日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

フォトニュース

農業界(農業関連団体・農業関連企業、農水省等府省庁、農業協同組合関連団体・企業・農業大学、地方公共団体など)のニュースのニュースを写真で紹介しています。

農業界の注目のニュースはこちら、農業界の人事ニュースはこちら

記事中の画像をクリックすると、画像が大きくなります。

アイキャッチ

農水省が六本木でフードシフトイベント開催

 農水省が10月29・30の両日、東京・六本木ヒルズアリーナで「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2022」を開催。同省が令和3年度から実施している、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環。  会場では、Z世代と呼ばれる若者たちが中心となったブースが多数設置された。また、農業女子プロジェクトによるマルシェ(左)、ウッド・チェンジのPRなどのほか、フードシフトを実践する生産者・小売・加工他関連事業者が、マルシェを行った。さらに、小松菜やほうれん草などの種植え体験コーナーが設けられ、子どもをは...

アイキャッチ

食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会が初会合

 農水省が10月18日、「食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会」の初会合を開催。食料・農業・農村基本法の検証・見直し検討を行った。  同部会は9月の「食料・農業・農村政策審議会」に対し「食料、農業及び農村に係る基本的な政策の検証及び評価並びにこれらの政策の必要な見直しに関する基本的事項に関すること」が諮問されたことを受け、設置されたもの。  部会では、「食料の輸入リスク」に関して、農水省からの情勢報告、丸紅㈱代表取締役副社長執行役員生活産業グループCEO・寺川彰氏、㈱農中総研執行役員基礎研究部長理事研究員・平澤明彦氏に対するヒアリング等が行われた。

アイキャッチ

全中・全国農政連がJAグループ基本農政確立全国大会を開催

 JA全中、全国農政連が10月14日、東京・千代田区の砂防会館でJAグループ基本農政確立全国大会を開催。今後の力強い農政推進にあたり、JAグループの意思結集・反映をするためのもの。会場とオンラインで4000名超が参加した。  大会では、全中・中家徹会長が主催者挨拶するとともに、代表要請。与党政策責任者として参加した自民党・江藤拓総合農林政策調査会長、同・森山食料安全保障に関する検討委員長、公明党・稲津久農林水産業活性化調査会長が要請への対応を含めた挨拶をした。また、JA釧路太田・徳田善一組合長、JA愛知中央会・長谷川浩敏会長による意見表明、JA全青協・佐藤崇史会長が音頭をとりガンバ...

アイキャッチ

鹿児島全共開催、名誉賞に鹿児島(種牛)、宮崎(肉牛)

 全国の優秀な和牛を5年に一度、一堂に集めて改良の成果やその優秀性を競う大会「第12回全国和牛能力共進会(鹿児島全共)」(主催=全国和牛登録協会)が10月6日から10日までの5日間、鹿児島県内で開催。過去最多となる41道府県から438頭の牛が出品され、「和牛のオリンピック」にふさわしい熱戦が繰り広げられた。5日間にわたる会期中、会場では「和牛フェスin鹿児島2022」も行われ、30万人超が来場した。  第1区から第8区及び特別区の各区における優等賞首席(1位)には、褒章として農林水産大臣賞を、大臣賞の中から「種牛の部」「肉牛の部」毎に、最も優れたものに内閣総理大臣賞が授与...

アイキャッチ

食料・農業・農村政策審議会が基本法の検証を開始

 農水省が9月29日、食料・農業・農村政策審議会を開き、農業基本法の検証を開始。〈このニュースの動画へ〉  審議会では、野村哲郎農相が「食料、農業及び農村に係る基本的な政策の検証及び評価並びにこれらの政策の必要な見直しに関する基本的事項に関すること」を諮問し、大橋弘審議会長に諮問書を手渡した。これを受け審議会は、「基本法検証部会」の設置を決定した。また、農水省から現行の基本法の概要や、農業・農村等を取り巻く状況の変化などが報告された。  同検証部会は、農相の諮問に関する事項の調査審議を行う。農水省によれば、10月半ばに第1回目の会合を行い、月2回の頻度で開催、1年かけて審議を行うこ...

アイキャッチ

全農が子実とうもろこし大規模実証の収穫見学会を開催

 JA全農は9月13日、宮城県大崎市のJA古川管内で子実とうもろこし大規模実証の収穫見学会を開催した。国産の飼料原料生産、水田転作・輪作の新たな品目として注目を集めていることもあり、地元生産者をはじめ、東北から東海地域のJA関係者ら200名が参加した。<このニュースの動画へ>  全農は今年春からJA古川の大豆生産組合を中心にした31経営体の圃場91.5haで、大豆との輪作作物として子実とうもろこしの実証を行っている。施肥・機械・防除の栽培体系、収穫後の乾燥・調製・輸送、飼料原料適性試験を複数年実施して全国での栽培、普及を目指す。  この日収穫を行ったのは、富長生産組合が栽培する3筆...

