日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

全森連と農林中金が教育ツール「林業安全教育360°VR」の第二弾を制作

 全国森林組合連合会と農林中央金庫は1日、教育ツール「林業安全教育360°VR(バーチャル・リアリティ)」の第二弾を制作したと発表した。  「林業安全教育360°VR」は、ゴーグル型の専用機械を装着し、林業現場におけるよく発生する事故事例を実写VR化したもの。林業において「何が・どうしたら・どのような状況が危険か」を体験者が理解できるまで何度も安全にトレーニングができる教育ツール。昨年度は、他人が伐倒した木による激突事故を疑似体験できる『チェーンソー作業 他人伐倒』編を制作した。   今回制作したのは、チェーンソー作業の中で、よく発生しうる事象と事故を再現した内容。誤ったかかり木処理による...

人事|農水省=6月2日付

▽外務省出向〔在イタリア日本国大使館参事官へ〕(大臣官房国際部国際政策課国際戦略室長兼外務事務官)藏谷恵大

石川佳純選手が「JAタウン」公式アンバサダーに就任

石川佳純選手が「JAタウン」公式アンバサダーに就任

 JA全農が5月25日、全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」の公式アンバサダーに、全農所属で卓球日本代表の石川佳純選手を任命する就任イベントをウェブ上で開催。全農の桑田義文代表理事専務が石川選手へ認定証を手渡したほか、石川選手が実際に「JAタウン」を利用した〔写真提供:全農〕。  桑田専務は挨拶で「石川選手にはこれまでも、国産のお米や肉、野菜のおいしさを広く発信していただいたが、今回はさらに一歩進んで、『JAタウン』の公式アンバサダーに就任いただくことになった。この一番大切な時期に就任を快くお引き受けいただき心から感謝を申し上げる」「石川選手には美味しい国産農畜産物を沢山食...

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日刊アグリ・リサーチ 2021年6月2日(水)

〈主な内容〉 ◎HACCPに沿った衛生管理の義務化がスタート  食品等事業者は「計画」を作成・管理 ◎JA三井リースとやまびこジャパンが農薬散布車両の残価付きリースを開発  対人対物保険料を含む低廉なリース料で農薬散布の効率化・省力化を支援 ◎「わかやま布引だいこん」などのGIを登録=農水省 ◎全森連と農中が教育ツール「林業安全教育360°VR」の第二弾を制作 ◎石川佳純選手が「JAタウン」公式アンバサダーに就任=全農 ◎28か国参加のFACT対話共同声明を公表=農水省 ◎ブランド卵「しんたまご」発売30周年、パッケージをフルリニューアル=全農たまご 人事  農...

日本公庫と農林中金が塩田ファームに設備資金を融資

 ㈱日本政策金融公庫と農林中央金庫はこのほど、㈱塩田ファームに対して、畜産クラスター事業を活用した設備資金を融資した。  塩田ファームは、2011年に福島県天栄村で創業し、JA全農福島ブランド「麓山高原豚」を生産する農業法人。  JA全農、JA全農北日本くみあい飼料㈱と農林中金は、2018年の法人化や農場新設にかかる計画策定、行政機関との調整等、事業構想段階から塩田ファームをサポートしている。具体的には、販売面では全農、専用飼料の供給面では全農北日本くみあい飼料、金融面では日本公庫と農林中金が役割を発揮する四者連携により、「麓山高原豚」の生産基盤維持・拡充に資するサポートを行っている。 ...

陸上輸送分野で再生可能資源由来の燃料ビジネスを実施=伊藤忠、ファミマ等

国内コンビニ業界で初の配送車両走行での運用、石油由来軽油比約90%削減  伊藤忠商事㈱、伊藤忠エネクス㈱、㈱ファミリーマートの3社は、世界最大級の再生可能資源由来の燃料(=リニューアブル燃料)メーカーであるNeste OYJ(本社:フィンランド、NESTE社)社グループと協働で、リニューアブルディーゼル(Renewable Diesel)の日本初となるコンビニ配送車両への利用を実現した。  伊藤忠グループでは、「この取組を契機に、陸上輸送分野でのリニューアブル燃料ビジネスに本格参入し、サーキュラーエコノミー及び脱炭素社会の実現を目指す」とコメントしている。  伊藤忠商事はこの取組で、NE...

