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農林中金千葉支店が「第1回トレーニー交流会」を開催

2020年3月18日

 農林中央金庫千葉支店(宮之原雅一支店長)はこのほど、JAトレーニー制度修了者を対象としたトレーニー交流会を初めて開催した。交流会には、現役トレーニーを含め県内JAの金融・営農担当職員18名が参加した。 同交流会は、トレーニー修了者間・対農林中央金庫間でのネットワーク構築や、トレーニー修了後の継続的な「学び」の動機付け、今後もトレーニー制度を効果的に運用するための意見集約等を目的に開催。交流会では2020年度の施策や事務手続にかかる改正事項の共有のほか、「効果的な営業活動、部門間情報連携の強化に向けて」をテーマにしたグループディスカッションを実施。グループごとに所属JAの現状分析や改善策の検討を行うなかで、新規取引先を獲得するためのポイントや、本支店間および他部門等と効果的に協働していく方法、日ごろ営業活動を行うなかでの成功事例・失敗事例等を共有した。

 参加者からは「同じトレーニー修了者としてJA間の垣根を越えた横の繋がりができたことや、他JAの優良事例を学ぶことができたことが非常に有意義だった、今後も継続的に開催してほしい」との意見があがった。

《JAバンク千葉トレーニー制度》 農林中央金庫千葉支店は、農業融資伸張のための人材育成を目的に、2016年度より「JAバンク千葉農業金融トレーニー制度」を創設。2017年度からは住宅関連会社営業を担う人材育成のための「JAバンク千葉住宅ローントレーニー制度」も併設し、2020年2月末時点で累計18名の職員をJAから受入れ。2020年度からは現行の制度を一部見直しのうえ、JAの派遣ニーズに柔軟に対応する体制を構築し、JAの貸出実施体制整備・強化をサポートすることとしている。

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