JA全厚連は19日、新型コロナウイルス感染症緊急対策本部を設置した。全厚連には自然災害を対象とした災害対策本部の設置規定はあるが、感染症に関しては現在規定にないため、中村純誠理事長発案で立ち上げたもの。中村理事長が本部長を務める。対策本部では、同感染症や行政の動向等に関する情報の収集のほか、防疫対策と各厚生連への支援策を検討する。 2020年2月22日
㈱農林中金総合研究所は20日、「2019~20年度改訂経済見通し」を公表、2019年度の実質GDP成長率は0・3%(2019年12月時点の同総研見通しとの比較では下方修正)、20年度は0・2%(2019年12月時点の同総研見通しとの比較では据え置き)と3年連続で潜在成長率を下回る低成長で推移すると予測した。 改訂経済見通しでは、「2019年10~12月期の実質GDPは消費税率引上げ、自然災害の発生、暖冬などの影響により、民間最終需要が大幅に減少したほか、世界経済の低調さを受けて輸出減も継続し、5四半期ぶりのマイナス成長となった」「足元1~3月期は、消費税増税で家計可処分所得が目減りした影... 2020年2月22日
タイ王国のソムキット・チャトゥシーピタック副首相は18日、東京・千代田区のDNビルを訪れ、農林中央金庫の奥和登理事長と会談した。ソムキット副首相がタイの財閥サハグループで取締役を務めていたことがあり、会談は同グループを介してセッティングされたもの。タイ側からはウッタマ・サーワナヨン財務相、シントン・ラーピセートパン在京タイ王国大使ら、農林中金からは松本恭幸常務執行役員らが同席した。 農林中金によれば、会談では、農林中金が資料に沿って日本農業経営大学校やアグベンチャーラボでの取組みを含む食農ビジネスの概要を説明するとともに、①農中総研による農業協同組合の成り立ち等にかかる講義、②日本農業経... 2020年2月22日
農水省は20日、同省で令和元年度鳥獣対策優良活動表彰式を開き、農林水産大臣賞の南会津町中荒井集落(福島/被害防止部門)と小諸市(長野/捕獲鳥獣利活用部門)のほか、農村振興局長賞の4団体・2個人を表彰した。 大臣賞に南会津町中荒井集落、小諸市=鳥獣対策優良活動表彰 伊東良孝副大臣は「野生鳥獣による農作物の被害は6年連続で減少しているが、依然、農作物の被害は農家の経営意欲を失わせるきっかけになり、被害金額以上に農村に深刻な影響を与えている。我が国の農山漁村を美しく活力あるものとして次代に継承していくためには、各地域の実情に応じて知恵や工夫を凝らした被害対策に取組み、鳥獣被害に負けない地域づ... 2020年2月21日
最優秀賞に日本農業㈱大西氏、㈱WONDERWOOD坂口氏 農水省は15日、農山漁村の地域資源を活かしたビジネスを対象としたピッチコンテスト「INACOME(イナカム)」ビジネスコンテストの決勝大会を開催した。昨年に引き続き2回目となる今回は、1月から2月にかけて東京・大阪・熊本・仙台の全国4か所で地方予選を行い、選抜された12社が決勝大会に進んだ。 15日には起業家によるプレゼンテーションが行われ、審査の結果、最優秀賞には日本農業㈱代表の大西千晶氏のビジネスプラン「農の入口と出口づくりで就農者を増やす!畑と人を繋ぐ『たんとスープ』で6次産業化」、㈱WONDERWOOD代表取締役の坂口祐... 2020年2月21日
家の光協会は2月18日、「共感の輪を広げ 育もう協同の心 高めよう協同の力」を大会スローガンに、福岡・福岡サンパレスホールで第62回全国家の光大会を開催。全国からJA女性組織、JAトップら2100名が参集した。 大会では、第70回「家の光文化賞」のJAいちかわ(千葉)、「家の光文化賞促進賞」のJAいがふるさと(三重)・JA鳥取いなば(鳥取)・JAふくおか八女(福岡)・JAみなみ筑後(同)、等を表彰した。 2020年2月21日
〈主な内容〉 ◎第62回「全国家の光大会」を福岡県で開催=家の光協会 家の光文化賞・促進賞、普及実績JAの表彰や記事活用体験発表等行う ◎奥農林中金理事長とソムキット・タイ副首相が会談 ◎全農が「国際植物防疫年2020オフィシャルサポーター」に認定 ◎スマイルサポーターの全国交流集会開き、情報を共有=JA共済連 ◎「新型肺炎リスクに身構える内外経済」=農中総研改訂経済見通し ◎全農が「日本カーリング選手権」に特別協賛、出場選手を国産農畜産物で応援 ◎「INACOME」ビジネスコンテストを開催=農水省 最優秀賞に日本農業㈱大西氏、㈱WONDERWOOD坂口氏 ... 2020年2月21日