人事|農水省=6月1日付

▽生産局畜産部付(大臣官房付兼内閣府地方創生推進事務局参事官)大森正敏

農業機械の定期点検が定額で受けられるサービスを開始=ヤンマーアグリ

 ヤンマーホールディングス㈱のグループ会社であるヤンマーアグリ㈱(本社=岡山県岡山市)は、対象の農業機械の定期点検が定額で5年間受けられる「あんしんケアパック」のサービスを6月1日から開始する。  ヤンマー製のトラクター、コンバイン、乗用田植機の対象機種ごとに設定された清掃、注油、点検、調整、また50項目以上におよぶ点検診断を実施する。エンジン電装部品やコントローラー部分には、ヤンマー独自のサービスツール「スマートアシストダイレクト」を使用して故障診断を実施。契約期間は新規購入時からの5年間で、作業シーズン後に計5回の点検を行い、点検内容に基づき整備提案を実施する。

純利益は15・3%増の1275百万円=農中信託銀行

 農中信託銀行(高橋茂充社長)は5月31日、2021年3月期(2020年4月~2021年3月)の決算概要を発表した。  信託報酬が信農連等から受託しているファンドトラスト(ファントラ)や特定金銭信託(特金)・特定金外信託(特金外)の残高伸長、また、有価証券信託の期中残高の増加等により前年同期比575百万円増の4992百万円、役務取引等収益が同19百万円増の905百万円、資金運用収益が配当の減少等により同49百万円減の258百万円となり、経常収益は同9・7%545百万円増の6156百万円となった。  一方、経常費用は、人件費等が増加したことから同288百万円増の4350百万円となり、経常利益...

人事|㈱日本農業新聞=6月1日付

▽編集局ニュースセンター部次長〔電子版編集担当〕(編集局農政経済部次長)林常哉

駐日豪州大使が全中会長を表敬訪問

ジャン・アダムズ駐日豪州大使が全中会長を表敬訪問

 ジャン・アダムズ駐日豪州大使が5月26日、中家徹全中会長を表敬訪問。  アダムズ大使は2020年11月に着任。全中への訪問を今年1月に予定していたが、コロナ感染拡大により延期されていた。アダムズ大使は1999年にアジア太平洋経済協力担当部長として同国外務貿易省に入省、同省で貿易・経済担当副次官を務め中国や韓国、日本との経済連携協定の締結を統括する首席交渉官、2016~19年には駐中豪州大使を務めた。

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日刊アグリ・リサーチ 2021年6月1日(火)

〈主な内容〉 ◎秋肥価格は窒素質、りん酸質、加里質肥料で値上げ=全農  穀物相場の上昇、世界的に旺盛な肥料需要受け ◎政府が農林水産物輸出拡大に向け新たな方針を決定  「輸出産地・事業者の育成」「品目団体の組織化」等12項目 ◎公庫と農中が福島・塩田ファームに畜産クラスター事業を活用した設備資金を融資 ◎農林中金新監事候補者(6月24日付)と新執行役員(6月1日付)の略歴 ◎陸上輸送分野で再生可能資源由来の燃料ビジネスを実施=伊藤忠、ファミマ等  国内コンビニ業界で初の配送車両走行での運用、石油由来軽油比約90%削減 ◎駐日豪州大使が全中会長を表敬訪問 人事  ...

人事|JA三井リース

 JA三井リース㈱は27日の取締役会で6月25日開催の定時株主総会を経て就任予定の取締役候補者および監査役候補者を選任した。 ▽取締役社長執行役員、社長執行役員新分敬人▽取締役〔非常勤〕、北林太郎農林中央金庫常務執行役員▽同、大野慎治㈱三井住友銀行常務執行役員▽同、野田雅也三井住友信託銀行㈱常務執行役員▽常勤監査役、武田英之▽退任(代表取締役)古谷周三▽同(取締役〔非常勤〕)八木正展▽同(取締役〔非常勤〕)頃末広義▽同(取締役〔非常勤〕)下別府俊也▽同(常勤監査役)渡邉邦夫

「貯保法改正案」が成立=参院本会議

 「農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案」が28日の参議院本会議で可決、成立した。  同法は、金融システムの安定に係る国際的な基準に対応するため、金融システムの著しい混乱が生ずるおそれがあると認められる場合における農林中央金庫の資産及び負債の秩序ある処理に関する措置として、農水産業協同組合貯金保険機構による同金庫に対する業務遂行等の監視、資金の貸付け及び優先出資の引受け等の措置について定めるもの。 【農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律】概要 ①必要性の認定…主務大臣は、農水産業協同組合貯金保険機構(以下機構)による農林中金の資産及び負債の秩序ある処理に関する措置が...

発酵そみファ=全農ビジネスサポート

塩分ゼロの大豆発酵食品の予約販売を開始=全農ビジネスサポート

 ㈱全農ビジネスサポート(久保田治己社長)は5月31日から、全農運営のECサイト「JAタウン」のショップ「おいしいとびら」で大豆発酵食品『発酵そみファ』〔写真〕の予約販売を開始する。  同社によれば、「発酵そみファは、味噌屋さんが伝統的な味噌の造り方に工夫を加え、同じ国産大豆・同じ国産のお米・同じ麹菌を使って食塩を使用せずに丁寧に発酵・熟成させて造った新たな伝統食品」。Aコープマーク品の味噌を製造する山印醸造㈱(石川佳一社長)との共同開発。  国際的にみて日本人の塩分摂取量が多いことから塩分の削減が指導されている一方で「新型コロナウイルスが猛威をふるうなかで摂取量が増えている」発酵食品に注...