アイキャッチ

みどりの食料システム戦略本部を開催

 農水省は8月31日、「みどりの食料システム戦略本部」を開催。同本部は、生産から消費までサプライチェーンの各段階において、新たな技術体系の確立と更なるイノベーションの創造で、日本の食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」について策定・推進するため令和2年12月に設置。野村哲郎農相の本部長体制となってから初開催となる。「『みどりの食料システム戦略』の実現に向けた政策の推進」をテーマに行われた。

アイキャッチ

農水省が来庁者と職員向けに野菜摂取量を見える化する取組み実施

農水省が9月30日まで、来庁者と省内職員向けに野菜摂取量を見える化する取組みを実施。野菜の日に関する特別企画として、手指のカロテノイドの測定で日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器「ベジチェック」を本館正面玄関に設置。勝俣孝明農林水産副大臣が機器を使用して測定した。

アイキャッチ

第2次岸田改造内閣の新農林水産大臣に野村哲郎氏

 10日に成立した第2次岸田改造内閣の農林水産大臣に野村哲郎氏(自民・参・鹿児島)が就任した。  野村哲郎農相は同日、農水省で就任記者会見を行い、自身の選挙戦を振り返りながら、その中で訴えてきた〝食料の安全保障〟の重要性を重ねて強調し、「食料の安全保障について精一杯の努力を重ねていきたい」と意気込みを語った。  また、JA全中の中家徹会長は、談話「野村哲郎農林水産大臣の就任にあたって」を発表、「重要な転換期を迎える農政の舵取り役と確信」と述べた。

アイキャッチ

農福連携等応援コンソーシアムが総会を開催

 農水省が事務局を務める「農福連携等応援コンソーシアム」(皆川芳嗣会長)が8月2日、WEBを併用して令和4年度の総会を開催。  事務局が提示した活動計画案によれば、「農福連携等推進ビジョンに示された『取組の輪の拡大』に向け、ノウフク・アワードの開催を通じた優良事例の発掘とその横展開等に取組む」ことを基本方針に設定し、各メディアと連携した情報発信により、農福連携の推進につなげる。  金子原二郎農相は「総会では、各界を代表する皆さんが一堂に介して、農福連携に関する意見交換を行うと聞いている。皆さんがお持ちの優れた知見が全国に広がっていくことを心から期待している」と挨拶した〔写真〕。 ...

アイキャッチ

全中等が生産資材高騰対策の具体化などに向け緊急全国大会

 JA全中、全国農政連が7月22日、都内で生産資材高騰対策等基本農政確立緊急全国大会を開催。  参議院選挙後の政府・与党の動きに速やかに対応し、喫緊の課題である生産資材高騰対策の具体化をはじめ、将来を見据えた食料安全保障の強化に向けた施策の思い切った拡充に向け、JAグループの意思結集をはかることを目的としたもの。  大会では、中家徹会長による主催者挨拶を交えた代表要請、与党政策責任者として参加した自民党の江藤拓総合農林政策調査会長、森山食料安全保障に関する検討委員長、公明党の稲津久農林水産業活性化調査会長の挨拶、大会決議採択が行われた。

アイキャッチ

農中総研が食料安全保障で緊急フォーラム第二弾

 農林中金総合研究所が7月20日、「世界と日本の食料安全保障を考える~ウクライナ危機長期化を受けて」をテーマに農中総研フォーラムをオンラインで開催。  4月の緊急フォーラムに続く緊急第2弾として企画、大学等研究機関、行政、マスコミ、系統、農業法人、企業など約500名が参加した。ロシアのウクライナ侵攻が長期化し世界的に穀物価格が高騰するなど食料の安定供給への懸念が強まる中、これまで国内外の食料・農業に関する調査研究を進めてきた農中総研として、食料をめぐる世界情勢から国内の耕種と畜産についての影響分析を報告した。

アイキャッチ

全国酪農青年女性酪農発表大会で最優秀賞に中野氏、藤田氏

 全国酪農青年女性会議と全酪連が14・15の両日、都内ホテルで「第50回全国酪農青年女性酪農発表大会」(第62回農林水産祭参加表彰行事)を開催。「酪農経営発表」と「酪農意見・体験発表」の2部門で、各部門で各地の酪農青年女性会議に所属する6名の酪農青年・女性が発表した。  酪農経営発表の最優秀賞(農林水産大臣賞、中央畜産会会長賞等)には中野大樹氏(北海道酪農青年女性会議)、酪農意見・体験発表の最優秀賞(茨城/全国酪農青年女性会議委員長賞最優秀賞等)には藤田幸子氏(関東甲信越酪農青年女性会議)が選ばれた。また、審査委員長特別賞には風間健太氏(熊本/九州酪農青年女性会議、酪農経営発表)、隈...

