日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

「新型コロナウイルスに関する農林水産省対策本部」発足

 安倍首相は30日、国会内で「新型コロナウイルス感染症対策本部」を開いた。農水省も同日、〝省内の緊密な連携を確保し省一体となって対応〟するため江藤農相を本部長とする「新型コロナウイルスに関する農林水産省対策本部」を立ち上げた。

移転 |JA香川中央会

 JA香川中央会は、「香川県JAビル」の新築工事完了に伴い左記に事務所を移転し、2月3日から業務を開始する。 住 所 高松市寿町1―3―6(香川県JAビル7階)  電 話 087―825―2503(変更なし)  FAX 087―826―1085(変更なし)

農林中金福島支店が相馬地方森組と連携、新地町へ木製品を寄贈

 農林中央金庫福島支店は、相馬地方森林組合と連携し、新地町に昨年12月に開園した釣師防災緑地公園へ震災前の地区内の様子をかたどったジオラマを展示する展示台、野外用テーブルベンチ2セットを寄贈した。  釣師地区は、東日本大震災による津波で防波堤が破壊され、地区全域が流出・全壊し、壊滅的なダメージを受けた。震災後は災害危険区域に指定されていたが、町が買い上げ、津波の勢いを和らげる効果を持つ防災緑地公園として整備した。また、管理棟内には震災前の当地区の様子を復元したジオラマを展示するなど震災前の様子を後世に残していく施設としての一面も併せ持つ。  このほど行われた目録の授与式に、新地町からは大堀...

「施業高度化サミット」開き森林の集約化施業等のノウハウを共有=農中・全森連

 農林中央金庫と全森連は27・28の両日、都内で「第7回施業高度化サミット」を開催した。同サミットは、農林中金が創立80周年事業として創設した「公益信託 農林中金80周年森林再生基金(FRONT80)」、26年度からの後継基金である「公益信託 農林中金森林再生基金(農中森力基金)」の助成を受けて先駆的な取組を行っている森林組合が一堂に会し、森林の集約化施業等のノウハウを共有するための催し。基金助成先の森林組合・連合会、非助成先の森林組合等から約80名が参加した。  全森連の肱黒直次代表理事専務と農林中金の岩曽聡常務執行役員がそれぞれ主催者挨拶した。  肱黒氏は「森林環境税及び森林環境譲与税...

代表取締役専務に尾嶋氏=クミアイ化学工業

 クミアイ化学工業㈱(小池好智代表取締役社長)は30日に開いた株主総会・取締役会で、同日付で代表取締役専務に尾嶋正弘常務取締役を新たに選任するとともに、2月10日付で組織改編〔後掲〕を行うことを決めた。柿並宏之代表取締役専務は退任した。  ▽尾嶋正弘(おじま・まさひろ)氏=神戸大農卒。1982年全農入会。肥料農薬部農薬課長、2011年クミアイ化学工業営業本部副本部長。取締役営業本部長、常務取締役営業本部長、同化学品営業本部長、同生産資材本部長などをつとめ、2020年1月代表取締役専務生産資材本部長。富山県出身。  1月30日付、2月10日付の役員、部室長等の人事は以下の通り。  〔1月3...

食品業界団体が賀詞交歓会

◆日本惣菜協会が賀詞交歓会・新春セミナー◆  日本惣菜協会は29日、東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京で賀詞交歓会・新春セミナーを開催、全国から約730名の会員・関係者が集った。  冒頭、佐藤総一郎会長は「設立40年という歴史の中で惣菜市場は大きく変化・成長し、今では10兆円を超え、国民の食生活に欠かせない重要な産業となった」等と挨拶。来賓挨拶では、江藤拓農林水産大臣(塩川白良食料産業局長代読)、林芳正参議院議員(元農水大臣)が登壇し業界の発展を祈念したほか新規の会員が紹介された。乾杯では、取引先メーカー等を代表して、中野祥三郎キッコーマン食品社長が挨拶し音頭をとった。  新春セ...

「ごはんバーガー」3種を期間限定で販売=日本マクドナルド

 日本マクドナルド㈱は、毎日17時から閉店までの時間帯に販売する「夜マック」の新商品として、『ごはんてりやき』(390円)、『ごはんベーコンレタス』(410円)、『ごはんチキンフィレオ』(410円)のごはんバーガーシリーズ3商品を、2月5日から5月中旬にかけて全国のマクドナルド店舗で期間限定で販売する。  「ごはんバーガー」は、定番バーガーの具材や味付けはそのままに、バンズを特製のごはんバンズに変えた商品。ごはんバンズは100%国産米を炊き上げて香ばしい醤油風味に仕立てた。

