農林中金総合研究所が9月16日、「持続可能な農業・地域社会に向けて~コロナ禍を踏まえて」をテーマに、設立30周年記念 記者等懇談会を東京・大手町のアグベンチャーラボで開催。新型コロナウイルス感染症を踏まえ、オンライン形式で行われた。 2020年9月24日
野上浩太郎農相は17日、農水省で就任記者会見を行い、これまでの農政の改革を確実に実施することで、引き続き農林水産業の成長産業化と地域の活性化、食料安全保障の強化、食料自給率の向上を目指す姿勢を強調、「若者が将来を託すことができるような農林水産業に向けて取り組んでいきたい」と意気込みを語った。会見での発言概要は以下の通り。 《農政の課題への対応》 日本の農林水産業は国民に食料を安定的に供給すること、さらには食品産業等の関連産業とともに地域の経済を支えている。高品質な農林水産物や食品、あるいは世界に評価される和食、また美しい農山漁村の風景は成長の糧となる大きな潜在力である。一方で、農林... 2020年9月18日
16日に成立した菅内閣の農林水産大臣に野上浩太郎氏(自民・参・富山)が就任した。 野上農相は、慶應大商学部卒。1992年三井不動産㈱入社、1999年富山県議会議員初当選、2001年参議院議員初当選(当選3回)。財務大臣政務官、文教科学委員長、国土交通副大臣、内閣官房副長官、党では副幹事長、国土交通部会長代理、財務金融部会長代理、組織運動本部副本部長などを務めた。1967年生れ。 菅内閣発足、野上農林水産大臣就任で中家全中会長が談話 JA全中の中家徹会長は16日、菅内閣の発足、野上浩太郎農林水産大臣の就任にあたり、以下の談話を発表した。 「このたびの菅内閣が発足されました... 2020年9月17日
公明党農林水産部会は9月10日、農水省に令和3年度予算概算要求等に向けた重点政策を要請。同部会として重点要望を取りまとめたもので、「食料安全保障・食料自給率・自給力の向上」など4つの施策について、所要の予算確保等を求めた。谷合正明部会長が江藤拓農相に要請書を手渡した。 2020年9月16日
「G20農業・水大臣会合」が12日、テレビ会議形式で開催され、日本からは江藤拓農林水産大臣と佐々木紀国土交通大臣政務官が出席。今回の会合では、コロナ禍の下で各国が取り組むべき諸課題への対応について議論が行われた。 〔写真提供:農水省〕 2020年9月15日
日本施設園芸協会は9月3・4日の両日、佐賀県の武雄市文化会館で「施設園芸新技術セミナー・機器資材展in佐賀」を開催。九州農政局・佐賀県・武雄市が後援、JAグループ佐賀園芸特産振興協議会など11団体の協賛。 「施設園芸・植物工場における先進技術と九州(佐賀県)の地域農業を支える施設園芸」をメインテーマに、技術開発の成果の講演や生産現場からの報告が11課題あり、施設生産・経営に関わる新技術・新商品を提供するメーカー24社が展示を行った。 佐賀県をはじめ九州各県や東日本から、施設園芸生産者、JA関係者、普及指導員、関連企業の担当者が2日間で延べ約600名が参加。会場は新型コロナウイ... 2020年9月14日
JA全中の中家徹会長らJAグループ全国連代表が9月10日、江藤拓農相に、令和3年度農業関係予算に関する要請。全中からは中家会長のほか、金原壽秀・菅野孝志両副会長、馬場利彦専務理事、JA全農からは菅野幸雄経営管理委員会会長、JA共済連からは青江伯夫経営管理委員会会長、JA全厚連からは山野徹経営管理委員会会長が出席した。 2020年9月11日
一般社団法人全国農協観光協会は9日、臨時総会開き、理事・監事の選任に関する件など3議案承認。その後の理事会で、代表理事会長に櫻井宏氏、副会長理事に篠原末治氏を新たに選任した。 2020年9月10日
江藤拓農相が9月4日、日本学校農業クラブ連盟会長の冨智尋さんと同副会長の石井口泰嘉さんに激励状を授与。今年10月に開催が予定されていた「第71回日本学校農業クラブ全国大会(静岡大会)」が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されることになったことを受け、農業や地域のために主体的な学習である農業クラブ活動を継続し、農業や食に関わる仕事を志す農業高校生を励ますため、江藤農相から全ての同連盟加盟校に「激励状」が贈られることになったもの。 2020年9月8日
JA全厚連の中村純誠理事長が9月4日、自民党の「農民の健康を創る会」に対し、新型コロナウイルス感染症対策に関わって、緊急包括支援交付金の適正配分などを要請。要請は、同じく公的医療機関である日本赤十字社、社会福祉法人恩賜財団済生会が協議し、3団体共通の要望事項。 2020年9月7日