日本農業法人協会の女性経営者を中心にした自主的研究会である「やまと凛々アグリネット」が14日、東京・大手町のJAビル内の農林中金会議室でセミナーを開催した。 テーマは、「私たちの経営改善・人材育成 実践型セミナー」。同ネットの川上志江会長(長野県・あずみ野エコファーム)が挨拶したあと、第1部「失敗から学ぶ農業法人の人材育成」として講演とパネルディスカッション。熊本県で養豚業を営む㈱セブンフーズ代表取締役の前田佳良子氏が「経営者も従業員も幸せな職場づくりを目指して~セブンフーズの奮闘記~」と題して自身の体験を語ったあと、農業ジャーナリストの青山浩子氏が報告。筑波大学生命環境系教授の納口る... 2020年2月20日
一般社団法人アグリフューチャージャパン(AFJ)が運営する農業経営者育成機関「日本農業経営大学校」は14日、都内で第6期生(2年生)による「卒業研究発表会」を開いた。3月末で卒業予定の14名が、同校で2年間学んだことの集大成として、自身が思い描く農業経営のビジョンに向けて、卒業後どこでどのような農業を実践するのか、具体的な採算性はどうか、どのように地域と社会に貢献するかなど、農業経営者としての今後のあり方も含めた計画を発表した。 堀口健治学校長は、学生一人ひとりの事業・経営計画を発表する最終の機会である同発表会の意義を強調し激励。学生たちは、看護師の経験を活かし農福連携の新たな可能性に挑... 2020年2月20日
農林中央金庫秋田支店はこのほど、秋田県農業法人協会若手会(=若手会)と共催で、パートナー研修会を開催した。 研修会は、将来の秋田県農業を担う県内の若手農業者同士の関係構築、農業経営における課題解決に加えて、次代を担う後継者の育成を目的としたもので、会員など約40名が参加した。 生産者と販売者の双方にメリットのある流通プラットフォーム「農家の直売所」を展開し、2016年に農業ベンチャー初の東京証券取引所マザーズ市場に新規上場した㈱農業総合研究所の代表取締役会長/CEOである及川智正氏が講師を務め、「ゼロから上場まで!~新しい農産物流通への挑戦~」と題して講演。現在のビジネスモデルに至っ... 2020年2月20日
「第66回JA全国青年大会」(主催=JA全青協)2日目の19日に行われたパネルディスカッション「農業に未来はあるのか?~本音で語る農政トーク!!」では農政活動の意義や重要性を改めて考えようと、スマートフォンアプリケーションを使用して、会場の参加者にアンケート質問を投げかけ、回答結果をもとに展開された。 2020年2月20日
〈主な内容〉 〈この人に聞く〉片倉コープアグリ㈱代表取締役社長 野村 豊氏 創立100周年 その歩みと今後の事業展開 JA全国青年大会2日目 「農政活動」をテーマにパネルディスカッション 「政治、農政を確認する機会になれば」と今野会長 全中会長賞に熊本・原田氏、千石記念賞に北海道・JA中札内村青年部 令和元年度JA全青協活動報告 ◎三大都市圏の「関係人口」は1000万人超=国交省調査 企業情報 片倉コープアグリ 刊行物 自分に合った終の住処の選び方ハンドブック 2020年2月20日
全国農協観光協会が2月15日、東京・千代田区の一ツ橋ホールで「第31回民俗芸能と農村生活を考える会」を開催。長野県松本市奈川地区(旧奈川村)の紹介と、明治末から伝承されている「奈川獅子」を公演した。民俗芸能愛好家など250名が来場した。 公演は獅子舞と獅子頭を被らない手踊りの2つ。「ぎおんばやし」「きよもり」「よしざき」「ししごろし」と舞は徐々に激しさを増し、討ち取った獅子が息を吹き返す「きりかえし」、とどめを刺す「なぎなた」と続く勇壮な演舞に会場から大きな拍手が送られていた。 2020年2月19日
〈主な内容〉 JA全国青年大会初日 「Time to Go~さあ行こう!」スローガンに1500人参集 「新たな時代に全国6万人の仲間の力を」と今野会長 全青協次期会長に福岡・田中理事が立候補 ◎第6期生が自らの経営計画を披露、日本農業経営大学校が「卒業研究発表会」 ◎米マッチングフェアを大阪・東京で開催=全国農業再生推進機構 ◎就農希望者奨学金受賞者4氏を決定=報農会 ◎園芸振興松島財団が6件に研究助成金、2件に特別助成 ◎女性農業経営者たちが経営改善・人材育成でセミナー ◎次期基本計画へ園芸のあり方等の対応方向示す=農水省 ◎自動野菜収... 2020年2月19日