水稲用除草剤「ジャンダルムMXシリーズ」等新規3製品を市場投入=シンジェンタ

 シンジェンタジャパン(的場稔社長)は、水稲用除草剤「ジャンダルムMXシリーズ」、園芸用殺菌剤「アクティガード顆粒水和剤」、園芸用殺菌剤「オロンディスウルトラSC」の新規3製品を市場投入する。 ジャンダルムMXシリーズは、高葉齢ノビエに効果の高い「ピリフタリド」、SU抵抗性雑草に卓効を示す「メソトリオン」、多年生広葉雑草に効果を高い「ピリミスルファン」の3成分を配合した水稲用初・中期一発処理除草剤で、1キロ粒剤、豆つぶ250剤、ジャンボ剤の3製剤をラインナップ。1月20日から販売を開始した。  ジャンダルムMXシリーズの特長のひとつは、移植時(1キロ粒剤のみ)からノビエ3・5葉期までの幅広い...

人事|協友アグリ

 協友アグリ㈱(天野徹夫代表取締役社長)は29日、定時株主総会・取締役会を開き、取締役〔非常勤〕に山田正和JA全農耕種資材部次長を新たに選任した。

JA全農が「ゆめファーム全農SAGA」の開所式

JA全農が「ゆめファーム全農SAGA」の開所式

 JA全農は24日、1ha規模の大規模ハウスでキュウリの多収栽培を実証する「ゆめファーム全農SAGA」の開所式を佐賀市内で行った。全農が自ら園芸施設を運営し、技術や経営の実証と人材育成に取り組む「ゆめファーム全農」プロジェクトの一環で、栃木のトマト、高知のナスに続く3か所目の施設。面積1haのハウスを土耕栽培区と養液栽培区に分け、それぞれ反収45t、50tをめざす。  地元の佐賀市、佐賀県農業協同組合(JAさが)と包括連携協定を結び、資源循環型農業、得られた技術の普及・拡大、担い手・指導人材の育成、雇用創出・地域活性化にも取り組む。  開所式には全農の野口栄専務、JAさがの中村直己...

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日刊アグリ・リサーチ 2020年1月30日(木)

〈主な内容〉 ◎農水省企画部会で次期基本計画の「基本的な考え方」議論  「農業・農村の持続可能性の確保」が次期計画のテーマ ◎ゆめファーム全農SAGA開所、1haの大規模ハウスでキュウリの多収技術を実証 ◎家伝法一部改正法が可決=衆院本会議 ◎「シニア世代の新規就農に向けた農業研修支援事業」の募集を開始 ◎“災害に向かい合う”テーマに日本共済協会がセミナー ◎令和元年産乾椎茸秋子生産量を130tと推定=全農 ◎農業法人投資育成事業に新たに1件承認=農水省 人事  協友アグリ 企業情報  シンジェンタジャパン/日本マクドナルド ホット・ポイント  「CNF」を知...

日本生協連が、本田英一代表理事会長、嶋田裕之代表理事専務、藤井喜継専務理事が出席し新年記者会見

日本生協連が新年記者会見

 日本生協連が1月24日、本田英一代表理事会長、嶋田裕之代表理事専務、藤井喜継専務理事が出席し新年記者会見。  本田会長は、昨年を振り返って、多発した自然災害に対し全国の生協が助け合いの組織として力を発揮したこと、高齢者や子育て世代を地域で見守る活動や、環境・人・社会に配慮したエシカル消費に対応した商品の普及など、『コープSDGs行動宣言』に沿った取組みが大きく広がってきている、ことを報告した。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年1月29日(水)

〈主な内容〉 ◎日本公庫が平成30年農業経営動向分析結果まとむ  耕種、畜産いずれも売上高は横ばい、減益 ◎野菜価格の下落で「消費拡大PJ」を展開=農水省  「野菜生産農家の経営安定」に寄与と江藤農相 ◎日本生協連が新年記者会見開き今後の取組等を説明  「他協同組合等と連携を広げ地域の課題解決」と本田会長 ◎農林水産政策研究所が「農業イノベーションシステム」テーマにシンポ ◎全農とUHA味覚糖が「完熟かぼす」を使ったグミを発売 農業関連団体が賀詞交歓会 JF/日本炊飯協会、等 人事  クボタ 企業情報  トヨタ自動車 製品紹介  収穫後に取り外しやすい誘引結...