自民党農林・食料戦略調査会、農林部会が9月3日、合同会議開催。令和3年度予算概算要求の主要事項について農水省から説明を受けた。各省庁が提出する概算要求の期限は例年8月末だが、3年度については、政府、与党、地方など多くの関係者の作業の負担を極力減らす観点も踏まえ、要求期限を1か月遅らせ9月30日としていた。 農水省が示した主要事項案は、「新型コロナウイルス感染症と共存する生活・生産様式への転換が求められる中で、地方での就農・定住促進、食と農への理解醸成、リモート化・デジタル化、セーフティネット対策の強化等を図るとともに、国民生活に不可欠な食料の安定供給や国土の保全等の役割を持続的に... 2020年9月4日
JA福島五連の菅野孝志会長が8月28日、江藤拓農相に「被災地域における営農再開促進と広域的な高付加価値産地形成への支援」に関して要請。東日本大震災農業生産対策交付金等の継続と十分な予算確保など以下の4項目を求めた。 2020年9月3日
農水省が9月1日、「農林水産省緊急自然災害対策本部」を開催。「防災の日」に合わせ、防災意識の高揚と防災体制の整備に一層努めることが目的。 2020年9月2日
JA全中が8月30日、「やさいの日」(8月31日)を記念して子どもたちが一斉にオンライン上でトマトの収穫体験を行う「おうちで収穫体験」を開催。抽選で当選した全国100名の子どもたちに事前にミニトマトの苗を送り、その間各家庭で育てたトマトをみんなで収穫しようという試み。当日は、東京・大手町のアグベンチャーラボと各家庭をオンラインで繋ぎ、ミニトマトの苗を育てた埼玉・濱野園芸の濱野力さんが、子どもたちのミニトマトを見ながら、育てるコツや収穫の方法などをアドバイスした。 収穫体験の後には、科学のことをおもしろく・わかりやすく伝えるサイエンスアーティストの市岡元気さんによる「野菜実験」... 2020年9月1日
農水省とパラオ共和国天然資源・環境・観光省が8月27日、テレビ会議を開催。今後同国との農業・食関連産業分野の協力について意見を交わした。 2020年8月31日
農水省が8月27日、Go To Eatキャンペーン事業に関わって各県知事とのWeb意見交換会。同キャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外出の自粛等の影響により、甚大な影響を受けている飲食業に対し、期間を限定した官民一体型の需要喚起を図る取組み。農水省では同事業のうち、食事券発行委託事業は、事業対象となる地域から意見を聴きながら進めていくこととし、江藤拓農相、塩川白良食料産業局長と、大野元裕(埼玉)・花角英世(新潟)・長崎幸太郎(山梨)・吉村洋文(大阪)・鈴木英敬(三重)各府県知事が意見交換した。 2020年8月28日
JA全農が8月26日、都内で和牛消費拡大施策記者発表会「和牛サミット」を開催。「8月29日は焼肉の日」キャンペーン概要を説明した。また、タレント・辛坊治郎氏(写真左)を進行役に生産者や消費者団体などによるトークショー「生産者・小売店・飲食店が語る和牛の今と課題解決」が行われ、農水省生産局畜産部食肉鶏卵課・廣岡亮介需給対策室長、㈱ヤザワミート・稲田智己代表取締役、㈱ミヤチク・黒木博常務取締役、小川牧場・小川博信氏、コープデリ生協連・小川明彦生鮮調達畜産部次長がリモート参加してコロナ禍における畜産生産者の現状、和牛の魅力、今後の消費拡大に向けた現状と課題をそれぞれの立場で報告した。 2020年8月27日
農水省は9~10月を重点期間とする「秋の農作業安全確認運動」の開始に当たり8月19日、「農作業安全確認運動推進会議」を開催。関係団体が一堂に会し、農作業安全対策の情報交換を行うとともに、運動の連携強化及び効果的な推進を図るためのもの。江藤拓農相は「これだけ機械が発達しても、農作業の現場では事故に遭う方の数が増えている。今後の農業が若者にとっても取り組みやすい、そして成長産業とするためにも解決すべき課題だ。皆さんのお知恵を借りながら取り組んでもらいたいし、我々も取り組みたい」と語った。 2020年8月24日
JAグループ全国4連(JA全中、JA全農、JA共済連、農林中金)が8月19日、各組織のイメージキャラクター等から寄せられた、新型コロナウイルス感染症の治療等に従事する全国のJA厚生連役職員に向けた「感謝・応援メッセージ」の贈呈式を東京・大手町のJA全厚連で開いた。贈呈式では、4人のキャラクターのメッセージ「JA厚生連で働く皆様へ」を収めたパネルが、全中の石堂真弘常務から全厚連の中村純誠理事長に手渡された。 メッセージを寄せたのは、JAグループサポーターの林修さん(全中)、全農所属卓球日本代表選手の石川佳純さん(全農)、JA共済イメージキャラクターの仲間由紀恵さん(JA共済連)、J... 2020年8月20日
JA共済連が8月7日、「献血活動×花いっぱいプロジェクト」を実施。献血者が減少し、輸血用の血液が不足していることから、JA共済ビル近隣住民・勤務者を対象とした献血活動を行った。また、当日は「花の日」にあたることから、農水省の「花いっぱいプロジェクト」に賛同し、コロナ禍で花卉の需要が減少している花卉農家を応援するとともに、参加した献血者と日本赤十字社に感謝の気持ちを込めて「花」が贈られた。〔写真提供:JA共済連〕 2020年8月19日