アイキャッチ

JCAが第100回国際協同組合デー記念中央集会開く

 日本協同組合連携機構(JCA)が7月4日、第100回国際協同組合デー記念中央集会を東京都内での実開催と、ウェブ会議システムを用いたオンラインを併用して開催。合わせて約370名が参加した。  国際協同組合デーは、国際連帯と世界平和を願い、協同組合運動の理念を広めることを目的に、国際協同組合同盟(ICA)の呼びかけのもと世界の協同組合が毎年取り組んでいるもの。毎年7月第1土曜日と定められており、1995年からは国連の国際デーの一つになっている。  今年は「協同組合はよりよい社会を築きます(Cooperatives Build a Better World)」をスローガンに、協同組合が...

アイキャッチ

農水省内検討チームが食料安全保障に関するリスク検証をとりまとめ

 農水省は6月21日、食料安全保障に関する省内検討チームを開き、「食料の安定供給に関するリスク検証」をとりまとめた。  食料安全保障上の懸念が高まりつつあることから、省内に武部農林水産副大臣をチーム長とする「食料安全保障に関する省内検討チーム」を立ち上げ、将来にわたって日本の食料安全保障を確立するために必要な施策の検討に寄与するよう、食料の安定供給に影響を及ぼす可能性のある様々な要因を洗い出し、包括的な検証を行ったもの。  会合では、チーム長の武部副大臣が「大臣からの指示に従い2月25日に食料安全保障に関する省内検討チームを立ち上げ、これまで食料の安定供給に関するリスクについて包括...

アイキャッチ

全国農業共済協会が5年度農業保険関係予算で農水省に要請

 全国農業共済協会が6月16日、農水省に令和5年度農業保険関係予算等に係る要請。農業共済の共済掛金に係る国庫負担金の確保などを求める要請書を髙橋博会長が金子原二郎農相に手渡した。

アイキャッチ

自民農林関係が米政策の推進に関する決議を農水省に申し入れ

 自民党総合農林政策調査会は6月8日、米政策の推進に関する決議を農水省に申し入れた。金子農相が対応した。  決議「農家の所得向上と食料安全保障の強化に向けた『需要に応じた生産』の更なる推進」は、関係者が一体となって、品目にかかわらず、需要のある作物の安定的な生産体制の確立を図り、将来の活力ある産地を形成することを通じて、農家の所得向上と食料安全保障の強化を実現していくため、「令和5年度についても、作付転換に必要な予算を確保すること」「『水田活用の直接支払交付金』の現行ルールの現場への周知・徹底」など、の8項目の対応を求めた内容。

アイキャッチ

宮城・JA古川で子実用とうもろこしの播種の実演会

 JA古川(宮城)が5月23日、管内圃場で子実用とうもろこし播種の実演会を開催。同JAがJA全農などと連携して取組んでいる大規模実証試験の一環で行われたもの。農業関係者、行政等100名超が参加した。  全農によれば、子実とうもろこしは、労働生産性が高く、大豆等の後作への収量向上などのメリットがある一方、畜産需要者とのマッチングや生産面のインフラ整備など課題も指摘されている。全農が子実とうもろこしの生産・流通・飼料利用のメリットや課題を確認するため、JA古川やJA全農北日本くみあい飼料㈱と連携した。  JA古川では、4月20日に第1回目の播種実演会を実施、5月23日に行わ...

アイキャッチ

農林中金が2021年度決算概要を公表

 農林中央金庫が5月25日、2021年度決算概要等について、奥和登代表理事理事長と伊藤良弘理事兼常務執行役員が記者会見し明らかにした。  2021年度決算〔連結〕は、経常利益は率で前年度比23.0%減、金額では714億円減の2385億円、純利益は11.3%減、235億円減の1846億円と減益となったが、安定的な収益を確保した。

アイキャッチ

自民総合農林政策調査会等が食料安保強化に向けた提言を農水省に提出

 自民党総合農林政策調査会等が5月24日、農水省に食料安全保障の強化に向けた提言(中間とりまとめ)を提出。江藤拓総合農林政策調査会長、森山食料安全保障に関する検討委員会委員長らが金子原二郎農相に提言を申し入れた。  提言は、カーボンニュートラルの取組と合わせ、過度な輸入依存からの脱却など、日本の「食料安全保障の強化」に向け、4月決定の「総合緊急対策」を第1弾とし、第2弾として既存の予算とともに「食料安全保障予算」を新たに確保し、農林水産関係予算の拡充と再構築を図るとともに、幅広い観点から「食料・農業・農村基本法の検証・見直し」を行い、数十年先を見据えた食料・農林水産政策の確立を...

keyboard_arrow_left トップへ戻る