日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年9月2日(水)

〈主な内容〉 ◎農水省が豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部を開催  「CSF清浄国」の再復帰を目指し今後の取組み方針確認 ◎2020年度自治体農政の展開方向を見る ⑱石川県  優れた特徴ある農林水産物を「いしかわ百万石食材」に認定、ブランド化へ ◎農水省が防災の日に合わせ「農林水産省緊急自然災害対策本部」 ◎農林中金が「サステナビリティ報告書2020」を発行 ◎JAXAベンチャーと明大、誠和が連携  衛星・農業データで栽培の高度化の実証試験を10月から開始 人事  井関農機/日本農業新聞 ホット・ポイント  猫と人間そして幸せ

人事|農水省

〔9月1日付〕▽水産庁漁政部加工流通課水産物貿易対策室長(水産庁漁政部加工流通課付)川島哲哉 〔8月31日付〕▽退職・国立研究開発法人水産研究・教育機構水産大学校副校長へ(水産庁漁政部加工流通課水産物貿易対策室長)猪又秀夫

代表に下村氏=ファームノート

 酪農・畜産向けIoTソリューションを提供する㈱ファームノート(北海道帯広市)の代表取締役に下村瑛史氏(取締役専務執行役員)が9月1日付で就任した。小林晋也代表取締役は退任し、㈱ファームノートホールディングス代表取締役兼㈱ファームノートデーリィプラットフォーム代表取締役に就く。  下村代表は、1982年生まれ、北海道札幌市出身。2005年中央大学卒業。学生時代に広告系ベンチャーにインターンとして入社後、広告業界で約10年間従事。大手広告代理店出向を経て、2014年㈱ファームノート入社。北海道エリアのセールスマネージャー、取締役専務執行役員を経て現職。

片倉コープアグリ㈱=9月1日付

▽総務本部長補佐兼不動産事業部長(丸紅㈱非常勤嘱託)上田博

「食べて応援!丸の内漁師さん応援プロジェクト」を展開=農林中金

 農林中央金庫は、新型コロナウイルス感染拡大による需要低迷で影響を受けている漁業者を支援するため、「食べて応援!丸の内漁師さん応援プロジェクト」を8月21日から9月30日まで実施している。  新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、国産の水産物が行き先を失い、漁業者の売上・所得が減少しているなか、生産者支援および食品ロス削減(SDGs)の観点から、海産物の消費を通じて産地や漁業者を応援する。全漁連のECサイト「ギョギョいち」を経由して農林中金が購入した水産物を東京・千代田区丸の内にある丸ビル・新丸ビル内の約50店舗の飲食テナントへ無償提供し、各飲食テナントで特別価格の料理として提供してもら...

JA全中がオンライン上でトマト収穫体験イベント

JA全中が全国100人の子どもとリモートで繋いでトマト収穫体験イベント

 JA全中が8月30日、「やさいの日」(8月31日)を記念して子どもたちが一斉にオンライン上でトマトの収穫体験を行う「おうちで収穫体験」を開催。抽選で当選した全国100名の子どもたちに事前にミニトマトの苗を送り、その間各家庭で育てたトマトをみんなで収穫しようという試み。当日は、東京・大手町のアグベンチャーラボと各家庭をオンラインで繋ぎ、ミニトマトの苗を育てた埼玉・濱野園芸の濱野力さんが、子どもたちのミニトマトを見ながら、育てるコツや収穫の方法などをアドバイスした。  収穫体験の後には、科学のことをおもしろく・わかりやすく伝えるサイエンスアーティストの市岡元気さんによる「野菜実験」...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年9月1日(火)

〈主な内容〉 ◎早場地帯の北海道・東北はおおむね「やや良」=8月15日現在  その他の地域は「平年並み」又は「やや不良」の見込み ◎政府コロナ対策本部で感染症法の権限運用見直し等今後の方針決定 ◎2020年度自治体農政の展開方向を見る ⑰埼玉県  農業法人経営者目指す女性農業者のスキルアップ・意識改革研修等 ◎RCEP閣僚会合で協定交渉完了に向けた大きな進展を歓迎と発表 ◎普段使いしながら緊急時に備え蓄える「ながら備蓄」を推奨=経産省 ◎「食べて応援!丸の内漁師さん応援プロジェクト」を展開=農林中金 ◎全国100人の子どもとリモートで繋いでトマト収穫体験イベント=...

