活用に係る事業者募集」で採... 2020年10月28日
〈主な内容〉 今日の人 JA共済連代表理事専務に就任した 鹿嶋伸行さん ◎全青協が高収益作物次期作支援交付金見直しで農水省に要請 「元通りの運用」「必要な予算額の確保」訴える ◎持続可能なフードシステムの確保等盛り込んだ声明採択=APEC食料安保政策対話 ◎JR東日本グループ初の果物の観光農園が仙台に来3月開園 ◎国会提出法案の成立に向け「丁寧な説明を尽くす」と農相 ◎27年開催の「横浜国際園芸博覧会」に向け農水・国交両省が検討会 企業情報 ファミリーマート/住友林業等 ホット・ポイント ビルド・バック・ベター 2020年10月28日
JA全農、農林中金、㈱農協観光と(一社)日本ファームステイ協会は〝農泊〟をテーマにした講座を、ビジネスパーソンを対象としたキャリア講座を提供している「丸の内プラチナ大学」(2015年設立、エコッツェリア協会、三菱総合研究所プラチナ社会研究会等が運営)に開講した。今年3月に締結した農泊事業実践協定(*)に基づいたもの。4団体は今回、連携協定による取組みの第一弾として、大有丸(大手町・有楽町・丸の内)に拠点を置く企業が連携してSDGsモデル都市の構築をめざす「大丸有SDGsACT5」に協賛する形で、「丸の内プラチナ大学」に講座を開設した。 講座内容は、「繋がる観光創造コース」(講師=吉田淳一... 2020年10月27日
農研機構とアヲハタ㈱(広島県竹原市)は、収量安定性を改善した加工用イチゴの新品種「夢つづき2号」を育成した。 夢つづき2号は、▼春季に安定して開花し、1株当たりの収量が「夢つづき」より多く、果実の重さは「夢つづき」と同等、▼果実が円すい形で硬く、収穫作業性も優れる、▼色が明るく加熱しても風味が残り、加工適性が高い、といった特徴を有する。 イチゴは生食に加え、ジャムをはじめ加工用途においても幅広く利用されている。加工用のイチゴは、露地栽培が主流なため収量が天候に左右されやすいことが課題とされる一方、国内のイチゴの品種育成は生食用が中心で、加工用の品種育成はあまり行われていなかった。そこ... 2020年10月27日
㈱埼玉種畜牧場(サイボク)は11月6日、惣菜やパンなどのテイクアウト商品をメインにした同社新業態の店舗をJR川越駅に初出店する。 店舗内に併設した厨房で、自社牧場産のブランド豚「ゴールデンポーク」を原料に使用した、骨付きベーコンやメンチカツなど食べ歩きに向いた商品を提供。ハムやソーセージなどの定番商品をはじめ、常時30種類が並ぶアイテムを詰め合わせ、オリジナルギフトとしても利用できるという。 2020年10月27日
大日本農会と農林水産奨励会は11月17日、東京・港区の石垣記念ホールで令和2年度秋期中央農事講演会を開催する。「これからの農村政策を考える」をテーマに明治大学農学部教授(大学院農学研究科長)の小田切徳美氏が講演する。 入場無料、WEB会議方式でも併行して配信する。参加申込は大日本農会(℡03―3584―6739)へ。 2020年10月27日