日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

イオンリテールが高地で収穫したレタスを鮮度維持のまま店頭へ

 イオンリテールは今月24日から、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」約340店舗で、出荷の翌朝までに店頭に届けるレタス『今朝採れレタス/シャキ直レタス』の販売を開始する。群馬県や長野県の高地で育てられたみずみずしく〝シャキッ〟とした食感が特長のレタスを、産地から直接同社のセンターや店舗へ配送することで〝冷えたまま〟できるだけ速く店頭に並べることを可能にする。

日本植物防疫協会が第9回通常総会を開催、新執行部体制がスタート

 (一社)日本植物防疫協会(早川泰弘理事長)は12日、都内北区中里の同協会会議室で第9回通常総会を開催した。今期は新型コロナウイルス感染症の予防のため、正会員の議決権行使は書面を中心に行われた。出席者は正会員・役員107名(うち議決権行使書97通)で、2019年度事業報告と2020年度事業計画等が承認された。  早川理事長は冒頭あいさつで、2020年度事業計画の重点項目として、①新ガイドラインに適合する薬効薬害試験の推進および新たに受託する水稲花粉残留試験の的確な推進、②省力的な薬剤施用法の確立に資する調査研究の推進および施用法に関する技術情報の発信、③協会ホームページの刷新による諸情報の充...

「A・コープファーマーズおおまち店」がオープン=長野県A・コープ

 JA全農が店舗開発を支援する㈱長野県A・コープは、生産者直売コーナーとA・コープ店舗が一体となったファーマーズタイプの店舗「A・コープファーマーズおおまち店」(清水力店長)を11日に新規開店した。同社のファーマーズタイプ店舗は、累計で9店舗となる。  おおまち店は、生産者直売コーナーを充実、地産地消の取り組みをさらに強化した展開をすすめていくとしている。  店内では、▼カットフルーツ専用室導入により、カットフルーツ、フルーツデザートの品ぞろえを充実、▼地元野菜を使用したインストア加工のカットサラダを販売、▼レンジアップ対応商品と調理済のオールインワンミールキットの品ぞろえを充実、▼直営イ...

農水省が「コロナ対策」「自然災害対策」の合同会議

農水省が「コロナ対策」「自然災害対策」の合同会議

 農水省が6月17日、同省講堂で、江藤農相を本部長とする「新型コロナウイルスに関する農林水産省対策本部」「農林水産省緊急自然災害対策本部」の合同会議を開催。江藤農相は、新しい生活様式の中での今後のコロナ対策、コロナ禍での災害対応、ASF・CSFなどへの防疫対策に引き続き農水省職員が一丸となって取り組むことを呼びかけた。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年6月18日(木)

〈主な内容〉 ◎農水省が「コロナ対策」「自然災害対策」の合同会議  「経済活動の正常化まで職員は不断の努力を」と農相 ◎国内農業系研究機関で初の農業AI研究用スパコン等を導入=農研機構 ◎令和元年度森林・林業白書が閣議決定 ◎「A・コープファーマーズおおまち店」がオープン=長野県A・コープ ◎令和元年度水産白書が閣議決定 ◎通常国会が閉会、農水省提出法案は4法が成立 ◎日植防が第9回通常総会を開催、新執行部体制がスタート ◎全国道の駅連絡会が地元応援通販「おうちで 道の駅!」を緊急開設 ◎生活クラブが全農パールライス等連携し、生活困窮者に米25tを寄付 ◎民間...

茶の生産・販売振興へ自民党が茶カテキン研究会設立

茶の生産・販売振興へ自民党が茶カテキン研究会設立

 野村哲郎参議院議員らを発起人とする、自民党茶カテキン研究会が16日、衆議院第一議員会館で設立総会を開催した。  茶カテキンは、緑茶葉に含まれるポリフェノールの一種で、多くの作用が知られている。同研究会は茶カテキンの研究を通じて、茶の生産・販売振興に寄与することを目的としたもの。  総会では、発起人の挨拶や、役員の人事(後掲)のほか、茶カテキンの機能について、日本カテキン学会役員代表の島村忠勝昭和大名誉教授、厚労・文科・農水各省から報告された。  野村氏は、同研究会が党茶業振興議員連盟とは別に、カテキン等の研究を目的として発足することの経緯を説明。また、コロナ禍の影響で茶の在庫が...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年6月17日(水)

〈主な内容〉 ◎中西(徳島)、中家(和歌山)の二氏が次期全中会長候補に  代議員投票は18日~7月3日まで、8月総会で就任 ◎家畜衛生部会で飼養衛生管理基準等の改正「適当」と答申 ◎令和元年度「食料・農業・農村白書」を閣議決定  新「基本計画」、「輝きを増す女性農業者」を特集に ◎令和を担う若い世代の食育を特集、「食育白書」が閣議決定 ◎令和2年度全農東北プロジェクト始動 ◎新たな「水循環基本計画」が閣議決定、初改定 ◎JA全厚連が職員への食育の一環で田植え ◎茶の生産・販売振興へ自民党が茶カテキン研究会設立 ◎直営飲食・中食店舗で「低温乾燥しいたけ」フェア=...