農林中金が十文字丸善スープ(岩手)の工場建設に融資対応

原料製造から製品販売まで新たな食農バリューチェーン構築  農林中央金庫は、今月に工場の操業を開始した㈱十文字丸善スープ(岩手県久慈市、十文字保雄代表取締役社長)の工場建設資金2653百万円の融資対応を行った。  十文字丸善スープは鶏卵製品生産・販売で国内大手の㈱十文字チキンカンパニー(岩手県二戸市、十文字保雄代表取締役社長)と、天然調味料を製造する丸善食品工業㈱(東京都板橋区、竹本博則代表取締役社長)の共同出資により、2018年4月に設立されたスープ製造会社。同社設立は、十文字チキンカンパニーから鶏ガラの有効活用ニーズを農林中金が捕捉し、丸善食品を引き合わせたことを契機に検討が開始され、以...

投資商品知識と意識醸成等を目的に研修会=神奈川県信連

 神奈川県信連は20・21日の両日、横浜市内で、令和2年度投資信託商品内容研修会を開催した。投資商品知識習得とともに投資に対する意識醸成を図ることをねらいとしたもの。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点によるウェブ会議での参加も含め、県下JAの役職員延べ約150名が参加した。  県信連指導員による「資産形成の必要性」「スポット投資」などについての講義、農林中金バリューインベストメンツ㈱(NVIC)や、農林中金全共連アセットマネジメント㈱などの担当者から商品説明が行われた。  また、21日は農林中金JAバンクリテール実践部の爲井清文副部長をファシリテーターにパネルディスカッションが行われ、...

長野県がオンラインで「信州地酒サミット」

 長野県は、オンラインで信州地酒の魅力が学べる「信州地酒サミット2020」を9月から10月にかけて開催する。新型コロナウイルス感染症拡大は、信州地酒の消費にも大きな影響を及ぼしているため、県民にもっと信州地酒の魅力を知ってもらおうと、普段なかなか聞けない飲み方や楽しみ方等について、造り手や売り手などが直接リモート配信する。

タイに実証型農場「クボタファーム」を開設=クボタ

 ㈱クボタ(大阪市、北尾裕一代表取締役社長)のタイ王国子会社SIAM KUBOTA Corporation Co.,Ltdは、農業機械化と先端農法の実証活動を行う農場「クボタファーム」をタイ国内に設立した。タイにおける研究開発子会社のKUBOTA Research&Development Asia Co., Ltd.と協力して、ASEAN地域に密着した事業活動を強化する。  クボタは1978年にタイに製造販売拠点を設置、特に近年は、現地の作物・ほ場条件・作業体系に適した農業機械の研究開発を進め、2016年にはタイに研究開発拠点を設立し、製品ラインナップの拡充を加速させており、今回のク...

乳飲料「特濃」2種を発売=雪印メグミルク

 雪印メグミルク㈱(西尾啓治代表取締役社長)は、乳飲料『特濃』を9月8日から全国で発売する。  乳脂肪分と無脂乳固形分のバランスを維持したまま、使用する乳原料を見直した。同社では商品の特長について「冷たいままでも温めても、コーヒーや紅茶で割って、カフェオレやミルクティーにしてもおいしくお飲みいただける仕立てとした」としている。900ml・希望小売価格(税別)310円、500ml・同165円。

農水省とパラオ共和国がテレビ会議で農業・食関連産業の協力で意見交換

農水省とパラオ共和国がテレビ会議で農業・食関連産業の協力で意見交換

 農水省とパラオ共和国天然資源・環境・観光省が8月27日、テレビ会議を開催。今後同国との農業・食関連産業分野の協力について意見を交わした。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年8月31日(月)

〈主な内容〉 ◎令和元年度日本型直接支払の実施状況を公表=農水省  農地維持支払交付金は組織数は前年度比0.94倍など ◎農中が十文字丸善スープ(岩手)の工場建設に融資対応  原料製造から製品販売まで新たな食農バリューチェーン構築 ◎農水省とパラオ共和国がテレビ会議で農業・食関連産業の協力で意見交換 ◎「農産物検査規格・米穀の取引に関する検討会」の初会合4日開催へ ◎農作業安全確認推進会議でJA共済連ら関係団体が取組を報告 ◎投資商品知識と意識醸成等を目的に研修会=神奈川県信連 ◎環境省と福島県が「環境施策推進に関する連携協力協定」を締結 ◎JA全中部長の略歴 ...