JAアクセラレーター説明会、第2期は農食の高度化・効率化等に注力

 JAグループのイノベーションラボ「AgVenture Lab」(荻野浩輝代表理事)は21日、「JAアクセラレーター第2期」募集の説明会を同ラボで開催した。新しいアイディアやテクノロジーにより農業・地域社会の課題を解決し、革新的な商品・サービスを創造する起業家・事業家を募るもので、170名を超える応募希望者が参集した。荻野代表理事は挨拶で「われわれは農業、食、地域の暮らしの周りにある社会課題の解決にプライオリティを置いている」「同じ志をもったスタートアップ企業の皆さんと一緒に働き、JAグループのアセット(経営資源)を使って支援したい」と話した。  JAアクセラレーター第2期の注力領域は①農業...

旭酒造が山田錦の品質を決めるコンテストを開く

 「獺祭」の蔵元である旭酒造㈱(山口県岩国市)はこのほど、山田錦の品質を決めるコンテストを開き、「グランプリ」「準グランプリ」「優秀賞」の3名を決定した。  全国の生産者から2019年に収穫する「獺祭」の原料米となる山田錦を出品してもらい、その品質を審査したもので、エントリー数160、出品数45点の中から、▼グランプリに栃木・山田錦栽培研究所の坂内義信氏、▼準グランプリに兵庫・藤田山田錦部会の藤原健治氏、▼優秀賞に栃木・山田錦栽培研究所の白井勝美氏の山田錦が選ばれた。それぞれ50俵が2500万円、1000万円、500万円で買い取られる。  受賞者は「このお金は、さらに来年質のいい山田錦がと...

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JA共済連が書道・交通安全ポスターコンクール表彰式

JA共済連が1月24日、東京・平河町のJA共済ビルで令和元年度JA共済全国小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール表彰式を開催。最優秀賞の「大賞」にあたる書道16点、交通安全ポスター12点の受賞者を表彰した。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年1月28日(火)

〈主な内容〉 今日の人 協同乳業代表取締役社長の 後藤正純さん ◎政府が「ムーンショット型研究開発制度」の6目標を決定  食農分野では「持続的な食料供給産業創出」など ◎最優秀賞に福井・JAテラル越前村岡青壮年部=手づくり看板コン ◎書道・交通安全ポスターコンクール表彰式開く=JA共済連 ◎生協全体のレジ袋削減率は82%、レジ袋3.9億枚を削減=日本生協連調べ ◎パルシステムが「パルシステム給付型奨学金」を創設 ◎JAアクセラレーター説明会、第2期は農食の高度化・効率化等に注力 農業関連団体が賀詞交歓会  食糧懇話会 企業情報  旭酒造 行事日程  今週の農...

農林中央金庫がJAバンク担い手金融リーダー全国大会開催

農林中央金庫がJAバンク担い手金融リーダー全国大会開催

農林中央金庫が1月23・24の両日、千葉県内のホテルで第15回JAバンク担い手金融リーダー全国大会を開催。総合事業力の一層の発揮をテーマに、信用部門職員とTAC(営農経済部門職員)が基調講演やグループ討議等を通じて、JAでの事業間連携により農業者の課題の解決力向上を図ることを目的としたもの。JAバンクの農業金融推進の実務リーダーである「担い手金融リーダー」や全国各地のJAのTAC、JA全中・JA全農・農水省等関係団体から約240名が参加した。

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日刊アグリ・リサーチ 2020年1月27日(月)

〈主な内容〉 ◎JAの生産者対応力強化と営農・経済事業の収益力向上へ  全国連一体でのJA支援がめざすもの  農林中央金庫 中島隆博常務執行役員 ◎沖縄県をCSFワクチン接種推奨地域に設定=農水省  発生地域から離れた北部、南部から開始し中部地域へ ◎総合事業力の一層の発揮へ担い手金融リーダー全国大会開く=農中 ◎全中がJA経営マスターコース研究会・総会を開催 ◎JA貯金残高12月末は前年同月比0.8%増の105.5兆円 ◎客員研究員を増員し発信力の強化図る=農林水産政策研究所 技術情報  画像の特徴を可視化できる新しいAIを開発 ホット・ポイント  地域に吹...

客員研究員を増員し発信力の強化図る=農林水産政策研究所

 農林水産政策研究所(神山修所長)は昨年12月、新たに4名の客員研究員(総合)を委嘱した。客員研究員は、農林水産政策研究に対する助言・提言や、食料・農業・農村に関わるテーマで講演などを行う。  同研究所では、これまで多様な分野の第一線で活躍する外部専門家3名を客員研究員(総合)として招聘し、幅広い分野から農林水産政策研究の促進を図ってきた。今回新たな専門家を迎えることで、発信力の一層の強化を図る。  新たに客員研究員(総合)の委嘱を受けたのは以下の4氏。  ▼大江正章 ㈲コモンズ代表/聖心女子大学非常勤講師/日本農業経営大学校非常勤講師〔研究分野=農業一般、地域づくり/主な関心領域=有機...

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