土壌処理用シロアリ剤「ネクサスZ(ゼータ)800」

土壌処理用シロアリ剤「ネクサスZ(ゼータ)800」発売

全農所有の有効成分ジクロロメゾチアズで初の製品化  全農と三菱商事㈱が出資するZMクロッププロテクション㈱(ZMCP)、日本農薬㈱、㈱アグリマートの3社が共同開発した新規土壌処理用シロアリ防除剤「ネクサスZ(ゼータ)800」が27日、アグリマートから販売された。(公社)日本木材保存協会および(公社)日本しろあり対策協会の認定取得製品。  ネクサスZ800は、有効成分として全農が所有するメソイオン系化合物「ジクロロメゾチアズ」を含有する。同有効成分含有の製品が販売されるのは初めて。ジクロロメゾチアズは特定の害虫に特異的に機能し、農業用にも開発が進められているが、開発3社はシロアリに対して高い...

JA女性協が総会開き、洞口新会長就任

JA女性協が総会開き、洞口新会長就任

 JA全国女性協が5月26日、通常総会を東京・大手町のJAビルとウェブ会議システムをつないで開催。令和3年度の活動計画や任期満了に伴う役員の選任、特別決議等を可決・承認した。新会長に洞口ひろみさん、副会長に太田桂子さんが就任した。加藤和奈会長は退任し、顧問に就任した。  3年度はJA女性組織3か年計画「JA女性 地域で輝け 50万パワー☆」の最終年度として、引き続き5つの重点実施事項=1.食を守る☆(食料自給率の向上に向けた運動の展開、地産地消の推進・伝統食の継承、食品ロス削減等)、2.農業を支える☆(農業を取り巻く情勢の学習や情報発信、農業の理解促進のための食農教育等への取り組...

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日刊アグリ・リサーチ 2021年5月31日(月

〈主な内容〉 ◎R元事業年度の総合農協組合員数は1047万人=農水省調査  「購買」「販売」ともに減少、役員数の女性割合は増加 ◎土壌処理用シロアリ剤「ネクサスZ(ゼータ)800」発売  全農所有の有効成分ジクロロメゾチアズで初の製品化 ◎「貯保法改正案」が成立=参院本会議 ◎塩分ゼロの大豆発酵食品の予約販売を開始=全農ビジネスサポート ◎洞口新会長就任、新執行部体制決まる=JA女性協  70周年に〝新時代の女性組織活動〟めざす特別決議も ◎自民農林合同で森林基本計画案の修正を報告=林野庁 人事  JA三井リース 2年度『白書』のトピックスより  1.農林水産...

経常3100億円、純利益2082億円と6期ぶりの増益=農林中金決算

「リスク管理等、慎重な財務運営を心がけていきたい」と奥理事長 ※詳報は日刊アグリリサーチに掲載しています。  農林中央金庫は26日、2020年度決算概要と「農林中央金庫の目指す姿」等について、奥和登代表理事理事長と伊藤良弘理事兼常務執行役員が記者会見し明らかにした。新型コロナウイルス感染防止の観点からオンライン方式により行われた。  2020年度決算〔連結〕は、経常利益は率で前年度比152・2%増、金額では1870億円増の3100億円、純利益は126・3%増、1162億円増の2082億円となった。6期ぶりの増益決算となる。  奥理事長は冒頭、「新型コロナウイルス感染症により影響を受けて...

新監事候補に小縣・酒井両氏、新常務執行役員に長野氏=農林中金

 農林中央金庫は26日の経営管理委員会で、6月24日開催の通常総代会を経て就任予定の監事候補者の決定および理事・代表理事を選任した。  監事候補者として、現職の室井雅博・宮地茂夫・伊藤玲子の各氏と、小縣方樹(東日本旅客鉄道㈱常勤顧問)・酒井弘行(酒井・柿沼・遠藤会計事務所代表)の両氏を決定した。  理事候補者の奥和登代表理事理事長兼執行役員、八木正展代表理事兼常務執行役員、吉田光・藤崎圭・湯田博・秋吉亮・伊藤良弘の各理事兼常務執行役員の全理事は再任。  喜田昌和常務執行役員は5月31日付、初川浩司・江戸龍太郎両監事は6月24日付で退任する。  また、6月1日付で常務執行役員に長野真樹市...

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