嶋田社長らを重任=北海道糖業

 北海道糖業㈱は12日開いた総会・取締役会で、嶋田一郎代表取締役社長らを重任する役員人事を決定した。

岡山パールライスが瀬戸内海の環境改善促進を目指す米を発売

 JA全農の子会社である岡山パールライス㈱(岡山県総社市、橋本哲成代表取締役社長)は、「晴れの国うまれ 里海米」を6月22日に発売する。  岡山県では、〝里海〟である瀬戸内海で育ったカキの殻を有効利用する循環型環境保全事業「瀬戸内かきがらアグリ」の一環として、カキ殻を活用して育てたエシカルな米「里海米」の育成・販売にJAグループ岡山が主体となり取り組んできたが、新型コロナウイルス蔓延を発端に衛生用品の買い占めが発生するなど不必要な消費が目立つ一方で、「ムダを出さない」「社会全体へ及ぼす影響を考慮して行動する」など社会や環境に配慮した行動〝エシカル消費〟への関心が高まっていることから、誰もが気...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年6月16日(火)

〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 コロナ・ショックが基本計画の具体化に問うもの   東京大学大学院農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘氏 ◎家畜衛生部会で「飼養衛生管理基準」を検討=農水省  「舎外飼養の中止規定の追加は必要なし」と確認 ◎「JAタウン」が特設サイト「ニッポンの農家応援PJ」開設=全農  国の新型コロナウイルス対策事業を活用し生産者を支援 ◎農林漁業セーフティネット資金の償還期限を延長=日本公庫 ◎岡山パールライスが瀬戸内海の環境改善促進を目指す米を発売 人事  北海道糖業 募集  令和2年度農福連携技術支援者育成研修の受講者 ホット・ポイント  第...

「プリン凍らせてみた!キャンペーン」を実施=協同乳業

 協同乳業㈱(後藤正純代表取締役社長)は、抽選で「凍らせてもおいしいプリン詰め合わせ」が当たるキャンペーンを6月15日から7月5日まで実施する。Twitterの「メイトー公式アカウント(@meito_kyodomilk)」をフォローし、同キャンペーンに関する投稿をリツイートすることで、参加することが可能。  また、同社は、夏季限定のオリジナルフォトフレームプレゼントキャンペーンも15日から実施する。

『#牛乳愛を叫ぶ 牛乳でかんぱいしよう!』特設ページ開設=雪印メグミルク

 雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は、「牛乳の日」(6月1日)と今月の「牛乳月間」を記念して、企業ホームページに『#牛乳愛を叫ぶ 牛乳でかんぱいしよう!』特設ページを期間限定で開設している。  特設ページには、牛乳・乳製品の知識を深めることができる「ミルクアカデミー」、牛乳を使った料理レシピや牛乳パック工作・歌のお姉さんクッキーズが歌うオリジナルソング『牛乳でカンパイ!』の動画を紹介する「牛乳を楽しモ~!」など牛乳をもっと好きになってもらうためのコンテンツをまとめている。  雪印メグミルク公式Twitter、Instagramをフォローして、「#牛乳愛を叫ぶ」をつけて、牛乳でかん...

粉ミルクとして初の「宇宙日本食」の認証を取得=森永乳業

 森永乳業㈱の『大人のための粉ミルク「ミルク生活」』がこのほど、粉ミルクとして初の宇宙日本食『森永ミルク生活(宇宙用)』として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から認証を取得した。  「宇宙日本食」は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する日本人宇宙飛行士のストレス緩和や仕事の効率維持などのために開発された宇宙食。「宇宙日本食」の認証を受けるためには、栄養成分検査や1年半の保存試験などに合格し、JAXAが設定する「宇宙日本食認証基準」をクリアすれば「宇宙日本食」として正式に認証されてISSに持ち込めるようになる。  同社では2017年にプロジェクトチームを発足、2019年10月にPr...