山形県庄内地方で街づくり事業を展開するヤマガタデザイン㈱(鶴岡市、山中大介社長)はこのほど、東京農工大学発のベンチャー「有機米デザイン㈱」(東京都小金井市)を設立し有機米栽培の生産性向上に向けた共同研究を本格的に開始した。 共同研究では、農工大が開発した食用米を利用し、多収かつ食味の良い、有機米の栽培技術確立に向けて取り組む方針。得られた成果はヤマガタデザインが行う有機米の栽培に活かしていくほか、4月に開校する鶴岡市立農業経営者育成学校の研修生にも還元するという。同時に有機米の栽培における除草の省力化という課題に対して、ロボット技術での解決を目指す。 2020年2月18日
全国農協観光協会が2月15日、東京・千代田区の一ツ橋ホールで「第31回民俗芸能と農村生活を考える会」を開催。長野県松本市奈川地区(旧奈川村)の紹介と、明治末から伝承されている「奈川獅子」を公演した。民俗芸能愛好家など250名が来場した。 公演は獅子舞と獅子頭を被らない手踊りの2つ。「ぎおんばやし」「きよもり」「よしざき」「ししごろし」と舞は徐々に激しさを増し、討ち取った獅子が息を吹き返す「きりかえし」、とどめを刺す「なぎなた」と続く勇壮な演舞に会場から大きな拍手が送られていた 2020年2月18日
〈主な内容〉 ◎ASFはニホンイノシシにも感染すること発表=農研機構 試験では6日間で4頭中3頭死亡、全頭で急性型の病変も ◎「西尾の抹茶」のGI登録を削除 ◎次期基本計画へ畜産生産のあり方等の対応方向示す=農水省 ◎地域づくりの優良事例発信サイト「農山漁村ナビ」リニューアル=農水省 ◎全農提供ラジオ番組にJA役員出演が200人到達、自己改革を全国に発信 ◎「民俗芸能と農村生活を考える会」で松本市「奈川獅子」を紹介=全農観 ◎食品ロス削減へ「持ち帰り」アイデアを募集=農水・環境省、消費者庁等 ◎「CO・OP×レッドカップキャンペーン」募金贈呈式を開く=日本生協連... 2020年2月18日
井関農機㈱は14日、2019年12月期(2019年1月~12月)決算〔連結〕を発表した。 売上高1498億99百万円(前期比3・9%減)、営業利益27億45百万円(同13・6%減)、経常利益11億8百万円(同57・8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億23百万円(同33・7%減)と減収減益。期末配当は30円とした。 同社では2019年12月期について、「国内農業環境は、担い手への農地集積や畑作・野菜作への作付転換など農業の構造的な変化が進む中、農機市場は消費増税に向けた駆込み需要が見られたものの、基本的には横ばいで推移。当社グループでは、国内においては新商品の投入や顧客対応の... 2020年2月17日
全国農業再生推進機構とJA全中が2月14日、東京・大手町のJAビルで「需要に応じた生産に向けたフォーラム」を開催。米における需給環境の変化やマーケットインの観点から、水田フル活用を通じて需要に応じた生産に取組むとともに、消費者ニーズをふまえた米づくり、マッチングをすすめていくことが必要なことから、都道府県再生協議会とJAグループが連携をはかり、生産者・実需者の主体的な取組を促進しようというもの。全国組織会員など約50名が参加した。 2020年2月17日
〈主な内容〉 ◎全中等が「需要に応じた生産に向けたフォーラム」開催 県再生協とJAグループの連携で生産者・実需者の取組促進へ ◎新監事に伊藤氏=農林中金(6月24日付) ◎新型コロナウイルスで中国産野菜輸入等は「予断を許さない状態」と農相 ◎「日本オープンイノベーション大賞」農林水産大臣賞受賞者決まる 『食・原料の安全・安心』を担保するためのAI食品原料検査装置 ◎次期基本計画に環境政策と一体化した農業盛り込む提言=持続可能な農業創る会 ◎次期基本計画へ品目ごとの生産のあり方等の対応方向=農水省 製品紹介 防虫ネット「虫無視(ムシムシ)ネット」 技術情報 ... 2020年2月17日