元全農理事長の関水賢司氏が死去

 元全農代表理事理事長、元㈱全農ビジネスサポート代表取締役社長の関水賢司(せきみず・けんじ)氏が8月14日死去した。71歳。通夜・告別式とも近親者で執り行われた。  関水氏は、全農総合企画部企画課長、同部次長、同部長、常務理事、平成17年7月から19年7月まで代表理事理事長、平成20年6月から24年6月まで㈱全農ビジネスサポート代表取締役社長を務めた。

タイで無人ヘリを活用した農業向け薬剤散布事業を開始=三井物産等

 三井物産㈱(安永竜夫代表取締役社長)は、ヤマハ発動機およびタイのSiam Motors Group、Chartsiri Sophonpanich氏と、ヤマハ発動機の産業用無人ヘリを活用した薬剤散布サービスを提供するSiam Yamaha Motor Robotics Co.(SYMR社)を設立、このほど、関係当局からの事業許可を取得した。SYMR社への三井物産の出資比率は15%、出資金額は約1500万円。

農水省「#元気いただきますプロジェクト」のTVCMがスタート

 農水省は、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や輸出停滞などの影響で価格低下や売上げ減少等が生じている国産農林水産物等の販売促進を目的に展開している「#元気いただきますプロジェクト」の一環として、同プロジェクト推進役の女優・広瀬すずさんが出演するTVCMを制作、24日から全国で放映を開始した。CMは広瀬さんが笑顔で食事を楽しみながら「国産食材を食べて生産者さんを応援しよう」と広い世代に向けて呼びかける内容となっている。また、同日、インターネット販売大手のYahoo!ショッピングで特集ページを開設、販売促進キャンペーンもスタートした。  江藤農相は25日の会見でTVCMについて「日々生...

「みんなのよい食PJ」とフジパンとのコラボ商品発売

 フジパン㈱は、JAグループ「みんなのよい食プロジェクト」とのコラボ商品、『国産ほうれん草とベーコン』を発売した。  ベーコンをトッピングした国産ほうれん草(宮崎県産)の「ちぎりぱん」。食べたい量を食べたい分だけ食べられるように、手で簡単にちぎれる、野菜不足を感じている女性向けに考えられた商品。袋の裏側には「みんなのよい食プロジェクト」キャラクターの笑味(えみ)ちゃんが印刷されている。  JA全中は、8月31日の『やさいの日』を記念して、消費者が国産野菜に親しむことができるJAグループ初のオンラインイベントを今月1日から1か月間、共催のJA全農と、キユーピー㈱、シャープ㈱、フジパン㈱、mi...

日本各地の新鮮食材が貨客混載で届く拠点が新宿三丁目にオープン=三菱地所

 農業マーケティング企画・運営等を行う㈱アップクオリティと三菱地所㈱は協業し、日本各地から貨客混載で届く新鮮食材や地域の魅力が楽しめる賑わい拠点『バスあいのり3丁目テラス』(東京都新宿区新宿三丁目)を9月4日オープンする。  両社は、2018年7月から旅客用高速バスの空きトランクを活用した新しい地方特産品運搬の仕組み(=貨客混載)である「産地直送バスあいのり便」に取り組んできた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて日本各地の往来が縮小し、各地における農林水産物の販路も縮小している状況を踏まえ、『バスあいのり3丁目テラス』では、「産地直送バスあいのり便」で地方から都市に特産品を運ぶことで、...

バイオマスリサーチ社、北海道信連、農林中金が連携協定を締結

酪農・畜産業のバイオガスプラントを普及、営農体系の確立を支援  バイオマスリサーチ㈱(北海道帯広市、菊池貞雄代表取締役社長)、北海道信連(安友薫代表理事理事長)、農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)は25日、「バイオガスプラントの普及にかかる連携協定」を締結した。酪農・畜産業へのバイオガスプラントの普及を図り、持続可能な営農体系の確立を支援し、農業所得向上や地域活性化に貢献することをねらいとしたもの。  農水省が今年3月に策定した「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」には、乳製品の国内需要の高まりや国産利用率の引き上げを目途に、乳牛の頭数増加や乳量の拡大に取り組むこと、酪農家戸...

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