世界初、赤ビートワインを学内の野生酵母を使って製品化に成功=酪農学園大

 酪農学園大学(北海道江別市)大学院修士課程2年の南典子さんが、世界初となる赤ビートワイン(=写真、ハーフボトル360ml、80本)を完成させた。学内のシーベリーから分離した野生酵母(Hanseniaspora vineae)を用い、赤ビート原料を合同会社アグマリンプロテック社から無償提供を受け、委託醸造先としてばんけい峠のワイナリーが協力した。なお、今回は数量限定しての生産のため、一般販売は行わない。  南さんは、大学院酪農学研究科食品栄養科学専攻修士課程に社会人大学院生として所属し、「学内野生酵母の分離と赤ビートワイン醸造への応用」をテーマとして研究を進めているが、今回製品化が成功したこ...

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「労働者協同組合法案」が全党・全会派の賛同で衆議院に提出

 労働者協同組合を規定する議員立法「労働者協同組合法案」が12日、自民・公明・立憲・国民・維新・共産等全党・全会派の賛同をもって衆議院に提出された。次期国会での成立を目指す。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年6月15日(月)

〈主な内容〉 ◎「労働者協同組合法案」が全党・全会派の賛同で衆議院に提出  多様な就労機会の創出等で持続可能で活力ある地域社会の実現へ ◎日本生協連が「日本の生協の2030年ビジョン」を採択  SDGs行動宣言とともに新たな挑戦の10年に踏み出す ◎コルテバ・アグリサイエンスが農薬業界初の「物流環境特別賞」を受賞  パレット化による輸送の効率化と鉄道輸送へのモーダルシフトの実施で ◎全国豆類経営改善共励会大臣賞にアグリード、強首ファーム、伊場氏 ◎世界初、赤ビートワインを学内の野生酵母を使って製品化に成功=酪農学園大 ◎全国農協CE協議会等が秋の麦品質事故防止強化...

北海道中央会会長候補に小野寺俊幸氏、ホクレンは篠原末治氏

 JAグループ北海道は5月25日に役員推薦会議を開き、今月総会を行う中央会・信連・ホクレン・厚生連の会長・副会長等の候補者を決定した。中央会・ホクレン・厚生連は会長が交代する。  道中央会会長候補に、現副会長の小野寺俊幸氏(JAところ)、副会長候補に串田雅樹氏(JA十勝清水町)を内定。ホクレン会長に篠原末治氏(JA士幌町)、副会長に畠山良一(JA新はこだて)、村木秀雄(JAいわみざわ)、今井和善(JA標津町)の三氏、代表監事に西本護氏(JA北ひびき)、道厚生連会長に中瀬省氏(JA北はるか)、副会長に西川孝範氏(JAきたみらい)を候補者に推薦した。道信連経営管理委員会会長は現会長の佐藤彰氏(J...

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農水省が外食産業から飲食業支援「Go To Eat」でヒアリング

 農水省が6月10日、新型コロナウイルス対策として飲食業等を支援する「Go To Eatキャンペーン」について、外食産業者等からヒアリングを実施。Web会議方式で行われ、同省から、末松事務次官、塩川食料産業局長等が出席。㈱WDI、㈱ワンダーテーブル、㈱ぐるなびから意見を聴取した。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年6月12日(金)

〈主な内容〉 ◎SDGs達成目指し「あふの環PJ」立ち上げ=農水省  消費者の購買行動が後押しする持続可能な消費をさらに促進へ ◎飲食業支援「Go To EAT」で外食産業からヒアリング=農水省 ◎「石垣牛」ブランド存続のためクラウドファンディング=JAおきなわ ◎北海道中央会会長候補に小野寺氏、ホクレンは篠原氏 ◎政府国家戦略特別区域諮問会議で養父市等指定区域評価を報告 ◎「関係人口創出・拡大事業」モデル事業の採択団体を決定=総務省 募集  ザ・地産地消家の光料理コンテスト参加者 団体総会等  コープみらい/日本乾燥おから協会 ホット・ポイント  「クリーンミ...

農業用ドローンによる補助なし目視外飛行の実証実施は中止

 ㈱オプティムは10日、佐賀県で長距離飛行可能な固定翼ドローンを使って、農業分野で初となる補助者なし目視外飛行の実証を実施することを明らかにしていたが、使用予定だった北有明場外飛行場の閉鎖の影響で延期された。  同社では、延期の理由について「9日に、本実証予定地にて、航空機事故が発生した報道をうけ、警察による北有明場外飛行場の封鎖が行われることから、延期とすることと判断した」と説明している。なお、航空機事故について、同社の機体、関係者とは一切関係はないとしている。

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